やけに音楽映画に関するブログが乱立してるなぁ、と思ったらこんな企画やってるんですね。
「男の魂に火をつけろ!」というブログの管理人ワッシュさん主催の恒例企画だそうで。今年は音楽映画がお題だそうです。
皆さんのブログ覗くとどれもなるほど!と思える作品ばかりで感心しっぱなしでしたが、
Twitterのフォロワーとして仲良くさせていただいている見事に特徴をとらえたイラスト付きのブログを書いたおられるスパイクロッドさん、
から是非やってみて!とお誘いを受けまして。
そもそも、他の映画好きなブロガーさんよりも語れるほど映画見てないのですが、恥ずかしながらランキング書いてみました。
では、1位から順に。
- ONCE ダブリンの街角で (2007年 ジョン・カーニー監督)
- インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 (2013年 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)
- リンダリンダリンダ (2005年 山下敦弘監督)
- 海の上のピアニスト (1998年 ジュゼッペ・トルナトーレ監督)
- ドラムライン (2002年 チャールズ・ストーン三世監督)
- セッション (2014年 デミアン・チャゼル監督)
- スウィングガールズ (2004年 矢口史晴監督)
- さらば青春の光 (1974年 フランク・ロダム監督)
- ブルース・ブラザーズ (1980年 ジョン・ランディス監督)
- ソウルガールズ (2012年 ウェイン・ブレア監督)
以下、紹介と理由です。
1位 ONCE ダブリンの街角で
今年話題となったはじまりのうたのジョン・カーニー監督の出世作で、アイルランド首都ダブリンで出会ったストリートミュージシャンとチェコ系移民の女性が出会ったことで生まれる奇跡のハーモニーとメロディ、歌を紡ぎだしていく。
2人で初めてのセッションを楽器屋でアコギとピアノで演奏するシーンは鳥肌ものでした。海の向こうの音楽って単純なリフやコードで度肝を抜く音楽を作っちまうんだからホント敵わない。
音楽の素晴らしさを改めて感じた作品。
第2位 インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
1960年代のニューヨークの売れないフォークシンガーの1週間を描いたコーエン兄弟監督の作品。
相方を自殺でなくし宙ぶらりんな中、プライベートは色々とだらしないんだけど、音楽観は曲げることのできない頑固者。もうそこが憎めない。
オーディションで売れ線の曲を歌えばよかったのに、己を曲げることができない不器用さ。かっこいいっす。
第3位 リンダリンダリンダ
内部分裂したバンドに、韓国からの留学生を加えた急ごしらえのバンドがブルーハーツのカバーを文化祭まで残りわずかの中、奮闘する作品。
第4位 海の上のピアニスト
第5位 ドラムライン
大学のマーチングバンドを題材にした青春映画。秀でたドラムの才能の持ち主である主人公が、スカウトされ入部するもその才能に自惚れ、やがて部の輪を乱す羽目に。 ライバル校の対決はどうなってしまうのか。
アメフトを応援する為のマーチングバンド、馴染みのないものでしたが、こんなに熱い戦いをしているものだとは知りませんでした。
そして、過信した主人公の葛藤もよくあるパターンですが、チームワークものにはかかせないはみ出し者を主人公にしたのは悪くないかな。
第6位 セッション
第7位 スウィングガールズ
山形弁丸出しの女子高生がひょんなことからビックバンドジャズにのめりこんでく青春ストーリー。
全ての人間は2種類に分けられる。スウィングする者とスウィングしない者だ!
6位のセッションとは技術に大分差がありますが、ゆるいし笑えるし身体がのれる楽しい作品でした。
第8位 さらば青春の光
第9位 ブルース・ブラザーズ
ムショ帰りの兄と迎えに来た弟が、生まれ育った孤児院の滞納した税金を返済するためバンドで金を稼ごうと画策する話。
第10位 ソウルガールズ
カントリーミュージックを歌っていたアボリジニの4姉妹がソウルミュージックを覚え、ベトナム戦争の戦地へ慰問に向かう。
意外とこれ挙げてる人見当たらなかったので入れてみました。
カントリーミュージックは嘆きを歌うけど、ソウルミュージックはその魂を取り戻すために闘う為の歌だ!
俺の血は黒いぜ、と語る白人のマネージャーが熱いセリフをまくしたてる姿は頼もしく、
戦地で失いかけたモノを取り戻してもらう為の歌を彼女たちが歌い上げる姿は胸を打たれます。
とこんな感じです。