男子7人制ラグビー リオ五輪アジア予選決勝 2015.11.08


≫リオデジャネイロオリンピック正式種目、7人制ラグビー。
日本ラグビー界、悲願の出場権獲得まであと1勝となりました。
ラグビー界の新たな歴史を刻む7人の侍たちが、いざ決戦です。
≫今もなお、その熱は冷めない。
15人の桜の戦士が見せた歴史的勝利。
そして今宵、W杯の歓喜再び。
選ばれし7人の桜の戦士が挑むのは15人で戦うラグビーをたった7人で戦う最も過酷なフットボール、セブンズ。
今、リオオリンピック出場へ、運命の決戦。
桜の誇りを胸にいざ、アジアの頂へ。
日本ラグビーの未来のためにリオデジャネイロへ、すべてをかける。
≫日本ラグビー界悲願のリオデジャネイロオリンピック出場まであと1勝です。
7人制ラグビーオリンピックアジア予選決勝、日本×香港の世紀の一戦を生中継でお届けしてまいります。
それでは、ゲストをご紹介しましょう。
元日本代表の大畑大介さん、そして、ラグビーW杯イングランド大会では日本代表のウイングとして活躍されました山田章仁選手にお越しいただきました。
お二方どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、大畑さん、いよいよオリンピック決まるかどうかという、あと1勝に迫った香港戦です≫あと1つですね、ここまでのところ完璧です。
あと1つ、リオに向けて最高の勝ち上がり、期待したいですね。
≫そして山田選手、今回、W杯でも活躍されましたが、7人制のオリンピックでも選手としての出場を希望している?≫もちろんですね、W杯のとき以上の活躍をお約束します。
≫そのためにも今日、出場権獲得なるかという日本です。
そのリオデジャネイロオリンピックですが、出場権は12カ国です。
大畑さん、いよいよ決勝戦、香港ということになりますが?≫最終予選ということもありますが、そんなところは全く見ずアジアでの出場権獲得を狙っていきましょう。
≫山田さん、香港は非常にレベルの高いチームですね?≫はい、そうですね、でも、しっかり力を出せば結果はついてくると思いますので期待しましょう。
≫いよいよ香港スタジアムも決勝の舞台、日本×香港を待つのみとなりました。
キックオフまであと10分少々です。
それでは、プールA1位通過の日本は準決勝でスリランカと対戦しましたが、そのハイライトをご覧ください。
今日は午前中、予選プールA、最後中国に勝って迎えた準決勝、大畑さん、全勝で来た日本でした。
≫全勝、そして完封で来ていますからね、この試合も非常に注目です。
≫そんな中、山田さん、序盤の入りですが?≫負けたら終わりなんで、緊張しますね。
≫ここからは決勝トーナメント、同志社大学3年生の松井千士が持ち前のスピードを見せます。
≫山田選手、同じウイングとしてどうですか?≫もうずば抜けて速いです。
本当に頼もしいですね。
≫50m5秒7というスピードスター。
≫わかってるんですよね、わかっちゃいるけど止められないですね。
≫特に山田さん、フィールドが15人制と同じですからフィールドを広く使えれば使えるほどスピードが生きるというところでしょうか?≫スピードある選手には本当にもってこいの競技といいますか、松井選手もすごく頼りになる存在ですね。
≫ここからディフェンスからのアタックですよね。
7人制の特徴、攻守の切り換えから、ここも絶好調・松井のトライですね。
≫最後内に行こうとしていましたね。
得点、その後のコンバージョンも含めて。
そういう意識もみんな高いですね。
≫チームがしっかりと意思統一できている証しですよね。
≫春先から100日以上にわたって合宿を行ってきたという7人制の代表です。
そしてキャプテン・4番の桑水流のタックル。
≫タックルの後のリアクション、見てください、すぐにプレーに参加する。
ここもね。
≫そして、レメキ。
≫マイボールにする。
ここも1人目が外されても2人目に、しっかりタックルした後ボールに対してプレッシャーかける、そして、奪えばすぐに攻撃。
≫そしてすぐ集まりますね。
≫自分たちのボールもキープして、最後は合谷のサイドからのトライ。
いい時間帯にいい形でトライですよね。
