味玉、美味しいですよね~!ラーメン屋さんでも思わずトッピングしちゃいます。自宅でも美味しい味玉を簡単に作ることができるのですが、今回は味付けよりも作り方において2つの重要なポイントを強調して説明します!レッツ、味玉!
用意するもの
生卵、穴あけ器(画鋲でもOK)、酢、3倍濃縮のめんつゆ
生卵に穴を空ける
一気に20個作っちゃいます。美味しくてあっという間になくなってしまうので...
まずは生卵に穴を空けましょう。穴を空ける位置はココ!
画像にも書いてありますが、テキストでも残しておきます。卵の尖ってない方の底には「気室」と呼ばれる空間があり、ここに穴を空けることで茹でた時に中身が膨張した際の圧力を外に逃がして殻を剥きやすくします。
私が使っているのはこの道具です。画鋲でも穴を空けることは可能ですが、この穴あけ器に慣れれば圧倒的に早いです。私は1個に2秒もかかりません。
三本指で卵を覆い、垂直に力を軽くかけると上手くいきます。慣れるまでは、10個に1個は潰してしまうかもしれません。そんな時は別の料理などに使いましょう!
茹でる際に酢を垂らす
沸騰した鍋に卵を投入し、その後、酢を一回り垂らします。酢はタンパク質を凝固させる性質があるため、卵を茹でている際に殻が割れても、白身の部分が凝固するので、中身の飛び出しを予防できます。これで半熟でも成功しやすくなるのです。なお、ゆで時間は半熟で7~8分、完熟で9~10分といったところです。
水に上げる
直ちに冷水に上げてください。何度も鍋の水を入れ替えて、全てのゆで卵がしっかりと冷えるようにしてください。こうすることで、殻はさらに剥きやすくなります。
殻を剥く
割とヒビが入ってるものが多いです。
この場合はツルリと剥けて気持ちいいです♪
ヒビのないものは、平べったい側を硬いところに「コツン」とぶつけてあげましょう。強くぶつけると中身が崩れる場合があるので、優しくしましょう。
「気室」の部分です。穴を空けたお陰で、しっかりと圧が逃がされていますね。
容器に移し、3倍濃縮のめんつゆを入れる
めんつゆは水で薄めずにストレートでOKです。ただし、これは3倍濃縮の場合ですので、5倍だとしょっぱくなりすぎるかもしれませんし、2倍だと薄めになるかもしれません。今回は3倍濃縮のものを推奨しております。
ヒタヒタにしなくても、下から食べるなどの工夫をすれば、めんつゆの節約にもなります。
12時間~24時間漬ければ完成
美味しい味玉の完成です。個人的には、ラーメン屋の味玉よりも抜群に美味しく感じます♪あとは半熟が最高に好きです。ここは好みが分かれるところかもしれませんね。
あまり日持ちするとは言えませんが、単体で食べてもご飯のおかずになりますし、ラーメンに乗せたりサラダに添えたりと、活躍の場は多数あります。お子様や旦那様に食べさせると、病み付きになるかもしれませんのでご注意を(´∀`*)ウフフ
ポイントのおさらい
①卵の底(平べったいほう)に穴を空ける
卵の殻を剥きやすくするためです。気室に穴を空けることで、茹でた時の内部圧力を逃がします。
②お湯の中に酢を入れる
タンパク室を凝固させる作用を利用し、茹でた時に卵にヒビが入っても中身を外に漏らさないためです。これで半熟卵も作りやすくなります。
以上、美味しい味玉の作り方と極意でした。