大相撲九州場所 初日 ▽今場所展望 〜今年一年を締めくくるのは?〜 2015.11.08


いろいろな意味で白鵬よりも重圧というのは大きいでしょうね。
日馬富士の場合は1つ相撲が取れますと勢いに乗ってくるタイプですからね。
最近成績が挙がっていないからね苦しい場所が続いての休場です。
日馬富士がそろったことでこの九州場所初日3横綱はすべて顔を見せるということなりました。
日馬富士と並んだところに名前が見えます。
大関の照ノ富士、先場所は優勝決定戦まで先場所進みました。
ことしに入ってからの成績は申し分ない。
最高位も近づいてきたのかという印象です。
それだけに今場所、大事なんですけれどね。
この人がいちばん不安です。
そんな感じがしますか。
優勝決定戦まで進んだ先場所。
終盤、前十字じん帯の損傷をやりました。
それでも千秋楽まで取りました。
快方に向かうのは早いんじゃないかなと思っていました。
そうでもないみたいですね。
巡業も実際には結構本格的に再開できずに福岡へ乗り込んでこの1週間は関取衆との稽古も積みました。
けがの具合が果たしてどうか。
照ノ富士、新相撲が取れるかというのが気がかりです。
照ノ富士におととい話を聞きました。
照ノ富士は福岡に入ったあと三段目力士と稽古を始めました。
先週金曜日に東京で膝を支えるようなサポーター特別注文のサポーターを受け取って関取衆との稽古に入りました。
一日尾車部屋に顔を出して主に豪風と稽古をしました。
前に出る動き止まったあとがこの日は少し課題が残っていました。
力が入っていませんね。
そうですね。
この状態が続いているとしたらどうかなという感じです。
まだ関取衆との稽古としてはこれが二日目でした。
僅か3、4日で本来の調子戻るかといえばないでしょうか。
先場所から間があってもこのぐらいしか回復していないんだから相撲の取り方も注意していちばん怖いのは再発ですね。
それがあったら前途洋々、将来黒い影を落とすかもしれません。
無理をしないで相撲を取らないと大変なことになるかもしれません本人も周囲からは休場をすすめる声もあったが休みたくないと言っていました。
それは横綱もかかっている場所ですから本人は休みたくないでしょうがいちばん中途半端なところにあるんじゃないでしょうか。
自信はないけど休みたくはないという。
先場所横綱審議委員の方からは成績から見ても綱取りにはつながらないという意見もあり先場所の成績の見解が分かれています。
そんなに急いで横綱にならなくてもいいですよね。
横綱と照ノ富士の4人の直前の様子をご覧いただきました。
向正面舞の海さんどんな印象を持たれましたか?いちばん充実して見えるのは白鵬ですね。
初日の不安もあると思いますが白鵬中心で優勝争いが展開していくと思います。
やはりいちばん心配なのは照ノ富士です。
将来がありますからね。
この九州場所、無理して出なければよかったなということにならなければいいと思います。
状況しだいでは師匠の話では。
きょうは重い逸ノ城ですからね照ノ富士はどのくらいふんばれるかというのが注目していきたいです。
舞の海さんの和服姿がすばらしいですね。
北の富士さん、そのわりには先ほど笑っていらっしゃいましたよ。
照ノ富士の相手は逸ノ城。
日馬富士は妙義龍戦白鵬は栃ノ心鶴竜は嘉風です。
4人にとっては初日かなり手ごわい相手ではありませんか?これは楽じゃないね。
休場明けの2人けがの状態が気になる照ノ富士にとってはこの場所全体を見るうえでもきょうの一番大きな一番ですね。
照ノ富士は先に上手を取って相手に攻めさせない相撲を取ればいいんでしょうけどね。
逸ノ城は今場所は期待しています。
逸ノ城は今場所、東の筆頭です。
初日は満員御礼の垂れ幕が下がりました。
去年の九州場所十二日目からこれで連続80日目となります。
初日の中入り後の取組が始まります。
中入りの時間には3横綱と照ノ富士の話を聞きました。
東、朝赤龍先場所はほぼ3年ぶりの幕内の土俵でした。
千秋楽に惜しくも負け越し。
幕内にはとどまりました。
先場所は十両西の2枚目で9勝を挙げましたが幕内の枠が空かずに十両東の筆頭に留め置かれました。
朝赤龍は場所前、時津風部屋にかわりました。
豊ノ島、蒼国来などと稽古を積んでいます。
寄り切り、貴ノ岩の勝ち貴ノ岩初日白星です。
貴ノ岩、十両の番付ですと好成績なんですがなかなか幕内に定着できません。
力を持っていると思いますが。
がっちりした体で下から下から攻めるといいものがあると思います。
十両に落ちるような力士ではないと思いますが伸び悩んでいますね。
下半身もいいですよね。
なかなかいい形にさせてもらえないんですね。
まずここで九州、場所で勝ち越して幕内返り咲きを決めたいところです。
今場所の番付をご紹介していきます。
豪栄道はカド番で九州場所に入っています。
関脇は変わっていません。
小結の栃ノ心先場所10番勝ちましたが関脇に上がることはできませんでした。
嘉風は返り三役です。
嘉風がどれぐらいの相撲を取るかポイントですね。
東の筆頭、逸ノ城に注目していると、北の富士さんどの辺りですか。
いろいろなことは言われていますが、やはり先場所は勝ち越して番付を上げてここにいるわけですから何かの機会で自分の相撲というのを早く身につけてほしいですね。
右四つになって左上手を取って前に出られたら残せる人いないんじゃないでしょうか。
松鳳山は十両優勝で幕内に戻りました。
新入幕は御嶽海1人です。
豊響はお隣、山口県下関市の出身です。
御嶽海の相撲が楽しみですね。
よく前に出ています。
元気があっていいですね。
御嶽海は幕下付け出しから所要4場所で幕内に入りました。
御嶽海は中入り後、5番目の取組です。
北太樹は3場所連続の負け越しで苦しい地位です。
東の15枚目。
先場所第一子が誕生してお父さんになりました北太樹です。
お父さんになったから張り切らないとね。
千代鳳はけがに苦しむ1年でしたが最後はいい形で終えたいところです。
千代鳳の勝ち。
北太樹としては差し負ける形になりました。
立ち合いの踏み込みは北太樹よかったですよね。
千代鳳の低さが勝っていました。
千代鳳、この1年けがに苦労していますがまだ肘のサポーターが取れません。
千代鳳に限らず、ほかにもたくさん九重部屋から若手が出てきて幕内にいましたけどもみんなけがで地位を下げましたね。
千代鳳と千代大龍、幕内九重部屋はこの2人ですね。
この2人にしてもけがが多いですね。
新入幕の御嶽海はベテラン豪風戦です。
初日の取組をご覧いただいています。
