１１時になりました。
ニュースをお伝えします。
日本郵政と傘下の金融２社は、きょう、東京証券取引所に株式を上場しました。
午前９時に始まった取り引きで、最初の値は、日本郵政が１６３１円、ゆうちょ銀行が１６８０円、かんぽ生命が２９２９円と３社とも、売り出し価格を上回りました。
日銀が大規模な金融緩和のもとで目標としている、世の中に出回るお金の量を示すマネタリーベースの先月末時点の残高は、３４４兆円余りとなり、１５か月連続で過去最高を更新しました。
昨年度・平成２６年度の全国の一般病院の収支は、前回の診療報酬の改定で、実質的に改定率が引き下げられたことなどから、全般的に悪化していることが、厚生労働省の調査で分かりました。
それによりますと、昨年度・平成２６年度の一般病院の収支は、平均で前の年度より５５８７万円減少して、１億１７７８万円の赤字となりました。
また、収入に対する利益の割合を示す損益率は１．４ポイント悪化し、マイナス３．１％でした。
厚生労働省は、前回・昨年度の診療報酬の改定で、実質的に改定率が引き下げられたことなどから、医療機関の収支は全般的に悪化しているとしています。
２００６年にドイツで開催されたサッカーのワールドカップに絡み、ドイツの組織委員会が、ＦＩＦＡ・国際サッカー連盟にあてた送金について、ドイツの検察当局は３日、脱税の疑いがあるとして、ドイツサッカー連盟の会長の自宅や連盟の本部を捜索しました。
ドイツのフランクフルト検察庁は３日、ドイツのワールドカップ組織委員会が、２００５年春に、ＦＩＦＡへ送金した６７０万ユーロ、日本円にしておよそ８億９０００万円に関して、脱税の疑いがあるとして、当時の組織委員会の副会長で、現在のドイツサッカー連盟の会長ら３人の自宅と、連盟の本部ビルを捜索したと発表しました。
この金は、組織委員会から文化プログラムの名目で、ＦＩＦＡの口座に振り込まれ、法人税などが軽減されたものの、実際はそれ以外の目的で使われた疑いがあるということです。
ドイツ大会の招致を巡っては、ドイツ側が、ＦＩＦＡの理事を買収した疑惑が取り沙汰されていて、ドイツの有力誌は、今回捜査対象になった送金は、買収に使った金を貸してくれた人物に返済するためのものだったと伝えています。
これに対し、ドイツサッカー連盟は、買収そのものを否定していて、今回の検察の捜索についても、脱税の容疑に限ったものだとしています。
ここで、今入ってきたニュースです。
福井県にある高速増殖炉もんじゅを巡り、原子力規制委員会は、今の事業者の日本原子力研究開発機構に、運転の際の安全管理を任せるのは不適当だとして、これに代わる、新しい主体を明示するよう、監督する文部科学省の馳大臣に勧告することを決めました。
では、全国の天気、雲の動きです。
本州付近は高気圧に覆われ、快晴の所が多くなっています。
沖縄や小笠原諸島では曇りや雨になっています。
（「あまちゃんオープニングテーマ」）
（伊達）「東北発☆未来塾」2015/11/04(水) 11:00〜11:05
ＮＨＫ総合１・神戸
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