（金子）今日の「ひるブラ」２，０００万円とも言われるあるものが登場です。
（磯山）何だかものものしいですよね。
勝俣さ〜ん！は〜いお願いします！こちら緊張感あふれる現場になっております。
ちょっとピリピリしてますよ〜。
はいフフフフ…。
勝俣さん２，０００万円のものがこちらにあるんですけれども何か分かりますか？２，０００万円でしょう？磯山さやかちゃんの写真集じゃないですか？おっ!?それだったらうれしいな〜。
そうでしたか〜。
いやぁ無理です。
実はですね正解こちらです。
出るかな写真集…こちらダダン！えっ何ですか？これ。
分かりますか？これ碁石ですよ。
最高級の囲碁で使う碁石です。
…が２，０００万円するんですか？白くてきれいですよね。
これが２，０００万円ですよ。
ちなみにこれ何から作られてるかといいますとこちらのはまぐりです。
貝から作るんですか？貝殻なんですよ。
そう碁石って石のイメージなんですけど貝から作ってるんですよ。
しかも結構大きいですよね。
分厚いですよね。
そう。
大きなこの貝殻が特徴なんです。
そして手袋着けて特別に今日は触らせて頂きますが１つこちら１０万円以上いたします。
落としたら大変ですよ！緊張しています。
落とさないで！大変なんですよ〜！本当に高価なものなんですけど。
うわきれ〜い！ねえきれいですよね。
光でキラキラ輝くんですよ。
宝石みたいですね。
そうなんです。
ここ宮崎県日向市は日本で唯一のはまぐり碁石の生産地なんです。
このはまぐり碁石がなぜ高価なのかその秘密と魅力をお伝えしていきたいと思います。
怖いですからね先に置きましょうか。
その高価な理由が２つありましてまず１つ目が厚みなんですね。
こちらご覧下さい。
こちらですね碁石の厚さの順に並べたものなんですけれどもこちらで製造されているもので２５種類あります。
こうやって見ると分かるかな。
あっ…薄いのからどんどん厚くなってきますね。
そうなんです。
０．３ミリごとに大きく価値が変わっていくんですってこちらのはまぐり碁石は。
分厚いわやっぱり。
薄いもの厚いもの価値が１０倍以上変わってくるんですよ。
厚いほど取れる貝が少ないので貴重で高価になっていくという事なんですよね。
分厚い貝がそろうだけでも難しいんですって。
それが日向市なんですね。
一つの貝から一つしか作れない。
そしてもう一つの理由というのが模様です。
今こちらに用意したんですが模様がですね３段階に分かれてるんですよ。
貝ですから独特の模様が見えます？ありますね縦のラインが。
そう縦のラインがあるんですよ。
それで左側から名前が「華印」「月印」そして一番右が最高級の「雪印」となっているんです。
雪の印…。
あぁ〜細かくねえ！いっぱいラインがありますね！そう。
模様が細かくてしかも平行で特にきれいなものというのが最高級品になるんですね。
惑星みたいですね。
うんきれい。
こちらが本当に全体の僅か１割程度しか出来ない貴重なものなんですよ。
なので先ほどお見せしたものは最も分厚くそして最もきれいなものが１８０個そろっているのでこれね奇跡的なので２，０００万円の値がついたという事なんですよ。
１８０個そろわなきゃダメなんだね。
そうなんですよね。
そろうのも本当に奇跡的なんですって。
こちらねバブルの時は最高価格なんと５，０００万円だったんですって。
えっ!?おうちが建ちますね。
はいそうなんです。
先ほどちょっと貝殻ってご紹介しましたけど白い碁石というのは貝殻で出来てるんですね最高級品。
同じように最高級品の黒い碁石というのは三重県で採れる那智黒石というのを使ってるんです。
それは石なんですね。
そうなんです。
今日は白い碁石をご紹介しますのでなぜ日向市でそのはまぐり碁石が作られているのかという原点をご紹介します。
まずは日向に広がる海なんです。
宮崎県日向市の東部には「日本の渚百選」にも選ばれた小倉ヶ浜が広がっています。
明治時代この海岸に碁石の素材となるはまぐりの貝殻が浜辺いっぱいに広がっていた事から日向市ではまぐり碁石の生産が始まりました。
見て下さいこちらのはまぐり。
日向産の「スワブテはまぐり」というんですね。
通常のはまぐりと比べると…。
こちらですね。
あっデカい！勝俣さん見て下さい。
そうなんですよ。
大きさ４倍ほど大きいんですよね。
じゃなきゃ厚くならないんだ。
はい。
しかも厚みも違うんです。
こちらこうやってやったら分かりやすいと思いますね。
あぁすごいすごい。
見て下さいこの厚み。
全然違いますね。
こちらがスワブテはまぐり。
左側が通常のものですけど全然違いますね。
すごい。
石だねもう。
この大きなスワブテはまぐりは近年少なくなっちゃったんですよ。
