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ミャンマー総選挙 野党幹部 圧勝との認識示す
11月11日 4時33分

ミャンマー総選挙 野党幹部 圧勝との認識示す
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8日に投票が行われたミャンマーの総選挙は、選挙管理委員会による集計が進められていますが、アウン・サン・スー・チー氏率いる野党NLD=国民民主連盟が与党に圧倒的な差をつけてリードしていて、NLDの幹部は政権交代に必要な議席を確保して圧勝したとの認識を示しました。
ミャンマーの選挙管理委員会の発表によりますと、選挙で争われた議席のうち、これまでにおよそ25%の121議席が確定しました。
このうち、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党NLDが107議席を獲得したのに対し、軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党は7議席にとどまっているほか、少数民族政党と独立系候補者が合わせて7議席となっていて、NLDが圧倒的な差をつけてリードしています。
また、独自の集計を進めているNLDも、10日の段階で結果が判明した360の議席のうち、8割を超える294議席を獲得したとしていて、党ナンバー2のティン・ウー名誉議長は10日、記者団に「全国で81%の議席を獲得した」と述べ、政権交代に必要な議席を確保して圧勝したとの認識を示しました。

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