1時になりました。
ニュースをお伝えします。
アメリカのオバマ大統領は、カナダの企業が申請していた原油パイプラインの建設について、温室効果ガスを多く発生させる質の低い原油は輸入すべきではないなどとして、申請を却下し、今月30日から始まる温暖化対策を話し合う国連の会議に向けて、アメリカが主導的な役割を果たしていくという姿勢を強調しました。
カナダのエネルギー関連企業はアメリカ政府に対し、カナダとアメリカ南部のメキシコ湾岸を結ぶ、原油パイプラインの建設を申請していました。
これについて、オバマ大統領は、パイプラインを建設しても、長期的な経済効果は見込めず、温室効果ガスを多く発生させる質の低い原油は輸入すべきではないなどとして、申請を却下すると発表。
決断の背景には、今月30日からパリで開かれる国連の会議、COP21で主導的な役割を果たすため、環境対策を重視する姿勢を示すねらいがあることを明らかにしました。
カナダのトルドー首相は、決定に失望しているが、アメリカ政府の決定を尊重する。
カナダとアメリカの関係は、一つのプロジェクトの却下に左右されることはないとの声明を発表しました。
ASEM・アジア・ヨーロッパ会議の外相会合は、南シナ海で中国が海洋進出を進めていることを念頭に、国際法に基づいて、海洋上の安全や航行の自由を守る重要性を掲げた議長声明を採択して、終了しました。
ASEM外相会合は6日、2日間の協議の成果を盛り込んだ議長声明を採択して終了しました。
声明では、中国が南シナ海で人工島の造成など、海洋進出を進め、アメリカなどと対立が深まっていることを念頭に、地域名は示さなかったものの、力の行使や、一方的な行動を避け、海洋上の争いは平和的に解決することで一致したとして、国際法に基づいて海洋上の安全や、航行の自由を守る重要性を強調しました。
南シナ海での中国の海洋進出を巡っては、会議に出席した岸田外務大臣が、海洋上の法の支配の徹底を求め、各国に理解を求めました。
議長を務めたEU・ヨーロッパ連合のモゲリーニ上級代表は。
映画、男はつらいよの舞台となった、東京・葛飾区の柴又で、映画のロケ地となった各地の特産品の販売などを行う、寅さんサミットが行われています。
寅さんサミットは葛飾区などが、映画、男はつらいよシリーズに登場した各地の風景を残そうと初めて開き、今回はロケ地のうち国内11の市町村のほか、オーストリアのウィーンが参加しました。
寅さんサミットはあすまで行われています。
続いて気象情報です。
(前原)今こそ我々はもう一つの維新を起こす!2015/11/07(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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