大相撲九州場所 初日 2015.11.08


生字幕放送でお伝えしています博多のファンが待ち望んだ1年納めの九州場所きょうが初日です。
会場となる博多湾の近く福岡国際センター先場所、横綱として初優勝を果たした鶴竜が会場入りたくさんの歓声を浴びています。
今場所は3横綱が初日にそろいました。
ことしの名古屋場所の初日以来3横綱がそろう形となりました大相撲です。
福岡国際センター十両の取組が続いています。
正面解説は元・朝乃若の若松親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
土俵上が自己最高位の明瀬山と阿武咲です。
東の7枚目の明瀬山先場所9勝6敗と阿武咲も9勝6敗西の6枚目に躍進している19歳です。
上手出し投げ、明瀬山の勝ち。
土俵際からの投げ明瀬山が最初の相撲、白星。
厳しい態勢からの投げを決めました。
阿武咲、最初の相撲は黒星です。
解説は、若松親方です。
左四つの明瀬山は自分の形を作りました。
すんなり自分の形を作れましたね。
張り差しがよかったんでしょうか。
張ってから、この左四つもろ差しで巻き替えた阿武咲ですが右の上手が伸びていました。
上手が伸びると力が伝わらないと言いますが。
そうでしょうけれども明瀬山の相撲ですから落ち着いてこのあたりも攻め込まれてはいますけれども、落ち着いてさばいています。
土俵際、がむしゃらに攻めていったのは阿武咲ですが最後は体をうまく開いて投げを決めました明瀬山です。
決まり手は上手投げです。
ちょっと僅かにどこか痛みを感じるような表情を浮かべていた明瀬山です。
東の7枚目自己最高位の番付で白星発進です。
ではここまでの十両の結果をお伝えします。
ここで朝弁慶の取組を振り返りましょう。
押し出し、朝弁慶の勝ち。
新十両、初日白星。
力強い湘南の重戦車という愛称がありますがまさに前に出る内容で勝ちました。
明瀬山以降の取組を見ていきましょう。
正代、熊本県出身初めて関取としてこの九州場所に臨みます。
正代については向正面、刈屋アナウンサーです。
やっぱりうれしいと言ったあとにやはり変な緊張感がありますねと言いました。
自分としては楽しみな気持ちもあるし、ただ地元の熱い声援もあるし期待もあるしそういうことを考えると、変に緊張してくるしということで自分は緊張しすぎると力が出ないタイプなので少し緊張するくらいで相撲が取れたらいいですねという話をしていました。
順調に稽古はできているのでこの初日ですね勝つ負けるというよりも初日に思い切った動きができるようにそういう初日を迎えたいという話をしていました。
場所前は横綱鶴竜の胸も借りて稽古をしました正代です。
上手投げ、正代の勝ちご当所関取として初めての白星を挙げました。
きょうは西の2階席いす席のところに東京農業大学校友会の皆さんが集まっています。
歓声も多くを浴びています正代です。
正代の母校、東京農業大学の関係者の皆さん正代に声援を送りました。
まずその緊張するといったご当所初日白星を挙げた正代です。
里山が潜り込む形を作りましたが。
普通ですとああいう小さい力士は盛り込むと慌てるんですけれども小さい力士と取っているので投げているんでしょうか。
慣れているんでじゃないでしょうか。
落ち着いて取りました。
得意の下手が引けなかったんですね。
取れてなかった。
取れてなかったですね、そのあとのさばきが速かったですね。
右のかち上げで起こしにいこうとしたところをやめて。
しっかり自分の相撲を取れたと思います。
ご両親が四日目と十一日目に見にきます。
ということでこの日だけはしっかり把握していました。
熊本県宇土市出身の正代先場所11番勝ちました。
今場所西の5枚目でどれだけ勝てるでしょうか。
