1年納めの九州場所。
注目は、3人の横綱。
初の2連覇を狙う鶴竜。
日馬富士は、2場所連続の休場から復活を期す。
そして白鵬。
横綱になってから初めて、休場明けの場所。
最初に土俵に上がったのは日馬富士。
関脇・妙義龍は、名古屋場所で休場に追い込まれた因縁の相手。
妙義龍が動きを止めた。
離れて、日馬富士が今度は前に出ていきます。
十分にまだまわしが取れない、中に入った!寄り切り。
日馬富士の勝ち。
難しい相手を退けて、復活へ順調なスタート。
勝ったときはほっとしたと、本音を漏らした。
白鵬は、休場の原因となった左ひざのけがの回復具合に注目が集まる。
右四つで、すぐに上手です。
栃ノ心が先に出る。
白鵬が上手を引いて、一気に捉えます。
白鵬のまわしが伸びています。
さあ、上手を切って、ここからどう動くか。
じっくり構えているのか。
上手投げ。
白鵬の勝ちです。
ひざの状態はまずまずと白鵬。
相手を上手を切ってから攻める、慎重な相撲だった。
休場明けの一番に、多少の緊張もあったが新鮮だったと、白星の味をかみしめた。
鶴竜は、東の横綱として迎える結びの一番。
対するは嘉風。
先場所、鶴竜と白鵬の2横綱を破っている。
頭で当たって、突き放した鶴竜に、嘉風。
いった、抜けた、嘉風の勝ち!結びに波乱。
嘉風の力強い突きに、鶴竜の悪い癖、はたきが出てしまった。
鶴竜は、いいところなしとうなだれた。
一方、嘉風は地元、九州で再び波乱の主役になった。
こんばんは。
サンデースポーツです。
大相撲九州場所初日。
3人の横綱は、明暗が分かれましたね。
そうですね、ちょっとびっくりしましたけど、いい取組見れましたね。
そうですよね。
さあ、早速解説をしていただきましょう。
福岡のスタジオには、尾車親方にお越しいただいています。
親方、よろしくお願いいたします。
お願いします。
よろしくお願いします。
まずはなんといっても、まな弟子の嘉風が、先場所に続いて、鶴竜に勝ちましたね。
どうなってんですかね、私もびっくりしてます。
でも、やっぱりうれしいですね、親方?
うーん、まあそうですね、はい。
さあ、では早速、お話を聞いていこうと思うんですが、まずは立ち合いからですね。
立ち合いは両者低く、互角ですね。
いい立ち合いしました。
この立ち合ったあとのですね、ここです。
まず、鶴竜の突っ張りを嘉風の左からの押っつけで、嘉風がはねのけたんですね。
それで鶴竜の腕が伸びなかったんですね。
逆にここ、嘉風の突っ張りがうまく、鶴竜ののどを突いて伸びましたね。
これで圧力がぐいっとかかりましたね。
そこを思わずはたいてしまったんですね、鶴竜はね。
そこを一気に嘉風は突いて出ました。
力強い相撲でしたけど、先場所のことも考えると、今場所の嘉風、かなり勝つんじゃないんですか?期待しちゃいますが?
それもありがたいんですけれども、きょうが千秋楽なら全勝で終わるんでいいんですけどね、いかんせん、初日ですから。
なんとか頑張ってもらいたいと思います。
まだまだこれからですよね。
一方で、親方、先場所、左ひざのけがで休場した白鵬なんですけれども、初日の相撲ってどうでしたか?
