民政移管後初めてとなったミャンマーの総選挙は昨日、投票が実施された。
アウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党が大きく躍進する見通し。
現地から中継。
投票から一夜明けたＮＬＤ＝国民民主連盟の党本部前です。
昨夜は、勝利を確信した支持者およそ３万人が詰めかけたが、現在は月曜日の朝ということもあって周囲は落ち着きを取り戻しています。
ミャンマーで民主的な総選挙が実施されるのは事実上、２５年ぶりとあって投開票をめぐる混乱も懸念されたが、これまでのところ大きなトラブルは起きていない。
投票率はまだ発表されていないが、選挙管理委員会は８０％を超えたと見ているとのことで、有権者の関心の高さがうかがえる。
ミャンマーではあらかじめ総議席の４分の１が軍に割り当てられているため、ＮＬＤが政権交代を果たすためには改選議席の３分の２以上を獲得しなくてはならない。
ＪＮＮの取材では、最大都市ヤンゴンの４５の選挙区のうち４４選挙区でＮＬＤの候補者が当選確実となるなど政権交代に必要な議席数を獲得しそうな勢い。
選挙管理委員会はこの後、１回目の中間発表をする予定で、エジプトでのロシア機墜落で、ボイスレコーダーの最後に記録されていた異常音について、ロイター通信は調査委員会のメンバーが９割方、爆弾によるものだとの見方を示したと伝えた。
ロシア機墜落の原因を調べているエジプトの調査委員会のメンバーの１人はロイター通信に対し、ボイスレコーダーの最後に記録されていた異常音は９割方、爆弾による爆発音だとの見方を示したとのこと。
調査委員会は７日の記者会見で、ボイスレコーダーの最後に異常音が記録されたことを明らかにしているが、原因は特定できていないとしていた。
乗客・乗員２２４人が亡くなったロシア機墜落をめぐっては、過激派組織イスラム国系の武装組織が犯行声明を出しているが、エジプトのシシ大統領は、プロパガンダだと述べ、イスラム国によるテロとの見方に否定的。
四国電力伊方原子力発電所の重大事故を想定した国と愛媛県による総合防災訓練は２日目の今日、住民が実際に大分県まで避難する初めての訓練が行われている。
愛媛県伊方町の三崎港では、原発の西側に位置する佐田岬半島の住民、およそ７０人が午前１０時過ぎに大分に出発しました。
昨日から始まった訓練は、伊方原発で重大事故が発生したという想定で行われていて、今日は午前９時前から住民が体育館に一時避難し、ヨウ素剤に見立た飴を受け取った後、港へ向かった。
そして、放射能汚染の有無をチェックした後、民間のフェリーと海上自衛隊の船に分かれて乗り込み大分へと向かった。
午後１時頃、大分に到着する予定。
今回の訓練では避難計画の実効性について検証するが参加した住民の１人は、事故が発生した場合、まずこの港まで来ることができるのか不安だなどと話していた。
９月の実質賃金が前の年の同じ月と比べて０．５％増え、３カ月連続で増加したことがわかった。
厚生労働省によると、働く人１人当たりの平均賃金を示す９月の現金給与総額は２６万５５２７円で前の年の同じ月に比べ０．６％増えた。
また、物価の上昇を考慮した９月の実質賃金は速報値で前の年の同じ月に比べて０．５％増え、３カ月連続のプラスとなった。
一方、今年の夏のボーナスは１人当たりの平均で３５万６７９１円となり、前の年に比べて２．８％減った。
厚労省は、労働者に占めるパートタイムの割合が増加していることが１人当たりのボーナス額が下がった要因と分析している。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、移設をめぐり、国と沖縄県の対立が深まっているが、国の進め方について、６割の人が不適切だと考えていることがＪＮＮの世論調査でわかった。
去年８月、京都市伏見区で夫婦が死亡するなどした連続放火事件で、現住建造物等放火や重過失致死など罪に問われた１７歳の少年の裁判員裁判の初公判が開かれ少年は、間違いありませんと起訴内容を認めた。