琴勇輝、佐田の海までが前半の取組です。
後半最初の一番に遠藤登場阿夢露戦です。
カド番豪栄道は隠岐の海福岡出身の琴奨菊は碧山。
横綱大関にとって手ごわい相手がきょう初日に並んでいます。
特に鶴竜に嘉風。
先場所の嘉風の活躍がありましたので九州のファンの方は嘉風の相撲に期待しているという声も聞かれます。
嘉風の相撲は、ここのところ別人のようですね。
3場所連続2桁白星です。
大関連中よりもずっといい成績だからね。
どうでしょう三役という地位に上がってとなると変わりますか?ちょっと心配なのは膝にテーピングがありましたね。
右膝ですね。
年齢も、もう33歳ですか?連日横綱、大関とあたると体がもたないかもしれませんね。
大栄翔と豊響です。
先場所新入幕の大栄翔千秋楽で負け越し。
7勝8敗に終わりました。
いい相撲を見せていましたが結局勝ち越しに届きませんでした。
豊響、返り入幕の場所です。
秋場所は初日から10連勝中盤5連敗。
押し相撲はそういうことがありますね。
1つ調子が狂うとそういうことがあります。
福岡からは非常に近い下関の出身。
地元の応援も多い場所です。
一気の出足、押し出し。
完勝でした、豊響の勝ち。
今の一番、向正面舞の海さんどうでしょう。
あたりお互いよかったですね。
ただそのあとは豊響一気に押しましたからね。
五分五分にあたりは見えるんですが豊響のほうがあたり勝っていますね。
先場所も序盤から中盤にかけてこういう相撲が続きました。
幕内でこの辺りで取っている人ではありませんよね。
そうですよね。
年齢も年齢ですから馬力は落ちていますがまだまだ幕内で何年も取らなければいけないそういう強い意志があるんですね。
来年結婚披露宴も控えています。
そういうモチベーションなんですよ。
少しでも番付を上げていい内容で結婚式を迎えたいところです。
九州出身力士の隠岐の海がいます。
山口県出身の豊響も前夜祭に参加して土俵入りしています。
暖かい歓声が送られていました。
九州の力士たちに頑張ってもらってどんどん応援に来てもらって15日間満員になる九州出身の力士の総見にかかっていますよ。
去年の九州十二日目からは満員御礼が続いていてきょうこれで80日連続となります。
福岡の場合は前売り券の出足が遅くても当日満員になるというそういうことなんですね。
以前はどんどんどんどん応援に団体で駆けつけていたそんな思いだしますけれどもね。
昔はご当地の力士の応援にバスでやってきましたよね。
まさに大入り合戦。
応援の争いもありました。
ただ最近外国からの観光客も増えてきて団体客のを誘致をしようという話がまとまりかけています。
観光バスが取れないということもあるんだそうです。
東京でも稽古場に外国人が多いです。
出し投げ、あたりは受けましたが右へ体を開きました。
高安、勝って初日白星です。
本来の高安ですと、踏み込んでつかまえるか突っ張れるかなんですが。
高安は体調がよくなくて。
稽古も左の足首を痛めていましたので場所の直前1週間前ぐらいから関取衆との稽古ができるようになりました。
分かりますよ稽古が足りていないというのは。
気持ちが強い力士ですのでその辺りは今場所の一日一番にかけるという話をしています。
気がつかないかもしれませんが胸毛の量、毛が多いね。
稽古をしているとこの毛がすり切れなくなっていきます。
毛がというのはこの稽古が足りていないということなんです。
取材に行ってる範囲では全くできていませんでしたので。
実際にすね毛の毛はぶつかり稽古をきちんとしている人は、皆なかったもんだ。
しこを踏んでいると毛がなくなっていきます。
御嶽海に場所前話を聞いています。
新入幕の御嶽海です。
今場所は人気の出るよう2桁勝利目指して頑張ります。
応援よろしくお願いします。
その御嶽海は舞の海さんの後輩でもあります。
稽古もご覧になりましたがどんな印象ですか。
場所前の稽古相手は栃煌山が出稽古に来て、稽古をしていましたから実力者の栃煌山にはなかなか歯が立ちませんでした。
この人は本場所タイプですから稽古場ではそれほど勝てなくても今場所になると激しいあたりと突きがありますから。
突き押し、これを徹するのがいいんでしょうか。
それとほかの力士と違って突きながら低い体勢で腰を落として突っ張り続けることができます。
確かにそうですね、膝がしっかり曲がった状態で取れますね。
よけいに威力が増してきますね。
きょうは的が低いですね。
そうなんですよね。
豪風もやはり若手にはまだまだ負けられないというそういう気持ちをがめらめらと入っていると思います。
この一番、おもしろいですね。
先場所は5勝10敗で東の前頭12枚目番付が下がっている豪風です。
場所前は部屋に来た照ノ富士と稽古を積んでいました。
前の一番から行司は木村元基にかわっています。
しっかりあたって突き放す相撲が出るでしょうか新入幕の初日です。
御嶽海、初日白星。
豪風の動きに御嶽海しっかり対応していきました。
御嶽海、突き出しの相撲で勝っています。
相手の動きを見ていましたね。
迷いがないですね。
相手は小さいです。
やりにくかったはずですけれども全然、突きにも動じませんね。
どんどんどんどん出ていくこれは警戒して腰を引いていると動けません。
足がよく出ています。
取組前にも舞の海さんからあった突いて出ていくという構えですね。
下半身の構えも対応できる形ですもんね。
流れがいいですね。
初日からこんなにいい相撲が取れるんですからなかなか気力も気持ちもしっかりしているんですね。
舞の海さん、初日は御嶽海の伸び伸びとした相撲が取れたというんですかね。
新入幕とは思えないような伸び伸びと躍動感のある相撲でした。
これは初日こういう勝ち方をしましたので気持ちを乗ってきますね。
相撲のタイプも突き押しですから乗ってくると3連勝、5連勝といくかもしれません。
そういった期待を持たせるような初日の白星以前、北の富士さんが御嶽海は出羽の海部屋の救世主かもしれません。
期待していじゃないでしょうか。
そうした期待が持てそうな内容でした。
新入幕初白星ですのでこのあとインタビュールームから話を聞きます。
新入幕うれしい白星を飾りました。
幕内の白星の味、どうでしょう?緊張したんでよかったんじゃないですかね。
緊張してましたか?緊張していました。
そうは見えない相撲でした。
いやいや最初突っかけちゃったんで。
前に前にという意識がありすぎてちょっと緊張していましたし本当。
学生相撲の大相撲、大先輩との。
取組でした。