≫この合谷のトライで前半24−0で折り返した日本ですそして迎えた後半です。
山田さん、ここは坂井がトライを決めるわけですが?≫いいですね、思い切りよく真ん中抜けて、すごくいいですね。
≫7人制ですから、それぞれボールに触れる時間も15人制以上に多いですよね≫そして先ほど真ん中から抜けたディフェンスが真ん中に寄ったところで今度は外へ。
内、外と、スペースも自由自在に使っていますよね。
決勝は非常に楽しみな形でのトライになりましたね。
藤田選手のいい仕掛けですね≫右にフェイントを入れてからの、最後は合谷のトライです。
このコンバージョンキックを決めて日本がこの準決勝、スリランカ戦は43−0。
この試合も完封勝利で、全勝、完封でこの決勝を迎えることになりました。
非常に楽しみな香港戦、いよいよ運命の香港戦です。
≫準決勝まで予選から5連勝で来た日本ですが、大畑さん、対する決勝の香港も予選プールBの1位通過、そして5連勝できました。
≫韓国戦に関しては少し失点もありましたが、香港としては早め早めにゲームを仕掛けたいと思いますので序盤に注意したいところですよね。
≫そんな中香港戦で大畑さんが注目する日本の選手は誰になりますか?≫藤田選手ですね。
走る、技術もありますし、スタミナもあります。
今大会に関してはトライも取っていますが、どちらかといえばチャンスメイクに非常に徹しているところもありますので、この選手がどういったところでチャンスをつくれるかが決勝戦、勝利が近づいてきますね。
≫その選手の入場まで10分を切りました。
藤田選手も心の中でドキドキしている部分もあると思いますが、山田選手は誰に注目されますか?≫松井選手ですね。
≫同志社大学の3年生。
≫スピードがあるということで、今大会も自慢のスピードでトライを取り切るって、取り切るのがすごく大事ですので、松井選手はしっかり結果を出してきていると思います。
≫そして来年のリオの舞台をつかめば、≫決戦を迎えた香港スタジアムです。
いよいよ7人制ラグビーリオオリンピックアジア予選も決勝戦を迎えました、日本×香港の一戦です。
ご覧のように徐々にお客さんの数も増えてきました。
生放送でお伝えしていきますこの放送の解説は元日本代表現在は神戸製鋼スティーラーズ・アンバサダーの大畑大介さん。
そして、ゲスト解説には先日の15人制ラグビーで大活躍されました山田章仁さんをお迎えしてお伝えしていきます。
大畑さん、いよいよ勝負のあと1勝、決勝戦ですね。
≫ここまでの勝ち上がりを見ると、問題ないのかなという気がするのですが、やはり決勝戦ですからね、独特の雰囲気があると思います。
非常に緊張感が高まっていると思いますね。
≫昨日、今日と2試合にわたって行われましたが、ここまでの日本の結果をご覧いただきましょう。
山田さん、見事なのはゼロでずっときているんですね。
≫すばらしいですね。
しっかりしたディフェンスができるのでアタックも思い切ってみんなできているんじゃないかと思いますね。
≫山田さんも7人制にはずっと合宿にも参加され、そして、15人制とともにメンバーを目指してやってきた仲間ですがね?≫7人制の経験もありますしみんなの試合前の気持ちがひしひしと今伝わってきますね。
≫ようやく上空が暗くなってきました。
選手たちがこれから場内に入ろうというところです。
大畑さんにとっても思い出の香港スタジアム、ここはセブンズで有名な歴史のある会場ですもんね。
≫本当にこのグラウンドでは数多くのプレーをさせてもらいました≫1999年には伝説の逆転トライをね。
≫すごかったですね、あれは。
≫本当に過去の話ですね。
≫いやいや何回も見ました。
≫今日はそういった新たな歴史をつくってもらえるのかなという期待はありますよね。
≫とにかく勝たなければ最終予選に回ってしまいますので勝たなければいけません。
一方の香港です。
今、アジアにおいて日本のライバルは香港ですが、ここまでの戦いぶりです。
スリランカ戦に12点失いました。
そして、今日の準決勝、韓国に10点取られました、大畑さんこれはどう見ますか?≫やはり香港、日本、韓国、スリランカという4強の中での失点ということがありますので日本としても得点機会は数多くあるとは思います。
