写真・図版1月22日、国際通貨基金(IMF)は韓国経済は依然として下方リスクがあると指摘。写真は2008年、ソウルの銀行前を歩く女性(2014年 ロイター/Jo Yong-Hak)

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 [ワシントン 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は22日、韓国経済は依然として下方リスクがあると指摘し、脆弱な経済回復を支える金融・財政政策を確立すべきだとの見解を示した。

 韓国当局はウォンの過度な変動に対して為替介入を繰り返しているとみられており、IMFは介入における透明性の向上も促した。

 IMFは韓国についての年次報告で「国内需要は比較的弱い状態が続いており、2014年も需給ギャップはマイナスとなるだろう」との見方を示した。

 IMFは今年の韓国の成長率を3.7%と予想、2013年の2.8%から加速するとみている。