NHKニュース おはよう日本 2015.11.05


おはようございます。
7時になりました。
目の不自由な人が巻き込まれる交通事故が、全国で相次いでいることが分かりました。
先月、徳島市で視覚障害のある男性が盲導犬と共にトラックにはねられて死亡した事故などを受けて、警察庁が調べたところ、ことしに入って、視覚障害がある人が巻き込まれた人身事故が、全国で30件余り起きていたことが分かりました。
盲導犬を前に笑顔を見せる、マッサージ師の山橋衛二さん。
先月3日、徳島市でバックしてきたトラックにひかれ、9年間一緒にいた盲導犬と共に命を落としました。
そのおよそ2週間後には、新潟市で視覚障害がある50代の姉妹が、歩道がない道路の路側帯を歩いていたところ、54歳の妹が前から来た軽乗用車にはねられて死亡しました。
相次いだ事故を受けて警察庁は、視覚障害がある人が歩行中などに巻き込まれた交通事故が、全国でどれくらい起きているか調べました。
その結果、人身事故はことしに入って9月末までに、21の都府県で32件起き、1人が死亡、11人が大けがをしていたことが分かりました。
このうち多かったのが、車がバックしたときに起きたものです。
徳島市の事故もトラックは、道路からバックで資材置き場に入ろうとしていました。
バックしたときに起きた事故は、全体の28%を占めていて、同じように歩行者が巻き込まれた事故の全体に占める割合に比べて、2.5倍高くなっているということです。
徳島市の事故ではバックする際に、音で周囲に注意を促す装置のスイッチが切られていたことも分かっています。
全国の視覚障害者で作る団体の会長は、視覚障害がある人にとって事故を避けるには、音が頼りだといいます。
事故を防ぐための新たな取り組みが行われています。
徳島市では、盲導犬を連れた視覚障害者が事業所を訪問し、障害がある人に配慮した運転を呼びかける活動が始まりました。
トラックの警告音を頼りに盲導犬と一緒に立ち止まる様子を見てもらいました。
行政も動きました。
徳島県などは、バックする際に注意を促すブザーを、トラックなどに設置することを義務づけるため、法令を改正するよう国土交通省と警察庁に提言しました。
日本郵政と傘下の金融2社は、きのう、東京証券取引所に株式を上場しました。
今後は市場の評価が得られるよう、預かったお金をもとにした資産運用の強化や、国際物流の分野でのさらなる買収などを通じて、収益力の向上を目指すことにしています。
日本郵政と傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命は、きのう、東京証券取引所に株式を上場し、今後は政府の求めに応じるだけでなく、市場の評価を得られる具体的な成長戦略を示せるかが課題になります。
このうちゆうちょ銀行は、上場のあとも法律上の規制によって、企業への融資や住宅ローンなど、通常の銀行業務が認められません。
このため収益力を引き上げるために、預かったお金をもとにした資産運用を強化する方針で、投資先に占める国債への依存度を減らして、外国の債券など投資先の多様化を進めることにしています。
このほか、日本郵政の中核子会社の日本郵便は、ことし5月にオーストラリアの物流会社を買収したのに続いて、今後成長が見込まれる国際物流の分野で先行している海外企業の買収なども検討していて、収益力の向上を目指すことにしています。
日中両国間で関係改善を目指す機運が高まる中、経済面でも関係強化に向けた動きが再スタートしました。
今月1日から中国を訪れている、経団連の榊原会長ら経済界の代表団は、6年ぶりに中国の首相との会談を実現するなど、中国政府の幹部らとの一連の会談を終えました。
政冷経冷とまでいわれ、冷え込んだ2国間関係の影響を受けてきた、日本の経済界の代表団。
6年間にわたって、袖にされ続けてきた中国首相との会談に、ようやくこぎ着けました。
ことしから中小企業を代表する日本商工会議所が加わって、最大規模となった代表団は、北京の人民大会堂で李克強首相との会談に臨みました。
代表団は、李首相が今後の経済政策についてどのように言及するのか、最も注目していました。