それよりも日本としては得点されないことが非常に重要になってきますので、まず自分たちの戦いをするため、香港の出来は関係ないと思いますね。
自分たちの戦いをするということにターゲットを置いていると思います。
≫日本の時間は間もなく夜7時20分になろうとしていますが、香港の時間は日本時間からマイナス1時間ですからこれから6時半に向かおうというところです。
手元の資料ですと、キックオフが日本時間で7時25分ということですので、山田さん、いよいよ選手たちの気持ち、15人制を思い出していただくと今どんな心境でいらっしゃいますか?≫もうロッカールームでみんなが円陣を組んで監督さんのスピーチであったり、キャプテンのスピーチがある中、いよいよだなというところじゃないでしょうか。
≫エディー・ジョーンズヘッドはどんなことを言ってましたか?≫W杯期間中は涙のロッカールームもありましたし、チームをまとめていましたので、今回の瀬川さんもしっかりチームをまとめてきてくれているのではないかと思いますね。
≫大畑さん、15人制に刺激されて、今度はオリンピックに僕らが出て、7人制も元気だとアピールしたいと思いますが。
≫隣にいます山田選手もそういった気持ちを持って今日の試合を見てると思います。
瀬川ヘッドコーチ、いい表情をしてますよね。
≫トップリーグでは東芝を率いて、監督として2連覇を達成しました。
大阪体育大学のOBでもいらっしゃいます。
もう山田さん、4年目になるんですね、ヘッドを引き受けて。
≫選手からの信頼も厚いと思いますし、表情から見ても自信が見られますね。
≫顔は真っ黒に日焼けしていますが、大畑さん、30度近くの気温で暑いんですね?≫湿度も高いだろうし、3試合目ということもありますので、体力的な不安要素もありますけど、それに対してしっかりと6月から本当にハードなトレーニングを積んできていますのでしっかりと準備はできていると思います。
信じましょう、応援しましょう。
≫ゲストの山田選手と一緒に戦った藤田選手は新しい歴史をつくりたいと言ってました。
随分、日本のファンの方もいらっしゃいますね。
日本は白のジャージーです。
香港は濃紺のジャージーですいよいよ決勝戦が始まります選手たちが香港スタジアム、フィールドに姿を現しました。
スタメンをご紹介しましょう大畑さん、外国の選手を入れてきましたね?≫チームとしての4年間というところでしっかりと結果を残してくれていますので本当に力のあるすばらしい選手ですね。
≫今大会からキャプテンは4番の桑水流。
坂井、羽野、松井はこのところトライゲッターですが、先発を外れました、後藤と合谷が入っています。
試合前にセブンズ運営責任者ベス・コールターさんの死去に伴いまして、これから1分間の黙とうが行われます。
そしてその後、両国の国歌が流れることになっています。
左に日本の選手たち、肩を組みました。
いよいよ決勝戦、決戦です。
黙とうです。
≫1分間の黙祷が終わりました。
日本の選手の左の袖にも黒のラインがつけられています。
まず「君が代」が流れます。
≫日本の「君が代」が流れました。
続いては、香港代表の国歌です。
≫収容人員4万という大きな香港スタジアムに両国の国歌が流れました。
改めて日本代表のメンバーをご紹介します。
上の緑の上に字が出ているのが先発メンバーです。
藤田、松井は途中出場の形になるようです。
山田さん、少し温存というか、様子見もあるんでしょうか?6試合目ですからね。
≫疲れもあると思いますので後半からしっかりと勝負とかしていくんじゃないでしょうか。
≫この決勝戦は7分ハーフではなくて3分ずつ長い10分ハーフになります。
ゲーム前の見どころ、どういうところにポイントを置きますか?≫10分ハーフということもありますので、非常に10分、短いじゃないと思われる方もいるんですがこの10分、3分延びたら非常にハードになるんですよねそこの3分間の使い方が重要になってきますので、後半のラスト5分という辺りに注意してもらいたいと思いますが、何よりも短い時間の戦いでありますので序盤の入りですね、そこに注目してほしいです。
≫香港のキックから始まりました。