まずまず、そんなに危なげはなかったですよ。
実際、どうでしょう?取り組みは。
立ち合い、両者右の合い四つですから、右四つに組み当たりました。
そしてここね、一回寄られたときに、ちょっとひやっとしたんです。
このまわしの位置、見てください。
栃ノ心と白鵬、白鵬のほうが低いでしょう?これは寄られたんじゃなくて、自分で下がったんですね。
回しも伸びてましたから、慎重にいったんですね。
それで栃ノ心の上手を切って、うまく攻めましたね。
余裕の相撲といった感じだったんですね。
やっぱり、相撲感は鈍ってないですね。
ただやっぱり、休場明けですから、ほっとはしたと思いますよ。
そして先場所、終盤戦で右ひざを負傷した大関・照ノ富士は、体重200キロを超える巨漢、逸ノ城との対戦です。
照ノ富士は、出る以上は優勝を目指すと、決意の土俵です。
右四つ、止まった。
つかまえた、逸ノ城がいい形を作った。
苦しい展開の照ノ富士。
強引な投げも、巨体の逸ノ城には通じません。
それでも相手の上手を切り、低い体勢に。
前まわしの引き付け。
いって、寄り切り、照ノ富士の勝ち。
照ノ富士は白星にも、踏み込めない、足の動きができていないと、不安を口にしました。
尾車親方、どのようにご覧になりましたか?
勝つことは勝ちましたけれど、ちょっと心配なところがありましたね。
というのは、どういうところでしょうか?
このね、照ノ富士が逸ノ城に寄られるところですね。
寄られて、そしてこの右から下手投げを打つとこですね。
ここです。
この足がね、ぴーんと張ってしまうんですよ。
そうすると、この片足にすべての体重がかかってしまうんですね。
そうすると、けがのもとなんですよね。
今度左をやってしまうと、これもう、本当に大変なことになりますから、この下手投げはもう早く封印してもらいたいですね。
親方、ありがとうございました。
どうも。
また来週もよろしくお願いいたします。
では中入り後の勝敗です。
返り入幕の豊響は白星スタート。
新入幕の御嶽海も、初日に白星。
相手がよく見えていたと、自信をのぞかせました。
琴勇輝は初顔合わせの佐田の海に勝ちました。
角番の豪栄道をはじめ、大関4人はそろって白星で、順調なスタートです。
来年のリオデジャネイロオリンピックで始めて採用される7人制ラグビー。
男子の日本代表が、オリンピックの出場権をかけて、アジア予選の決勝に挑みました。
日本は去年のアジア大会で優勝。
この大会では、無失点で決勝まで勝ち上がりました。
相手はアジア最大のライバル、香港です。
10分ハーフの前半、日本は反則からのピンチ。
スペースが出来ました。
香港、先制トライ。
今大会初めてトライを奪われます。
さらに、香港の力強い攻めに押し込まれます。
最後は空いたスペースに走り込まれました。
前半を終えて、10点のリードを許します。
ハーフタイムで、ボールをもっと動かそうと話し合った日本。
後半、本来の姿を取り戻します。
勝負する、外。
振り切った、振り切った!
後藤輝也が俊足を飛ばしてトライ。
5点差に迫ります。
その3分後、日本は相手の反則からのチャンス。
さあ、大きなスペースがある、レメキ、入った!
レメキが抜け出しました。
同点に追いつきます。
そしてトライのあとのキック。
これも決めて、ついに逆転します。
日本は、運動量で香港を圧倒しました。
ボールを動かし、パスがつながります。
…のトライで突き放しました。
優勝した日本。
リオデジャネイロオリンピック出場を決めました。
一方の女子は、決勝でカザフスタンと対戦しました。
序盤から積極的に攻めた日本。
こいでのトライで先制します。
その後も素早い攻撃を見せる日本。
4つのトライを奪って優勝。
今月下旬の日本大会で決まる、オリンピックの出場に大きく前進しました。
さあ、続いてはこちら。
これまで、数々のドラマを生んできたJ2の昇格争い。
残すは3試合。
クラブの誇りとサポーターの思いを背負った戦いが続く。
J2、クライマックス。
徹底特集です。
ということで、J1昇格を目指す熱いサバイバル。
その魅力をたっぷり教えてくれるのが、ゲストのお2人、サッカー解説の福西崇史さんと、Jリーグ名誉女子マネージャー、足立梨花さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、年間42試合を戦うJ2で福西さん、今は本当におもしろいですよね。
おもしろいですね。
選手はJ1の大舞台でやりたい、そしてJリーグのチームもやっぱり、J1とJ2って、取り巻く環境、全然違いますからね。
足立さんは応援するサポーターの熱気、この時期、最高潮なんじゃないですか?
