28年ぶりの大型上場。
日本郵政グループの日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の3社が株式を上場した。
3社とも株価は大きく値上がりし、上場企業として、まずは順調なスタートとなった。
日本郵政グループの持ち株会社である日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命の3社が同時に東京証券取引所に株式を上場した。
1987年のNTT株の上場以来、28年ぶりの大型上場。
注目された初値だが取引開始直後から買い注文が集まり、しばらく値がつかない状況が続いたが、3社いずれも売り出し価格を上回って取引されている。
政府は日本郵政株を売却した利益を東日本大震災の復興財源に充てる予定だが、全国のおよそ8割で赤字となっている郵便サービスを抱えながら収益性をどう高めていくのかなど、課題が多く、今後の成長性に疑問を持つ投資家も少なくない。
上場企業となり郵政民営化は中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が今月7日、シンガポールで会談することになった。
中台のトップ会談は1949年の中台分断後、初めてとなる。
台湾の総統府は昨日夜、馬英九総統が今月7日にシンガポールを訪問して、中国の習近平国家主席と会談し、中台関係について意見交換すると発表した。
一方、中国の新華社通信も今朝、中台のトップ会談で平和的発展について意見交換すると発表した。
中国と台湾は、1949年の分断以降、互いの主権を認めておらず、トップ同士の会談は初めてとなる。
会談で、習主席と馬総統はお互いを、肩書ではなく敬称で呼び合うとのこと。
台湾では来年1月、総統選挙が行われるが与党・国民党が苦戦を強いられていて、中台関係の改善をアピールすることで独立志向の強い最大野党の民進党を牽制する狙いがあると見られている。
中国と台湾の分断以来、66年ぶりとなる歴史的な会談だが中国政府の思惑は、どのようなところにあるのか。
北京から中継。
中国政府は今回の会談について中台関係は再び重要な節目に立っている、中国の態度は積極的、開放的であり一貫しているとコメントしています。
台湾の与党・国民党が中国との融和策をとってきたことで、ここ数年の中台関係は少なくとも政治的には安全運転で進んできた。
しかし、そんな国民党の政策は台湾の市民には受け入れられず来年1月の総統選挙に向けて野党の民進党に大きく水をあけられている状態。
中国としては、もはや政権交代は避けられないと見ていて残り2カ月のこのタイミングの会談でそれをひっくり返せるという幻想は抱いていないものと見られる。
ただ、独立志向の強い民進党政権が誕生すれば中台のトップ会談の可能性が遠のいてしまうのは間違いないため今のうちに歴史的な会談を実現して中台関係を一歩でも前に進めておきたいという思惑が見える。
さらに中国政府は、日本やアメリカが台湾の政権交代をにらんで民進党と距離を縮めていることを警戒していてこれに対する牽制の意味もあるものと見られる。
会談では、中国と台湾の利害が一致する南シナ海の情勢についても話し合われるものと見られる。
アメリカのカーター国防長官は3日、中国の常万全国防相と会談し、南シナ海での岩礁の埋め立てなどについて中国を含むすべての当事国が永続的に停止するよう求めた。
カーター国防長官と常万全国防相の会談は40分間行われた。
国防総省によると、カーター長官は中国による南シナ海の岩礁埋め立てなどについてアメリカは南シナ海での問題については係争国のどちら側にも立たないとした上で、中国を含むすべての当事国が埋め立てと軍事拠点化を永続的に停止することを求めた。
そして、アメリカ艦船による中国の人工島の12海里内の航行についても航行の自由の原則を守り、今後も、航行活動を続けると強調したとのこと。
これに対し常国防相は艦船の派遣を挑発的だと批判し、いかなる国家でも航行の自由を理由として他国の利益を侵害する権利はないと反発、双方の主張は平行線をたどった。
点検の不備などが相次いでいる高速増殖炉もんじゅについて、原子力規制委員会は、文部科学大臣に対し運営主体を別の組織に変更するよう求める勧告を出すことを決めた。
委員会が勧告を出すのは初めて。
もんじゅは、2012年におよそ1万点の機器で点検の不備が見つかり、事実上の運転禁止命令が出されたが、その後も、安全管理上の問題が相次いでいた。
原子力規制委員会はもんじゅを運営する日本原子力研究開発機構=JAEAなどから今後の対策について説明を受け、対応を検討してきた。