とにかく守りを固めていきたいというのがこのチームの1つの大きなキーワードですが、ここまではパーフェクト、0点に抑えてきています。
≫日本の羽野の動きが昨日、今日非常にいいですね。
≫非常に攻撃的にどんどんチャレンジしていますね。
≫山田さん、今焦りましたか?≫そうですね、でも内側に出てきましたので走り込んだ選手にパスしたところ香港の選手が当たりましたよね、助かりました。
香港にノックオンがありました。
ルールは15人制とほぼ一緒ということでゲームを進めていきます。
ただ、15人制という同じフィールドをたった7人で走らなければいけませんから山田さん、やっぱりスタミナでしょうね。
≫でも、選手たちはスタミナ、スピードもありますので、今大会この試合も暴れてくれると思いますね。
≫しかし、このグラウンド、香港ですから、今もすごい香港のファンの方たちが大きな声援を送っていましたので、そういったところプレッシャーを感じているでしょうね。
≫日本はいわゆるアウェーということになります。
≫先制点が欲しいですね。
≫日本に反則です。
危険なプレーがありましたか≫厳しいんですよね、7人制の場合、反則が。
レフェリーも厳しくとるのでしっかり規律を持ってやっていきたいですね。
≫規律というのは、各選手の動き、ポジション。
≫あと反則をしないというところが重要になってきますね≫画面の左上に残り時間が示されています。
≫日本、初めて失点。
向こう側、スルスルっと抜けました。
トライ、香港、先行しました。
1トライで5点です。
まさかのディフェンスの外でした。
≫今のは本当に自分たちが用意していたプレーですよね。
完全に数的優位な状況をつくられてしまいましたね。
香港としては、今大会通してそうなんですが、数多く攻撃を繰り返すというよりも少ない回数でトライをとってくるというチームでもありますので、そういった自分たちの狙いどおりのトライをとられ形になってしまいましたね。
≫これはコンバージョンゴールですが、外れました。
≫去年のアジア大会を見ても日本が金ですから、日本が少し抜けていて、追うのが香港という形でしょうね大畑さん?≫でも、やはりオリンピック予選ということもありますので一発勝負、自分たちの中でもオリンピック出場したいというのが当然あると思いますので、そういった気持ちがまずは香港サイド、出ましたね。
≫画面左から右に攻める白のジャージーが桜のジャージー、日本代表です。
山田さん、まさかの5点ですね。
≫でも、決勝戦はちょっと時間も長いですのでまた仕切り直して、ここからやっていけば問題ないかと思いますけどね≫瀬川ヘッドはとにかくボールを動かしていきたいということですが。
≫ちょっと落ち着いて自分たちの攻撃パターンに持っていきたいですよね。
相手、香港の反則です。
ボールが動きませんでしたのでここは笛が吹かれました。
日本ボールのペナルティキックです。
7番の坂井がボールを持っています。
大畑さん、出だし先に1トライされましたが、ここはちょっと落ち着きたいですね。
≫香港代表としましては、日本代表がボールを動かしてくることは想定していますので、そうしたところスペースを奪うように非常に速いプレッシャーをかけていますよね。
≫通算4トライという数字が坂井、出ました。
笛です。
今山田さんも緊張というお話がありましたけどね。
日本の女子チーム、先ほどちょっと前に決勝戦を終えて、勝ったという情報が入ってきました。
≫おめでとうございます。
≫女子の場合は今月末に行われる東京大会での2大会を通してのポイントになるのでまずは安心して、勝利ができたことは男子にとっても大きなニュースになりますね。
≫香港はこういった形で非常に前へ前へとボールを動かして来るチームですね。
≫7番、11番というマックイーン兄弟には警戒したいところです。
≫7番、11番がチームの柱になっています、香港。
≫その前にアドバンテージが出てしまいましたね。
≫日本に反則がありました。
≫この時間、少し苦しい時間になっていますね。
≫桑水流選手のなかなかタックルした後にのけなかったんですね。
倒した後、自分はすぐどけなきゃいけないんですが。
香港大会らしく太鼓の応援です。
これはもう日本にとってはアウェーです。