そうですね、勝ち負けでここ、本当に変わってくるので、一番大事な時期なので、もうサポーターの皆さんも気合い十分だと思います。
ですよね。
野村さん、ちなみにサッカーはどうなんでしょう?
そうですね、正直J2に関しては詳しくはないです。
ただやっぱり選手たちが、上にはい上がっていくんだっていう、そういう熱い気持ち、強い気持ちっていうのは分かりますね。
きょうは好きになってもらいましょうかね。
そんな野村さんにも分かりやすく、これからお伝えしていきますから。
まずは昇格争いの仕組みからご紹介しましょう。
上位2チームは、J2に自動昇格できます。
まずはそこを巡る戦いがあるんですが、さらに3位から6位までのところに入りますと、トーナメントのプレーオフに出場することができて、そこで優勝すれば、J1昇格を勝ち取ります。
ですから2位以内、あるいは6位いないというのが大事なボーダーラインになってくるわけです。
その中でも、まず注目するのが、自動昇格圏内の2位につけるジュビロ磐田。
指揮を執るのは、名波浩監督です。
現役時代は福西さんとともに、ジュビロの黄金時代を築きましたよね。
名波監督が就任したのは、昨シーズンの途中の9月。
J1昇格をかけた去年のプレーオフは惜しくも敗れてしまいましたけれども、その名波監督を福西さんが訪ねてくれたんですよね。
昨シーズンは勝負弱さが目立ったチームですが、どう変革してJ1昇格へ向けて変えていったかということを聞いてきました。
お願いします。
よろしく。
全部話してください。
いや、別に隠すことはないからね。
早く練習着に着替えてきて。
と、先輩に言われて、福西さん、急きょ、本当に練習参加することになったんですね。
もう2006年からですから、9年ぐらいですか。
名波さんに言われたらやるしかないですよね。
先輩ですもんね。
でもすごい燃えてますね、福西さん。
まあまあできますよ。
いい動きです。
さすがです。
悪くない、悪くない、そういう意識でいいよ。
ミスするならそっち。
プラス側にミスする。
結構ピッチの中で名波監督も声出してるんですね。
そうですね、活発に声を掛け合うという姿が印象的で。
やはりそれはチームを変えるために、名波監督が重視してきたことですね。
こうした名波イズムが浸透しつつあるジュビロですけれども、今シーズン、データにも変化が出てきてるんですよね、福西さん。
それは終盤の粘り強さなんですね。
粘り強さ?
今シーズン、試合終盤、残り15分での得点数は、J2で最多なんです。
昨シーズン1つもなかった逆転勝利は、もう今シーズンで5試合もあるんですね。
結構出てますよね。
そしてきょうの試合。
現在2位のジュビロは、6位のV・ファーレン長崎との対戦です。
開始直後、V・ファーレンのコーナーキック。
これを決められて先制を許します。
ただ、名波監督は慌てません。
その4分後。
サイドを使って、最後は森島。
同点に追いつきます。
さらに17分。
ここは早いリスタートから。
アダイウトンが決めて逆転です。
福西さん。
これリスタートになった瞬間、相手より先に動きだす、集中力を切らしてないですよね。
長崎の選手は切らしているところを、そういうところがやっぱり集中力、試合に対する集中力が生んだゴールですね。
監督の言うとおりですね。
この2点が大きかったですよ。
そして後半、名波監督はさらに攻めて勝負を決めろと指示を出します。
お互い1点を取り合った終了間際、ディフェンダーの宮崎が決めました。
ジュビロ、今シーズン6度目の逆転勝利です。
終盤の粘り強さ、運動量が落ちなかったですね。
そこはやってきたことが出てきた、勝ちきる勝負強さが出てきましたね。
いやぁ、福西さん、データどおりの見事な逆転勝ちでしたけど、ジュビロの勝利、少し福西さんもうれしいでしょう?
うれしいですね。
そしてやってきたことが、選手が出せてるという、やっぱりチームのためにやるっていうのは、選手がやっぱり表現できていると思いますから、いい、本当に雰囲気いいです。
野村さん、常に声をかけ合う、そして粘り強さを大切にするという名波監督の考え方、どのように聞きましたか?