荒鷲と富士東が土俵に上がっています。
今画面の左の奥に呼出しの照喜が映っていますがこの照喜は今場所幕内格に昇進しました。
47歳照喜はかつては序二段の力士でしたがそこからけがもあって力士は諦めてその後、呼出しになりました。
幕内格の昇格となりました。
この取組のあとが協会ごあいさつですが、先場所7勝8敗負け越して少し番付を下げた荒鷲今場所、東の5枚目二所ノ関一門の連合稽古を参加しましたが番数はそれほど伸びませんでした。
開始する富士東は6勝9敗で西の4枚目場所前は木瀬部屋に出稽古に行って稽古を重ねてきました。
過去の両者の対戦荒鷲が一度立ち合い、けたぐりを見せた内容がありました。
富士東の頭にはあるでしょうか。
それはないと思いますもろ手からいく相撲だったのでないと思います。
突き出しました、富士東の勝ち。
まわしを与えませんでした、初日いい内容で勝って白星。
荒鷲敗れました。
言われたとおり、ちょっと警戒しているのか少し遅れて小刻み突っ張りがありました。
土俵際は1回いなされるんですが、足がよく出ていますからいい相撲だったと思います。
立ち合い、右を差されませんでした。
中にいなされましたが腕はよく伸びていまして足もよく出ていると思います。
荒鷲は左の前まわしをねらいにいきました。
取れそうになったところを突き放されました。
突き放しが効いたということでしょうか。
そういう形になった富士東です。
玉ノ井部屋では東龍の返り十両ということになっています。
東の花道の奥鶴竜、日馬富士の姿も見えています。
今場所も北の湖理事長は腰痛のため八角事業部長がこの理事長の代理を務めます。
休場明けの横綱白鵬です。
3横綱がそろった九州場所の初日です。
初日にあたり謹んでごあいさつを申し上げます。
本日ここに、恒例の十一月場所を開催致しましたところ初日早々ご来場くださいまして誠にありがたく心より御礼申し上げます。
今場所、三横綱をはじめ新進古豪の各力士は全力を尽くし気迫のこもった相撲を展開皆様のご期待にお応えできるものと存じます。
何とぞ、千秋楽までご来場のうえご声援を賜りますようお願い申し上げましてごあいさつと致します。
平成27年11月8日公益財団法人日本相撲協会理事長北の湖敏満代読八角信芳
拍手
福岡国際センター万雷の拍手です。
3横綱がそろうのはことしの名古屋場所の初日以来ということになります。
白鵬と日馬富士は休場明け場所前は3横綱とも順調に稽古を重ねました。
先場所左膝痛めた白鵬そして照ノ富士そして日馬富士の姿もあります。
照ノ富士も痛めた膝の中初日の土俵に立ちます。
若松さん3横綱がそろうと豪華ですね。
そうですね。
場所前は白鵬の足とかいろいろ言われていましたけれどいろいろと聞いてみたら、問題なさそうですから楽しみですね、今場所は。
場所前は鶴竜と右肘を痛めていた日馬富士の横綱どうしの三番稽古という日もありました。
体が調子いいんでしょうかね。
日馬富士も頑張ってもらいたいですよね。
きょうの取組です。
膝を痛めている照ノ富士は逸ノ城戦過去2度の水入りの相撲がありました。
日馬富士は妙義龍白鵬は栃ノ心。
結び鶴竜は先場所大活躍殊勲賞と技能賞を獲得した大分県宇佐市出身の返り小結嘉風との対戦です。
わくわくする取り組みが後半戦も多いですね。
どこまで横綱に食らいつくか楽しみですね。
もちろんご当所の琴奨菊にも期待稀勢の里も大砂嵐戦見どころめじろ押しの初日です。
幕内格に上がった呼出し照喜の声に誘われて両者が土俵上です。
3横綱がそろって千秋楽を迎えたのが初場所だけです。
徐々に観客が升席を埋めてきています。
東はここ数場所首を痛めて苦しんでいる北はり磨。
今場所は東の4枚目。
先場所は7勝8敗という成績でした。
常幸龍は右膝の状態はよくなってきているという話です。
