アスカが境界性パーソナリティー障害で、マイルドヤンキーみたいなものだと主張する精神科医の男の話を大学できいた。
彼は延々と承認欲求の話をした。
男は人間が中身によって他者から認められない事象についてしか話さないのだ。
そして、それを深刻な社会問題だとか言っている。
人間どこまでも、人の中身なんか見ていない。
外見がよくないから、他者から承認を得られない、まともに恋愛できない人間の方が深刻だ。
醜い人間にとって、容姿というのは本当に足枷であり、美しければどうにでもなる。
「身体的特徴や、社会的地位で承認を得られない人間の方が深刻ではないか?」と。
精神科医の男は、それは違うと言った。
そいつは、「世の中はその意味ではフェアになった。貧乏でも金持ちでも、ありとあらゆるものが違ってもコミュ力が高ければ、評価される時代になった。救いはある」とか言いだした。
性的魅力がなければ、社会的地位が低ければ、迫害にあっていたら、話なんて聞いてくれないし、共感もしてくれない。
なぜ、あんなイマイチなことを言う精神科医が持て囃されるのか意味がわからない。
村上春樹のような、容姿も仕事も恵まれた人間の苦しみを書いて、一定の層から評価される人間なのかもしれない。
とにかく、彼の言う承認欲求の話はクソだ。
容姿と金というものを無視して、他者との関係なんて語れるわけがない。
訂正
恥ずかしいですね