そうですね、若い監督というか、兄貴分としてね、チームをまとめて引っ張っていくという、それも見えましたし、やはり勝負への執念、ぎりぎりの勝負を分けるのは、最後、執念なんですよね。
それがやっぱりチームに浸透してると思うので、それが結果として、表れてるのかなと思います。
根性論も大切って、いいことばでしたよね。
そして、昇格争いの大きな力となるのが、熱い声援を送るサポーターの存在だと思います。
注目したのが、7位東京ヴェルディと、8位ジェフ千葉の直接対決です。
足立さん、この一戦、かなり重要なんですよね。
そうですね、プレーオフ圏内、6位までに入るには、もう本当に大事な試合なので、負けられないっていう感じだったと思います。
そうですよね。
勝負の一戦、両チームのサポーターに密着しました。
キックオフの5時間前、スタジアムには、早くもジェフサポーターの姿が。
J2に陥落して6年。
去年はプレーオフ決勝で敗れるなど、いつもあと一歩で届かないJ1の舞台。
キックオフ1時間前、サポーターたちがゴール裏に集結し、今シーズン初めての決起集会です。
ことしこそ、悲願のJ1昇格を。
思いが高まります。
一方、ジェフのホームに乗り込んだヴェルディサポーターたち。
ヴェルディはJ2生活7年、久々に訪れた昇格のチャンスです。
そのサポーターの中で、ひときわリスペクトを集めるのが。
全力さんこと、加納広明さん。
呼び名の由来はもちろん、この全力での応援。
それもこれも、チームのJ1昇格を願ってのもの。
J1昇格を果たすまで使うと決めた応援フラッグは、もうぼろぼろ。
互いのサポーターの思いを背負って戦う大一番。
立ち上がり、主導権を握ったのは、ジェフでした。
元日本代表の森本。
ホームのサポーターの期待に応える先制ゴール。
さらにチャンスで田中。
ジェフの1点リードで、前半を終えます。
それでも全力さんを中心に諦めないヴェルディサポーター。
後半の逆転を信じて、声を張り上げます。
その声援を受けたヴェルディ、後半。
立て続けに相手ゴールに迫ります。
しかし、前半を上回る11本のシュートも決めきれません。
勝利をつかんだのはジェフ。
ホームで、貴重な勝ち点3をつかみました。
一方のヴェルディ。
順位を1つ落とし、プレーオフ進出へ、正念場が続きます。
うれしさ、悔しさ、いろんな気持ちが入り交じりますけど、サポーターの皆さん、本当に熱いですね、足立さん。
そうですね。
自分の応援するクラブがJ1で活躍するところを見たいと選手もサポーターも思っているだろうし、だからやっぱり、サポーターの皆さんも選手と一緒に、上がってやるんだっていう気持ちで応援しているんだろうなって思いますね。
戦って、一緒になって戦ってると思います。
全力さん、まさにそうでしたよね。
キレがありました。
さあ、J2特集、まだまだいきますよ。
次はこのチームに注目です。
四国・松山が燃えている。
ことし、快進撃を見せる愛媛FC。
例年、下位に低迷してきた弱小クラブが、プレーオフ圏内の5位に躍進。
初のJ1昇格へ、サポーターの思いも最高潮です。
愛媛FC!
というわけで、愛媛FCサポーターの皆さんにスタジオにお越しいただきました。
よろしくお願いします!ああ、どうもどうも。
野村さん、いかがですか?この迫力。
いや、すごい。
この少人数ですごいパワーですけれども、ところでこのカエルは何者ですか?
誰って感じですよね。
紹介しましょう、愛媛FC非公認マスコットの一平くんです。
さあ、果たして何者なのか、謎だと思うんですが、実は親交があるという足立さんにここは紹介してもらいましょう。
私、足立にお任せください!