いやもう前に出る相撲胸を借りるつもりで一生懸命取りました。
いなされたときもちょっと崩れかけましたけれども。
ちょっと危なかったですね。
相手を見ていたんでよかったです。
どうですか?これで乗っていけそうですか。
いえいえまだ始まったばかりなんでこれから一生懸命頑張ります。
期待しています。
ありがとうございました。
本当に緊張していたと思うような内容でした。
御嶽海が初日白星です。
そして館内大きく沸いています。
土俵に上がった松鳳山制限時間いっぱい先場所前に十両の優勝で4場所ぶりの幕内の対戦ですきょうは臥牙丸との対戦です。
上手出し投げ、松鳳山の勝ち。
ご当所福岡県の出身松鳳山、この拍手です。
臥牙丸もよく粘りましたが松鳳山が先手先手の動きでした。
決まり手、上手投げです。
今の一番は、舞の海さんから伺っていきます。
場所前の稽古をご覧になりましたけれども、突っ張りではなく差すほうが稽古でも増えているようですね。
そうですね。
きょう流れはどうですか。
これは攻めていこうというよりもよく相手を見ながらもろ差しをねらっているのかなという動きです。
終始そうですね差しにいっていましたね。
これをやめるんですね、左へ差されたものですからすぐに右から投げを打って連続の投げですよね。
次から次へと動いて仕掛けていきますよね。
これはいいですね、体は小さい分そういう動きでカバーしていますね。
勝った瞬間にですね向正面出ましたね。
それだけで歓声がありました、国際センターのお客さんがばっと拍手をしました。
やはり地元の力士が勝つことで、会場の雰囲気ができてきますね。
そういった意味でもきょうの初日の白星を本人にとってもいい内容になったと思います。
ことしの前半松鳳山が低迷して時期がありましたね。
十両に落ちても勝ち越せない場所がありました。
何かあったんでしょうね。
本人は番付が下がったら勝てるだろうと。
その辺がおごりでしょうね。
あとは勝たないといけないとそれで悪いほう悪いほうにいってしまったと。
すべての面で相撲を甘く見ていたということでしょうか。
気持ちが吹っ切れたんでしょうね。
先場所からきょう、いい内容の相撲で。
この力士は幕内の上位にいても上とあたっても力を出せますしね。
いいものを持っていますからね。
十両に落ちるなんてとんでもない話だったね。
自分の相撲は手数を出す相撲だということを改めて考えたそうです。
あるときは差す相撲でしたね。
この人は離れてなんぼ頭をつけてね。
松鳳山が戻ってきました。
もろ差しになったところで決めきりたかったそうですが重かったですね。
歓声については、うれしいです十両では味わえない歓声ですと話しています。
両国の国技館では力士が控えに座った真向かいに結果を使える電光板があります。
福岡国際センターは向正面の2階いちばん上にあります。
控えの力士からは体の向きを変えないと勝敗は見えないわけです。
ここまで幕内に入って6番すべて西の力士が勝っています。
蒼国来は2場所連続の勝ち越し今場所東前頭10枚目。
場所前は例年どおり時津風部屋で稽古を積みました。
西の佐田の富士は先場所初めて横綱大関戦の番付まで上がりました。
初日から13連敗。
2勝13敗という成績に終わりました。
この大きな体を、なんとかうまく生かしたいもんですけどね。
上位戦では止まってしまってそこからの手が出ない相撲が多くなってしまいました。
気持ちが優しいのかね、きっと。
今場所は西の9枚目。
寄り切りました蒼国来が勝ちました。
初日、初めて東方の力士が勝ちました。
守りに入ると動けないのが佐田の富士。
右も左も取れないんじゃね腰が下りてきますしね。
うまく攻められたんでしょうけど体を生かし切ってないよね全然やはりこの人は、前にもっともっと突いて出たらどうかと思うんですがね。
立ち合いこそ突いていこうという動きがあったんですがさすがに差されてしまいました。
蒼国来は一時期力が落ちたかなと思ったことがあったんですが先場所辺りからまたよくなってきていますね。
復帰してからこの人ここまでよく持ってきましたよ。
重い相手を正面から攻めていきました。
小力が強いという言い方があります。
両まわしを引くと相当力を持っているようです。
小力とか相撲力とか言いますね。
そういうタイプの力士の1人かと思います。
腕力じゃないんだよね。
あすは200kgある臥牙丸戦です。
北の富士⇒かえってこういう力士は大きい人のほうが取りやすいでしょう。
白崎⇒かなり息が上がっています。
東の力士が初めて勝ちました。
前半の取組が続いている九州場所、初日です。
先場所から今場所にかけて相撲協会の中で動きがありました。
宮城野部屋の熊ヶ谷親方元金親の熊ヶ谷親方が先場所後に相撲協会解雇となりました。
自分で雇っていた運転手の男性に対して暴行をして傷害の罪で起訴されたことに伴って10月1日に日本相撲協会の理事会が開かれ解雇の処分として退職金は支払われない処分を決定しています。
蒼国来は初めて東が勝ったということを知っていました。
第一声は、それよりも前に重たかったというひと言でした。
あすは200kgですよと言いましたらあすも真っ向から一生懸命相撲を取りたいですといい汗を流していました。
土俵は玉鷲と宝富士が上がっています。
玉鷲は場所前に二所ノ関一門の連合稽古で稽古を積んできました。
宝富士は日馬富士や照ノ富士の稽古相手を務めてきました。
玉鷲はこのところ稽古を頑張っています。
突き放しは魅力ですね。
場所前も境川部屋に出稽古に行っていました。
いろいろな部屋がある中で強豪がそろう境川部屋を選ぶというのはまだまだ強くなりたい力をつけたいという意識があるんですね。
強くなるためには強い力士の胸を借りなきゃいけないんですね。
妙義龍、佐田の富士と稽古をしていましたが馬力がありますよ。
境川親方も馬力があるなと驚いていました。
稽古の成果を場所で出すことができるか玉鷲。
対戦相手の宝富士は、先場所は以前痛めた足首の状態が思わしくなかったようです。
4勝11敗で番付を下げています。
寄り切り宝富士の形でした。
初日は宝富士攻め込んで攻め込んで左四つ。
まず初日白星です。
玉鷲も突き放そうとしましたが突き返していきましたねきょうは。
いやあ強いね。
踏み込んでいけば、こうして自分の相撲を取れるんですよね。
この人は強いね胸を出しているもの。
胸で受けながらですものね。
横綱日馬富士、大関の照ノ富士同じ部屋で稽古を積んでいるわけですから力は持っています。
玉鷲の攻めも決して悪くないと思ったんですが。
でも突きが効いていないんですよね。