この戦いに勝てばオリンピックですが、まず香港に5点を取られました、1トライ差です。
≫選手の中にもラグビーをやっていてオリンピックに出れるというのはすごくみんなモチベーションが高いと思いますので、今回、この試合にかける意気込みはすごいと思いますね。
≫7人制が採用されるのはオリンピック史上初めてですからね。
≫当然山田選手も、いらっしゃいますよね。
≫もちろんですね、なので、ここは皆さんしっかり頑張ってもらいたいですけど。
≫そうですよね、次に続かないわけですから。
山田さん、でも5点ですからね。
≫まだ焦ることなく、陣地を前に持っていってどこかで得点が欲しいですね≫ここまでの時間帯、出来としては本当に香港の時間帯ですからそこの中でまだ5−0ということは日本代表としては決して悪くないと思います。
≫前半をよく健闘していると7人しかいませんので、1人の守る地域、走る幅が非常に広い7人制。
最も過酷なフットボールとも言われています。
≫非常にラインを速く上げてくるんですよね、香港は。
≫出さずに追いかけさせてもよかったのかなと思いますね≫ご存じのように香港といいますと、1997年まではイギリスの統治ということですから97年7月1日から中華人民共和国の特別行政区になったわけですけれども、こう見るとブロンズの選手が多いですね。
≫やっぱりここでみんなオリンピック出場権をかけて力が入っていると思いますね≫イギリスの選手も含まれているという香港。
油断は禁物です。
≫すばらしい〜、15人制もこのタックルが非常によかった。
ディフェンスをしっかりしたいという日本。
≫ウッドワードが2本目!まさか、10点目。
≫今のはノックオン…。
ホイッスルがありませんでした。
思わず大畑さんがノックオンではないかと。
もう一度、スローをご覧いただきましょう。
その前のプレーですね。
2番のトゥキリが止めにいったんですが、最後は向こう側へ、右隅にトライ、2本目です。
≫ここまでの時間帯、本当に香港代表としては序盤からゲームを支配するんだ、一気に勝負をかけるんだというのが伝わってきますよね。
ちょっと日本代表としては前半、苦しい展開になりました。
≫ロングキック、難しい角度でした、入りませんでした。
1トライ5点、キックは2点。
10−0という香港リードの数字です。
≫ポジティブなところで言うと端っこにトライさせているということもあり、日本がすごくいいディフェンスをしているので、点数もまだ10点差ということでまだまだこれからですね。
ここの2点、4点は後で大きくなりますよね。
画面の表示も0になりましたので、残り1プレーでしょうか。
前半を終了しました。
日本としては今日勝てば、来年のリオオリンピックが決定いたしますが、≫リオオリンピック出場権をかけました7人制ラグビー、アジア予選の決勝戦。
前半の10分を終わりましたまさかの日本、2トライを失いまして香港が10−0とリードしています。
昨日、今日と行われたアジア予選。
優勝したチームだけがリオデジャネイロオリンピックの出場の切符を手にいたします2位から4位のチームは来年の世界最終予選へと移るわけですが、解説は大畑大介さんと、せんだって15人制W杯で活躍した山田章仁さんをお迎えしてお伝えしています。
まず大畑さん、前半10分振り返っていかがでしたか?≫香港のディフェンスに少し手を焼いてるなというのは感じますね。
≫受けてる感じがね?≫香港のディフェンスに対して日本代表はどういった形で攻めていくのか。
これで点を取らないと勝てないと思いますので。
≫運命の10分が始まりました、サイドが変わります。
山田さん、想定外の入りになってしまいましたが。
≫まだそれこそ、あと半分ありますから。
アタック力もありますし、しっかりやればまだまだいけますね。
≫10分ハーフで行われています。
前半もこの10分があっという間でした。
≫直線的、直線的に来ますね、香港。
これは繰り返すとカードにつながりますので。
≫ボールを放しませんでしたか?後半メンバーをどう変えてくるでしょうか。
前半は藤田、松井は避けていました、瀬川ヘッド、ちょっと表情も険しくなっています。
大畑さん、交代はありませんね。