一平くん、もともとは愛媛の飲食店のマスコットなんですが、愛媛FCのイベントに参加したのをきっかけに、スタジアムには欠かせない存在になったんです。
あれ?ハグもしていますよね。
はい。
長いなー、本当に。
そうなんです。
自由奔放、やりたい放題の一平くん。
ああ、泣いちゃった。
大きいな、一平くん。
でもでも、実は体が弱いんです。
すぐに倒れて、担架で運ばれてしまうというのがお約束なんですね。
それでも試合となれば、最前列で激しく応援。
ゴールが決まればこのとおり。
愛媛FCを誰よりも愛する不思議なカエルさん、それが一平くんなんです。
ということで一平くん、愛媛FC、ぜっこうちょうですね。
照れてますね。
一平くん、しゃべれないからね。
でもすごいですね。
しゃべれない分、書いてくれたんでしょ?見せてくれますか?
それ、見せていただけますか?
あっ、すごいでしょ、にやにやって。
いや、本当にすごいと思いますけど、サポーターの方にも聞いてみたいと思います。
初めて昇格争いをするということで、いかがですか?
J2昇格10周年目にして、このすごい、すばらしいスペクタクルな週末を過ごせてるっていうのは、本当にどきどきします。
そうですよね。
さあ、そんな愛媛FC、京都サンガとの一戦です。
一平くんと、サポーターの皆さんとともに見ていきましょう。
雨の中、一平くんは体をオレンジ色にして応援です。
選手と一緒に写っちゃってますもんね。
2連勝中の愛媛FC、前半16分。
シュート!
惜しい。
ここは一平くん、惜しかったですね。
まだまだ。
さあ、サポーターも盛り上がっていますよ、愛媛FC。
後半はサンガの反撃に遭います。
あっ、ここはクロスバー、危なかったですね。
さあ、セーフセーフ。
0対0のまま、試合は終盤、愛媛FCのチャンス。
決まった!途中出場の白井が決勝点。
動けませんでしたね。
全力で喜びを表します。
大喜び。
愛媛FC、昇格プレーオフに前進です。
へー。
これ、勝利のチャントなんですけれども、一平くんも大喜びですね。
すばらしい、これで愛媛FC、次節、福岡に勝てばプレーオフ進出を決めるということで、地元の福西さんも喜んでるんじゃないですか?
この顔見てください。
にやにや、にやにや。
いやー、でもやっぱり一平くんの応援の成果じゃないんですか?
おう!
ねぇ?
あれだけ熱く応援してれば。
そうですよね。
伝わりますね。
一平くん?
野村さん、助けてください!
おっ、おお。
すごい!
一平くんが倒れた!
これぞひっくりカエル。
だいぶ打撃を受けてますけど。
ちょっと、大丈夫ですか?サポーターの皆さん、大丈夫ですか?
いつものやつですね。
お約束の退場です。
それにしても、野村さんのあのキレのある一本背負いで。
すごいすごい。
本当に一平くんと愛媛FCサポーターの皆さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ではそのほかの上位チーム、福岡、セレッソ、大宮のきょうの試合もご覧いただきましょう。
元日本代表ディフェンダーの井原監督率いる3位のアビスパ。
ここまで9試合負けなしです。
前半終了間際、濱田が合わせて先制します。
後半24分には酒井。
酒井は2試合連続のゴール。
さらにコーナーキックからウェリントン。
圧勝のアビスパ。
J1自動昇格はまだ諦めていません。
4位のセレッソは、勝てば自力でのJ1昇格プレーオフ進出が決まります。
序盤、日本代表の山口を中心に攻め込みます。
しかし、チャンスで決めることができません。
逆に前半42分。
ゴールキーパーが止められず、先制されます。
セレッソは後半にも追加点を奪われ敗れましたが、下位のチームが敗れたため、昇格プレーオフ進出が決まりました。
J2降格から1年。
アルディージャはここまでおよそ半年首位をキープしてきました。
前半31分。
こぼれ球をムルジャが押し込み、先制します。
しかし後半9分。
守りの隙をつかれ、追いつかれます。
このあとアルディージャは、相手ゴールに積極的に迫りますが、決められません。
J1昇格決定は、次節以降に持ち越しとなりました。
