米で住宅地に小型ジェット機が墜落 ２人死亡

11月11日 11時44分

アメリカ中西部オハイオ州で、乗客乗員合わせて９人が乗った小型ジェット機が住宅地に墜落して炎上し、これまでに２人の死亡が確認され、航空当局などが墜落の原因を調べています。

オハイオ州北東部の都市アクロンで、現地時間の１０日午後３時ごろ、小型ジェット機のホーカーＨ２５型機が住宅地に墜落しました。
地元の警察などによりますと、墜落した小型ジェット機は住宅やアパートに衝突したあと炎上し、住宅にも燃え移って大きな炎が上がり黒い煙が立ちこめました。
これまでに機長と副操縦士の２人の死亡が確認され、地元メディアによりますと、小型ジェット機には、このほか７人の乗客が乗っていたということで、警察は捜索を続けていますが現場の状況から生存者はいないとしています。一方、火が出た住宅には当時、誰もおらず、けが人はいませんでした。
小型ジェット機は当時、墜落現場の近くの空港に着陸しようとしていたということですが、途中で電線に引っかかったという目撃情報もあり、航空当局などが墜落の詳しい原因を調べています。