≫どの時間帯でどういった選手を出してくるのかが非常に重要になってくると思いますので、まだ10分あるというような感覚での、まだ交代がないということでしょうね。
≫今、藤田選手が…、山田選手とW杯を一緒に戦ったメンバー。
≫ちょっと嫌なのが、香港が時間を使ってくるんですね。
≫今も少しそんな感じが見えましたか。
≫ノットリリースザボールですね。
≫香港もディフェンスがいい香港、オフサイドがありました。
山田さん、どうでしょう、選手の心境として。
焦りたくなるところでしょうね?≫ちょっと焦りたくなりますけど、しっかりアタックすれば。
日本、トライ!決勝戦ようやく、初めてのトライです。
絶好調の後藤輝也。
≫いいトライですね、今。
この1年、非常に伸びたんだと瀬川ヘッドコーチが言っていました。
≫つながった桑水流のラインがすごかったですよね。
≫その前の連係。
キャプテンのいいプレーがありましたね。
≫ボールをキープし続ければこういったところまで持って行けます。
≫その後のゴールは2点です≫わずかに外しました。
≫決勝戦らしい、緊張感があるすばらしい試合になっていますね。
≫10−5、香港5点のリードです。
≫そろそろですね、ベンチも動くと思いますが。
≫まだ動きはないようです。
≫首に危険なタックルですね≫汗でボールが滑りますね。
≫継続してますね。
香港に反則です、ボールを離しませんでした。
しっかり継続できていますので、チャンスはまだ来ますね。
≫1番のレメキがいきますが微妙なところです。
トライしたような。
≫触ってます。
≫前にノックオンがあったかどうかという判定になると思いますが、どうですかね。
≫入れば同点です、日本。
≫でも、いいキックでしたね。
ああいった形で、前に出てくるディフェンスに対して裏側でスペースを使うことによって前に今度はディフェンスが出てこれなくなりますから。
ノートライでした。
≫ノートライにはなりましたが、非常にいい選択ですよね、ここからの時間帯の香港のディフェンスに対して何らかの影響を与えたと思います。
≫これでもう5mぐらい前から日本ゴールですね。
≫どういう判定ですかね。
≫香港のペナルティーですね合谷がボールを持っています≫倒れた選手に対してプレッシャーを与えたということですね。
レメキ、トライ!それも正面に!追いつきました残り4分45秒。
≫やはりこの選手ですよね〜≫攻守の要、キーマン、レメキこの大会までは、ちょっとコンディションを崩していましたので、今回の予選から復帰してきました。
いや、最後は大きく飛び込みました。
≫本当に瀬川ジャパンの要の選手ですから、こういった苦しい時間帯、苦しいときにやってくれます。
≫そしてここは楽々逆転の2点。
このまま勝てば日本、オリンピックです。
≫メンバーも代えてきますね≫しかし山田さん、まさかの接戦ですね。
≫お互い勝てばオリンピックというのがすごく頭にもあると思うので必死ですね。
こっちサイドも必死です。
≫大畑さんも、まさかという前半でした。
≫またキックオフがね…。
≫ちょっと先ほどと同じように合いませんでした、香港ボールです。
≫少しベンチの方もウォーミングアップ、スタンバイって形ですね。
≫今、手前の選手たちが顔を見せていますね。
≫3分しかないですけどね。
≫温存ですか。
≫勝負どころは、ここじゃないってことなんですかね。
≫スピードエースの松井は、この大会は9トライですが、出番がありません。
大変な決勝戦になりました、日本。
勝たなければリオはありません。
3本目!やっと離しました。
≫大きな大きなトライになりましたね。
≫ここはトゥキリのパワー。
≫相手のタックルに対して一番遠いところでボールをさばきましたよね、技術力高いです。
≫先ほど大畑さんがおっしゃった、こっちが蹴ったことによって相手ディフェンスが前にプレッシャーが少なくなりましたね。
裏のスペースを守らないといけないってことで。
≫それで動きが悪くなってきましたか。
ポストに当たりました。
≫残り2分ですね。
7点ですから、1トライ1ゴール差になります。
日本このまま勝ちますとリオオリンピック出場の切符を手にいたします。
藤田と松井は決勝戦出ていません。