結果、李首相は来年以降の新しい5か年計画では、ややゆとりある社会を実現するためには、年平均6.5%以上の成長が必要だなどと説明するとともに、日本からの積極的な投資を呼びかけました。
中国経済の先行きに不安感を持っていた経済界首脳も、以前ほどの成長率ではないものの、比較的高い成長を目指すという李首相の発言に、ひとまず安どの表情を浮かべました。
日中関係の改善を目指す機運が高まる中、今回の訪中で、代表団は経済面での連携の再強化に道筋をつけた形です。
これをステップに、実際のビジネス面で、ウインウインの関係を築き上げることができるかが課題となります。
次はこちら、きのう開かれたASEAN拡大国防相会議です。
南シナ海を巡る問題で対立が深まっているアメリカと中国は、会議の議論で溝が一層鮮明になりました。
今後、相次いで開かれる首脳級の国際会議で事態を打開できるかが焦点となります。
きのう、マレーシアで開かれたASEANの拡大国防相会議。
先月27日、アメリカ軍のイージス艦が、南シナ海で中国が造成を進める人工島の周辺12海里の中を航行し、米中間の対立が深まる中、問題の解決に向けた対応策を打ち出せるかが最大の焦点となりました。
会議では、アメリカが航行の自由を主張して、今後もこの海域への艦艇の派遣を続けると、改めて表明したのに対して、中国は一歩も引かない姿勢を見せたということで、議論は平行線をたどりました。
さらに、共同宣言は、中国が南シナ海に関わる文言の削除を求めたことに、アメリカや日本などが反発して、採択ができませんでした。
中国国防省は談話を発表。
域外の国家が議論と関係のない内容を無理やり入れようと企てた。
すべての責任は域外国家にあると述べ、アメリカを強く非難しました。
一方、アメリカのカーター国防長官は会議後の会見で、地域を不安定化させているのはアメリカではなく中国だと指摘。
カーター長官は、南シナ海で活動しているアメリカ軍の空母をきょう視察することを明らかにし、今後も強い姿勢で臨む考えを示しました。
会議を通じて、溝が一層鮮明になった形のアメリカと中国。
両国は今月、フィリピンで開かれるAPEC・アジア太平洋経済協力会議の首脳会議や、マレーシアで開かれる東アジアサミットに参加する予定で、首脳級の国際会議で、事態を打開できるかが焦点となります。
核開発問題を巡り、アメリカなど関係国と最終合意に達し、関係改善の動きが見え始めていたイラン。
そのイランで、大規模な反米集会が開かれました。
背景には何があるのでしょうか。
36年前の1979年11月4日。
学生グループが首都テヘランのアメリカ大使館を占拠し、職員などを拘束。
これをきっかけに、イランとアメリカは国交を断絶しました。
この日に合わせて、イランの各地で大規模な反米集会が開かれました。
首都テヘランにある旧アメリカ大使館の前には、アメリカを敵視する保守強硬派の政治家のほか、高校生や大学生など多くの若者も集まり、アメリカの国旗を燃やすなどして、反米路線を堅持していくべきだと強調しました。
イランはことし7月、アメリカなど関係6か国と核開発問題を巡る最終合意に達しました。
イラン国民の間には、アメリカの製品や文化を好意的に捉え、穏健派のロウハニ政権の下でアメリカとの関係改善が進むことに期待する人が少なくありません。
しかし、保守強硬派にとっては、関係改善が進めば、反米を貫いてきたみずからの立場が揺らぎかねません。
最高指導者のハメネイ師が、敵のイランへの潜入行動は大きな脅威だと述べるなど、政治や経済、文化の分野で、アメリカの影響力が広がることに強い警戒感を示しています。
保守強硬派は今後も反米の徹底を図る動きをさらに強めていくものと見られます。
政府と経済界の代表らで作る、官民対話の2回目の会合が、きょう開かれます。
この中で安倍総理大臣は、自動車の自動走行の実用化や、小型の無人機ドローンを使った荷物の配送の導入を目指し、関係閣僚に対して、必要な規制改革などを進めるよう指示することにしています。
政府はきょう、総理大臣官邸でトヨタ自動車の豊田章男社長や、ネット通販大手、アマゾン・ドット・コムアメリカ本社のポール・マイズナー副社長らを招いて、投資促進に向けた課題などを話し合う官民対話の2回目の会合を開くことにしています。
