【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部が8日に発表した10月の自動車産業動向によると、自動車の国内販売台数(国産と輸入)は前年同月比18.6%増の16万4507台だった。同部は8月下旬に始まった個別消費税引き下げや国内メーカーの新車が販売好調を後押ししたと分析した。
国内販売の前年同月比増加率は8月の13.2%、9月の16.3%に続き、拡大を維持している。
車種別販売では現代自動車が1位と2位となった。新モデルが発売された小型セダン「アバンテ」が1万2838台でトップ、中型セダン「ソナタ」が1万487台で続いた。同社は多目的レジャー車(RV)の販売も大きく伸びた。
輸入車の10月の販売は前年同月比18.3%増の2万1229台。ただ、9月に比べると12.7%減少した。先月の輸入車のシェアは12.9%だった。排出ガス不正問題が発覚したフォルクスワーゲン(VW)は前年同月比67.4%減の947台の販売にとどまった。
10月の自動車の輸出は前年同月比7.5%増の25万9036台だった。前年同月と比べた増加幅は8月のマイナス0.7%から、9月は3.5%の増加に転じ、10月も好調が続いた。
また10月の自動車生産は前年同月比11.1%増の40万5167台。ストがあった昨年と比べ2桁の伸びを記録した。
10月の自動車部品の輸出額は同7.5%減の22億7000万ドル(約2422億円)だった。