「大相撲九州場所初日」をお伝えしました
こんばんは。
6時になりました、ニュースをお伝えします。
中国の先月の貿易統計は、輸出額が4か月連続、輸入額が12か月連続で、それぞれ前年割れとなり、中国経済の減速が貿易の面からも一段と鮮明になっています。
中国の税関当局がきょう発表した、貿易統計によりますと、中国の先月の輸出額は1924億ドルで、服や靴、それにパソコンの輸出が大きく落ち込んだことなどから、前の年の同じ月に比べて6.9%減少し、4か月連続で前年割れとなりました。
一方、輸入額は1307億ドルで、前の年の同じ月より18.8%の減少と、3か月連続で2桁の大幅な落ち込みとなり、12か月連続の前年割れでした。
これは、日本やEU、それに東南アジアから自動車関連や金属加工の機械、それに液晶の輸入の落ち込みが一段と拡大したことなどによるものです。
貿易の面からも、中国経済の減速が一段と鮮明になっていて、中国経済の専門家は、外需が弱いうえ、不動産向けの投資や設備投資の不振などで、内需の弱さも続いていて、貿易の回復にはなお時間がかかりそうだと話しています。
安倍総理大臣は、高木復興大臣が代表を務める自民党の支部が、公職選挙法で選挙区内では原則として禁じられている、香典を支払ったと、政治資金収支報告書に記載していたことについて、政治家一人一人が襟を正し、国民に説明責任を果たす必要があるという考えを示しました。
高木復興大臣が代表を務める自民党の支部は、平成24年と25年に、高木大臣の選挙区内の8人に香典として合わせて16万円を支出したなどと、収支報告書に記載していました。
公職選挙法では、政治家が選挙区内で香典を出すことは、違法な寄付として、原則禁止されています。
高木大臣は、私費で支払ったものを誤って報告書に記載したもので、違法性はないという認識を示し、おととい、報告書を訂正しました。
これについて、安倍総理大臣は次のように述べました。
サイバー攻撃への対処をテーマに、沖縄県名護市で開かれた国際会議が閉幕し、東京オリンピック・パラリンピックなどに向けて、犯罪組織やテロリストなど、幅広い脅威に備える重要性を指摘した成果文書が発表されました。
政府が2日間にわたって、初めて開いた国際会議には、35の国と地域から、350人余りの専門家らが参加しました。
最終日のきょうは、官民連携の必要性や、専門家の育成などについて議論が行われて、会議は閉幕し、成果をまとめた文書が発表されました。
それによりますと、東京オリンピック・パラリンピックなどは、想定されるあらゆる脅威に直面するだろうと指摘しています。
その上で、犯罪組織やテロリストなど、幅広い脅威に備えることが重要で、攻撃を仕掛ける可能性のあるものを特定し、サイバー攻撃を未然に防ぐことが必要だとしています。
会議では、各国の専門家から、重要なインフラを標的とするサイバーテロの脅威が高まっているという指摘が相次ぎました。
政府は、5年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、対策を進めていますが、先週は、組織委員会のホームページが、サイバー攻撃と見られる影響で、一時閲覧できなくなりました。
万が一、電力や鉄道などのインフラ機能が失われるようなことがあれば、国民生活はもちろん、安全保障のうえでも、深刻な事態が発生するおそれがあります。
国境を越えて巧妙化するサイバー攻撃に対処するには、国際的な連携も欠かせません。
来年には、伊勢志摩サミットも控えているだけに、政府としては、各国と協力して万全の対策を講じることが、急務となっています。
70年前、太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された、白梅学徒隊の元学徒たちが同窓会を開き、戦争によって、若くして命を落とした学友たちを悼みました。
那覇市で開かれた同窓会。
白梅学徒隊の7人の元学徒や同級生たち、およそ100人が校歌を歌って、犠牲になった学友たちを悼みました。
白梅学徒隊は、太平洋戦争末期の沖縄戦で、負傷した兵士の看護に動員された、県立第二高等女学校の生徒たちで、激しい地上戦の末、56人のうち22人が命を落としました。
きょうの同窓会では、会長を務める元学徒の中山きくさんが戦後70年たった今も、沖縄に真の平和が訪れたとは思えません。
皆、高齢ですが、平和を訴え続けましょうと、あいさつしました。
同窓会の活動は、戦後、亡くなった学友の遺骨収集から始まり、毎年6月には、慰霊の日に合わせて、慰霊祭を開いてきました。
しかし、沖縄戦から70年がたち、多いときには500人ほどいた会員は半分以下の200人ほどに減り、活動を続けるのは、年々難しくなっているということです。
優れたものづくりの技能を、多くの人に知ってもらい、若者に受け継いでもらおうと、厚生労働省が毎年、職人や技術者を表彰する、現代の名工に、ことしは全国の150人が選ばれました。
このうち、岩手県宮古市の酒造会社の杜氏、辻村勝俊さんは60年にわたって日本酒造りに携わってきました。
あそこまで水が上がったんですね。
辻村さんが働く酒造会社の工場は、4年半前の東日本大震災の津波で、大きな被害を受けましたが、辻村さんは、その年の12月に酒の仕込みを再開させるなど、伝統の酒造りの復興にも大きく貢献しました。
現代の名工の表彰式はあす、東京で行われます。
サッカーのワールドカップアジア2次予選に向けて出発するのを前に、日本代表の国内組の選手たちが調整しました。
日本代表は、今月12日にシンガポール、17日にカンボジアと、いずれもアウエーで対戦します。
今夜、シンガポールに出発するのを前に、メンバー23人のうち、J1の11人が集まり、およそ1時間、軽めのメニューで調整しました。
注目は、5年ぶりに代表復帰した金崎選手。
鹿島アントラーズのフォワードです。
今回は、相手が引いて守ることが予想される中、いかに得点を奪うかがポイントになります。
金崎選手は、ゴール前での強さや積極的な飛び出しが持ち味で、相手の守備を崩す活躍が期待されます。
2015/11/08(日) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:33761(0x83E1)