宝富士は左を差したらどんどん出ていくしね。
先場所はけがですか?全然立ち合いに踏み込みがなかったからね。
受けて取っていましたからこの人はもう少し立ち合い前に出ると三役から落ちるようなことはないと思う。
また上位に戻っていきたい宝富士初日はいい形でした。
初日、11月の8日です。
なんときょうは福岡の気温は27度5分まで上がりました。
朝方まで雨があってまだ雲がかかっています。
3時現在でも25度9分という暖かいといいましょうか蒸し暑いくらいの福岡です。
「サンデースポーツ」のご案内です。
今勝った宝富士のリポートです。
先場所千秋楽に玉鷲に敗れました。
その悔しさがあってきょういい相撲が取れてよかったですと。
北の富士さんが褒めていますよと言いますと帰って録画を見ますと言いました。
褒めたくなる内容でしたよね。
ひそかに期待しているんですよ。
北の富士さんの期待は宝富士と逸ノ城。
もったいないと思って見ているんですよ。
テレビを通じて少しは参考にしてもらえればそれに勝る喜びはないですよ。
前半の取組は、あと3番です。
東に徳勝龍、西に旭秀鵬です。
徳勝龍はことし西の前頭4枚目という地位まで上がって三役をねらえるかというところまでいきました。
ことしの後半になって負け越しが続いています。
今場所は東の前頭8枚目。
旭秀鵬は西の前頭7枚目。
力強い突き放しの相撲も増えてはいますが少し脇の甘さがあります。
この力士は私に言わせればじれったいね。
何をやっているのっちゅう感じがしますよ。
荒々しさが魅力の部分と隙ができてしまう部分がありますね。
いい相撲と全く力が出ずに負ける相撲と。
強いなと思うときとどうしたのかなと思う相撲と。
この辺りの解消が上を目指すうえでの課題といえそうです。
どちらの力士にも突き放しがあります。
寄り切りました旭秀鵬の勝ちです。
旭秀鵬勝って初日白星です。
舞の海さんに伺ってみようと思います。
旭秀鵬、前まわしを取っているんですが四つ身の型としてはどうなんでしょう少し脇があいているようにも見えたんですが。
この体形で四つ身の形はあんまりうまくないんですよね。
上手も深いですよね。
一度切れるでも上背が自分のほうがあります。
懐が深いですからきょうは上手が取れましたよね。
こうなれば万全ですけれどもね。
まわしの引き方長身の生かし方としてはあとどんなところがほしいですか。
きょうの相撲でも相手ももっと上背があって相手の懐が深いとなると上手を取らせてもらえないですよね。
上手はできれば浅い位置から立ち合いの踏み込みと同時に下から手を伸ばしていきたいですよね。
白鵬のまねをしてほしいんですね。
踏み込みの膝の曲がり具合ですとか上手の切り方そういうものをどんどん盗んでほしいんですけどね。
稽古の相手に指名されますからね。
初日白星で花道を下がっていきます。
十両の結果です。
朝弁慶の初日白星ご覧いただきます。
実況⇒下がります朝弁慶突き放して、押し出し朝弁慶の勝ち。
新十両、初日白星。
白崎⇒以前から期待されていた朝弁慶。
ことしの後半に入って力をさらに伸ばして新十両白星ですいい相撲を取りますね。
新十両ですね。
何か言っていましたね?平成の重戦車?すごいね。
新十両にしてそういう異名をもらえるのはいいね。
大したもんだな誰がつけたか知らないけれど。
名付け親は若松親方のようです。
期待どおりの相撲を取ってほしいですね。
同じ部屋なんだ。
高砂部屋。
今ごろ気がついた。
だから以前から見ているわけですよ。
いきなり付けたのかなと思った。
同じ部屋なのは分かります。
東に魁聖、西に誉富士です。
魁聖、押し出しました。
初日白星です。
誉富士が押し負けるという形になりました。
2場所連続負け越して番付を下げている魁聖ですがきょうは押し合いで押し勝ちました。
前に出るとこの体が生きますからね。
まわしを取りにいってもいいけどこうして突いていくのもいいじゃないですか。
最初は差していますが途中からは押し合いに変わりました。
今場所は魁聖時より見せている膝のサポーターは見られません。
体調はよさそうですね。
突っ張りも、この人もけがが多いんですよね。
足の甲から指先にかけて、手首を守るでくらいしか見られません。
一歩目の踏み込みも、きょうはしっかりしていましたね。
押っつけはよかったですね。
相手が突っ張る腕を相当、下からすくわれてますからね。
いい内容の初日でした。
あすは琴勇輝と対戦です。
魁聖、声をかけてもらいますと頭を下げながら非常に丁寧な力士です。
この姿がいつもの魁聖なんですよ。
すれ違う勝負審判の親方一人一人に頭を下げながら出ていきます。
悪いことじゃないですからね。
館内からは佐田の海ですかね。
手拍子が起きてきました。
前半最後の一番です。
東の琴勇輝が3場所連続の勝ち越し。
先場所初めて幕内で9勝を挙げました。
東の6枚目に番付を上げました。
佐田の海です。
三役目前の場所が続きましたが届かず。
今場所は西の前頭5枚目に番付を下げました。
普通どおり組まれますと横綱、大関戦が組まれない地位になっています。
魁聖についてのリポートです。
本当はまわしを欲しかったんですけれども取れなかったので前に出ようということで押しにかえたということです。
このところ先場所、先々場所辺り太ももが痛かったりして万全ではなかったんですけれども、足の状態はだいぶよくなってきましたと話してました。
北の富士さんが押し相撲にかえたらいいんじゃないかと話をしていましたら、にこっと笑って頭からいくとあたると痛いからと言っていました。
白崎⇒そうですか。
どこまで本音なのか分かりませんけどね。
痛いでしょうね、それは痛いですよ僕はあたったことがないけれど土俵上の力士は対照的な相撲を取る力士です。
佐田の海ですが舞の海さんに伺います。
この1年で三役という期待が大きかった佐田の海ですがあと一歩が続いています。
そうですね。
この場所、上位と組まれない地位ですので大勝ちしたいですね。
もちろんですよ。
期待に応えたいですよね。
部屋での稽古ですと豪栄道、妙義龍力の差があるようですが力を相当ついてきていますよね。
ついてきていますね。
以前は必ず立ち合いあたり負けして土俵際まで持っていかれるような相撲が多かったんですけれどもね。
少しずつ地力をつけてきていますね。
土俵際押されたときの反応がいいですよね。
相手をさっと手繰ったりそういう動きが光りますね。
きょうは突いて出てくる琴勇輝にどう向かっていくかです。
幕内では初めての対戦です。
ほっ!
