ーこんにちは。
中国と台湾が１９４９年に分断されて以降、初めてとなる首脳会談が、きょう午後行われます。
歴史的な会談が行われるシンガポールの会場前から中継です、高井さん。
シンガポールです。
歴史的な会談は、こちらのホテルで、日本時間の午後４時から行われます。
会談まであと４時間以上もあるのですが、すでに世界各国のメディアが集まっていて、その注目度の高さがうかがえます。
けさ早く、台湾を出発した馬英九総統は、改めて、この会談を第一歩として、首脳会談を継続していきたい考えを示しました。
一方、中国の習近平国家主席は、きのう、シンガポールに到着し、けさは市内で講演を行いました。
習主席の今回のシンガポール日程は、もともと決まっていたものなので、会談をするために、馬英九総統が日程を合わせてきた形となります。
今回の会談の背景には、来年１月に行われる台湾の総統選挙で、独立志向の強い野党の民進党の候補が、大きくリードしていて、政権交代の可能性が高まっているという状況があります。
会談では、分断以降、最も良好とされる中国と台湾の関係性が確認されるものと見られまして、台湾側は改めて政権・与党の外交成果をアピールするねらいがあるものと見られます。
また、中国側も中国と良好な関係を保つことが、台湾にとってメリットが大きいことをアピールし、総統選に影響を与えるねらいがあるものと見られます。
以上、中継でした。
ロシアの旅客機墜落を受けて、プーチン大統領は６日、エジプトとの間を結ぶロシアの航空会社のすべての便の運航を停止することを決めました。
大統領府によりますと、プーチン大統領は６日、エジプトのシャルムエルシェイクを離陸したロシア機が、墜落した原因が明らかになるまで、エジプトとの間を結ぶロシアの航空会社のすべての便の運航を停止することを決めました。
また併せて、観光で訪れているロシア国民を帰国させるよう指示しました。
この決定を受け、ロシアの複数の航空会社がすでに運航を停止しています。
ロシアはこれまで、墜落原因の特定は正式な分析結果を待つべきだと主張していますが、アメリカやイギリスが相次いでテロの可能性を指摘する中で、対策を取らざるをえなくなった形です。
また、フランス国営放送は６日、墜落機から回収されたブラックボックスの解析結果を知る関係者の話として、ボイスレコーダーに爆発音が録音されていたと報じました。
またＡＦＰ通信も、関係資料などを分析した結果、墜落原因が火薬による爆発物であり、故障や事故ではないと伝えています。
住吉会系の暴力団組長の男らによる療養費の詐欺事件で、組長の男らが架空の患者となる協力者などを使って、不正請求を繰り返し、数千円から数万円の報酬を渡していたことが分かりました。
警視庁は、容疑を裏付けるため、きょう、住吉会の本部事務所などを家宅捜索しています。
逮捕された住吉会系暴力団組長の三戸慶太郎容疑者ら男女１４人は、東京・杉並区にあった接骨院で、架空の患者の名義などを使い、療養費の不正請求を繰り返し、およそ４５万円をだまし取った疑いが持たれています。
その後の捜査関係者への取材で、三戸容疑者らは、架空の患者となる協力者や、協力者を紹介した人に、数千円から数万円の報酬を渡していたことが分かりました。
こうした協力者は数百人に上り、中には、お笑い芸人や歌手なども含まれていたと見られています。
警視庁は組織的な不正請求の実態の解明を進めています。
お伝えしていますように、中国と台湾が、2015/11/07(土) 11:25〜11:35
読売テレビ１
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