(所)やった!
思わず顧問がガッツポーズ!部長も満面の得意顔!
正解者が続出!今回のテーマは…
3つのステップを踏めばキミも答えを思いつく。
この…
ですから…
更に…
今まで解けずに諦めていた難問も思いつくチカラさえあれば…
まずはこんな問題でチェック!
3回だけ。
うん。
これは簡単じゃないですか。
まあ…簡単ですか?ええ。
顧問もう思いついたんですか?3回で切りゃいいんでしょ?はい。
3回でこのバームクーヘンをちゃんと8等分にしてほしいという問題です。
同じ大きさですか?同じ大きさです。
(部員たち)え〜っ!?簡単簡単。
本当ですか!?ちょっと待って下さい!ちょっと考えさせて下さい。
(ほーさん)え?分かんない。
え〜っ!?
いきなり顧問が3回で8等分する方法を思いついた。
隠しボックスの中で…
俺まだ立証してないんだけどこれで切れると思うんだ。
1回でしょ。
はい。
はあはあ…。
2回でしょ。
はい。
お〜っ!ほら3回で。
なるほど!できました!顧問正解です!やった!
(拍手)
さすが顧問…
分かった?じゃあ山ちゃん行け!
続いて分かったのは山ちゃん
3回目は?こうですね。
お〜!なるほど!山ちゃん正解です!
(拍手)
山ちゃんも見事に思いついた!
部長行っていい?分かりました?
そして…
じゃあ3回目は…。
ほ〜っ!よいしょ!なるほど!部長…。
こう。
正解です!お〜っ!
部長も答えを思いついた。
ここで時間切れ。
キミは答えを思いつく事ができたかな?
なんとですね皆さん…
(部員たち)えっ!?みんな違うんですか!?
まずは1つ目の切り方を解説
まず1回目縦に切れ目を入れます。
こうすると2等分になりますよね。
2回目は今度は横にして4等分にします。
さあここからどうやって8等分にするのか?今分かった?はい。
どうすると思う?そう!これを水平に…。
4等分したバームクーヘンを水平に切れば…このように8等分にする事ができる。
この方法を思いついたのが城島部長
そして顧問と山ちゃんが思いついた…
どうやったか見てみると…
1回でしょ。
はい。
はあはあ…。
2回でしょ。
はい。
お〜っ!ほら3回で。
なるほど!できました!顧問正解です!
「動かしては駄目」とは書かれていない。
そこで2回で4等分したものを積み重ねそれを切って8等分にしたのだ。
ほかにも4等分したものを縦に並べそれを切って8等分する方法もある
正解を聞くと「な〜んだそんな事だったのか」って思うよね。
思いました。
でも…そこで皆さんには思いつくチカラをつけて頂きたい。
でも「思いつく」なんてもともと才能がある人じゃないと無理!と思っていないか?実はそうじゃない!みんなもある3つのステップを踏むだけで確実に思いつくようになる
1つ目情報を整理する事。
2つ目情報を分析する事。
最後3つ目は視点変換を行うと。
はあ〜。
視点変換。
う〜ん。
3つのステップを先程のバームクーヘンの問題に当てはめるとこんな流れになる。
まずは情報を整理。
問題文を分かりやすく整理すると…
続いて整理した情報を分析。
すると…
…と行き詰まってしまう。
そんな時に大切なのが…
例えば縦横に切って…
…と考えてみる。
その時いろいろな角度から考える事で水平に切れば可能になるのでは?と思いつく事ができるのだ。
では早速思いつくチカラをトレーニングしていこう!まずは情報を整理し分析する練習。
こちらの問題に挑戦してくれ!
一方…
僕は最後がいいな〜。
とりあえず部長と部員の…
A子さんいきます。
あそう。
4人が選んだ順番がこちら
まずはA子さんと同じ意見で最初が有利だと思ったほーさんから
うわ〜っ!飛び出た!っていう事は1番目のほーさんが当たりでした。
え〜っ!