気合いの声
館内が一瞬静まり返って拍手です。
押し倒し、琴勇輝の勝ち。
佐田の海、何度かこらえましたが突いてこられてしまいました。
琴勇輝が初日白星です。
東の前頭6枚目は自己最高の番付。
琴勇輝といいますと膝の大けががちょうど2年前九州でした。
場所前、連合稽古でも関取衆とは何番も稽古ができるくらい回復してきました。
その成果は出ているんじゃないですか。
いい突き押しですよ。
けがから復帰してまもなく簡単に土俵を割ることもありました。
引こうという気がきょうはありませんね。
こっちのほうが重戦車のようなね。
下半身が崩れませんね。
攻めているときはいい形になれるんですね。
この人は気力はなかなか旺盛ですよね。
見ていて気持ちがいいでしょう。
今場所、番付をじわじわと上げてどこまでいい内容が出せるか。
あすは魁聖との一番です。
佐田の海は、あす誉富士戦です。
前半の取組が終わりました。
御嶽海、新入幕初日白星です。
けがの具合が気になる照ノ富士は初日、逸ノ城戦です。
休場明けの横綱日馬富士は妙義龍白鵬は結び前で栃ノ心の挑戦を受けます。
結びは先場所優勝の鶴竜に嘉風です。
結びに、きょうは1つ注目をしたいと思います。
先場所、鶴竜が12勝3敗で横綱として初優勝でした。
嘉風に敗れているんですね先場所も。
敗れていましたね。
横綱ですからね同じ相手にそうは負けられない3連敗はいけない。
嘉風も非常に気持ちが乗った状態で九州に臨んできました。
返り三役小結で迎えている過去は両力士の対戦は鶴竜6勝嘉風3勝白鵬を破って気持ちが乗った状態で向かってきました。
差し手争いなら鶴竜ももろ差しで、差し手争いには負けないんだけれど嘉風は差せないんだと思ったら下から突き放しにいきましたよね。
突き上げる、突き起こしでありますね。
作戦を変更攻め方を変えられましたね。
一気に持っていかれましたけれどよほど好調だと思う。
場所の三日目でした。
嘉風があれで一気に乗っていって2桁になりました。
年齢のことを言ってはなんだけれども3場所も好成績。
今から大関でもねらうのかと言いたくなるような相撲ですよね。
幕尻に近い番付から始まっていますが3場所33勝なんですよね。
すばらしいです、心境がね。
嘉風が初日結びで鶴竜戦鶴竜にとってもやりにくい相手の1人です。
満員御礼の福岡国際センター九州場所の初日です。
後半の取組ここからもうすでに館内が沸いています。
12本の懸賞が懸かりました東に阿夢露、西に遠藤。
阿夢露が夏場所後、幕内で初めて勝ち越しを決めてから好成績が続いて前頭では東の5枚目まで番付を上げてきました。
遠藤の春場所は左膝のじん帯と半月板の損傷がありましたがその後勝ちが立ち直ってきました。
西の前頭4枚目です。
遠藤は場所前は追手風部屋で大栄翔ですとか幕下の安彦大翔丸などと稽古をしてきました。
部屋に今、大翔丸も関取になりましたので、関取は2人幕下上位がいるということで部屋での稽古をこの場所を選びました。
遠藤も場所をどう盛り上げていくか注目される2人です。
この人いつも注目があると思います。
気になるのは体が大きくならんね。
そういう感じにはなりませんね。
たくましくなってこないんだな。
阿夢露に軍配。
遠藤は初日黒星。
阿夢露は目の辺り出血しています。
攻防がありました。
拍手
ちょっと右目の辺り、痛めました。
切ったでしょうか。
途中から周りにまわしを切って頭を押っつけて自分の形になりかけましたけれどもね。
攻めきれないですねもの足らないんだね。
舞の海さんにも伺っていきます。
流れは遠藤、いいようにも見えました。
がっぷりになってしまったときはちょっと苦しいかなと思ったんですけれどもそこから遠藤のうまさを発揮してまわしを切りにいくわけですよね。
遠藤としては攻めきれなかったですね。
そうですね。
このあと最後を寄っていくところを見ます。
形を作って阿夢露の上手を切りにいってちょっと遠藤のまわしが伸びているんですね。
もう一度まわしを切りにいくんですけれどもね。
阿夢露の引き付けもあるんですが攻めきれないんですね。
頭をつけてまわしが伸びていますね。
それが1つ。
阿夢露に動き回られたことでしっかり差していたし、勝っても浅くなってしまいました。
体は遠藤は小さい分左をしっかり高く差して相手の腰に抱きつくような体勢にならないといけませんね。
取組前に北の富士さんからは遠藤があまり体が大きくなっていない舞の海さんもそう見えますか。
そうですね体重だけではなくプロの体つきってあるんですね。
肩ですとか上腕ですとか太もものあたりにごつごつした筋肉のこぶができてくるんですけれどもそれがまだないですね。
なだらかなんですね、体の線が。
舞の海さんの場合は体重があればいいというわけではないという意見はお持ちですか。
それよりももっと筋力を強くしてほしいですね。
遠藤についてのリポートです。
自分の相撲をずっと再生全部見ました。
風呂場に入る前に負けというひと言だけ残して風呂に去っていきました。
もともとことば数が多くありませんが。
あの体勢で負けたら勝ち負けじゃないよね。
あれは絶対に勝たなくてはいけない体勢ですよね。
阿夢露についてのコメントです。
あの体勢になったあとは気持ちだけです。
一生懸命動いて気力だけでしたということです。
右の前のところはいつやったか分からないんだけれども一度切れて今、出欠は止まっています。
出るところを出血していた阿夢露です。
阿夢露の必死さが伝わってきました。
遠藤はあの形になったらこの形になったらというのかアマチュアではなくて大相撲の世界ではあるんですね。
きょうの阿夢露は左四つになれば勝てるなというそういう気持ちは多少あったんじゃないですか。
最初胸を合わされても腕を切って思いどおりになっていました。
遠藤にもっと力強さが欲しいですね。
勢は先場所左肩の治療を行って好成績、敢闘賞を取りました。
西の安美錦8勝7敗と勝ち越して西の3枚目。
安美錦今場所幕内は90場所目歴代6位です。
場所前は自分のペース自分の体の状態を見ながら稽古をしてきました安美錦です。
この両力士の対戦は最近勢の4連勝中です。
押し出し、勢の勝ち。
動きましたが、勢がついていきました。
初日白星は勢です。
場所前は巡業中やや疲れもあったということです。
勢は自分の部屋との力士との稽古だけでした。
しかし以前ほどの肩の状態ではありません。
肩の状態はいい状態で入れそうだということでした。
きょうは左をばっと取られたけど上から抱え込んで相手の引くのをうまく作りましたね。
好調の証拠じゃないでしょうか。
差し手にこだわりすぎたんじゃなくてそのまま出ていきましたからね。
あの形になると安美錦も簡単には負ける力士じゃないんだけどね。
きょうは前に出る相撲で勝った勢です。
あすの取組です。
新入幕御嶽海はあすは高安戦です。
照ノ富士、二日目の相手は栃煌山です。
勢のリポートです。
安美錦関に前まわしを取られましたがそういうことは一切関係なくどういう状況になってもとにかく前へ出ようとそういう相撲が取れましたと歯切れよく話していました。
先場所の勢いは続いていますね。