先場所は8勝7敗と勝ち越して西の3枚目に番付を戻しています。
若松親方は押し相撲でならしました。
北はり磨も押し相撲です。
首のけがを抱えています。
難しさはどう見ますか?首になると恐怖心も生まれますからなかなかあたるということも怖いと思うんですけれどそこをなんとか克服して頑張ってもらいたいというのはありますね。
北はり磨は場所前の稽古では関取衆とは申し合いはそれほど行いませんでした。
頭からあたれない中でいろいろなことを考えながら稽古をしている北はり磨です。
常幸龍は場所前に稀勢の里が木瀬部屋に出稽古に来て稽古を重ねたという日もありました。
右膝の状態が徐々によくなっているという話です。
三役の経験者の常幸龍。
十両で取っているような力士では本当はないんですが。
けがでしょうね。
けがを治して三役で頑張ってもらいたいという気持ちがありますね。
常幸龍は西の3枚目、幕内復帰に向けてチャンスの場所です。
北はり磨も首は痛めていますが東の4枚目。
星しだいでは新入幕もねらえる番付にとどまりました。
大事な初日です。
行司は木村要之助。
押し出し、北はり磨の勝ち北はり磨、最初の相撲白星です。
常幸龍張っていきましたがつかまえることはできませんでした。
引いてしまった常幸龍ですが北はり磨のよさはどこに出ましたか?やっぱり動きのよさでしょうね反応のよさ。
苦し紛れのはたきしか相手はないですからね。
北はり磨は体が動いていると思いますね。
首は痛めていますが、さすがの下半身の力。
いい相撲だと思いますね。
はたきにも十分ついていきました北はり磨です。
九州場所初日ここまでの結果です。
新十両の朝弁慶が押し出しで勝ちました。
十両の貴ノ岩がきょうは幕内の初口。
朝赤龍と対戦が組まれています。
若松さんの新十両は黒星発進でした。
そうですね。
初日から2勝4敗まで持っていきましたね。
結局10番勝って新十両の場所を締めくくりました。
朝弁慶は初日白星のスタートを切りました。
白星が先行すると気持ちが楽ですからね。
朝弁慶もどれだけ活躍するか注目されます。
英乃海と青狼この両者はことしの名古屋場所ともに新入幕を果たしました。
ただその後幕内2場所は勝ち越すことができず今場所はそろって、また十両の土俵です。
青狼のほうは、ここ2場所幕内では7勝8敗が続きました。
あと一歩で勝ち越しというところまではいきましたが星が伸びませんでした。
場所前は白鵬との稽古を重ねた青狼です。
英乃海は幕内2場所はともに6勝9敗という成績でした。
若松さんは何度も幕内復帰を果たしています。
一度落ちたときの大事なことはなんですか?一発で戻るんだという気持ちですね。
また幕内で取りたいという気持ちがないとなかなか上がれないもんですから一場所で戻るという気持ちが強く出ていたと思いますね。
両者は6場所連続で対戦していて4対2で英乃海がリードしています。
最近は青狼が2連勝です。
もろ差し、寄り切り英乃海の勝ちです。
持ち味の出足が出ました。
青狼破れて黒星発進です。
向正面は刈屋アナウンサーです。
英乃海の左はどうでしたか?左ははずですね。
完全に深く差さないでわきの下を持ち上げるようにして押していきました。
右を差して左はず英乃海はいい形を作ったわけですね。
勝った英乃海を褒めるべきなんでしょうけど青狼は全く相撲が取れないような感じでしたね。
どこか悪いんですかね。
ちょっときょうは力のない相撲になりました、青狼です。
英乃海は幕内で勝ち越しがありませんので戻って幕内での勝ち越しを来年目指してもらいたいところです。
今の出足を見ると期待したくなるような初日でした。
期待したいといえば今東から土俵に上がった力士です。
銀治郎⇒かたや輝、輝こなた鏡桜、鏡桜この相撲一番にて中入り!