その結果、委員会は今日の会合で、もんじゅの運営をJAEAに任せるのは不適当として文部科学大臣に対し、運営主体をJAEA以外の組織に変更するよう求める勧告を出すことを決めた。
委員会が勧告を出すのは初めて。
委員会は勧告の中で、文部科学大臣に対し半年以内に新たな運営組織を明示するよう求め、明示されない場合は、もんじゅそのものの見直しを求める方針。
勧告は早ければ来週にも行われる見通し。
文科大臣への勧告が決まったことを受け、もんじゅのある福井県敦賀市白木地区では今日の決定に反発の声が上がっている。
地元の区長は安全性について改善に向かっている途中で納得ができないとしている。
明治時代から117年間続く女性の再婚を離婚後6カ月間禁じる民法の規定と夫婦別姓を認めない民法の規定がそれぞれ憲法に違反するかどうかが争われている裁判で今日、最高裁大法廷で弁論が行われている。
今日午前11時からは、再婚禁止規定をめぐる訴訟で弁論が行われた。
訴えているのは岡山県内の30代の女性で、女性にのみ離婚後6カ月間、再婚を禁止するとした民法の規定は法の下の平等を定めた憲法に違反するとして国に165万円の損害賠償を求めている。
訴えによると、女性は2008年に家庭内暴力などが原因で前の夫と離婚。
その際、既に現在の夫との子どもを妊娠していたが民法の規定により、すぐに再婚できなかった。
一審と二審はともに、規定には合理性があるとして訴えを退けたが今日の最高裁弁論で女性側は、規定の目的は、子どもの父親が誰かという争いを未然に防ぐことにあるが科学技術の発達により、争いを防ぐことは可能、女性にのみ再婚禁止の期間を設けることは性別による差別だなどと主張している。
最高裁は、午後に弁論が行われる夫婦別姓の訴訟とともに年内にも判決で初めての憲法判断を示す見通し。
昨日深夜、東京のJR飯田橋駅近くで中央線快速の電車が線路上にあった自転車と衝突し一時、運転を見合わせた。
警視庁は、意図的に自転車が投げ込まれたと見て、詳しいいきさつを調べている。
JR東日本によると、昨日午後11時10分頃、東京−高尾のJR中央線快速の電車が飯田橋駅近くを走行中に線路上にあった自転車と衝突し、停車した。
この影響で、JR中央線快速、東京−高尾の上下線などが一時、運転を見合わせ、およそ40分後に運転を再開した。
この衝突によるケガ人はいなかった。
警視庁は意図的に自転車が投げ込まれたと見て、列車往来危険などの疑いも視野に詳しいいきさつを調べている。
現場は飯田橋駅から市ケ谷駅方向におよそ500m離れた線路上。
旭化成建材による杭打ちデータの改ざんが全国で相次いでいることを受け、国土交通省は先ほどから再発防止策などを話し合う対策委員会の初会合を開いている。
旭化成建材によるデータの改ざんが全国で次々と明らかになっていることから対策委員会では旭化成建材への立入検査をもとにデータの管理体制の強化などの再発防止策に加え、旭化成建材以外の業者にも調査を広げるかなどについて話し合うことにしている。
また、焦点となっている元請けと下請けとの関係や報告のあり方をめぐるガイドラインの策定についても議論され年内をメドに中間報告を取りまとめる方針。
そして、埼玉県は先ほど、旭化成建材が杭打ち工事を担当した県営大宮東宮下団地の5号棟でデータの改ざんが見つかったと明らかにした。
32本の杭のうち9本で杭が固い地盤、支持層に達しているかを確認する電流計のデータや杭を固定するセメントミルクの量を確認する流量計のデータが転用されていたとのこと。
この団地は、横浜市のマンションを担当した施工管理者は関与しておらず別の施工管理者がデータを改ざんしたと見られている。
埼玉県は、杭は支持層まで達していて安全性に問題はないとしている。
アメリカ当局は3日、欠陥エアバッグ問題をめぐり、タカタ社に対して最大2億ドル、日本円にしておよそ240億円の制裁金を科すと発表した。
この問題は、タカタ社製のエアバッグの破裂で7人が死亡するなど全米で死傷者が相次いだもので、大規模なリコールが行われている。
こうした中、アメリカ運輸省は、タカタ側の情報提供に法令違反があったとして最大でおよそ240億円の制裁金の支払いとともに2019年末までにリコールを終えるように命じた。
この発表を受け、タカタ株を保有するホンダが開発中の新車にタカタ製のエアバッグを搭載しないことを表明。
ほかのメーカーも追随する可能性がありタカタの業績に響きそう。
インターネットバンキングで不正送金に必要な個人情報を盗み取るウイルスをパソコンなどに保管していたとして、警視庁は、14歳の少年を逮捕した逮捕されたのは、札幌市の公立中学校2年生の少年で今年の6月から9月にかけて、インターネットバンキングで不正送金に必要な個人情報を盗み取るZeusと呼ばれるウイルスを自分のパソコンなどに保管していた疑いが持たれている。