花道で勢に取組後に聞いたときにはそういうことは関係ありませんと言ったときは勢のいいときです。
栃煌山は3場所連続の関脇です。
先場所は大関への足場をという期待もありましたが8勝7敗でした。
なかなか続けて2桁の白星を挙げることは難しいですね。
先場所はもっと10番以上勝ってほしかったんですけどね。
以前の栃煌山に逆戻りした感じもしました。
同じ場所の中でも波が出てしまうことがあります。
いい成績をなんとか続けて出せるようにしたいですね。
強いんだけどね攻めているときの栃煌山は。
出足の強さを持っている栃煌山。
引き落とし豊ノ島残っています。
この動きも豊ノ島の持ち味です。
栃煌山から見ますと。
落ちてしまうのも栃煌山の持ち味なんだよね。
もう一歩足が出ると楽勝なんだけどね。
最後足が出てないんだよね。
一歩目はいいですよね。
あれで体を預けても。
よく足がそろうという言い方がありますが。
完全にそろっているんだよね。
これは稽古しているとかしていないとかということじゃなくて硬いんだよね。
体がついていかないんです、足が。
稽古は豊富なんだけどね。
稽古は栃煌山両者ともに積んでいるんですけどね。
場所前に栃煌山に話を聞いたら同じようなことを言ってました。
硬いですよねと。
本人も分かっているんですね。
悩みなんですね。
なおそうとしてもなかなか持って生まれた体質といいますが難しいんだよね。
豪栄道は夏場所で左肩を剥離骨折あって本来の力を発揮できていませんでした。
先場所は7勝8敗に終わっている大関カド番の場所です。
豪栄道のリポートです。
自分でもなんとか変えなきゃいけないと思って自分で志願して二所ノ関一門の連合稽古に参加したということです。
大関が2人いるしいい稽古ができると思って乗り込んでいってやはり充実していい稽古になったと話していました。
カド番についてはとにかく強気強気でいくしかありませんと言っていました。
これまでと同じではいけないという豪栄道北の富士さんどうご覧になりますか?いつの場所も稽古は十分で稽古場強いという定評はありますのでそれが本場所にいくと発揮できないということはそういう問題ではなくて精神的なことでしょう。
場所にきたら自信が吹き飛んで不安だらけで相撲を取っているという印象を受けます。
舞の海さんどうですか?しっかり場所前稽古して本場所へ臨むんですがなぜかは本場所に来て力を発揮できないというのはもしかすると本場所のための稽古ではなく稽古のための稽古かもしれません。
寄り切り、豪栄道の勝ち。
まず初日は白星立ち合い左前まわしからいきました。
きょうはいいんじゃないですか豪栄道。
相手は左から無謀な投げを打ってきましたからね。
つけいっていかなければねきょうは左の前みつは速かったです。
いいですよ。
舞の海さんきょうのような相撲ですと豪栄道はいいですよね。
どうですか?北の富士さんと同じですね。
投げを打ちにきたから前に出ることができましたが隠岐の海がもっと元気でがんがんすくい上げて胸を合わせる体勢に持っていくと豪栄道はもっと苦労していますね。
そうしますときょう一日だけではまだなんとも分かりませんか。
まだ分かりませんね。
カド番という重圧も含めて大関に上がったことで守らなければいけないという気持ちが強くなってしまうんでしょうか豪栄道は。
そういうふうに見えますね。
大関に昇進してからの相撲が少しぎこちなくなったような気がします。
去年は北の富士さんが和服姿で舞の海さんがそうではなかったんですが。
北の富士さんきょう和服でなくて残念ですね。
いやきょうは舞の海さんが和服姿になりましたよ。
向正面周辺も和服姿の方が多いですね。
和服姿の女性が2、3人いらっしゃって写真を撮っていました。
きょう溜会の皆さんも和服姿になっています。
豪栄道のリポートです。
ねらいどおり左の前まわしも取れたし一瞬胸が合う場面があってそこだけ反省していました。
右の手首を場所前に痛めたので右もしっかり使いこなせて大丈夫だと話していました。
大関琴奨菊が土俵上で館内を沸いています。
向正面の上のほうに下位の席には大きな横断幕琴奨菊頑張れという横断幕が掲げられていまして地元ふるさとの福岡の南部のほうにあります柳川からバスで来ているそうです。
去年は、この九州場所は負け越しおととしは途中休場地元の期待に応えられなくてということばもありました。
それを意識しすぎて肩に力が入ってことしはリラックスして肩の力を抜いて臨みたいという場所前の話でした。
常に稽古をしまして、披露宴を1月に控えています。
きょうは琴奨菊のお父さんもこの中にいるはずです。
地元の大関琴奨菊の初日です。
対戦相手は碧山。
東の前頭2枚目三役返り咲きをかける今場所です。
木村玉治郎が合わせます。
寄り切り、琴奨菊の勝ち。
やはり地元の歓声は違います。
大きいですよね。
魁皇の相撲を思い出しますね応援をね。
同じように手拍子コールが起きてこの勝ち名乗りのあとの拍手。
魁皇が大関に上がったところからですね。
1場所、魁皇が引退して入れ代わりがありましたけれども福岡県には大関が続いています。
先場所も久しぶりに11勝を挙げたし今場所もこの調子で応援の期待に応えるようにね。
しかしきょうは、もろ差しねらいでしたね。
相手は大きいですからこれがいちばんまともな順当な攻め方ではないでしょうか。
出足もいいんではないでしょうか。
下から下からがぶっていきますから。
豪栄道のときにも紹介しましたが、大関に3人合わせての顔を合わせての稽古がありましたがいい立ち合いの感触がつかめたと場所前初日を前にしてこれだけいい稽古ができたのはいつ以来だろうと言っていました。
膝の痛みはあるでしょうが動けるようになってきたという感触をつかんだようです。
ただ大関陣は序盤にごろごろいくこともあるから。
初日に前に出て勝ったというのは琴奨菊にとっては非常にいい流れを作るきっかけになりそうです。
4人の大関のうち豪栄道、琴奨菊が初日白星を挙げて今度は、西の稀勢の里が登場大砂嵐の挑戦を受けます。
横綱の3人のうち2人が休場明けということを考えますと優勝争い、大関にかなりチャンスがある場所ではあるんですよね。
それは、あると思います。
ただ序盤に先に土がついてしまうといけませんからくれぐれも序盤前半を大事に取って、大胆に取って13勝すれば優勝の線もその辺だと思います。
13勝ということはお互いのつぶし合いがありますので優勝ラインがその辺まで。
13勝というのは優勝そのラインだと思います。
そのためにも2人の大関が勝ちました、この流れを作っていきたいということです。
稀勢の里が土俵に上がったところ東が大砂嵐です。
西の筆頭まで上がってきました。
肩甲骨骨折のけががありながら土俵を務めて勝ち越しを果たしてきました。
三役目前の地位まで上がってきました大砂嵐です。
東は吉田アナウンサーです。
三役目前とかそういうことは一切考えていませんと頭にありませんと話していました。
大砂嵐は笑いました。
今言った肩甲骨肩の痛みですけれどもいちばん痛いときを10とすると今は、3、4くらい先場所から攻めても、さらに状態がいいですという話をしました。
先場所、先々場所土俵の中で稽古ができずに土俵を周りでじっくりと体を鍛えてきました。