拍手
拍手がわき起こりました。
木村銀治郎による中入りの触れ。
きょう十両最後の一番です。
輝は先場所10番勝って東の2枚目に番付を戻してきました。
新入幕をねらう今場所21歳です。
巡業でも場所前の二所ノ関一門の連合稽古でも精力的に稽古を重ねました。
十両7場所目を迎えています。
若松さん、期待の1人新十両から丸1年がたちました。
期待はどうでしょうか?そうですね、もうそろそろ幕内で頑張ってほしいという気持ちは皆さんあると思いますからとにかく今場所で決めるんだという気持ちで頑張ってもらいたいですね。
きょうの対戦相手は先場所幕内4勝11敗番付を下げて十両に落ちている鏡桜戦です。
過去の対戦2度あって鏡桜が2回とも左に変わり気味に上手を取りにいくという立ち合いを見せました。
輝負け方が同じというのは考えないとそういうところを警戒しながら相撲を取ってもらいたいですね。
送り出し、鏡桜の勝ち輝は初日黒星です。
攻め込みはしましたが。
喜んで出ていましたね。
どうしても手が伸びなかったですね。
勝ったのは鏡桜です。
正面の解説は元朝乃若の若松親方でしたどうもありがとうございました。
館内アナウンス
ただいまから幕内土俵入りであります。
初めに東方幕内土俵入り先導は木村晃之助朝赤龍
(あさせきりゅう)モンゴル出身高砂部屋北太樹
(きたたいき)東京都出身北の湖部屋大栄翔
(だいえいしょう)埼玉県出身追手風部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋徳勝龍
(とくしょうりゅう)奈良県出身木瀬部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋阿夢露
(あむうる)ロシア出身阿武松部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋小結・栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋関脇・栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋1年納めの九州場所が始まります。
ご覧いただいているのは照ノ富士の膝です。
先場所千秋楽鶴竜との優勝決定戦まで進んだ照ノ富士先場所稀勢の里戦で右の膝を痛めました。
場所前はいつものような稽古はできませんでした。
しかし場所の直前まで稽古を積んで出場してきました。
この場所の成績を果たしてどのような結果を残すことができるでしょうか。
かわって西方幕内土俵入り。
先導は式守与太夫千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋豊響
(とよひびき)山口県出身境川部屋高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋佐田の富士
(さだのふじ)長崎県出身境川部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋誉富士
(ほまれふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋安美錦
(あみにしき)青森県出身伊勢ヶ濱部屋豊ノ島
(とよのしま)高知県出身時津風部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋小結・嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋関脇・妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋ことしの九州場所、新入幕は御嶽海1人です。
出羽海部屋、長野県からは昭和47年九州大鷲以来43年ぶりの新入幕誕生地元が沸いています。
幕下付け出しから所要僅か4場所での幕内昇進です。
九州大分出身の嘉風三役として初めて九州場所の土俵に上がります。
先場所2横綱2大関を破る活躍を見せました。
きょうは結びの一番で鶴竜戦が組まれています。
東西の幕内力士の土俵入りが終わりました。
初日から幕内では時天空が休場です。
今場所西の前頭14枚目という地位ですが右ろっ骨の骨折で2か月の加療を要するという診断が出ています。
師匠の時津風親方によりますと以前から痛めていた場所で先場所途中から痛みがひどくなってきていた今場所は治療に専念するということです。
3横綱がそろって迎えた初日です。
初めて東の正横綱に座る鶴竜から土俵入りです。
横綱鶴竜露払い蒼国来太刀持ち勢行司は式守伊之助であります。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!先場所横綱9場所目で初めて横綱として賜盃を手にしました。
鶴竜自身もそれまではプレッシャーとの闘いだったという話がありました。
この場所前は時津風部屋に通っての稽古を積んできました。
中でも一日横綱日馬富士との4番にわたる熱戦の稽古もありました。
24番にわたる熱戦の稽古がありました。
きょうは嘉風の挑戦を受けます。
先場所は嘉風に敗れています。
西方より横綱白鵬土俵入りであります。