この中で、安倍総理大臣は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、自動車の自動走行の実用化を目指し、再来年までに実証実験を行うための規制改革を進めるよう、関係閣僚に指示する方針です。
合わせて安倍総理大臣は、アメリカなどで開発が進む、小型の無人機ドローンを使った荷物の配送などを、早ければ3年以内に導入できるよう、新たに官民協議会を設置し、来年夏までに対応方針の策定を指示することにしています。
さらに安倍総理大臣は、経済界に対し、こうした新たな技術を早期に導入できるよう投資の拡大を行うとともに、継続的な賃上げにも努めるよう、協力を要請することにしています。
消費税の軽減税率を巡って、自民、公明両党は品目によって税率が異なる場合の事業者の経理について、両党の税制調査会長の間で、より簡素な方式を検討することにしています。
平行線が続く対象品目の扱いも絡みながら調整が行われる見通しです。
消費税の軽減税率を巡って、自民、公明両党はこれまでに、事業者の納税額を正確に把握するためには、税率や税額を記載する請求書、インボイスの導入が必要だとしながらも、再来年4月に混乱なく制度をスタートさせたいとして、簡素な経理方式を検討していくことで一致しています。
きのうの両党の協議で、自民党は、公明党が主張する、現在使われている請求書を活用して、税率ごとに集計するとした案は、事業者の事務負担が大きく、再来年4月からの導入は難しいとして、より簡素な方式を検討する必要があると指摘しました。
これに対し公明党は、みずからの案でも、再来年4月からの導入は可能だとする一方、事業者の負担を軽くできる方式があれば、こだわらない考えを示し、両党の税制調査会長の間で再度検討し、たたき台をまとめたうえで、来週にも示すことになりました。
ただ、自民党内からは簡素な経理方式では納税額が正確に把握できないなどとして、インボイスの導入までは、軽減の対象品目を精米などに絞り込むべきだという意見なども出ていて、両党の間で平行線が続く、対象品目の扱いも絡みながら、調整が行われる見通しです。
半世紀にわたって軍部が実権を握ってきたミャンマーで今月8日、民主化の行方を問う総選挙が行われます。
注目されているのが、こちら、民主化のシンボル、アウン・サン・スー・チー氏です。
今回は軍による自宅軟禁から解放されて以来、初めて野党を率いて臨む総選挙となります。
野党が優勢に選挙戦を進めていると見られていますが、その背景には、現政権の下で、深刻な格差が生まれているという強い不満があります。
今回の総選挙で、政権交代を目指す、アウン・サン・スー・チー氏の訴えの一つは、取り残されている地方の教育改革です。
誰もが平等に教育を受けられる社会を目指しています。
ミャンマーは4年前、形式的には、軍政から民政に変わりました。
経済が解放され、次々と外国資本が参入。
最大都市ヤンゴンなど、都市部は急速な発展を続けています。
しかし、その恩恵は地方には届かず、都市部との格差が広がっています。
その一つが教育環境の格差です。
ヤンゴンから8時間ほどの村に来ています。
こちらが小学校の教室なんですけれども、中に入ってみますと、ご覧のように、子どもたちの姿はなく、机やいすが放置されたままとなっています。
ミャンマー南部にあるタユワチャウン村。
7年前のサイクロンで大きな被害を受けたあと、日本の支援でこの校舎が作られましたが、閉鎖状態が続いています。
教員が1人もいないからです。
与党は、全国すべての学校に、最低5人の教員を配置する政策を掲げてきましたが、実現していません。
教員たちが地方での勤務よりも、都市部での仕事を選ぶからです。
この村では、これまで1人の教員が70人の子どもたちを教えていましたが、転勤したあと、交代の教員が稼ぎと環境の悪さを理由に着任せず、ことし6月から一人もいなくなりました。
小学校4年生のテ・ナイン・ゾー君。
半年近く、授業を受けることができていません。
村に医者がいないため、将来は医者になって、村の人たちを助けたいと話すテ・ナイン君。
しかし、自宅で勉強するしかありません。
