[最新版] Procreateを使う前にチェックしておきたい初期設定
Procreateもバージョン3.0となりかなり細かい設定が増えてきました。ここで初期設定を自分好みにカスタマイズして、快適に使うためにおすすめの設定方法をご紹介します。
アプリ初心者の人はぜひチェックしてみてください。
アクションパネルの中の環境設定を開こう
アプリの環境設定は上部ツールバーのスパナのアイコンをタップ。表示されるアクションパネルの中の「環境設定」の項目で行います。
「環境設定」では描画ツールの設定など使用感にかかわる設定がたくさんあります。以下に詳しく解説していきます。
直線ツールとスポイトを使いわけよう
直線が描ける「Quickline」とスポイト機能ですが、どちらも意図しないときに動作してしまわないように調整しておきましょう。
スポイトの起動、Quicklineの遅延の横に表示されているのが、機能が作動するまでの秒数です。どちらも好みで秒数を調整してみましょう。
不要なときは左端までスライダーを動かせばオフにできます。
サイドバーは左配置がおすすめ
ブラシのサイズと不透明度を調整できるサイドバーは、はじめは右側に表示されています。しかし右利きの人なら左側にある方が、右手で描きながらでも左手で操作できて効率的です。
「環境設定」で「右利きインターフェース」をオフにすると、サイドバーは左側になります。
またサイドバーの位置は上下に動かせるので、上の方に移動させておくと使いやすいと思います。
好みのカラーピッカーを使おう
通常のカラーピッカーでは、外側のリングに色相を、内側の円の中で明度と彩度が調整できます。
一方でクラシックピッカーでは明度や色相を個別に変更しやすいメリットがあります。
インターフェースの色を黒と白から選択
インターフェースの色は黒と白の2色から選択。明るい場所では白が見やすく、暗い場所では黒が見やすいと思います。
私は絵の色合いに合わせて切り替えて使っています。背景が白い絵のときは白インターフェースにするとサイドバーが馴染んで見やすいです。
ブラシカーソルの表示 ブラシの形を確認できる
「ブラシカーソル」をオンにすると、ブラシの形状を細い白の線で表示できます。
ブラシサイズが大きいときは塗り範囲がわかりやすく、通常サイズがわかりにくい消しゴムツールでも範囲が見やすく表示されます。
動画保存をオフにしてデータ容量を節約する
Procreateでお絵描きすると自動的に描画過程が動画データとして保存されます。容量が厳しいiPadで仕様しているときにはこの機能をオフにしておくとようでしょう。
iPadの設定アプリを開いて、Procreateの項目を選択します。そのあと「新規書類のビデオ録画」の項目で「録画質」をタップします。
「録画質」では動画データの初期設定を行えます。必要ない場合はオフを選ぶと常に動画を保存しないようにできます。
記事は以上です。
初期設定をいじるだけでも使いやすさが変わりますので、ぜひ自分にあったものを見つけてください。
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