最下位の栃木FCは、終了間際に追いつかれ、11試合ぶりの勝利を逃しました。
勝てばJ2残留が決まるFC岐阜、水戸ホーリーホックは、共に引き分けました。
さあ、J2特集、たっぷりとお伝えしてきましたけれども、きょうの試合を終えて、順位がこうなりました。
こちらですね。
結構、上から下まで見ていきますと、上位、大宮はあれですけど、磐田もちゃんと2位を確保していて、セレッソ、愛媛は5位のままで、千葉、ヴェルディが8位まで下がりました。
どうでしょうか、福西さん、まだまだ分かんないですね。
全然残り2試合ありますから、自動昇格の争いもそうですし、6位に入るプレーオフ争いもありますからね。
本当におもしろい、めじろ押しです。
本当に最後まで分からない。
そうですね、勝ち点結構並んでるっていうか、近いので、まだのぞみがあると思って、サポーターの皆さんも力強く応援してほしいなと思いますけどね。
応援にも本当、力が入っていきそうですよね。
入ると思いますね。
倒れている場合じゃないですね。
本当、一平くん、虚弱体質の場合じゃないです、そこは。
野村さんはどうでしょう、J2を見てきて。
そうですね、ファンの皆さんの熱さっていうのを、すごく感じましたし、その思いっていうのを一身に受けて、選手の皆さんっていうのは昇格できるように、熱いドラマを見せながら、いい試合を見せてほしいなと思います。
そうですよね。
本当にJ2に行って一生懸命応援しているのに昇格できなかったりとか、いろんなドラマがある、J2だと思うので。
これ最後、爆発するのが残りですよ、残り。
ここがまたおもしろいので、ぜひみんなで注目していきましょう。
さあ、ここまでJ2特集、お送りいたしました。
福西さん、足立さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
来年のオリンピック出場権獲得につながる、フェンシングのワールドカップ。
男子フルーレ団体、日本は準々決勝でアメリカと対戦しました。
日本は6ポイントを追って、エースの太田が最終9試合目に登場。
夏の世界選手権決勝で勝っている世界1位の相手から、連続でポイントを挙げます。
早めに仕掛けて勝負したと、1点差に迫ります。
しかし最後は攻め込んだところを返されました。
日本は5位。
オリンピック出場へ、厳しい戦いが続きます。
右ひじの骨折から、今月下旬の実戦復帰を目指す、競泳の萩野公介選手。
来年のオリンピックに向けた、水着の発表会に参加。
意気込みを語りました。
そのあと、萩野選手は水泳教室を訪問。
小学生と交流しました。
チームを組んで行われたリレーでは。
力強い泳ぎで会場を盛り上げました。
リオデジャネイロパラリンピックの代表選考レースを兼ねた、大分国際車いすマラソン大会。
6連覇を狙うスイスのマルセル・フグと日本勢が争う展開に。
最後はフグに離されましたが、山本浩之が日本勢トップの2位。
3大会連続のパラリンピック代表に内定です。
続いては柔道、講道館杯です。
全日本体重別選手権は2日目となっています。
この大会、オリンピック代表選手の第1次選考会も兼ねています。
きょうは男子100キロ級のウルフアロン選手が出場しました。
19歳のウルフアロン、パワーで圧倒する柔道で、決勝まで勝ち上がりました。
決勝は社会人のしもわだとの対戦。
有効を取られて、リードを許します。
それでも、焦らず自分の柔道をしようとウルフ。
前に出て、圧力をかけ続けます。
ポイントを奪えず、迎えた試合終盤。
接近戦に入っていってウルフ。
ここは内股、上がらない。
一本!ウルフアロンが出る。
一本勝ちで初優勝を飾ったウルフ。
初のオリンピック出場を目指します。
女子52キロ級では、29歳の西田が、連覇に挑みました。
内容より結果を重視したと西田。
ポイントは奪えませんが、得意の背負い投げで攻め続けます。
優勢勝ちで連覇を果たしたベテランの西田。
まだ果たせていないオリンピック出場を目指します。
柔道は各階級ともリオに向けた激しい代表争いが続いていますけれども、野村さんはその中でも注目している階級というのは?
私が注目しているのは、男子73キロ級です。
73キロ級?
