ハートネットTV シリーズ 虐待 心の傷と闘う「第2回」 2015.11.04


子どもが飲み込みやすくなります。

番組に届いた虐待の後遺症に苦しむ人たちの声

20歳。
逃げるように家を出た
自由になれると思っていたけど現実は違った
(取材者)偽りの自分っていうのは何なんですか?
夜眠れなくなり自傷行為も始まった
りかさんは一つの行動に出た。
名前を変える
自分の事がすごい嫌いな訳だった訳ですか?自己肯定感っていうのを何か取り戻すっていうか多分新しく作るみたいな時に一番役に立ったというか一番ありがたかった事とか人とかってどういう事ですか?どういう言葉だったんですか?お母さんに何か言いたい事とかってありますか?
やがて母親の暴言は篠原さんの娘たちにも向くようになった。
「お前の娘は将来人殺しになる」。
大切な娘たちを守るため心を決めた
40年の人生。
その半分近くを虐待後遺症の治療に費やしてきた
これまでついた病名というか障害名というかいくつぐらいあるんですか?
本格的な治療を始めたのは30歳を過ぎた頃。
初めてカウンセリングを受けた時医師に言われた言葉が今も忘れられない
先生が言ったその靴の言葉っていうのはまあ普通だったら5歳とか6歳の人にかけるような言葉をそこでかけるっていう事だからそんぐらいのところまで戻ってやり直さなくちゃいけないっていう事なんですよね?多分そうだったと思います。
カウンセラーに子ども時代の事を一つ一つ話した
親に怒られてどんなに怖かったか。
振り向いてもらえずどんなに悲しかったか。
でも親を嫌いになれない。
私が悪かったから虐待された。
私が悪い。
でも私は悪くない
親のせいだと思えるまでに10年かかった
「どうでも」はよくないけどね。
でも…「かつて親から壮絶な虐待を受け10年以上心の傷と向き合ってきました。
10年以上の時間をかけようやく『私は悪くなかった。
虐待を受けた自分は恥ずかしい存在ではない』と思えるようになりました。
しかし回復していく過程は本当にきつかった。
虐待を受けていた時の事を一つ一つ思い出しその時心の中で瞬間冷凍された恐怖心や無力感絶望的な気持ちを一つ一つ解かし味わい過去のものとしていく。
回復の過程で自殺してしまう方も大勢います。
語れなかった人のためにも私は語りたいのです」。
「回復は決して義務ではありません。
回復の道を歩まない自由が私たちにはあります。
しかし私たちには回復する権利があると私は言いたいのです」。
「『生きているだけで100点満点』という言葉に私は救われました。
私は今虐待と共に生きていこうと考えています」。
2015/11/04(水) 20:00〜20:30
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV シリーズ 虐待 心の傷と闘う「第2回」[解][字]

11月のハートネットTVは、子どもの虐待について3回のシリーズで考える。第2回は、虐待による後遺症にどう向き合うか。当事者の声から抜け出すためのヒントを探る。

詳細情報
番組内容
11月のハートネットTVは、子どもの虐待について、3回のシリーズで考える。第2回は、虐待による後遺症から抜け出すためのヒントを探る。番組のHPには、子どもの頃、親から虐待を受けていた人たちから、虐待による深刻な後遺症の実態だけでなく、それとどう向き合い、克服してきたか、についても、生々しい体験談が寄せられている。解決の糸口を求めて闘い続けた当事者の声から、後遺症を乗り越える方策について考える。
出演者
【語り】中村ゆり

ジャンル :
福祉 – 障害者
福祉 – 高齢者
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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