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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり、石井啓一国土交通相は9日、沖縄県が同県名護市辺野古の埋め立て承認を取り消したのは違法だとして、これを撤回するよう指示する文書を翁長雄志沖縄県知事に郵送した。

 沖縄県は、埋め立て承認の取り消し処分に対し国が出した先の是正勧告を正式に拒否する文書を、6日に発送していた。今回の指示に対する期限は、文書が10日に届いた場合は13日になる。翁長知事が今回も応じない場合には、国交相は代執行を進めるための裁判を、高等裁判所に起こす方針だ。

 翁長知事は10月13日に取り消し処分を出し、一時は埋め立て工事が中断した。ただ国交相が、防衛省による執行停止の申し立てを認めたため、同29日に工事が再開され、本体工事も着手されている。