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暴力団元幹部から借金 解雇視野に処分へ11月10日 4時20分
日本大学の名誉教授が指定暴力団山口組の元幹部から2000万円を借り、今も返済していない問題で、大学側は「社会的な常識が大きく欠如している」などとして、10日に名誉教授から経緯などを聞き取ったうえで、解雇を視野に処分を決める方針です。
この問題は日本大学の77歳の名誉教授が、3年前まで山口組のナンバー3だった元暴力団組長から海外での投資に充てる資金として2000万円を借り、今も返済していないことがNHKの取材で明らかになったものです。
名誉教授は取材に対し、「元組長とは日ごろからつきあいがあり、軽い気持ちで借りた。反社会的勢力だからすべてが悪いというのはおかしいと思う」と説明しています。
この問題を受け日本大学は、名誉教授が大学院法学研究科で担当している授業の休講を決めるとともに、弁護士を入れた調査委員会を立ち上げて内部調査を進めています。
これについて大学は9日、法学部の学部長が会見を開き、「教育者として反社会的勢力と関係を持つことは理解出来ない。名誉教授に社会的な常識が大きく欠如していることは間違いない」などと述べました。そのうえで、10日に名誉教授を呼んで、元組長から2000万円を借りた経緯などを詳しく聞き取ったうえで、解雇を視野に処分する方針を明らかにしました。
また、名誉教授の授業を受けている学生に対しても、処分が決まりしだい事実関係を説明することにしています。
名誉教授は取材に対し、「元組長とは日ごろからつきあいがあり、軽い気持ちで借りた。反社会的勢力だからすべてが悪いというのはおかしいと思う」と説明しています。
この問題を受け日本大学は、名誉教授が大学院法学研究科で担当している授業の休講を決めるとともに、弁護士を入れた調査委員会を立ち上げて内部調査を進めています。
これについて大学は9日、法学部の学部長が会見を開き、「教育者として反社会的勢力と関係を持つことは理解出来ない。名誉教授に社会的な常識が大きく欠如していることは間違いない」などと述べました。そのうえで、10日に名誉教授を呼んで、元組長から2000万円を借りた経緯などを詳しく聞き取ったうえで、解雇を視野に処分する方針を明らかにしました。
また、名誉教授の授業を受けている学生に対しても、処分が決まりしだい事実関係を説明することにしています。