今では大変貴重でして現在流通しているはまぐり碁石の材料はほとんどメキシコ産なんですね。
そんなに減っちゃったんですか。
そうなんです。
そしてはまぐり碁石の職人技は今も健在で明治時代から続いてるんですけれども初めに貝殻から丸くくりぬいていくんですがそれがちょっとね難しいんですよね。
とにかく先ほどお伝えしたように厚みが価値のポイントですから厚いところしかもきれいなところをくりぬかなきゃいけないんです。
この場合どこになるんですかね？
（甲斐）この場合はこの辺が一番厚いのでこの辺を抜きます。
ちょっと触ってみて下さいよ。
ちょっと私が…。
あっやっぱりこちらよりは見た目でも分かるかと思いますけどこちらの方が分厚くなってますよね。
見た目だと分かりにくいんですよね。
これやっぱり是非実際にくりぬいてみて頂きたいですね。
よろしくお願いいたします。
割れたりしないのかな…。
今こちらでされているのは副工場長の甲斐さんです。
「貝だけに…」じゃないんですね。
偶然ですね。
（笑い声）丸く…ほんとに丸で抜いちゃうんだ型抜きみたいに。
うわほら。
回りちょっと細かく割れるじゃん。
ほらあっ…やっぱもろいね。
結構力が必要なのでこの機械もオリジナルのものここの工場で研究を重ねて開発された機械なんです。
今くりぬいたもの出てきました。
見せて頂きましょう。
いかがですか？あっ多少欠けるんだね。
やっぱ貝だから。
そうですね。
ですからここから形を整えていくのが重要ですね。
こうやってくりぬいたものを碁石の形に削っていくんですけれども重要なのはいかに厚みを残して削っていくかという事なんですがその厚みを残す技をあちらで見ていきましょう。
ありがとうございました。
この次はですね削るという工程なんですが厚みを残さなきゃいけないので非常に職人技が重要になるんです。
こちらです。
県の伝統工芸士に認定されたはまぐり碁石職人の安藤正さんにその技見せて頂きましょう。
えっどうやってるの？こちら特製の木型にはめて砥石で削っていくんですが厚みによりカーブの大きさが違うんですよね。
なので安藤さんは厚みを見極めて削っていくという作業を今されています。
大変な作業ですね。
削る時のポイントはどこでしょうか？機械でやってしまえばですね早くはできますけどもやはり碁石のいいものというのは少しでも厚くてそして白くて形のいいものがいいという事で私たちは何回も削って失敗のないようにこういうふうにやってるんですね。
一つ一つ手作業でやられているという事なんです。
手作業ですから形にするまで数時間ですよ。
こうやって職人技で削って…。
心がこもってるって事ですよね。
今削り終わったものを見せて頂きました。
こちらやっぱり厚みがありますし手触りがいいんですよ。
これね何より使っていていいのは打った時の音がとっても心地いいんです。
だから地元ではとっても愛されてるんですよ。
訪れたのは…週に５日この場所に集まって対局している囲碁好きの方々ばかり。
中には小学生の姿もあります。
使っている碁石はもちろんはまぐり碁石。
皆さんにはまぐり碁石の魅力を聞いてみました。
やっぱりやわらかみですよね。
こう打った時に肩にこないんですね。
響きが肩に響かないんですよ。
やっぱ打ってる時の手触りとかねガラス玉とかエボナイトの碁石とかもう打った時の手に受ける感じが全く違うんです。
そこでこんな実験をしてみました。
碁石の材料として一般的に使われるこちらの３つ。
音の違いを聞き比べて下さい。
（はまぐり碁石を打つ音）
（陶器の碁石を打つ音）
（ガラスの碁石を打つ音）皆さん分かりましたか？最後にもう一度。
どうですか勝俣さん分かりました？今の。
ガラスは薄いですね音が。
「タン！」とはじかない。
結構高い音というのが魅力的ですよね。
跳ね返ってきますもんね音がねはまぐりはね。
そうなんですよ。
でも音がいいだけではもちろんダメですから見た目もっと磨いていかなきゃいけないんですよ。
それでね私の今後ろに見えます？この農作業用のハウスが。
はい。
何ですかこれは？ここで何が行われているかといいますとより白くする作業なんです。
白い碁石をより白くするためには何が必要かといいますとこのハウスの中でこういうふうに乾かす作業が行われてるんです。
いっぱいありますよね。
どうですか？あぁ〜。
やっぱり日ざしがポイントなんです。
宮崎は太陽の光とっても降り注いでいますからこの太陽の光を使うんですけどこのハウスは雨よけですね。
雨が降っても大丈夫という事です。
ただもちろんこれだけだと白くならないのでポイントがここにあるんですよ。
何ですか？ちょっと見せますね。
ぬか床みたいですけど。
これ何だと思います？これ。
海水じゃないすか？いや違うんです。
これね過酸化水素水。