ここはもう山田さん、どう守るか?≫しっかりプレッシャー、タックルですね。
≫これが決まれば大きい。
7番の坂井、ナイストライ!5点追加。
残り1分です、22−10。
≫勝利を大きく手繰り寄せるトライになりました。
≫いや〜、これはもういいですね。
≫しかし大畑さん、一発勝負、負けが許されないというね。
≫そういったゲームの中で結果を残せるのは先ほどからレメキ、トゥキリ、そして、この坂井。
セブンズを数を経験してきたそして日本の苦しいときもしっかり支えてきた選手たちですよね。
≫ドロップゴール、中央に決まりました。
放送している私どもも特別な緊張感。
24−10です。
そしてここで松井、藤田が入ります。
≫最後にゲームを決定づけてほしいですね。
≫今大会は大きな活躍、9トライを挙げています松井、そして15人制でも活躍しました大学生の藤田、2人が入ってきます。
≫ノーサイド、日本優勝しました。
7人制ラグビー、リオデジャネイロオリンピック出場を決めました!見事、逆転勝利!まさに手に汗握る大熱戦でした。
強豪・香港にまさかの前半でしたが、24−10。
ファイナルスコア、日本、見事決勝で勝ちました。
これで7人制ラグビー、見事、来年のリオオリンピック出場を決めました。
かつてラグビーとオリンピックではパリ大会で15人制で出たことがあるそうですけれども、7人制で復活して、初めて7人制がラグビーの正式種目となりました。
まず、大畑さんから。
思わず、一緒になって喜んでいらっしゃいましたが?≫本当に力が入りましたね。
でも最高の形での勝ち方だと思います。
やはりゲームをひっくり返すには自分たちの力がなければできませんので、そういった力を出しました。
≫やっと笑顔ですね、山田さん。
≫この試合、7人制の魅力が全部出た試合ですね。
15人制はまた違ったスピーディーな逆転して、勝てるというところで、いい試合でした。
≫キャプテンの桑水流選手です。
オリンピックを決めました、いかがですか?≫最初、焦ったんですけど、勝ててよかったです、ホッとしてます。
≫本当に苦しい決勝戦になりましたね?≫今まで無失点で押さえてきていたところ、最初2本とられて焦ったんですけど、やってきたことをやろうって全然、前半できてなかったんで、ボールを動かそうと言って後半ボールを動かした結果がやってきて走り勝ったことがスコアにつながったのかな。
≫この2日間、選手の間ではどんな話をしていたんでしょうか?≫ゲームを重ねるごとにいいチームになっていて、だから、本当に160日間準備してきて、それがそのことを信じよう、仲間を信じようということを最後に言ってゲームに臨みました。
≫桑水流さん自身も口べただからキャプテンとしてプレーで引っ張りたいという話をしていましたけれども、そのプレー、できましたね?≫そうですね、でもまだまだ、今、本当にオリンピックという目標、スタート地点に立ったばかりなのであとはオリンピックでベスト4に向かっていくという目標を立てているので、そこにいけるようにまたこれから頑張っていきたいと思います。
≫優勝決めたばかりでごめんなさい、オリンピックに向けてどんな準備していきますか?≫今までやってきたことを信じて、繰り返し訓練するだけです。
≫ありがとうございました、おめでとうございました。
続きまして、瀬川ヘッドコーチです、おめでとうございます。
オリンピック決まりました、いかがですか?≫本当に厳しい試合でしたけど、香港もすごいすばらしいラグビーをしましたし、ジャパンもすばらしいラグビーをしたと思います。
ただ今日は本当にジャパンに少し運があったかなと思います。
≫この2日間の選手の戦いぶりはどうご覧になっていましたか?≫一戦一戦本当に成長していることが見えましたし最後の決勝も、先制はされたんですけど、最後は落ち着いて戦ってくれたと思いますので本当に選手はよくやったと思います。
≫7人制にとってもおおきな1勝だと思います。
≫まだまだ日本では7人制ラグビーは知られていないですけど、これからもっともっとこの競技を知っていただきたいと思います。
≫オリンピックに向けてどんな準備していきますか?≫今日戦ったライバルも含めてアジアの代表として、しっかりメダルを狙いたいと思います。