村長を務める父親のウィン・ナインさんです。
都市部の発展が続く中、地方の教育環境も改善してほしいと、当局に働きかけていますが、全く聞き入れてもらえないといいます。
子どもたちの未来を誰に託すのか。
教育の充実を求める地方の声が、政権交代を目指すスー・チー氏への強い追い風となっています。
次はこちらをご覧ください。
日本に訪れる外国人旅行者。
先月の時点で、その数は1500万人。
過去最高だった去年1年間の人数をすでに上回りました。
ただ、その訪問先は、東京、大阪、京都などのいわゆるゴールデンルートに集中しているのが現状です。
こうした中、外国人旅行者を農村に呼び込もうという動きが出始めています。
取り組んでいるのは、一見、観光とは無縁の東京・霞が関のある政府機関です。
9月下旬、稲刈りに精を出す外国人たち。
実は、海外の旅行会社で日本行きのツアーを作る担当者たちです。
彼らを招いたのは農林水産省。
中国やアメリカなど、12の国と地域のおよそ30人が、農林水産省の呼びかけに応じて参加しました。
訪れたのは、美しい農村の原風景が残る岩手県遠野市。
この地域は、農家に泊まって農業体験や自然を楽しむツアーの受け入れを積極的に行ってきました。
今回、海外の旅行会社の担当者に、日本の農村らしさをアピールするのが、農林水産省のねらいです。
魅力の一つは、地元の新鮮な農産物を使った家庭料理。
コメや野菜などは、すべてこの地域でとれたものです。
いただきます。
東京のレストランにはない、農家ならではの食事の魅力が、外国人には受けるのではないかと考えました。
さらに地域に代々伝わる伝統の神楽も披露。
都会のテーマパークでは体験できない伝統や文化も売りになるともくろんだのです。
期待どおり、外国人の担当者たちは今回のツアーに高い関心を寄せました。
農林水産省が外国人旅行者に着目するのは、農業を取り巻く環境が年々厳しくなっているという背景があります。
そのため、農村の魅力を海外に発信し、受け入れ体制を整えることで、観光を農業再生の起爆剤にしようと考えたのです。
プロジェクトの中心を担う志田麻由子さんです。
さらに、TPP・環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意によって、国内の農家は近い将来、価格が安い外国産の農産物との競争にさらされることになります。
20年近く、農業土木の専門家として、ダムや水田の整備に取り組んできた志田さん。
農業の生産性を高めれば農家は豊かになると信じてきましたが、従来のやり方では、限界に近づいていることを感じ、新しい活性化策を模索し始めているのです。
農林水産省がお手本にしているのは、フランス南東部、人口およそ7000人の町、ニヨンです。
農村の活性化に力を入れるフランス政府の支援を受け、特産のオリーブを使った料理を、国内外にアピール。
地元のレストランで積極的に提供しました。
すると、評判が広がり、海外から多くの旅行者がこの町を訪れるようになりました。
農林水産省の志田さんは、ニヨンの成功例にならい、農村の埋もれた魅力を掘り起こそうと、取り組みを始めています。
しかし、課題が多いのも現実です。
この日訪れたのは、外国人旅行者の受け入れに関心を示している栃木県大田原市です。
こんにちは。
3年前から農家民宿を営んでいる夫婦を訪ねました。
これから外国人旅行者を本格的に受け入れるとなると、ことばや文化の違いに戸惑うのではないか、不安に感じています。
さらに農業体験を、年間を通してツアーとして行うのは、難しいという課題も見えてきました。
農業体験に加え、地域の売りをどのように作っていくのか。
地元の旅行会社の案内で、志田さんは、廃校を訪ねました。
この廃校を宿泊施設に改修して、外国人が楽しめる観光の拠点にできないか検討しています。
しかし、宿泊施設として実際に営業するためには、国の耐震基準を満たす必要があります。
そのための工事費用だけで、およそ2億円がかかるため、実現は簡単ではありません。
今、地域にある観光資源をいかに活用し、魅力を高めていくのか。
国としても、今後の大きな課題だと志田さんは考えています。