なんといきなりビックリ缶を開けてしまい…
…って事は皆さん開けて下さい。
せっかくですのでね。
よくできた番組だな〜。
(笑い声)
キミは最初が得か?最後が得か?どう考える?
はいどうぞ!
それでは顧問部長そして部員の答えをチェック!B男くんと同じ「最後が得」と答えたのが城島部長と部員の3人
さっきのやつで1番目に取ったほーさんのとこにヘビ入ってたんでそれを信じて最後の方が得じゃないかなって。
現実を見たと。
現実をちょっと考えました。
僕もみんなと一緒で最後が得じゃないかと。
ただやっぱり…
(笑い声)リアクションはね。
一方A子さんと同じ「最初が得」と答えたのは所顧問
これ4個だからみんなそう思ってるけど100個だったら一番初めにやりたいでしょ?あ〜そっか…。
なるほど。
だから最初の方が得。
ほ〜。
意見が分かれましたね。
この問題冷静に情報の整理と分析をすれば…
まず問題を考えやすくするための情報の整理。
そのポイントの1つ目が…
情報整理の時に大事なのが問いを書き出してみるという事です。
まずこの問題の問いはどこかというとこちらです。
「A子さんとB男くん正しい意見はどっち?」という問いですよね。
でそれに関連してA子さんとB男くんはこんなふうに言ってました。
そのあと今度は条件をチェックしていきます。
はい。
条件こちら。
そしてもう一つあります。
そして整理のポイント3つ目が…
「こうに違いない」という勝手な思い込みをせず問題文に忠実に整理していく。
このようにすると問われている事は何か解くために使える条件が何かが一目で分かり考えやすくなるのだ
長い問題文と比べるとその差は歴然!
続いては情報の分析。
集めた情報がどういう事か突き詰めていく作業。
そのポイントが…
可視化するって事が大事。
つまり目に見える形にするという事だね。
情報をですか?そう。
可視化とは複雑な情報を図や表や絵にする事。
可視化するとぐっと理解がしやすくなる。
問われているA子さんとB男くんの意見を図で可視化しながら分析。
まずA子さんの意見を分析しよう。
最初の人がヘビをひいてしまう確率だけを考えればいい。
ヘビをひくのは4つのうちの1つだから確率は4分の1。
続いてB男くんの意見を分析。
最後の人が当たる事になるので1番目の人はヘビをひかない。
その確率は4つのうち3つなので4分の3。
2番目の人もヘビをひかない。
1番目の人がひいた残り3つのうち2つなので確率は3分の2。
3番目の人もやはりヘビをひかない。
その確率は2つのうち1つなので2分の1。
そして最後4番目はヘビの当たり缶しか残っていないので1分の1。
最後の人がヘビをひいてしまう確率は出した4つの確率を全て掛けると求められる。
計算すると確率は4分の1となる
あれ…?…という事が分かります。
うん。
という事で…同じって事?はい。
そう最初でひいても最後でひいても確率は同じ4分の1。
ちなみに2番目3番目でも同じ確率。
よってA子さんB男くん…
キミは分かったかな?
(笑い声)いやでもこれ…ひきたいですね。
それも同じ事でしょ?確率は一緒って事なんですね。
そうなんだよね。
そうですね。
さあ続いてはちょっと難易度が上がったこちらの問題です。
どうぞ。
それではよ〜いスタート!
(山ちゃん)えっ?何これどういう事?さあこの問題もちゃんと情報を整理して分析していけば答えに近づく事ができます。
ここで情報を整理。
この問題の問いは…
(山ちゃん)そんな事ないよ。
(ほーさん)全然分かんない…。
いいや。
もう計算するのやめた。
もうこれにしよう。
おっ顧問はサクッと答えが出ました。
もうこうやって書いちゃう。
まあ長い人生経験の中で。
さすがですね。
俺だったらこうじゃねえかっていう。
分かんねえけど。
5秒前。
43210!タイムアップ!終了で〜す!