起訴状などによると、京都市伏見区の１７歳の少年は去年５月から８月にかけて伏見区内で合わせて８軒に放火し、うち１件では北村正則さんの自宅にライターで火をつけて焼失させ北村さん夫婦が死亡した。
今日の初公判で少年は、公訴事実に関しては間違いありませんと起訴内容を認めた。
一方、検察は住宅密集地での放火は危険性が高く、動機がストレス解消によるもので反省も見られないことから、刑事処罰が相当であると指摘している。
千葉県館山市で７３歳の男性を池に突き落とすなどして殺害したとして近所の７６歳の男が逮捕された。
警察は生活排水などをめぐる近隣トラブルが動機と見て調べている。
殺人の疑いで逮捕されたのは、館山市の農業、植木亨容疑者。
調べによると、植木容疑者は今月６日午後３時頃、田んぼを挟んで隣に住む石渡征夫さんの自宅の敷地内で、石渡さんの顔を蹴るなどした上、池に突き落として殺害した疑いが持たれている。
取り調べに対し植木容疑者は、生活排水などの問題で口論になり殺意を持って殺しましたと容疑を認めているとのこと。
近所の人によると、石渡さんはひとり暮らしで、植木容疑者を含む近隣の住民と生活排水などをめぐりトラブルになっていたとのことで警察が事件のいきさつを調べている。
去年、川崎市の東急・武蔵小杉駅でエスカレーターが逆走して、１１人が重軽傷を負った事故で国土交通省はチェーンの経年劣化や点検の不備が事故につながったとする報告書を公表し保守会社の点検状況について抜き打ち調査を実施する方針を固めた。
今日公表された報告書では、チェーンが経年劣化でたるんでいた上、保守担当者が調整していなかったため、金属疲労で断裂し、事故が起きたと見られるとした。
逆走を防ぐ安全装置も検知スイッチが不適切な位置に動かされていたため作動しなかった。
また、２０１２年、千葉県のＪＲ西船橋駅で起きたエスカレーター事故についても、点検が不十分だったことなどが事故の原因と見られるとのことで国土交通省は保守点検会社の点検状況について抜き打ち調査をする方針を固めた。
今日未明、東京・新宿区でワゴン車が横転する事故があり、車に乗っていた大学生の男女１２人全員がケガをした。
ワゴン車の定員は６人で定員の倍の人数が乗っていた。
今日午前３時半過ぎ、新宿区中落合の山手通りで、ワゴン車が歩道に乗り上げた上、電柱に衝突し、横転した。
警視庁などによると、車に乗っていたのはダンスサークル仲間の２０代の大学生で男女１２人がケガをして病院に運ばれた。
このうち運転していた男性ら２人が足を挟まれて骨折するなど重傷。
ワゴン車は定員が６人だったが、事故当時、男性８人と女性４人の合わせて１２人が乗っていて、スピードの出しすぎでハンドル操作を誤ったと見られている。
警視庁はケガから回復し次第、運転していた男性などから詳しく事情を聞く方針。
住吉会系暴力団組長らが接骨院と共謀し、療養費を不正受給していた事件で、患者の健康保険証のコピーが複数の接骨院で使い回されていた疑いがあることが新たにわかった。
この事件は、住吉会系暴力団組長、三戸慶太郎容疑者ら１６人が杉並区の接骨院で患者を治療したように装い療養費およそ４５万円をだまし取ったとして逮捕されたもの。
この接骨院はおよそ２年間にわたり療養費の不正受給を繰り返していたが、その後の取材で、都内にあるほかの４つの接骨院でも不正受給が行われ、患者の健康保険証のコピーが使い回されていた疑いがあることが新たにわかった。
三戸容疑者らが不正の発覚を防ぐため複数の接骨院から療養費を請求していたと見られている。
また、これらの接骨院はボクシングジム経営の尾高仁容疑者が柔道整復師を派遣するなど運営に関わっていたと見られていて、警視庁は総額１億円以上に上る組織的な不正受給の実態解明を進めている。
寒ブリが大漁。
新潟県佐渡市で寒ブリが去年より１０日早く今シーズン初の大漁。
１５ｋｇを超える大物も含め、４４０本が水揚げされた。
キロ２０００円ほどで競り落とされ大半が首都圏や関西に出荷される。
