こんにちは。
ASEAN・東南アジア諸国連合の国防相会議は、きょうからアメリカや中国、日本など8か国を加えて議論が始まり、焦点の南シナ海情勢を巡って、意見を交換する見通しです。
今、中国の常万全国防相が一番最後に会場入りしました。
笑顔を見せ、余裕の表情です。
これからASEANとアメリカ、中国などを交えた議論が行われます。
会議の冒頭で、議長国マレーシアのヒシャムディン国防相は、南シナ海問題に直接は触れなかったものの、われわれが直面する問題を、共に解決することを期待するなどと述べました。
焦点の南シナ海情勢を巡っては、アメリカが、国際法の順守や航行の自由の重要性を主張し、中国は南シナ海は古くから自国の領土だなどと、これまでの立場を繰り返すものと見られます。
日本郵政グループの3社が、きょう、東京証券取引所に同時上場しました。
今回の上場で、一般の投資家が郵政グループの株を売買できるようになりました。
これまでの大型上場を振り返ってみましょう。
売り出し総額のトップは、1987年に上場した、NTTがおよそ2兆2000億円で、以下、このように並んでいます。
そしてきょう上場した日本郵政グループ3社では、合わせておよそ1兆4000億円で、歴代3位にランクインします。
NTTでは、売り出し価格が119万7000円だったのに対して、初値は160万円をつけましたが、さて今回はどうだったんでしょうか。
東証アローズから、中継でお伝えします。
最後の大型民営化案件といわれた、今回の上場ですが、注目の初値はいずれも売り出し価格を上回り順調な船出となりました。
異例の同時上場となった日本郵政グループ3社の初値は、日本郵政の売り出し価格が、200円以上上回り、1631円となったのをはじめ、かんぽ生命も700円以上上回るなど、人気の高さをうかがわせました。
今、寄りつきました。
こちらの証券会社のコールセンターでも、問い合わせが通常の2倍に達しているということです。
銀行に入れているよりは、基本的には何かしらの、足しになれば一番いいなと思います。
様子見じゃないでしょうか、しばらく。
2万円ぐらい超えてから、考えたらどうでしょうか。
今回の上場で、小泉政権の下で始まった郵政民営化は、大きな節目を迎え、売却益は復興財源に充てられます。
日本郵政の株式は、これまで政府が100%保有し、さらにゆうちょ銀行やかんぽ生命の株式を、日本郵政が持っていました。
上場で、その比率は89%にまで低下し、政府の関与が薄まります。
その一方、一般株主からは収益力向上に向け、厳しい視線が注がれることになり、全国に広がる郵便局網を維持しながら、成長戦略をどう打ち出すのかが課題になります。
その期待に応えるように、日本郵政グループ全体の企業価値を上げていくということを、改めて皆様方にお約束したいと思います。
一方、きょう午前の東京株式市場は、郵政グループの上場が好調な出足だったことを好感し、日経平均株価は1万9000円台を回復しました。
午前の終値はご覧の値です。
個人投資家のすそ野が広がることで、市場の活性化につながるのかが、今後の焦点となります。
以上、東証アローズからお伝えしました。
フォルクスワーゲン社の排ガス不正問題が、さらに拡大しています。
今回は二酸化炭素・CO2の排出量を、実際より低く見せる不正を行っていたことが新たに分かりました。
フォルクスワーゲン社によりますと、車両の認証を得る手続きにおいて、CO2の排出量の数値を低く、さらに燃費も効率的な数字に不正に操作していたということです。
排ガス不正問題を受けて行っている内部調査で発覚したもので、不正の対象車はおよそ80万台です。
発表では、多くがディーゼルエンジン車だとして、ガソリン車にも拡大していることを示唆しています。
また、今回の不正による損失は、およそ2600億円規模になると推計しています。
ミュラー会長は、徹底的、包括的に真相を究明するとコメントしていますが、ブランドイメージがさらに悪化することは避けられないと見られています。