早速みんなの答えをチェック!計算して答えを出そうとしたのが山ちゃん
40試合です。
なぜ?1回ずつ計算して2乗とかやってたんですけどミスに最後気付いて多分間違えてます。
なるほど。
みずきは?僕は47回です。
いやトーナメントだって。
トーナメントって言ってるやん!あ〜っ!ははっ!
みずき残念。
問題の…
残る3人の答えがこちら。
計算を諦めた顧問は46試合という答え。
戦っていく戦っていくになると……って簡単に諦めちゃいました。
途中で諦めちゃいました。
果たして正解者はいるのか?
46試合です!やった〜!
(一同)すご〜い!
(拍手)やった〜!
なんと…
すごいですよね!そういう事だね〜。
すごい思いついたんですね。
やりましたね〜!はい。
という事で…。
この問題情報を整理してみると実際に47校のトーナメント表を作って試合数を数えれば答えが出るのではという考えが出てきやすい。
そこで47校が参加したトーナメント表を作成
1回戦から決勝戦までご覧の試合数にこれを足してみると…46。
答えの46試合を導き出せる。
確かに…
ほとんどの人が計算や考えに行き詰まってしまい確かな答えが出なかったのでは?そんな時は視点変換!
そこでもう一度情報を分析。
トーナメント形式とは「つまりどういうこと?」と考えてみる。
そしてここで視点変換のカギその1
そこで…
2チームのトーナメントでは1試合。
3チームのトーナメントでは2試合
なるほど!
8チームのトーナメントなら7試合
なるほど!
何か規則性が見えてこないか?そう。
いずれも試合数は…
という事は47チームの場合は…
さぁキミはできたかな?
単純なものに置き換えるね。
はい!2チームだったら1試合。
3チームだったら2試合。
か〜っ!アハハハ!こんな規則があったなんて全然考えてなかったですね。
その視点変換のカギが…
反対の目線から考えたり結論やゴールから逆算する事で問題解決へと導く方法だ
…という事ですね。
勝ったチームではなく。
今回トーナメント形式でやってって…優勝するのは1校なので…そうなんです。
すごいですか?分かりました?なるほど!そういう事だよ!負けるためには試合がなきゃ!そういう事だ!46校負けてるんだもん。
そのくらいの事ポンポンと言いたかった!うわ〜!その発想カッコイイですね!う〜ん。
さあ視点変換して考える事が分かったところで最終問題に挑戦!
よ〜いスタート!これもちゃんと情報を整理して分析して視点変換をすると思いつく事ができる問題です!
ちなみにこの問題の難易度は★3.5そんな中スラスラとペンが進む顧問と部長。
すると早くも顧問が…
あできたね〜。
早いですね!顧問!
開始から僅か20秒で顧問が一番乗り!一方部員は…
(ほーさん)全然分かんない。
どういう事?
ここで情報を整理。
この問題で問われているのが…
キミは2本のロープで45分を計る事ができたかな?
(ゴング)
早速5人の答えをチェックするとトレーニングの成果を発揮した山ちゃんと所顧問城島部長の3人が見事に正解。
それに対しみずきの答えは…
スタートで着火します。
それで半分になったなと思ったらまたこっちからも着火したら45分なのかなって…。
(みずき)そうなっちゃうんですね。
だからもう1本は何かあった時のために。
無駄遣いはいけないんで。
駄目だな。
ロープを1本しか使わないエコな精神は偉いけどこれでは45分は計れないぞ。
ではこの問題どうやって解けばいいのか?まず情報を分析。
するとロープ1本で…
そこで情報分析のポイント可視化を使い図にして考えてみると…
しかし15分はどうやっても計れない?30分も無理?どちらも思いつかないキミのために視点変換のカギその3は…
自分の…
この問題での常識って何だと思う?そう。
このロープで1時間しか計れないんじゃないかっていう事が常識として出てくる訳ですよね。
そこで常識を外し「60分で燃えるロープで30分を計るにはどうすれば?」と考えてみる。
すると何か思いつかないか?