そうですね、世界選手権を制したことのある選手が3名いて、しのぎを削ってます。
この3人ね、秋本啓之選手、中矢力選手、大野将平選手、いずれも世界選手権を制している。
この中でも注目の選手というのは、野村さん。
ことしの世界選手権で優勝しました、大野将平選手ですね。
私の大学の後輩でもあります。
そういうことなんですよね。
この大野選手のスタイルですけれども。
本当にね、豪快な一本を取れる技をいっぱい持っているんですよね。
攻撃的で、一本を取る柔道ができる選手です。
これは決勝での、中矢選手との対戦ですけれども。
日本人どうしの決勝ですね。
決して、組み手は有利じゃなくて、中矢選手の組み手なんですけど、ここでもやっぱ、頭を下げないそして強引にでも技に入っていく。
普通はここまで強引に入ったら、返される確率が高いんですけど、それでも最後まで投げにいける力があるんですね。
すばらしい。
今の場面で、今お話いただいた力強さだけじゃなくて組み手にも秘密があるということで、ちょっとスタジオで教えていただきたいと思います。
一橋さんを相手に実際に。
よろしくお願いします。
ちょっと組み負けてるんですよね。
普通はこの状態だったら、頭下がるんですけれども、これでも頭をしっかり上げて、強引にこう入ったんです。
入ったときに、普通だったら手はこうなってるんですね。
返されるんですよ。
ああ、そうですね、こうやって。
このときの大野選手はうまくて首を返して、相手の下がってる頭を。
持ち上げるんですね。
あご、上がりますね。
これほとんどパンチされてるみたいなんですけど。
本当にあごの下をパンチして、最後、強引に。
確かに、これ、今こうやってあご上げられると、あごだけじゃなくて、体全部のけぞっちゃって、体重乗せられないですよ。
これが本当に手首の使い方、大野選手がすごく上手な手首の使い方、手首を返すっていうんですけど、返して、相手の下がってる頭を持ち上げる。
これで最後まで投げにいくっていう。
それは瞬時にあの瞬間に判断しているってことですか?
そうですね。
こうしようというふうに。
相手との間合いね、間合いとか、あと相手の重心がどこを向いているかとか、そのへんを瞬時に判断して、ああいう手首を使ったり、引き手を使ったり。
あとは大野選手の強さっていうのは、体幹ですね。
強引に入っても絶対にぶれないです。
ぶれずに最後まで投げにいけるっていう体の強さ。
強さ、判断力、それからテクニック。
三拍子そろって。
あと度胸もあります。
ちょっと後輩だからって、上げすぎじゃないですか?
いや本当にね、そのぐらいです。
めちゃくちゃ強くて、彼が高校3年生のときに初めて練習をしたことあるんですけど、こんな高校生がいるのかっていうぐらい、ちょっと自分もね、正直ちょっとね、驚きました。
この階級は、これからも注目ですね。
戻っていただきまして。
実力者ぞろいなんでね、代表選考っていうのがすごく楽しみではありますね。
その中で、その大野選手のオリンピック出場の可能性っていうのはどうなんでしょうか?
若干リードしてるっていう。
若干。
若干です。
これからまだ選考会がありますから、1つでもまずい試合をすれば、評価を落として、リオは遠のきますし、中矢選手、秋本選手にもチャンスはあると思います。
ますますこの73キロ級、おもしろくなってきましたね。
それだけ本当に激戦で実力者ぞろいってことですもんね。
そうですね、本当に中矢選手、大野選手っていうのも、世界で1番、2番っていう実力ありますから、どちらが出ても、金メダルとれる力ありますし。
みんな出るってできないんでしたっけ?