オキシドールって聞いた事あります？ああはい消毒ですね。
そうです。
消毒に使われていたもの。
衣類の漂白剤としても過酸化水素水使われますのでそれを使ってこのようにつけてもう一度干してまたつけて干して繰り返して長いものでは１か月かけて白くするんですよ。
このようにしてより白く白くしていくんですけどまだこれだけじゃ足りないんです。
もっと何をしなきゃいけないのか。
磯山さんお願いします！は〜い。
まだまだありますよ。
最後は高級感を出すツヤの秘密をご紹介します。
ツヤなんですけれどもこちらのたるで一度に４，０００個の碁石を６時間かけて磨いていくんです。
へぇ〜たるじゃなきゃダメなんですね。
はいそうなんです。
ではお願いいたします。
この時に傷つきそうだけどなぁ。
強いんだね。
あぁ〜なんかパチンコで勝った時みたいですね。
一気に入れていきます。
十分白いけどね。
白いんですけれどもツヤがまだこの時点ではないんです。
これで全部入れ終わりまして蓋をしますね。
磯山も入ればいいのにねツヤが出るように。
えっ？磯山も入ればいいじゃないですか。
ハハハ！おかしくなるでしょ。
まず入れないですこの穴から。
もう失礼なほんとに。
さあ蓋ができました。
そしてスイッチを入れま〜す。
はい回りました。
今このたるの中に企業秘密の配合で研磨剤を入れているんです。
そして一緒に回しながら磨いていくんですね。
６時間でしょ。
この配合がうまくいかないと研磨剤で小さな傷が出来てしまうんですよね。
配合しだいで。
大変なんですけれども。
このツヤを出すまでで１つの碁石が出来るまでが３か月の月日がかかるんですよ。
すばらしい。
それは高価なものになりますね〜。
そうなんです。
じっくりかけて作っていくんですけれどもさあ磨いたものがこちらにあります。
ツヤ出てます？もうこちらツヤッツヤですよ。
全然違うんだね！すごいきれい！そうですよね。
輝きがすごい！うわっすごいきれい！滑らかでつやっとしたものがこうやって出来上がるんですよね。
この磨き終えたものはまだまだ終わらないんです。
まだ!?はい。
厳しい検査が待っているんですよ。
まだここから落とされる子は落とされるんだ。
そうなんです。
ここからはミクロの世界に入ります。
金子アナよろしくお願いします。
お任せ下さい。
私は女性に大人気なあるものが売られている場所に行くのでこちらで一旦お別れとなります。
いってらっしゃい！頑張って！私がご紹介するのは最後の工程検査とは何かといいますと最高級品を選び抜く作業なんですよ。
こちらに今碁石があるんですけどここで何をするか。
まずはご覧頂きましょう。
ここにのせてこういう事します。
あっそうか止まるんだ！面白い！落ちましたよね。
これねもう一回いきますよ。
転がして…転がして…。
ここで落ちるんです。
何かといいますとここ厚みを測っている所なんですよね。
「４０」までいけないねなかなか。
なかなか厚みがね…。
これ今ちょうど「３６」ですけど最高級になるようなもっと大きな数字っていうのはなかなかいけないんですよ。
まずこれこういう結構アナログでしょう。
アナログな工程から次がこちらですよ。
見て下さい。
この最先端の機械。
機械がやるの？最後は。
そう。
これね今止まっちゃってるんですけどここで何が行われるかといいますとこの真ん中で実際に碁石に傷がついているかどうかをロボットがきちんと見定めるというものなんです。
傷がついているかどうかで４段階に分けていくというものなんですね。
そしてもちろん機械のあとには最後は人の目なんですよ。
こちら見て下さい。
今まさに機械で選別したあとのものを最後は表面に傷がないか形がきれいかどうか職人がびしっと見るんですよ。
人間ってすごいね。
機械以上なんだね。
すごいですよ。
実際にそれで選び抜かれたものをまず見て頂きたいんですけどこちらに今カメラを用意しました。
どういう事かといいますと今この中に傷がついてる部分があるんですよね。
分かりますか？勝俣さん。
分からないですよ。
きれいな碁石ですよ。
いや〜もちろんきれいな碁石なんですけどこの辺に…。
この辺…。
あっちょっとへっこんでるところですか？くぼんでますね。
そうなんです。
これを見抜くの？こういうのがあるだけでも最高級にはなれないんですよ。
ちょっと今どかしますね。
最高級がこちらです。
傷がないんだ。
わっ…。
全く傷がないんです。
輝きも違いますねやっぱり。
そうなんですよ。
改めてこの選別最高級品をどうやって見極めるかという作業を見て頂けたらと思うんですけどものすごいですよね〜。
今こちらでされているのは２０年されている河津さんです。
河津さんどういったポイントが最高級の碁石のポイントですか？まずしま目傷がない形がいい白いですね。