少年は、このウイルスをネット上の海外の闇サイトで無料で入手し、Zeus正規版1万円、お支払いはAmazonギフト券でなどと特命の掲示板に広告を出し転売していたと見られている。
取り調べに対して少年は小学校高学年くらいから独学で勉強したと容疑を認めているとのことで、警視庁は、押収したパソコンを解析するなどして少年がウイルスを入手したルートや原爆投下直後の、いわゆる黒い雨をめぐり集団で提訴。
訴えを起こしたのは、広島市と周辺の住民64人。
訴えによると、64人は1945年8月6日、原爆投下直後に降った、いわゆる黒い雨の被害に遭って放射線に被ばくし、ガンなどを発症広島県と広島市に被爆者健康手帳などの交付を申請したにもかかわらず、却下処分を受けたとして処分の取り消しを求めている。
広島市の調査では、黒い雨は国が被爆者援護の対象とする区域のおよそ6倍の範囲で降ったとされ、原告は、いずれも援護区域外の住民区域の拡大を主張し住民が集団で裁判を起こすのは初めて。
学校の耐震工事で便宜を図り、業者から現金200万円を受け取った疑いで逮捕された東大阪市の幹部職員、福田逸亮容疑者がこの業者が得意とする工法を採用するよう、部下に指示していたことがわかった。
警察によると、福田容疑者が積極的に後押ししていたのは、贈賄側の業者、キーマンの社長、片山実容疑者が工期短縮が期待できるとウリにしていたデザインフィット工法だった。
東大阪市でコーヒーのような液体を女性に吹きかけたとして、逮捕された男は現場をすぐに立ち去らず、女性の反応を確認するなどしていたため、被害者に髪形などの特徴を記憶され容疑者特定につながっていたことが警察への取材でわかりました。
暴行の疑いで逮捕された東大阪市の自称とび職有馬浩一容疑者は、先月27日、東大阪市御厨栄町の路上で帰宅途中の女性に口に含んだコーヒーのような液体を顔などに吹きかけた疑いがもたれています。
警察によりますと、有馬容疑者は現場をすぐには立ち去らず女性の嫌がる反応などを確認していたということで、その際に女性が有馬容疑者の髪形などの特徴を記憶していて容疑者特定につながったということです。
周辺では同様の被害が他にも11件発生していて警察は有馬容疑者の犯行とみて調べを進めています。
きょう未明、和歌山県紀の川市のコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、現金約7万円を奪って逃げました。
午前3時過ぎ、紀の川市井田の「セブンイレブン紀の川粉河店」で男が男性店員2人に刃渡り20センチほどの包丁のようなものを突き付け、「金を出せ」と脅しました。
店員がレジの現金約7万円を手渡すと、男はそれを奪って逃走しました。
当時、店内に客はおらず、ケガ人はいませんでした。
警察によりますと、男は身長が約170センチ、上下黒い服を着て目出し帽をかぶり、白い手袋をしていたということです。
また先月15日にも約7キロ離れたコンビニで同じような容姿の男が強盗に入っていて警察が関連を調べています。
京都府警は来年度に採用する嘱託警察犬の選考を兼ねた競技会を開きました。
嘱託警察犬は、一般家庭や民間施設で訓練を受け警察の要請があった時に出動する犬のことで京都府警は毎年秋に犬の選考を兼ねた競技会を開いています。
ラブラドールレトリバーやシェパードなど53頭が参加し、遺留品から容疑者を特定出来るかを見るために犬に犯人役の臭いを記憶させ、同じ臭いのする布を選ばせる競技などが実施されました。
近頃は、事件捜査や災害現場だけではなく認知症の行方不明者の捜索でも警察犬が出動しているということで、活躍の場も広がり以前にも増して警察犬の能力が問われているということです。
兵庫県豊岡市の出石町では200年以上の伝統があり、白磁で知られる陶器、「出石焼」の来年の干支づくりが最盛期を迎えています。
豊岡市出石町の窯元では、9月の初旬から干支作りが始まっていて、11月に入り、大詰めを迎えています。
来年の干支は申ですが、穏やかで賢い表情を出すのが難しいということです。
出石焼は200年以上の伝統があり職人の手で一つ一つ丁寧に型をとった後、素焼きをしてさらにくすりがけをし、本焼きを終えるとつやのある「白磁」の色が生まれます。
出石焼の干支は約1500個が作られお歳暮などの贈答用に全国に出荷されるということです。
2015/11/04(水) 11:30〜11:55
MBS毎日放送
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