そうですね。
みんな出てほしいぐらいですね。
…したいところですけどね。
注目です。
では今週の動きを見ていきましょう。
水泳、飛び込みはワールドカップの代表選手の選考会が行われます。
そして男子。
…さんの3回転の大技も楽しみです。
注目ですよね。
男子ハンドボールはアジア予選が開幕です。
そして女子マラソンですが、国内の代表選考レース、あと3つあるんですけれども、その最初のレースが、さいたま国際マラソン。
こちらが今週、行われる予定です。
本当にリオに向けてはきょうね、男子がラグビー7人制で、リオデジャネイロオリンピックの出場権獲得しましたけれども、どんどんこの冬の時期にね、決まっていく競技もありますから、楽しみですね。
目が離せませんね。
以上、ロード・トゥ・リオのコーナーでした。
続いては。
トゥデーズスポーツ。
マインツの武藤嘉紀、前の試合では、ハットトリックをマークしています。
前半31分、難しい体勢からのパスで、チャンスを作ります。
武藤のパスを起点に、先制ゴールを奪いました。
さらに後半30分。
またも武藤のパスからでした。
武藤は2得点にからむ活躍で、勝利に貢献しました。
サッカー日本代表、ワールドカップアジア2次予選へ出発するのを前に、国内組の選手たちが調整しました。
今回は、今月12日にシンガポール、17日にカンボジアと対戦。
相手が引いて守ってくることが予想される中、注目は金崎選手。
鹿島アントラーズのフォワードが、5年ぶりに代表復帰しました。
持ち味のゴール前での強さに、ハリルホジッチ監督からの期待も大きくなっています。
ゴルフの国内男子。
首位スタートの谷原秀人は、好調なパットがきょうもさえました。
8番は6メートル。
さらに9番でも。
連続バーディーで流れをつかみました。
スコアを伸ばした谷原が2年ぶりの優勝。
通算11勝目を挙げました。
アメリカツアーを兼ねた国内女子の大会は、韓国のアン・ソンジュ選手がプレーオフを制して、今シーズン2勝目、ツアー通算20勝目を挙げました。
Vリーグ一部、プレミアリーグ女子は、昨シーズン6位の東レがホームゲームで2連勝、首位を走っています。
男子プロバスケットボールのbjリーグ。
イースタン・カンファレンス首位の新潟と、ウエスタン・カンファレンス首位の沖縄は、ともに勝って10勝目です。
バスケットボール女子のWリーグ。
8連覇を狙うJXエネオスは開幕8連勝です。
では次回のサタデースポーツです。
いよいよ開幕するラグビーのトップリーグ。
今ね、本当に人気出てますからね。
ワールドカップで活躍した五郎丸選手や、リーチ選手の試合をたっぷりとお伝えします。
そしてトゥモローソングもラグビー日本代表、堀江翔太選手を支えた一曲をご紹介します。
そしてサンデースポーツは、大相撲九州場所を尾車親方が徹底解説します。
さらに野村さんと、競泳の北島康介選手のビッグ対談もお伝えしますが。
そうですね、2人で金メダルを7つ持ってますからね。
そうだ。
分かってましたけど、言われるとすごい衝撃を受けますね。
本当に尊敬し合えるアスリートだし、仲のいい先輩後輩でもあるんで、楽しく、また深い話というかね、いろんな話ができましたね。
ぜひ皆さんにも聞いていただきたいなと思います。
結構ふだんから2人で、そういう話されるんですか?
いや、競技について真剣に話したのは久しぶりなんですよ。
ちょっとお互い照れながらも。
ああ、そうだったんですね。
いつもそういう話はしないぐらいに仲よしなのに、今回は番組のために。
協力してくれました。
楽しみですね。
どんなことが飛び出すんでしょうね。
本当に。
来週は一平くん、出ないですね。
一平くんはもう、どうでしょうね、昇格決まったら、もしかしたらゲストとかでまた。
そのときにはまた投げますから。
そうですね。
それも楽しみにいつか。
運ばれるっていうのが、もうお決まりということで。
お約束です。
来週もどうぞお楽しみに。
始まりました。
「DokiDoki!ワールドTV」!司会のパトリック・ハーランと…。
ホラン千秋です。
2015/11/08(日) 21:50〜22:40
NHK総合1・神戸
サンデースポーツ[字]
白鵬復活なるか?九州場所初日▽7人制ラグビー五輪決めるか?▽J2大特集!福西&足立梨花が昇格争いを斬る▽ジュビロ名波を福西が直撃!▽あのマスコットがスタジオに?
詳細情報
番組内容
▽白鵬 復活なるか?注目の初日 ▽7人制ラグビー 五輪は? ▽J2特集 福西が名波直撃 ▽足立梨花&珍キャラ乱入? 【ゲスト】野村忠宏,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【ゲスト】野村忠宏,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
ジャンル :
スポーツ – スポーツニュース
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 定時・総合
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サンプリングレート : 48kHz
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