心と体に優しい癒やしのセラピー「ハーブソルトポット」にチャレンジ♪
秋が深まり、グッと気温が下がって冬の様相も感じるこの季節。皆さん、体が冷えていませんか?
今日は、タイの伝統医療に基づいた、体を温めるアイテム「ハーブソルトポット」をPIN UP!
タイ北部でおこなわれている産後ケア「ユーファイ」
今では、「温活」という言葉もあるほど、産後の女性だけでなく、あらゆる女性の体のトラブルに、"温める"ことの大切さが認知されていますよね。日頃から体を温めることで、自分の体への意識を高め、冷えなど女性特有の症状にポジティブに向き合うことができます。
出産で変化してしまった女性の体を、元の状態に戻すために、タイ北部の女性たちに代々伝わっているハーブや温熱を取り入れた施術「ユーファイ」。タイでスープに使われる素焼きの壷の中に、海の塩を入れて熱します。この壺をハーブでくるみ、さらに上から布でくるんで「ハーブボール」のような形にしたものを、お腹を中心に全身に当てることで、ハーブの温熱効果を得られるのです。
この「ユーファイ」の施術で使われている「ハーブボール」のような状態にした壺こそが「ハーブソルトポット」。日本でも気軽に取入れることができて、あらゆる効果が期待できます。
今回は、「ハーブソルトポット」を自分でつくる方法をお教えします!
「ハーブソルトポット」のつくり方
まず、天然コットンの布を一枚用意します。その上にウコン系のハーブパウダー、布をもう一枚を重ねます。さらに、パップルン(はまゆう)などの生ハーブを重ね、そこへ、中の塩がパチパチと音がするまで熱したソルトポットを置きます。このソルトポットを重ねた布でキュッと包めば、「ハーブソルトポット」の完成です。
ソルトポットの中の塩には、保温効果や、体から悪いものを吸い取るパワーがあると、タイでは信じられています。
このソルトポットですが、もちろん違うもので代用することもできます。ソルトポット用の壺は、直火で使える素焼きのフタ付きの器であれば、なんでも代用可能です。100円ショップで売っている一人用の鍋なんかがぴったり♪
中に包むハーブも、自然に囲まれた環境であれば、ヨモギや熊笹が使えますし、スーパーならば、シソの葉やセロリの葉、生姜のスライスなども相性が良いのでオススメです。
「ハーブソルトポット」で体の芯から温まるマサージ♪
「ハーブソルトポット」ができたら早速マッサージ! 一番気持ち良く、そして効果を得られる使い方は、お腹の上に直接置くことです。子宮がある場所(恥骨のちょっと上の部分)を中心に温めることで、体内循環が良くなり悪露などの排出を促します。また、お腹がゆるむので内蔵の位置が正常に戻りやすくなります。
ほかにも、肋骨のところ、太ももの付け根あたり、股関節などを温めることでむくみや痛みが和らぎます。
ポットの遠赤外線効果は、内側から体を温めてくれるので、産後だけではなく、更年期や不妊などに悩む女性にも、うれしい効果が期待できるそう。
心と体をじんわり温めてくれる、タイからやって来た温活アイテム「ハーブソルトポット」。
体が冷えるこれからの季節、ぜひライフスタイルに取入れてみてください♪
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