アントニオ猪木氏「卍固めもいくよ」国会で馳浩文科相と“対決”実現
2015年11月11日16時34分 スポーツ報知
- 1992年1月4日に行われた東京ドーム大会スペシャルマッチで馳を卍固めで下したアントニオ猪木
- 1992年1月4日に行われた東京ドーム大会スペシャルマッチ ○猪木(10分9秒卍固め)馳●を報じた、当時の報知新聞最終面(東京版)
11日に国会で行われた参議院予算委員会の質疑で、日本を元気にする会のアントニオ猪木参院議員(72)と馳浩文部科学大臣(54)の元プロレスラー同士による“対決”が実現した。
安倍晋三首相への質問の後「文科相への就任、おめでとうございます」と馳文科相に祝いの言葉を贈った猪木氏。「この前、食事をした時に『いつ大臣になるんだ?』と聞いたら『そのうちなります。その時は猪木さんの質問を最初に受けます』と言ってたが、こんなに早く来るとは…」と感慨深げに話すと「いっぱいスキャンダルも集めてきましたが、今日はやめにしておきます」と笑みを見せた。
馳文科相は「猪木さん、いろいろとご指導ありがとうございました。おかげで、こうして答弁できる立場になりました。改めて感謝申し上げます」と返答。和やかな雰囲気で質疑がスタートした。
猪木氏は、2020年の東京五輪・パラリンピックについて質問。馳文科相が手元のメモを見ながら答弁しているのを見ると「どうも、よそ(の人)が作ったような気もしますが、自分の意見を聞かせてもらいたいですね」と、かつてのマットでの“後輩”にチクリ。他の議員から「よし、延髄斬りだ」とのヤジが飛ぶと猪木氏は「卍固めもいくよ」。その言葉に、馳文科相も苦笑するしかなかった。