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AVのモザイクは本当に必要? 丸山弁護士が語る「表現の自由」

AVのモザイクは本当に必要? 丸山弁護士が語る「表現の自由」

今回のイベント最後のゲスト、丸山和也弁護士が登場します。以前テレビ番組で共演したことがある村西氏と丸山氏ですが、今回は「表現の自由」について深く語り合うことに。「性は芸術である」と言う丸山氏。AVで局部にモザイクがかかることは、果たして本当に良いことなのかどうかを議論します。海外にサーバを持つ無修正サイトが脱法集団と化しているAV業界の裏事情も飛び出したり、盛りだくさんでお送りします。終盤にかけてどんどん熱くなる議論に注目です。

ログ名
村西とおるのナイスな夜 / 生き抜くヒント
2015年10月8日のログ
スピーカー
AV監督 村西とおる 氏
弁護士/参議院議員 丸山和也 氏
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丸山弁護士と「表現の自由」について語り合う

村西とおる氏(以下、村西):続きまして、国会議員の先生をお迎えしております。また法律のスペシャリストでもいらっしゃいます。皆さま、よくご存知だと思いますが。丸山先生です。拍手でお迎えください。 (会場拍手) 村西:先生本日は本当にありがとうございます。 gazou01 丸山和也氏(以下、丸山):新宿の歌舞伎町で職務質問された、丸山和也でございます。 (会場笑) 村西:先生も若い頃は職質を結構受けていたという。 丸山:結構ということもないけど、3、4回ですね。 村西:そうですか。それから弁護士の先生になられて、今日は国会議員というね。この間も安保法制のときは大活躍なさっていたのをテレビで拝見いたしましたけれども。 丸山:あれはね、活躍してないんですよ。最後の盛り上がり、あそこテレビ入るだろうと思ってね、後ろにちょっと行ってみただけなんですよ。ずいぶん活躍してるように見えるんですねえ。テレビっていい加減なもんですよ。 (会場笑) 村西:先生に本日来ていただいたのは、過去の話になっちゃうんですけど、「表現の自由」みたいな世界でね。たまたま私は先生とこういうお話をさせていただくに至ったのは、ビートたけしさんの番組がありまして、その番組で先生と共演させていただきましてね。 そのときに「表現の自由」についてのお話を。詳しくは、テレビの限界があってできなかったんで。何かの機会があればお話できればいいねということで、今日こういう機会を設けさせていただいた次第でございますけれど。 先生はそちらのほうのスペシャリストでございます。先生、私たちのAV業界についてのご相談をさせていただいてもよろしいでしょうか。 丸山:ええ。

AVの修正をどう思うか

村西:表現の自由ということでいろいろとあるんですけれど。先生、端的にどうなんでしょうか? 修正問題というのは。恥部を見せる見せないの世界があるんですけど、これはどういうふうにご理解を? 丸山:あれはより、卑猥な感じにするために修正かけてるんじゃないですか? (会場笑) 村西:そういう人たちもいますよね。 丸山:そう思いますねえ。ただ見るんじゃおもしろくないから、卑猥な感じでね。創造力鍛えてね。その一方では無修正のがあるっていう、そういう現実じゃないですか。つまらんことやってると思いますけどね、モザイク修正。 村西:そうですね、修正に助けられているような女優さんもいるんですね。修正が入らないと、とてもじゃないがスターになれない、人気が出ない、修正に救われているということもあるんですが。 でも現実的にはどうなんでしょう? もうそろそろ日本はああいうものを、無修正で皆様にご案内するというようなことがあってしかるべき。もう許容する法をね。どんどん無修正で出して。 丸山:というよりね、修正かけると目に悪いですよ。チラチラするじゃないですか。 (会場笑) 丸山:健康促進という意味では、福祉に反しますよ。本当ですよ。最近目が悪いのは修正のせいですかね。 村西:先生、ぜひ期待したいのは、修正っていうのをないようにね。それで摘発されるっていうことがないような法改正をしていただきたいと思うんですが。それはどうでしょう? 丸山:良いですね。というのは私もアメリカに6年住んでたでしょ。それから外国にも行ったし、よく見ましたよ。修正なんかないんです。だから日本に帰ってきてチラッチラして目に悪いですよ。そういう意味でね、健康にも悪いですし、健康長寿社会日本を目指しているんであれば、ああいう観点からのアレはおかしいですよ。 村西:ですよね。だからそういうふうに猥褻、といった規則を単純に設けるのは良くないと思うのです。

本音と建前の日本文化

丸山:僕が思うのはやっぱり、本音と建前みたいな社会が日本にあるでしょ? それって本当のところは、ストレートに表現しないところを、文化としているところが日本はありますよね。発言しても本当のところは発言しないで、適当なところでぼかしてしまうと。 「これが日本の良いところなんだ、奥ゆかしさなんだ」みたいなですね。だから昔から「とんでもない」っていう人もいたし、「それは当然だ、今だってぼかすべきだ」っていう人もいたし、いろいろあるんだけれども。監督がおっしゃるように、私個人の意見ですとあれは全く必要ないし、健康に悪いと思います。 (会場笑) 丸山:精神的にも悪いし。今なんてテレビ映ったときにぼかしたりするじゃないですか。だから近くにいったら見えるのかなーと思っても、やっぱり見えないですね。 村西:重要だと思うのは、「表現する」という自由について、ああいうものを「見せる」ということの自由、「見せない」ということの自由、そうした権利ってあってしかるべきだと思うんです。 特にエロスの場合も、エロティシズムとは、その究極のところに「生と死」というものがありますよね。その生というものの希望と死というものの絶望という、その心の揺らぎがエロティシズムの極限なんです。そうしたエロスを追いかけていく映像表現のひとつがアダルトビデオの世界です。 アダルトビデオというふうに一括りにするんですけど、これはやっぱり人間のエロティシズム、生と死という、心の揺らぎというものを究極的に、描いている世界があるわけです。そうした存在意義を認めてしかるべきだと。 これによってね、日本はとんでもない大損をしているんですよ。海外のサイトにはカリビアンという無修正のサイトがあるんですが、ここの売り上げは年間1千億円くらいあります。これはね、もともとは日本人のグループのものでしたが、中国系のグループに渡ってしまったんです。 それでキプロスあたりに会社を設けてる。全部キプロスにいってるんですよ、そのお金が。日本では税金を払わないで済むわけ。この間捕まっちゃいましたけど、FC2なんてのもね、全部海外で会社を運営していたんですが。 そうすると税金が日本に落ちないんですよ。AVっていうのは1兆円産業って言われていますけど。 丸山:1兆円ね。


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