東大阪市で、コーヒーのような液体を女性に吹きかけたとして逮捕された男が、犯行時、女性に対して、わざと吹きかけたことを笑って認めていたことが分かりました。
東大阪市の自称とび職、有馬浩一容疑者は先月、口に含んだコーヒーのような液体を、女性に吹きかけた疑いが持たれていて、職場の先輩との関係で、無性に腹が立ってやったと、容疑を認めています。
この事件を含め、周辺では同じような事件が12件相次いでいて、警察のその後の調べで、被害に遭った女性の1人が、わざとですか?と抗議したところ、有馬容疑者が笑いながら、はいと答えていたことが分かりました。
警察はいずれの事件も有馬容疑者の犯行と見て、余罪を追及する方針です。
ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が、世界最高峰リーグ、スーパーラグビーのレッズに加入することで合意しました。
きょう午前、大勢のファンが出迎える中、所属チーム、ヤマハ発動機のある磐田市の市長を表敬訪問した、日本代表の五郎丸選手。
その五郎丸選手が、自身初の海外挑戦を果たします。
世界最高峰リーグ、スーパーラグビーのレッズ加入に合意したことが、関係者への取材で明らかになりました。
きょうにも正式発表されます。
スーパーラグビーは、日本のトップリーグのシーズン終了後の来年2月末に開幕し、五郎丸選手はヤマハ発動機に籍を置いたまま、スーパーラグビーでプレーします。
さて、維新の党の分裂騒動は、いまだ収束する気配がありません。
先週の金曜日、松野氏側は、大阪系の議員が保有している党の通帳や印鑑、党員名簿の引き渡しを求めて、刑事と民事で大阪系の議員などを訴えました。
一方、その翌日、大阪系議員は国政政党、おおさか維新の会を立ち上げて、橋下氏が代表に就任しました。
東西2つの維新を巡る騒動は、いつまで続くのでしょうか。
中継です。
執行部は法的措置に踏み切ってから、初めての執行役員会を行っています。
まず松野代表の発言です。
やむにやまれぬ断腸の思いですけれども、民事、刑事ともにですね、訴訟を起こしたということを、ご報告をいたします。
松野氏ら執行部にとって、党の運営に欠かせない金と組織が、大阪系議員との抗争で自由にならないことは、野党再編を目指すうえで、大きな支障となっており、民主党との政策協議も一時中断しています。
法的措置に踏み切るということは、手詰まり感の表れであり、しかも大阪系議員のリーダー格、馬場伸幸議員が、われこそは、維新の党の代表だと名乗り出るなど、大阪側とのこう着状態は、少なくとも年内は続くものと見られます。
一方、橋下氏率いるおおさか維新の会も、結党はしたものの、国会議員の数は20人に届かず、国政への影響力低下は否めません。
ネットバンキングのパスワードを盗むウイルスの作成ソフトを、販売していたと見られる札幌市の中学2年の14歳の少年が、警視庁に逮捕されました。
逮捕された札幌市の中学2年の少年は、他人のネットバンキングのパスワードを盗むウイルスの作成ソフト、ゼウスをパソコンなどに保管していた、不正指令電磁的記録保管の疑いが持たれています。
少年は海外の匿名掲示板に、ゼウス。
サポート付きで販売しています。
24時間対応と書き込んでいて、ゼウスをダウンロードさせて、1万円分の商品券と交換していたと見られています。
少年は容疑を認めていて、警視庁は、ほかにも複数のウイルス作成ソフトを販売していたと見て、余罪を調べています。
原爆で黒い雨を浴び、被爆したにもかかわらず、広島市と県が、被爆者健康手帳の申請を却下したのは違法だとして、広島市などに住む64人が、きょう、処分の取り消しを求め、広島地裁に提訴しました。
訴えを起こしたのは、広島市や周辺に住む64人です。
訴えでは、原爆投下直後に降った放射性物質を含む黒い雨に、国の援護対象区域外で遭い、がんなどの健康被害を受けたとして、広島市と広島県に申請した、被爆者健康手帳の交付が却下されたため、処分の取り消しなどを求めています。
黒い雨を巡っては、これまで広島市と県が、国が指定した援護対象区域を拡大するよう要望してきましたが、科学的根拠がないとして、認められていません。
