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ロシア首相「テロの可能性」言及も慎重姿勢11月10日 5時01分
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エジプトでロシアの旅客機が墜落した原因について、ロシアのメドベージェフ首相は、「テロ攻撃の可能性はある」と述べる一方で、すべての可能性についてまだ調査中だとして依然として慎重な姿勢を見せています。
ロシアの旅客機が先月31日、エジプトのシナイ半島で墜落して、乗客乗員224人全員が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステート関連の武装組織が墜落させたと主張する声明を出し、アメリカやイギリスもテロの可能性が高いという見方を示しています。
これについて、ロシアのメドベージェフ首相は9日、政府の発行する「ロシア新聞」のインタビューに応じ、「テロ攻撃の可能性は当然ながらある」と述べ、テロの可能性について調査していることを明らかにしました。
その一方で、「すべての可能性についてまだ調査中だ」とも述べ、機体のトラブルについても調べているとして、依然として慎重な姿勢を見せています。
また、イギリスがテロに関する情報をロシア側に伝えたと一部で報道されたことについて、ペスコフ大統領報道官は9日、「イギリスから情報提供を受けたが、内容については言えない」としています。
ロシア政府が慎重な姿勢を見せる背景には、シリアでの空爆に対する報復テロという見方への国内の反応を見極めるとともに、関係を深めつつあるエジプトへの配慮があるものと受け止められています。
これについて、ロシアのメドベージェフ首相は9日、政府の発行する「ロシア新聞」のインタビューに応じ、「テロ攻撃の可能性は当然ながらある」と述べ、テロの可能性について調査していることを明らかにしました。
その一方で、「すべての可能性についてまだ調査中だ」とも述べ、機体のトラブルについても調べているとして、依然として慎重な姿勢を見せています。
また、イギリスがテロに関する情報をロシア側に伝えたと一部で報道されたことについて、ペスコフ大統領報道官は9日、「イギリスから情報提供を受けたが、内容については言えない」としています。
ロシア政府が慎重な姿勢を見せる背景には、シリアでの空爆に対する報復テロという見方への国内の反応を見極めるとともに、関係を深めつつあるエジプトへの配慮があるものと受け止められています。