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小6男児:京都の12歳 教師に「大麻を吸った」

毎日新聞 2015年11月10日 11時43分(最終更新 11月10日 12時38分)

 京都市立小6年の男児(12)が、学校の教師に「大麻を吸った」と話し、学校からの連絡を受けた京都府警が調べを進めていることが分かった。大麻は見つかっていないが、府警は既に男児から事情を聴いており、事実が確認できれば児童相談所への通告も検討するという。

 京都市教委によると10月中旬、喫煙するなどした男児を教師が指導した際、男児が「大麻も吸ったことがある」と話したという。学校は保護者に話した上で学校と警察間で結ぶ連絡制度に基づき、府警に相談。府警少年課などが事情を聴いたところ、男児は大麻の入手経路や吸引方法などを具体的に説明し、話の信ぴょう性は高いという。男児は現在、通常通り通学している。

 市教委は「事実関係の確認は警察に任せている。中高生を含め、これまで以上に薬物乱用防止の対策を徹底したい」と話している。【川瀬慎一朗、村田拓也】

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