離婚後の再婚を、女性だけ6か月間禁止している民法の規定は、憲法違反だとして、岡山県の女性が国を訴えた裁判で、最高裁は大法廷で双方の意見を聞く弁論を開きました。
民法では、離婚後に生まれた子どもの父親が誰なのかを巡って争いが生じるのを防ぐため、女性だけ離婚後の再婚を6か月間禁止していて、岡山県の女性は、この規定は、憲法が定める法の下の平等に反するなどとして、国を訴えています。
最高裁大法廷で開かれた弁論で、女性の代理人は、再婚禁止期間を設けなくても、DNA鑑定により、親子関係の紛争を防ぐことは可能などと述べて、国側は、規定には合理性があると主張しました。
午後には夫婦別姓を禁じる民法の規定が憲法に反しているかが争われた裁判でも弁論が開かれ、最高裁は近く、この民法の2つの規定が憲法違反かどうか、初めて判断を示す見通しです。
続いてワールドトピックス。
願いがかなうといわれているあの泉が、かつての輝きを取り戻しました。
1年半にわたった修復工事を終えて、このほどお披露目されたのは、イタリア・ローマの観光名所、トレビの泉です。
18世紀に建設されたトレビの泉は老朽化が激しく、およそ3億円をかけて、彫刻や噴水などを修理。
さらに装飾を照らすためのLED照明が100台以上取り付けられて、新たな表情も見せています。
美しくなった泉に願いをかなえてもらおうと、早速、大勢の観光客が詰めかけました。
一方、びっしりと並べられた携帯電話で形作られているのは、本物と同じ大きさの車の模型です。
台湾のアーティストによる作品で、4年間かけて世界中を回って、
小中学校の耐震工事などで業者から賄賂を受けたとして逮捕された東大阪市の幹部職員の男が、この業者しか対応できない特殊な工法を指定していたことが分かりました。
東大阪市建設局の幹部職員・福田逸亮容疑者
(57)は、小・中学校の耐震工事などで片山実容疑者
(48)が経営する建設会社「キーマン」が下請けで受注できるよう便宜を図った見返りに、現金200万円を受け取った疑いが持たれています。
その後の調べで、福田容疑者は工事の方法を決める際、東大阪市内で片山容疑者の会社だけが対応できる特殊な工法を指定して入札するよう部下に指示していたことが分かりました。
片山容疑者の会社が下請け業者として東大阪市から受注した額は、2012年度は1400万円ほどでしたが、昨年度はおよそ9億円に急増しています。
2人の認否は明らかにされていません。
警察は押収した資料などから全容解明を進めています。
きょう未明和歌山県紀の川市のコンビニエンスストアで刃物を持った男が現金およそ7万円を奪って逃走しました。
先月15日にも同様の事件があり、警察が関連を調べています。
午前3時ごろ紀の川市井田のセブンイレブンに男が押し入り、店員2人に包丁のようなものを突きつけ、「金を出せ」と脅しました。
男は店員にレジを開けさせ、現金およそ7万円を奪って走って逃げたということです。
当時、店内に客はおらずけが人はありませんでした。
逃げた男は身長170センチくらいで黒の目出し帽をかぶり、上下黒色の服を着ていたということです。
また、先月15日、東に7キロほど離れたファミリーマートでも同様の強盗事件があり、男の特徴や手口が似ていることから警察は防犯カメラの映像を分析し、関連を調べています。
和歌山県那智勝浦町にある熊野那智大社では、来年の干支の色紙書きが始まりました。
熊野那智大社の大広間では、宮司が来年の干支「丙申」を絵筆で色鮮やかに描いていきます。
色紙には、サルが烏帽子をかぶり、手には鈴を持って舞を舞う姿が描かれています。
傍らに添えられた「和楽」の文字には互いに知恵を出し合い、和やかな年初めを迎えてほしいという意味が込められています。
今月末までに1500枚の色紙が作られる予定で、一枚2500円で新年の参拝者などに販売されます。
2015/11/04(水) 11:30〜11:55
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