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旧日本軍の兵士か 遺骨を日本側へ
11月10日 4時13分

旧日本軍の兵士か 遺骨を日本側へ
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千島列島北部の「シュムシュ島(占守島)」などで、ことし見つかった旧日本軍の兵士とみられる合わせて31人の遺骨がロシア極東のサハリンで日本側に引き渡されました。
31人の遺骨は、1945年8月に旧日本軍と旧ソビエト軍の間で激しい戦闘があった千島列島北部の「シュムシュ島」やサハリン南部で、ことしロシア国防省などが現地調査を行い発見されたものです。
遺骨が入った箱は9日、日本から出向いた厚生労働省の担当者が見守るなか、木製のやぐらに置かれ火がつけられました。そして、遺灰が用意された袋に丁寧に入れられ、日本側に引き渡されました。
千島列島やサハリン南部では、平成2年から日本政府とロシア国防省などが協力して戦没者の遺骨の収集を行っていて、去年までに旧日本軍の兵士とみられる263人の遺骨を発見しています。
今回日本側に引き渡された遺灰は、12日に日本に戻り、そのあと東京の千鳥ケ淵戦没者墓苑に納められる見通しです。

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