無料で安全なDNSサービスの一覧

無料で使用可能でかつ安全なDNSサーバ(パブリックDNS)の一覧です。

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プロバイダのDNSサーバ障害

プロバイダのDNSサーバ障害でアクセスしてきた方は、次の記事を参考にしてください。DNSサーバの変更方法を紹介しています。

プロバイダのDNSサーバ障害が発生した場合の対処法【Windows】 | ハルパスプロバイダのDNSサーバ障害が発生した場合の対処法【Windows】 | ハルパス

DNSとは?

DNS(Domain Name System)とは、IPアドレスドメイン名の相互変換を行なう、インターネットを利用する上で欠かせないシステムです。

ネット上のすべてのコンピューターには「IPアドレス」という識別子が割り当てられており、データの送受信はこのIPアドレスを指定して行っています。

しかし、IPアドレス(例:192.0.2.0)は数字の羅列となり人間には覚えにくいため、ドメイン(例:blog.halpas.com)が開発されました。

ですが、データの送受信はドメインではできませんので、バックグラウンド(パソコンの内部)でドメインをIPアドレスに変換して通信を行なっています。

DNSサーバの変更方法は上の記事か、こちらを参考にしてください。


Google Public DNS

検索エンジン最大手の「Google」が運営をするDNSサーバです。独自のキャッシュシステムで高速な変換が特徴です。迷ったらコレにしておくと良いでしょう。

優先DNSサーバのアドレスは

8.8.8.8

代替DNSサーバのアドレスは

8.8.4.4

になります。


OpenDNS

世界最大のネットワーク機器メーカー「Cisco」が運営するDNSサーバです。タイプミスや危険なサイトへの閲覧をブロックする機能が備わっています。

優先DNSサーバのアドレスは

208.67.222.222

代替DNSサーバのアドレスは

208.67.220.220

になります。


Norton DNS(Norton ConnectSafe)

ウイルス対策ソフトで有名な「Norton」が運営をするDNSサーバです。3段階のフィルタリング機能が特徴です。

DNSサーバのアドレスは

 セキュリティーセキュリティとポルノセキュリティとポルノと
ノンファミリー·フレンドリー※
優先DNSサーバ199.85.126.10199.85.126.20199.85.126.30
代替DNSサーバ199.85.127.10199.85.127.20199.85.127.30

ノンファミリー・フレンドリーとは、成人向けコンテンツ、中絶、アルコール、犯罪、カルト、麻薬、ギャンブル、憎悪、性的指向、自殺、タバコや暴力が含まれているサイトのことです。


Yandex.DNS

ロシア最大の検索エンジン「Yandex」が運営をするDNSサーバです。世界各国に80以上のDNSサーバを設置しています。

DNSサーバのアドレスは

 速度(基本)セキュリティセキュリティとポルノと
アダルトコンテンツ
優先DNSサーバ77.88.8.877.88.8.8877.88.8.7
代替DNSサーバ77.88.8.177.88.8.277.88.8.3

Baidu DNS(百度公共DNS)

中国最大の検索エンジン「Baidu」が運営をするDNSサーバです。中国国内に設置されているため、Youtubeなど一部サイトが閲覧できなくなります。

優先DNSサーバのアドレスは

180.76.76.76

代替DNSサーバのアドレスは

114.114.114.114

になります。


Comodo Secure DNS

ファイアウォールやSSLで有名な「Comodo」が運営をするDNSサーバです。マルウェアに感染したドメインへの接続をブロック機能が特徴です。

優先DNSサーバのアドレスは

8.26.56.26

代替DNSサーバのアドレスは

8.20.247.20

になります。


OpenNIC

ボランティア団体が運営するDNSサーバです。世界各国に設置された150以上のDNSサーバから自分にあったサーバを選択することができます。次のサーバは日本国内に設置されたDNSサーバです。

優先DNSサーバのアドレスは

106.186.17.181

代替DNSサーバのアドレスは

106.185.41.36

になります。


DNS Advantage

クラウド上に構築されたDNSサーバです。世界中にサーバがあり利用者に合わせたDNS変換を行なうことで高速化を図っています。

優先DNSサーバのアドレスは

156.154.70.1

代替DNSサーバのアドレスは

156.154.71.1

になります。


Level 3 Communications

Google Public DNSのIPアドレスを割り当てている通信事業者「Level 3 Communications」が運営をするDNSサーバです。

優先DNSサーバのアドレスは

209.244.0.3

代替DNSサーバのアドレスは

209.244.0.4

になります。


お礼

「Norton DNS」の最新IPアドレスは、通りすがりの方に教えていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

お詫び

記事内において「NTT America Technical Operations」のDNSサーバを記載していましたが、誤りです。

対象DNSサーバはパブリックDNSではありません。

詳しくは次のページをご参照ください。

NTT America Technical OperationsのDNSサーバは使用しないでください。 | ハルパスNTT America Technical OperationsのDNSサーバは使用しないでください。 | ハルパス

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コメント

    • tssさん、コメントありがとうございます。

      まず、ページ内で紹介しているDNSサーバはすべて「パブリックDNS」となっています。利用に申請等は不要です。
      ※パブリックDNSとは、無料公開しているDNSです。

      次に、個人情報ですが「Google Public DNS」を例に挙げると、IPアドレスなどの個人情報は2日以内、その他の情報は2週間以内に削除されます。また、データのGoogleアカウントとの関連付けは一切ないと発表しています。
      Google Public DNSのプライバシーポリシ:https://developers.google.com/speed/public-dns/privacy

      これからも当ブログをよろしくお願いします。

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