部屋の若い衆と今場所は、土俵の中で稽古を積んできました。
抱え込んで出ました、寄り切り稀勢の里、勝ちました。
ここまで3人の大関すべて白星。
全く慌てませんでしたね。
慌てる必要はないですね。
稀勢の里まず一歩胸を出すような感じには見えますが前に出てますね。
きょうは万全です。
いいです。
突っ張りもどうっていうことはないし慌てないことです。
下手に差して右から攻めてそういう相撲をとにかく取りきってほしいです。
慌てないこと、それはしっかりつかまえるならつかまえてしまって。
中途半端に押っつけているとすくわれたり何かされるわけだから右は押っつけきれないと見たら上手を取って体がありますからそうして寄っていくという相撲に徹してほしいと思います。
3人の大関すべて勝ちました。
4人目登場膝の状態が気がかりの照ノ富士です。
先場所は優勝決定戦まで進みました。
照ノ富士に12勝3敗の成績ただ、先場所最終盤十三日目に右の膝を痛めて前十字じん帯損傷という状況でした。
この場所前、右の膝を支えるような安美錦がつけているようなものと同じサポーターも使ったんです。
きょうは違います。
テープで固めています。
膝を支えるような形のものを作りましたがきょうはそれはつけずにテーピングで出てきました。
逸ノ城戦です。
先場所は先場所は12勝3敗という成績。
師匠の伊勢ヶ濱親方が番付発表の日昇進という可能性はゼロではないという意見も出され千秋楽の審判部としては来場所の成績しだいではということになりました。
理事長や横綱審議委員の意見では12勝という成績ではこの場所、九州場所での横綱という声は難しいのではないかと分かれる形でこの場所に行きました。
現実のものとして勝ち数ということでどんどん相撲内容もよければそれはまた全然ムードが変わってきますから。
まずこの場所の内容の成績は見ないということでは共通だと思っていいんでしょうか。
本人の談話を聞くともう自信満々で先場所とは全く違うわけです。
その点については舞の海さんにも伺います。
きょうの相手逸ノ城戦まず初日大事ですよね。
もちろんですね。
大きいですから速い勝負をしたいですよね。
じっくりとがっぷり四つになって取っていると膝に負担がかかってきますから。
寄り切り、照ノ富士の勝ち。
ほぼ50秒かかりました。
これはよく残って逆転しましたね。
あの形、絶体絶命だと思いましたけれども逸ノ城があそこは大事に取りすぎたかな。
これ、止まった時点でどうかと思いましたよね。
きょうは上手取れなかったしただ右のほうからすくい投げを打ったりとよけいなことをしなくてよかったですね。
逸ノ城から攻めるという場面引き付けるという場面もありましたが、逸ノ城も上体が起きてしまいました。
攻められない体勢ではなかったけれどもね。
舞の海さんは、どう見ました?思ったよりも力が出せるんだなという印象でした。
どの辺りに出てますか?残すところは残しながら、まわしを切りながら最後を寄っていきましたよね。
ある程度、足に力があるからこそ寄っていけるわけですから。
ただ心配なのは土俵を下りるときも、かなり痛そうにしていましたし無理をすると熱をもったりじん帯がさらに伸びたりするんじゃないのかという不安があります。
大きい相手に時間がかかる相撲をとった照ノ富士。
15日間どういう相撲が取れるのか、その辺りが注目点です。
膝をがっちりと支えるような形のサポーターをつけてもらったんですけれどもそれもあえてせつに出てきた感触もあるんでしょうか。
こういう状態でも苦しい場面もうまく切り抜けて自分の形になったということはやっぱり思ったよりやるなという感じがしますね。
あすは栃煌山戦なんですね。
栃煌山戦は出足を止めればときょうよりは楽だと思います。
きょうも1回止まって、そこから攻めていった照ノ富士です。
しかし照ノ富士もことしに入って一気に力をつけて優勝候補を経験し横綱という地位も近づいているという力士ですよね。
まだまだそこまで考えるのは早いでしょう。
早いですか。
ただ本人が今場所は先場所と違って少し怖さもあると。
あると思います。
ないわけがないです。
それはやはりけがをしたことから怖さが。
それももう膝という大事なところですからね。
やはり心配がないと言ったらうそになると思います。
1つ勝ったことでさらに気持ちが前向きになったとは思います。
気持ちはそうだと思いますが膝が急激によくなることはないでしょうからあしたから14日間爆弾を抱えていますから慎重に相撲取ったほうがいいです。
きょうはよかったです。
照ノ富士のリポートです。
表情は曇りがちで膝の状態はあまりよくありません力が入りませんという言い方をしました。
いつもに比べると表情はかなり曇りがちでしたね。
逸ノ城のリポートです。
止まってしまっては、だめだ最初攻めきれなかった部分ですが土俵際の投げが怖くて止まってしまいましたと話していました。
逸ノ城がもっと攻めを止めずに攻めることができたら流れが変わったかもしれません。
投げが怖くてというのは照ノ富士の投げが怖くてということなの?そうです、照ノ富士の投げですね。
心配しすぎだよ。
人のことを考えずに自分の持っているものを全部出さないとね。
怖がっていちゃだめですよ。
日馬富士2場所連続の休場明けの場所、横綱としてその地位にふさわしい成績を残さなくてはいけません。
秋の巡業からしっかり稽古を積んでこの場所に合わせてきました。
休場明けの大事な初日です。
妙義龍戦です。
寄り切り、日馬富士の勝ち厳しい攻め休場明けの横綱、初日白星です。
息を整えながら勝ち名乗り懸賞を受け取りました。
立ち合いどうでしょうか?日馬富士の動きは。
よく動いていますね。
中に入られそうにはなりましたがそれを許さず。
ぱっと引かれたときも左を差し込んでいく辺りの勝負勘ずいぶん勘が戻っているなという感じがしましたね。
よく動いていましたね。
この分では、やれるような感じがちょっとしましたね。
日馬富士自身は体が張っていますねと声をかけたそれがいちばんうれしいことですと話していました。
とにかく序盤は負けないようにしてね、力がありますからね。
横綱の面目を保つだけの星は挙げられると思いますよ。
そうしないといけない場所ですのでね。
横綱が3人いますからね。
横綱3人で優勝を争うような。
今度は西から白鵬です。
横綱になって50場所目。
先場所は横綱になってから初めての休場でした。
前回の休場は大関時代。
休場の際に出された診断は左大たい四頭筋けん炎という筋肉からけんの辺り膝の周辺のけがという診断です。
左膝の状態は、かなりよくなっているということです。
ずっと酷使してきた疲れが出たんでしょうね。
勤続疲労みたいなね。
巡業中から痛みを訴えて状態はよくないぞということがありました。
どっちにしても横綱は長いことやっていて初めて休場をするんだからそれ自体が大変なことですよね。
休場した経験がこれまでなかった休場明けは横綱としては初めてです。
だから妙な気持ちでしょうね。
休場慣れしていないからね。
初めて休場したあとは初日に臨むときは?やっぱり不安がいっぱいですよ。
向正面は舞の海秀平さんです。
