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旅客機墜落声明の武装組織幹部を殺害
11月10日 6時33分

エジプト政府は、シナイ半島で先月31日にロシアの旅客機を墜落させたと主張する過激派組織IS=イスラミックステート関連の武装組織の幹部を殺害したと発表しました。
エジプト内務省は9日声明を出し、エジプト東部のシナイ半島を拠点に活動するIS関連の武装組織の幹部、アシュラフ・ゴラブリ容疑者を殺害したと発表しました。
声明によりますと、治安当局が首都カイロの郊外で車に乗っていたゴラブリ幹部を拘束しようとしたところ、銃を発砲してきたため、応戦して射殺したということです。
ゴラブリ幹部は、ことし7月にカイロ郊外でクロアチア人を連れ去り、殺害したとする写真を公開した事件や、おととし9月、カイロで当時の内相を爆発物で狙った暗殺未遂事件など、国内の多くのテロに関わったとみられるということです。
ゴラブリ幹部が所属する武装組織は、シナイ半島で先月31日にロシアの旅客機を墜落させたと主張する声明を出していて、アメリカやイギリスはこの組織によるテロの可能性が高いという見方を示しています。
しかし、エジプト政府は墜落の原因は特定できていないとしていて、ゴラブリ幹部の殺害が、旅客機の墜落と関連があるかどうかについても明らかにしていません。

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