…っていうのが最高級。
厚みもありますけど。
やっぱり厚みもそうですし模様もそうですし更にそこから形がよくてきれいで白くてっていうところになるんですね。
それを全てご覧になってるんですね。
はい。
このようにして選び抜かれた碁石が最終的には最高級品としてこちらのきりの箱の中に入って袋詰めされて…。
選ばれしものたちですね。
この商品になるわけですよ。
ここに入りたくても入れないんだ。
入りたくても入れないというのはもちろんそうなんですが入れなかったものがね実はまた別の形で一つのものになっているんです。
ご覧頂きましょう。
磯山さん。
は〜い。
さあ碁石として製品にならなかったものは別なものに生まれ変わるんですがそれがこちらです。
女性に大人気の碁石グッズなんですがキーホルダーになるんですね。
碁石のキーホルダーこちらはいろいろいろんな色が塗られていて本当にカラフルなね。
宝石だねこうやって見ると。
そうなんですよ。
こういったカラフルな碁石に生まれ変わったりあとはですねこちらおはじきなんですけれども…。
高級なおはじきだね。
うわきれい！そうなんですよ。
すごくきれいですよね。
いろんな色もあったりとかするので。
はじく音もきれいでしょうね。
お子さんにもねすごく。
そうなんですよ。
なので皆さん今囲碁ガールという女の子たちがいまして囲碁をする若い女性たちが増えているんですって。
そんな囲碁ガールの中で人気なのがおはじきなんですけれどもこの中から好きな色を自分で「この色がいいな」なんて言いながら集めましてこのようにですね囲碁を打つ方もいるという事なんですね。
おしゃれになりますねやっぱり色つきだと。
おしゃれですよね。
どうしても黒と白っていうのも格好いいんですけれどもこうやって色があるとまた楽しくお子さんも楽しめる感じですよね。
ゴルフやる人はマーカーで使ってもいいですね。
あっマーカーね。
おしゃれですよね。
いいですねつるっとしてるからグリーンも傷めませんしね。
これね着色はしてますけどまさにそのものの模様を生かしてるんですよね。
マーブル状になってすごくきれいな形になってますよね。
まだまだねグッズあるんですよ。
こちら。
アクセサリーにもなるんですよ。
なりますよ！これねやはりきれいなんですけれどもこのジュエリーたちも碁石で出来ていてネックレスだったりとかイヤリングピアスというものも出来てるんですが私も実は今着けています。
こちらなんですけどネックレスを着けていますけれども自然ですよね。
まさか碁石で出来ているとはという…。
お月さんみたいできれいですね。
満月みたいな。
そうですよね。
なんか自分自身も満月になったような…？ハハハハ！優しい感じがしていいですね。
そういう事ですそういう事です。
あとはイヤリングも着けてみたいと思いますけれども。
でもこれはまぐりだと分かんないだろうね。
してても。
あきれい。
はまぐり碁石ですからね。
きれいですよね〜。
着てるものに合いますよ。
すごくシンプルだけれども…ねえ。
勝俣さん奥様にいかがですか？いいですね。
和服にも合いそうですもんね。
ジュエリーだけじゃなくて２，０００万円の碁石もありますので。
ハハハハ！ですから碁石としてもちゃんと活躍しますし碁石ではないところでもこれほどに価値があるものです。
よかったね〜君たち。
（笑い声）いろんなところに使われてはまぐりも幸せだと思います。
じゃあせっかくですからもう一つ着けちゃってはまぐり碁石だらけにしましょうよ。
あとでたるの中に入ってツヤつけてもらって下さい。
ちょっと！ほんとに…。
研磨剤でツヤツヤにしてもらってね。
私もこのようにツヤツヤする女になりたいと思います。
まさに一目置かれる存在になりますよね。
きれい。
勝俣さんだけでなく皆さんも是非触れ合ってみて下さい。
（あさ）はぁ〜かいらしいなぁ。
2015/11/09(月) 12:20〜12:45
ＮＨＫ総合１・神戸
ひるブラ「キラリ輝く☆はまぐり碁石〜宮崎・日向市〜」[字]
宮崎県日向市で作られる最高級品の碁石、ハマグリ碁石をご紹介！純白で細かなしま模様を生みだす職人の繊細なワザに迫ります。ひと組数千万円という超お宝碁石も登場！？
詳細情報
番組内容
【ゲスト】磯山さやか，【コメンテーター】勝俣州和，【司会】金子峻 〜宮崎県日向市で収録〜
出演者
【ゲスト】磯山さやか，【コメンテーター】勝俣州和，【司会】金子峻
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー／教養 – 歴史・紀行
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