取材に当たった経済部の山根記者です。
確かに今、大勢の外国人観光客が日本を訪れているわけですから、秋葉原や京都だけではなくて、こうした農村を訪れてもらったらいいですよね。
本当にそのように思います。
こちらのパンフレットをご覧ください。
これはことし9月に、農林水産省が海外向けに作成したものです。
ページを開いてみますと、棚田やみずみずしいきゅうりやトマトといった野菜が写っていますよね。
日本人ですらつい忘れてしまうような、こういった農村地域の美しさや懐かしさがあふれています。
こういう日本らしさに魅力を感じてもらい、農村を訪れてもらおうという戦略なんです。
どんな効果があるかというと、旅行者に訪問先でお金を使ってもらえれば、地域の収入増につながるのはもちろんなんですけれども、もう一つ、相乗効果をねらえるんです。
旅行者がインターネットやSNSで特産品のことを、よかったと書き込んでもらえれば、将来の農産物の輸出につながる可能性もあります。
観光をきっかけに、日本の農業が変わるということですね。
観光は農業活性化のエンジンになると思います。
ただ、大事なことは、この観光をきっかけにして、農家の人たちが自分たちの地域の魅力はなんなのか、自分たちの農産物の優れた点は何か、改めて見つめ直すことだと思います。
これまで長い間、日本の農業はコメを中心に地域で同じものを作るという意識が強かったように思います。
TPPの大筋合意もあって、日本の農業はこれから選ばれる時代に入っていくと思います。
農家の人たちが世界の人たちにどうだと胸を張れるような付加価値の高い農産物を作り、地域作りに取り組んだりしていけば、日本の農業は再び活性化できる道が開けるように思います。
ここまで農村の活性化に取り組む国の取り組みについてお伝えしました。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
きょうはこちら、体操の内村航平選手です。
世界選手権から帰国して、NHKの単独インタビューに応じました。
世界選手権では大活躍でしたからね。
そうですよね。
団体、個人総合、そして種目別の鉄棒で金メダル。
3冠を達成しましたよね。
中でも内村選手が一番欲しかったのが、37年ぶりに獲得した団体の金メダルでした。
今回の世界選手権。
内村選手は団体金メダルに向け、大会前、なみなみならぬ決意を語っていました。
やっぱり個人の金と、団体の金って違うものですか?
違いますね。
最大のライバルは中国。
アテネオリンピックの金メダル以降、中国に1回も勝てずにいました。
そして迎えた世界選手権。
意外な展開になりました。
中国がゆかでラインを踏んだり、あん馬から落ちたり、ミスを連発。
内村選手は、その様子を複雑な思いで見ていました。
ライバルがミスをする中、日本は内村選手を中心に、足先にまで神経が行き届いた、美しい演技を見せます。
中国と一時6点以上の大差をつけました。
しかし、最終種目の鉄棒。
思わぬ落とし穴が待っていました。
その演技序盤。
まさかの落下。
実は、この直前。
横で演技をしていた地元イギリスの選手に、大歓声が起きました。
そのことで微妙な狂いが生じたのです。
なんとか粘り、金メダルを獲得した内村選手。
苦難の末にたどりついた頂点でした。
再び金メダルを狙う来年のオリンピック。
内村選手には目指す演技があります。
それはアテネオリンピックでの冨田選手の演技です。
伸身の新月面が描く、放物線は栄光への架け橋だ!決まった!
アテネの再現をぜひ見たいですよね。
そうですね。
今回の失敗を糧にして、オリンピックでの納得のいく演技、期待したいですね。
そうですね。
内村選手、より完成度を上げて、来年のオリンピックに臨むと話していました。
来年の団体金メダルに期待しましょう。
スポーツでした。
続いて、世界が注目!ネット動画のコーナー、合原アナウンサーです。
おはようございます。
けさはワンちゃん、猫ちゃんの動画です。
声にとっても特徴があります。
耳を澄ませて、ご覧ください。
生後2か月のすしちゃんはとっても食べ盛り。
ごはんの時間になると、食べるのに夢中。
すると。
え?今、すしちゃんがなんか言ったんですか?