場所前に白鵬の稽古をご覧になりました。
いい状態にはありましたね。
体つきを見ていましてもすり足、稽古内容立ち合いの踏み込みの鋭さ。
全くブランクを感じさせませんね。
先週の月曜日舞の海さんと顔を合わせました。
番付はそれほど上のほうではありませんでしたけれど痛めた箇所を確かめるような稽古も何番かありましたね。
そうでしたか?かばうようなしぐさはなかったです。
あときょうの初日ですね。
対戦相手は比較的、相撲を取りやすい相手ですね。
立ち合いの変化もないですしがちっと組みに来てくれますからね。
過去19回の対戦はすべて白鵬が勝っています。
栃ノ心はまだ白鵬に勝ったことがありません。
上手投げ、白鵬の勝ちです。
挑戦を退けました。
休場明けの横綱日馬富士、白鵬そろって初日は白星です。
3人横綱のうち2人が勝って、呼出し拓郎が土俵に上がりました。
拓郎⇒東鶴竜、鶴竜西嘉風、嘉風昭和50年春初土俵から呼出し拓郎が今場所、立呼出しに昇進しました。
秀男の定年のあと空位になっていた立呼出し。
呼出し拓郎が結び一番だけを呼び上げます。
拓郎さんが呼出しのトップかあ。
若いときから知っているけど北海道ですね?札幌出身です。
北海道から今、相撲取りが出ないからもう何でもいいよね。
この相撲一番にて本日の打ち止め!いい汗をかいたね白鵬。
先ほどの白鵬の相撲を振り返ります。
舞の海さん白鵬の場合きょうはじっくりいったという印象なんでしょうか。
お互い右の相四つですからね。
白鵬の上手が一枚二枚不十分な体勢でした。
いったら栃ノ心は一気に勝負をかけてくるタイプではないですから白鵬もじっくりと相手の様子を見ながら取れますよね。
上手を切って間合いをはかってという形ですね。
場所前から見せていた動きは痛めた箇所をかばうような感じはありませんでしたね。
全くないですね。
初日としてはいい形で入れたと見ていいですか?そうですね本場所の土俵、土、砂の感触を確かめるためにもいいスタートが切れましたね。
栃ノ心には申し訳ないんですけどね白鵬としては初日、ああいい相手だなと思ったに違いないと思います。
いくら相四つで今まで負けたことがないといってもなかなか相手に十分を許すということはなかなか勇気がいることでしかし存分に相手の力を出させて自分の力を、まして最後にいい投げを決めました。
引き足も十分ですしね。
最高のスタートを切ったんじゃないですか。
白鵬勝ち残りです。
両横綱が勝ち残りで見上げる土俵鶴竜が初めて横綱の中でもいちばん上、東の正横綱として土俵に上がります。
日馬富士の休場明けきょうは攻めの内容でした。
白鵬はいい形で初日を飾りました。
そして結びの一番鶴竜が嘉風の挑戦を受けます。
肩の力が下りたという感じの横綱になってからの初めての優勝その次の場所です。
対戦相手の嘉風が大分県出身、九州場所初めて三役の地位で戻ってきました。
そして初日から結びの一番鶴竜戦このところ嘉風が2連勝番付発表のときから初日がくるのが待ち遠しくてたまらなかったというコメントを出していた嘉風です。
初日を迎えてどうでしょうか。
充実した表情でした。
この日を待っていました横綱が3人いますと結びで取れないこともあるその中で結びで取れるということは自分が楽しもうとする材料になると言いました。
楽しみということばを使いますが最近はちょっと違うかな全部出し切る出し切ったときのあの感覚がとてもたまらないそれが楽しみなんです少しでも多く今場所もその感覚を味わいたいです、と話していました。
先場所2横綱2大関を破った三役の嘉風このところ鶴竜2連勝中です。
嘉風の勝ち!嘉風一気の攻め。
鶴竜引いてしまいました。
結びに波乱。
やりました嘉風。
対鶴竜これで3連勝。
一気の相撲。
最後は渡し込んでいました。
渡し込みましたね。
手をつくかと思いましたけどねとにかく立ち合い一気で攻めようという気力がすごいね。
すべて出し切りましたね。
嘉風の初日三役で迎えた九州場所の初日横綱を破りました。
立ち合いから嘉風のほうが勝っていますね。
いっぺんに鶴竜を土俵下に持っていきました。
渡し込みで勝ち。
嘉風勝って初日鶴竜に土がつきました。
そろそろ嘉風がインタビュールームに着くころです。
初日横綱鶴竜関を破った嘉風関です、おめでとうございます。
ありがとうございます。
やりましたね。
ありがとうございます。
出し切りたいということでしたがどうですか?ええ、よかったです。
出し切れましたか?そうですね。
よかったです。
出し切ったときの感覚がとても気持ちいいんだということでしたがそういう感覚ですか?まだちょっときてないですけど時間がたったら、でもきょうはちょっと緊張していたんですけど緊張するっていうことは勝ちたい気持ちが強いと思っていてこれだと凡戦になる気持ちが高いと思ったのでそうじゃなくてしっかり仕切ろうと思っていたのがよかったと思います。
内容はいい相撲、覚えていないということでしたがきょうはどうですか?結構覚えていました。
ねらいどおりですか?いやいや、ねらいはなかったんですがとにかく横綱が引いてくれたところをうまく出ていけたと思います。
先場所優勝の横綱を破りました。
そういうのは特になかったんですけどとにかくご当所なので15日間取りたいと思って初日がこういう相撲でよかったです。
歓声がすごかったですね。
それはよく分からなかったです。
これでいいスタートが切れました改めて今場所の目標をお願いします。
2桁勝てたらいいですね。
とにかく全力を出し切ってきょうみたいに気持ちを高めていい相撲を取りたいと思います。
白崎⇒嘉風が結びで鶴竜を破りました。
敗れた鶴竜のリポートです。
ひと言引いて、しまってはだめと言いました、ぼそっと。
一方、勝った休場明けの日馬富士です。
休場明けとしては気持ちがよかった体がよく動いていました。
対照的に非常に気合いの乗った表情でした。
鶴竜が敗れましたがそのほか横綱大関はすべて勝ちました。
舞の海さん初日だけではあるんですが白鵬、日馬富士内容がよく見えたんですがどうですか?そのとおりですね。
白鵬を中心に優勝争いが展開していきそうな雰囲気ですよね。
嘉風の健闘、いかがですか?先場所から勢いが続いていますね。
何か新しいものを見つけたんじゃないかと思いますね。
「大相撲九州場所初日」をお伝えしました2015/11/08(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 初日 ▽今場所展望 〜今年一年を締めくくるのは?〜[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング,【実況】ロス・ミハラ,【通訳】二宮友佳子 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング,【実況】ロス・ミハラ,【通訳】二宮友佳子

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スポーツ – 相撲・格闘技

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