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ファッション 2015.11.11 Wed

パリジェンヌも愛用してる!仏生まれのボーダシャツブランド5選

キャプチャ

こんにちは、ライターのくみこです。先日友人たちと「フランス会」と称したおうちパーティを開催したのですが、
集まった友人の半数がボーダーTシャツを着ていたという面白いことがありました。フランスといえばボーダーというイメージがあると思うのですが、それを意識せずとも自然に着る服として選ばれるボーダーは、今やおしゃれの定番アイテム。今回は、世界中で愛されるフランス生まれのボーダーTシャツの魅力をご紹介したいと思います。



●あなたはボーダーシャツを持っていますか?
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ベージュと黒のボーダーのシャツをもっていますが、コットンパンツに合わせて、カジュアルなお出かけの時に着てみたくなります。(50代/女性/専業主婦/既婚)

友人とご飯に行く時や休みの日にショッピングに行く時など。さわやかな着こなしでまとめる時や、カジュアルでラフに着こなす時が多いです。(30代/女性/パートアルバイト/独身)

今回のアンケート調査では、8割以上の方がボーダーシャツを持っているという結果になりました。

フランス生まれのボーダーブランド5選

■ 代表的なブランドといえば

●セントジェームス(SAINT JAMES)
1889年フランス北部のノルマンディー地方にある、セントジェームス村で生まれたブランド。地元の漁師や船乗りたちの仕事着としてマリンセーターが作られたことからはじまり、現在の定番ボーダーシャツに至ります。画家パブロ・ピカソも愛したNAVAL(ナヴァル)のボーダーカラーは、ホワイト×マリンブルー。夏のノルマンディーの海の青さを思わせます。流行に左右されることのないデザイン、100%コットン、メイド・イン・フランスであリ続けるスタイルはフランス人の誇りであり、私たち日本人にとっても信頼できるフレンチボーダーブランドなのです。


●オーシバル(ORCIVAL)
1939年フランス中部のリヨンにある、オーシバルという小さな村で誕生したブランド。1950~60年代に、フランス海軍の制服としてこのボーダーシャツが採用されていたそう。アパレルにおいてメイド・イン・フランスが少なくなっている現在も、フランス国内に数台しかない縦編み機を使い、時間をかけて丁寧に編まれているので、それだけでも価値あるものに。1985年には、シャルロット・ゲンズブールが映画「なまいきシャルロット」で着用。ジーンズとのおしゃれな着こなしに憧れた人も多いのではないでしょうか。


●ルミノア(Le minoir)
1936年フランス北西岸のブルターニュ地方で生まれたブランド。ブルターニュの澄んだ海や潮風を感じさせてくれるボーダーシャツは、すべてフランス国内にある自社工場で生産されており、その信頼性とクオリティの高さで、現在もフランス海軍の制服として採用されているそうです。日本では様々なブランドとコラボレートし、定番とは異なった個性的な配色のボーダーやデザインが登場。それでも品質の良さ、着心地の良さは変わること無く、大切に着たい1着として、親しまれています。


■ フランス人がこよなく愛するのは

●プチバトー(Petit Bateau)
1893年にフランスのシャンパーニュ地方にあるトロワという町で、子供の肌着メーカーとして誕生したブランド。
現在はベビーから大人まで幅広く展開されています。中でも着心地の良い100%コットンのTシャツが定番人気ですが、プチバトーのアイコン「マリニエール」と呼ばれるボーダーシャツは、多くのパリジェンヌから支持を受けています。
女性的なシルエットや耐久性は彼女たちのお墨付き。「今まで50ユーロ以上のボーダーシャツは買わなかったの。
でも、間違っていたわ。プチバトーは、ボーダーのブルー、素材、カッティング、すべてパーフェクトなの!」といった声が。


●アルモーリュクス(Armor lux)
1938年にフランスのブルターニュ地方にある、カンペールという港町で設立されたブランド。ブルターニュの緑がかった美しく青い海、そこで共に生きる人々のために作られたウェアです。定番のボーダーバスクシャツは、着心地の良さと、やわらかな肌触りにファンが多いよう。「アルモーリュクスは、品質がとても良い製品だし、何よりフランス製っていうのがいいわ」と、爽やかな笑みを浮かべるマダム。何年も前からブランドを知っていて、よく店を訪れる常連の中には「もう他のお店には行かないし、アルモーリュクスだけよ!」という人まで。


人気はやっぱりバスクシャツ

どのブランドにおいても代表的となっているのが「バスクシャツ」と呼ばれるもの。フランスとスペインにまたがるバスク地方の船乗りたちが、このシャツを着ていたことが名前の由来。素材は厚手のしっかりしたコットン、ザラッとした風合いが気持ちよく、耐久性にも優れています。着るだけでサマになるボーダーバスクシャツは、様々なテイストのファッションと相性がよく、コーディネートがしやすいのが魅力的です。


ボーダー大好き、でもブランドにはこだわらない

パリのカフェでエスプレッソを飲みながら、町行く人を眺めていると、ボーダーシャツにスキニーパンツ、バレエシューズを履いたパリジェンヌたちが、颯爽と歩いているのを見かけます。しかし、どうやら彼女たちが着ているボーダーシャツは、ファストブランドであるZARAやH&Mといったものも多いよう。「好きなものは好き、だからブランドにはこだわらない。そして、リーズナブルなものがいちばん!」これも彼女たちの本音であります。


好きなのはロイヤルブルーと白のボーダー

フランス人が好きな色「ブルー」。人気のボーダー配色は、やはりマリニエール(船乗り)らしい「ロイヤルブルー×白」。
春夏は爽やかに、秋冬はシックにとオールシーズン愛着されています。今の季節なら、ざっくりしたロング丈のニットカーディガンのインナーとして着用し、スキニーデニム、ショートブーツを合わせるのがパリジェンヌ流。シックなトーンでまとめ、飾り過ぎないスタイルが彼女たちのお気に入りなのです。


日本には、フランスよりも様々な配色のボーダーシャツが揃います。この秋冬は、ボーダーシャツをベースにコーディネートを考えてみてはいかがでしょうか。きっと思う以上にたくさんのスタイルが生まれるはずです。なぜなら「ボーダーシャツは着まわしの優秀アイテム!」。あなたのクローゼットの中心的アイテムになってくれることでしょう。

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年11月09日~2015年11月10日
■有効回答数:100サンプル

くみこ

パリジェンヌファッションや、スイーツが大好き♡
趣味のフランス語を活かしながら、暮らすようにパリを旅するのがお気に入り

http://ameblo.jp/tenuedujour/

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