もう一度。
え?何?
うまい、うまいって言ってるように聞こえませんか?
これ、鳴き声なんですか?
すしちゃんの声です。
あらあらあら。
飼い主さんには、うまいに聞こえるんです。
そんなすしちゃんに、いつも癒やされるそうですよ。
確かに。
でしょう。
続いては、コハクくん。
何ができるのかな。
コッちゃん、食べる?食べる?
えっ?何か言いましたよね。
もしかして?
うそ!
食べる?
食べるって聞こえますよ。
すっごい。
そうですよね。
飼い主さんによりますと、大好物のささみをあげると、こんな声を出すんだそうです。
食べるの?
ああ、上手ね。
で、ちなみに普通のキャットフードだと、こんな声は出さないそうです。
また言ったね。
そして、おなかいっぱいになると。
食べる?
え?ちょっと衝撃的、今の。
もう一度。
えー?しゃべってますよね、これ、絶対。
会話になっていますよね。
チワワとパピヨンのミックス犬、プーキーくん。
ころん。
飼い主さんから教わった取って置きの芸があるんです。
さて問題です。
そういうことか。
ちょっと想像できましたかね。
ちゃんと答えてます。
かわいい。
かわいい。
どうですか?その後、1+1もできるようになったんですか?
気になりますよね。
その後の練習の様子、送っていただきました。
どうでしょうか。
どうだろう。
2回言った?3回言った?あれ?どっちだろう。
ちょっとフライングしながらね、ボタン押さずに答えてましたけど。
このように、なかなかうまくいかないようなんですが、プーキーくんは、飼い主さんと仲よく頑張っているということなんですね。
ちゃんとボタン押すのも偉いですよね。
ね?ちゃんと教えてもらっていると。
以上、世界が注目!ネット動画のコーナーでした。
続いて気象情報です。
けさの東京・渋谷はどんな様子でしょうか。
渡辺さん。
けさもとっても気持ちがいい空ですよね。
よーく晴れています。
青空、そして日ざしがたっぷりと届いています。
さあ、きょう日中も広い範囲で晴れまして、気温が高いというのがポイントです。
このあとぐんぐん、気温が上がって、きのうに続ききょうも各地で暖かくなります。
日中は全国的に10月並みの気温の所が多くなりそうです。
とっても過ごしやすいでしょう。
ではまず、きょうの予想最高気温から見ていきます。
北日本でも気温が高い予想です。
北海道や東北地方も、20度前後の所が多いでしょう。
関東から九州は23度前後の所が多く、過ごしやすくなりそうです。
ではこのように各地で気温が高い理由を見ていきましょう。
天気図です。
北海道の北にある低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込みます。
日ざしもあるので、各地で気温が上がって、暖かさが続きます。
日中は10月並みの気温になりそうです。
ただ高気圧の中心は東へと移動します。
こうなりますと、西日本や沖縄には湿った空気が流れ込んで、雨の降る所もありそうなんです。
では詳しく見ていきましょう。
九州の太平洋側や中国、四国は雲が多く、ところどころで雨が予想されています。
きょう夕方、そして今夜遅くにかけても、西日本はところどころ雨で、折り畳みの傘があると安心でしょう。
ではきょうの天気です。
気象情報でした。
為替と株の値動きです。
2015/11/05(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

体操の世界選手権3冠を達成した内村航平選手が金メダルの舞台裏を語る。▼外国人観光客を農村へ呼び込め。農業をとりまく環境が厳しくなる中、農水省が始めた取り組みとは

詳細情報
番組内容
体操の世界選手権3冠の内村航平選手が金メダルの舞台裏を語る。最もこだわってきた団体優勝への思いとは。リオ五輪への意気込みは。▼外国人観光客を「農村」へ呼び込め。農水省が、海外の旅行会社に農村の魅力をPR。さらに、受け入れる農村の掘り起こしも。農業をとりまく環境が厳しくなる中、始まった取り組みとは。▼軍部が実権握ってきたミャンマーで総選挙。深刻な格差が生まれているとの不満が、スー・チー氏への支持に。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
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