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 世界反ドーピング機関(WADA)は9日、ロシア陸上界の組織的ドーピング疑惑を調査してきた独立委員会の報告書を公表し、国際陸上競技連盟がロシア陸連に対して、資格停止処分を科すべきだと勧告した。資格停止処分になれば、ロシアの陸上選手は来年のリオデジャネイロ五輪に出場できなくなる。

 WADAはまた、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、ロシアがWADAの規定に従わない限りは、ロシア陸連からの選手のエントリーを受け入れないように勧告した。

 この日公表された報告書は、ロシア陸上界の組織的なドーピング違反を認定。ロシアの検査機関が、1500近い選手の血液検体を意図的に壊していたことも明らかにした。そのうえで、違反に関わったロシア陸連のコーチや医師、複数の選手を陸上界から永久追放すべきだと勧告した。勧告を受けた選手の中には、2012年ロンドン五輪の女子800メートル金メダルのマリア・サビノワや、同じレースで銅メダルを取ったエカテリーナ・ポイストゴワも含まれている。