更に大ヒント。
問題文に注目!「ライターを使用して」とあるがここがポイント!
示されてないです。
ないんです。
そうだから…
ライターを複数使って30分を計る。
もう分かったかな!?そうロープの…
30分が計れればあとはもう1本のロープで15分をどう計るかを考えればいい。
そこで正解した山ちゃんに答えを思いついた流れを聞いてみると…
30分を半分に割れたら15分って単位を出せるなと思って。
そしたらここにも両方つけてこっちにも3か所つけて燃え尽きた時にこっちからもつけるんですよ。
だから30分後にこっちのロープはこっちからつけてこれが燃え尽きるのに15分かかるっていうんでこの30分プラス15分で45分計れるんじゃないかなっていう。
お見事!山ちゃん大正解!説明をまとめると1本目の両端と同時に2本目のロープの片方のみに火をつければ1本目が燃え尽きた時が30分だから2本目は残り30分のロープとなる
その時同時に2本目のもう片方に火をつける。
すると2本目が燃え尽きた時15分を計る事ができる
さぁキミは分かったかな?いろいろな問題を解決へと導いた視点変換のカギ。
実は勉強にも結び付いている。
難関大学に合格した花道の先輩たちも視点変換を勉強に生かしていた!
まずは可視化。
図や表や絵にして分かりやすくする事
数学とかで問題を…一つ一つ…思いつくチカラになると思います。
更に英語や国語のような文系科目でもこんな効果が…
長文などですごく長い文章だとだんだん分からなくなってしまったので…
視点変換のカギ。
単純なものに置き換える事は英語の長文読解にも使える
分からない単語があるから読めないのはもったいない事で。
そこで北田さんがやっていたのが…
動詞であれば「〜する」と置き換えて読むという方法
…っていうところで置き換えを使っていました。
更に自分の常識を疑う事も問題解決への近道となる!
自分が必要ないかなっていう独断で決めてしまうのではなくて出題者はこういう意図を持ってこの条件を提示しているんだっていう出題者の意図みたいなものを常に意識しておく事は重要だと思います。
今日びっくりしたやっぱり。
負けた学校が46校あんだから46回試合してんだっていうのはちょっと頂きましたね。
(笑い声)使えると思います。
受験ってそれこそ数学の問題だと絶対今までにやった事のない問題が出る訳じゃないですか。
そうするといかに思いつけるかで差が出ると思うんですよ。
それでやっぱり思いつくチカラが本当に大事なんだと痛感しました。
ダンス界には世界のダンサーがあこがれる2015/11/07(土) 10:00〜10:30
NHKEテレ1大阪
テストの花道・選「“思いつくチカラ”をつける!」[字]
問題を解決するのに必要な「思いつくチカラ」!今回はこのチカラをつける3つのステップ「情報整理・情報分析・視点変換」のコツを伝授!毎日の勉強にもきっと役立つぞ!
詳細情報
番組内容
偉大な発明はもちろん、生活を便利にする発明品の多くは「思いつき」から生まれた。問題を解決するために必要な「思いつくチカラ」! このチカラを身につけるための3つのステップ「情報整理・情報分析・視点変換」のコツをバッチリ伝授! クイズ形式でトレーニングすることでキミも「思いつくチカラ」を手に入れられる。さらに花道の先輩から、思いつけるようになるためのアドバイスも紹介! これでもう難問も怖くない!
出演者
【出演】所ジョージ,城島茂,小林瑞生,岡ほのか,山田彩,永藤佳奈,北田萌香,那須優一,南友里,山田有紗,熊谷祟秀,【司会】渡邊佐和子,【語り】佐藤賢治
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 大学生・受験
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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