千葉県の森田健作知事は、大会組織委員会の森喜朗会長と会談し２０２０年東京オリンピックの追加種目としてＩＯＣに提案したサーフィンを千葉県内で開催したいとの意向を伝えた。
サーフィンの開催会場をめぐっては、これまで神奈川県と宮崎県が名乗りを上げている。
追加種目は来年８月のＩＯＣ総会で決定し、その後、国内の開催地が決まる予定政府は日本を訪れる外国人観光客、年間２０００万人の目標が達成される見通しであることからさらに観光客を増やすため、新たな数値目標を設定することやそれを達成するための具体策を検討する初めての会議を開いた。
地方空港のか活用や宿泊設備の充実などについて議論を行い、年度内に対策を取りまとめることにしている。
中国国防省などによると、アメリカと中国の海軍が大西洋では初めてとなる合同訓練を７日、アメリカ・フロリダ沖で行った。
訓練には中国海軍のミサイル駆逐艦やアメリカ海軍の巡洋艦や駆逐艦などが参加し海上で不測の事態を回避するための通信手順などを確認したとのこと。
南シナ海をめぐる問題で対立する中、アメリカと中国は事態の先鋭化を避ける狙いがあるものと見られる。
今朝早く大阪市阿倍野区で水道管が破裂し水が漏れだしました。
付近の店などに土砂が流れ込んだほか現在も２００メートルにわたり通行止めが続いています。
一面水に覆われた道路、交通規制にあたる警察官の足首まで浸かっています。
大阪市水道局によりますと、今日、午前４時４０分ごろ大阪市阿倍野区阪南町で水道管が破裂し、大量の水が漏れ出しました。
現在、漏水は止まっていますが道路が４メートル四方で陥没し南港通りが２００メートルにわたり通行止めとなっています。
付近の店などには水や土砂が流れこみ従業員らが清掃作業に追われています。
割れた水道管は埋めてから８０年近く経っていて、原因は老朽化と見られています。
昨日、告示された大阪市長選挙の期日前投票が今日から始まっています。
大阪市長選挙には新人４人が立候補していて橋下市政の評価や住民投票で否決された大阪都構想の再提案の是非などが争点となっています。
北区役所では午前８時半から期日前投票が始まりました。
仕事やレジャーなどで当日に投票できない有権者が事前に投票できる制度で市内２９の投票所で午前８時半から午後８時まで受け付けています。
大阪市長選挙は５日に告示された大阪府知事選挙とともに今月２２日に投開票されます。
先週、新たに矢が刺さったカモが見つかった兵庫県伊丹市の公園では、今日も市の職員がカモを保護するための作業を行っています。
伊丹市の昆陽池公園では市の職員が朝からエサのどんぐりでカモをおびき寄せて保護を試みていますが、現在のところ成功していません。
昆陽池公園では先週も矢が刺さったカモが２羽見つかっていますが、公園内の別の池では一昨日、頭部が切断されたカラスの死骸が浮いているのが見つかりました。
カラスの頭部は鋭利な刃物で切断された可能性が高いということで警察が鳥獣保護法違反の疑いで捜査しています。
また同じ日、周辺の木の上で矢が刺さったハトも見つかるなど鳥が被害に遭うケースが相次いでいることから警察などが警戒を強めています。
京都では冬の味覚、千枚漬の漬け込み作業がピークを迎えています。
特製のかんなで薄く削られていくかぶら。
京都市伏見区の漬け物店では、朝早くから直径２０センチの聖護院かぶらを伝統的な手法で漬け込んでいきます。
千枚漬けはお歳暮などで、需要が増えることから、毎年１１月が漬け込みの最盛期です。
京都特有の底冷えが始まるこの時期に漬け込まれたものが最もおいしいといわれています。
今年の聖護院かぶらは、台風の影響もなく、例年よりもできが良いということです。
漬け込み作業は来年４月まで続けられ関西を中心に出荷されます。
2015/11/09(月) 11:30〜11:55
ＭＢＳ毎日放送
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