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自衛隊戦闘機パイロットに女性を配置へ11月11日 4時01分
防衛省は、男女共同参画を推進する一環として、自衛隊でも女性の登用を拡大する必要があるとして、体への負担が大きいなどの理由からこれまで見送ってきた、戦闘機のパイロットへの女性自衛官の配置に踏み切る方針を固めました。
防衛省は自衛隊機のパイロットとして、輸送機や哨戒機などには女性自衛官を配置していますが、F15やF4といった戦闘機については、高速での飛行中にかかる重力による体への負担が大きいことや、出産などで長期間休職した場合に任務に当たることができる期間が限られるなどの理由から、配置を見送ってきました。
ただ、防衛省は、安倍内閣が成長戦略に「女性の活躍」を掲げて、女性の登用の拡大に積極的に取り組んでいることを踏まえ、男女共同参画を推進する一環として、戦闘機のパイロットへの女性自衛官の配置に踏み切る方針を固め、今週中にも正式に決定することになりました。
この決定に伴い、訓練などを経て、3年後をめどに自衛隊で初めて女性の戦闘機パイロットが誕生することになります。
防衛省の担当者は、「アメリカ軍などではすでに女性の戦闘機パイロットの登用が進んでおり、今後も女性自衛官の活躍に向けた施策を講じていきたい」と話しています。
ただ、防衛省は、安倍内閣が成長戦略に「女性の活躍」を掲げて、女性の登用の拡大に積極的に取り組んでいることを踏まえ、男女共同参画を推進する一環として、戦闘機のパイロットへの女性自衛官の配置に踏み切る方針を固め、今週中にも正式に決定することになりました。
この決定に伴い、訓練などを経て、3年後をめどに自衛隊で初めて女性の戦闘機パイロットが誕生することになります。
防衛省の担当者は、「アメリカ軍などではすでに女性の戦闘機パイロットの登用が進んでおり、今後も女性自衛官の活躍に向けた施策を講じていきたい」と話しています。