≫本当におめでとうございます。
≫桑水流キャプテンと瀬川ヘッドコーチのインタビューでした。
山田さん、どう聞きました?≫桑水流選手は年も同じということでセブンズでも非常に長い時間一緒にやってきたので、本当にうれしい表情と、全部こっちにつたわってきますね≫今、金メダルをかけてもらったわけですね。
大畑さん、ホッとしているでしょうね。
≫本当にそれが本音でしょうね。
≫最高の笑顔ですよね。
いよいよ来年のリオオリンピック出場、見事に香港の地で決めました山田さん、今キャプテンの笑顔。
≫いやもう、ホッとしてますね、桑水流選手も。
みんなもうれしい顔と、ホッとしている顔と。
≫日本から応援に行ったファンの方、そして、現地の日本人の方、たくさんの方が応援に来ました。
7人制は大畑さんも活躍されましたが、本当に苦しいフットボールだと聞きますけど?≫やはり最後の5分から3分にかけて、ここが本当に自分たちの力が試されているというところもありますのでそこでしっかり逆転して勝ち切ったというのが日本代表が力がついた証しですよね。
≫決勝戦、もう一度ハイライトをご覧いただきましょう。
香港ボールで始まります。
22mのラインに入ってきました。
マックイーン兄弟がいます。
日本、初めて失点!向こう側、するするっと抜けました、トライ香港。
まさかのディフェンスの外でした。
≫決勝戦初めてのトライです絶好調の後藤輝也。
トライ!それも正面に!追いつきました。
楽々、逆転の2点。
ここでホイッスル、ノーサイド。
日本、優勝しました!≫ファイナルスコア24−10で日本が優勝しまして、リオを決めました。
ゲスト解説は山田章仁さんですが、いよいよ山田さんも、来年はこの中に入って。
≫桑水流選手、キャプテンも言っていましたけれども、ようやくスタートラインに立ったということでここからオリンピックに向けてまた、たくさんいい選手が集まって来年からより一層一致団結してメダルを取って帰ってきたいと思います。
≫ぜひ頑張ってください。
今夜は
2015/11/08(日) 19:00〜19:57
MBS毎日放送
男子7人制ラグビー リオ五輪アジア予選決勝[字]

勝てばリオ五輪出場決定!ラグビー・ワールドカップの感動再び!

詳細情報
内容
7、8日の2日間で争われるリオ五輪アジア予選。
優勝チームのみに“リオ五輪・出場権”が与えられる。

ワールドカップでもトライを挙げた、藤田慶和選手(早稲田大学)も参戦!

▽1チーム7人で通常のラグビーグラウンドを使用。

▽決勝は10分ハーフ、同点の場合は先に得点を取ったチームが勝利。決着がつくまで行われる。

▽非常にスピーディーな試合展開で15人制とはまた違う魅力がある。
出演
解説:大畑大介(元ラグビー日本代表)
ゲスト:山田章仁(日本代表・パナソニック・ワールドカップ2015出場)
実況:戸崎貴広 伊藤隆佑(TBSアナウンサー)
日本代表
【フォワード】
桑水流裕策 (コカ・コーラ)
トゥキリ ロテ ダウラアコ (北海道)
大島佐利 (サントリー)
レメキ ロマノ ラヴァ (ホンダ)
小澤大 (トヨタ自動車)
後藤駿弥 (ホンダ)
彦坂匡克 (トヨタ自動車)

【バックス】
坂井克行 (豊田自動織機)
羽野一志 (NTT)
後藤輝也 (NEC)
合谷和弘 (流通経済大学)
藤田慶和 (早稲田大学)
松井千士 (同志社大学)
出場国
【グループA】
日 本
中 国
韓 国
シンガポール
台 湾

【グループB】
香 港
スリランカ
イラン
マレーシア
フィリピン
制作
プロデューサー 片山譲治
チーフディレクター 小川大作
チーフAD 河合航
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。

ジャンル :
スポーツ – その他の球技
スポーツ – オリンピック・国際大会
福祉 – 文字(字幕)

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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