姿を見る前から拍手が起きていました。
横綱になって初めての休場明け白鵬。
横綱白鵬露払い旭秀鵬太刀持ち魁聖行司は木村玉治郎であります。
横綱の在位が50場所目となった白鵬。
史上4人目の50場所という数字です。
先場所は診断では左大たい四頭筋、筋肉ですがひざの周りの筋肉を痛めての休場でした。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!先場所は治療につとめて秋の巡業も、最後の1週間途中からの参加となりました。
場所前は精力的に、この場所前尾車部屋にも向かって稽古をしてきました。
九州ではこれまで白鵬優勝は7回。
これは千代の富士の9回に次ぐ2番目の数字です。
きょうはこの季節としては非常に暖かな福岡。
横綱の体じゅうから汗がふきだしています。
東方より横綱日馬富士土俵入りであります。
痛めた箇所には何もつけていません。
もう1人休場明けの横綱日馬富士です。
名古屋場所途中休場し休場明けの土俵です。
横綱日馬富士露払い宝富士、太刀持ち誉富士同じ部屋の誉富士は初めて横綱土俵入りの太刀持ちをこの場所務めています。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!秋の巡業中から積極的に稽古を積んできた横綱。
九州に入ってからも部屋の力士だけではありません。
いくつかの部屋を回って稽古を積んできました。
尾車部屋、嘉風横綱どうし鶴竜との稽古もこの場所前はありました。
非常に体を張って見えます。
休場明けどんな序盤の相撲を取ることができるか。
この辺りが注目になりそうです。
ことしの九州場所土俵入りが終わったところです。
初日が和装dayということで和服姿での来場を呼びかけて記念品など呼びかけているという日になりました。
土俵周りにもいます。
ことしは和装姿で観戦をするという日になっています。
北の富士さんきょうは和装ではありませんね。
着ようかなと思ったんですが雨が降りそうだから帰りがちょっとね。
午前中、雨が降っていましてこのあとも完全に雨の心配がなくなったわけではありませんね。
北の富士さん、役者がそろった場所になりますね。
3横綱、元気出ていますしね。
大関も元気そうですし楽しみですね。
鶴竜が横綱となって初めて賜盃を手にして連覇が懸かるということになりますがまもなく賜盃の返還が行われる時間です。
3横綱がそろう中で鶴竜が再び賜盃を手にできるか。
鶴竜にとっての大きな意味を持ちますね。
チャンスは大いにありますね。
2人とも休場明けですからね。
白鵬といえども休場明けの場所というのは不安がつきまといますからね。
この場所も初日北の湖理事長がお休みしまして八角事業部長に今賜盃が返されました。
優勝旗を今、伊勢ヶ濱審判部長に返還しました。
鶴竜自身も横綱になったら、優勝しなければならない優勝したいという重圧がかなりあったようですねこれまではね。
当然ですよね。
当然、横綱優勝というのもあると思いますし先場所の優勝は今場所は少し余裕になっていると思います。
体もこうして見ると3横綱の中でも張りがいちばんいいように見えます。
その鶴竜、2場所前九州場所に向けての思いを聞いています。
もうすごく楽な気持ちですね。
楽というのは、満足したという意味じゃないですよ。
とにかく精いっぱい…楽になったということばも本人から出たんですけれども横綱という地位はそういうものなんでしょうか。
そうなんでしょうね。
しかしこれはもう今場所は今場所の苦しみもありますしね。
万全、絶対というのはありえませんからね。
何があってもおかしくないと思いますよ。
ほかの2人が休場明けの横綱という点から見ますと鶴竜としましては勝負勘という面も含めていちばんいい状態であると思うんですけれど。
休場明けというのは特に序盤が不安があるんですよ。
序盤、注意を払って取ると思いますし1つの山ですからね。
休場明けの横綱は注意して取ると思いますけれどね。
九州場所の横綱はまず白鵬から話を進めていきます。
白鵬は巡業福岡に乗り込む1週間前に合流しました。
部屋での稽古場所1週間を切ってから関取衆との稽古を再開しています。
今月の8日尾車部屋に稽古に行きました。
そのときの様子本人の声も合わせてご覧ください。
痛めたのは左膝の周辺。
診断では筋肉の損傷という形で出ていました。
膝の様子を気にしながらの稽古を積んできました。
この日は千代大龍も稽古場に来ていました。
嘉風をつかまえての稽古です。
本人の動き方痛めた箇所への相手の圧力を受けて力の入り具合などを見るような感じで進めているのが印象的でした。
そうですね、そのぐらいの余裕を持って取れる相手でもありますしね。
本人もサポーターも何もしてませんので感触はいいんじゃないですかね。
上半身の張りは、ふっくらとしているようですよね。
あとは横綱として初めての休場でしたので気持ちの面でも。
先ほども言ったと思うんですが序盤が大事だと思いますよ。
その辺にチャンスがあるという対戦相手もそう思ってきますし大事に取ったほうがいいですね。
白鵬については向正面の舞の海さんにも伺います。
ちょうど尾車部屋に向かう稽古を舞の海さんご覧になっていましたがかなりいいですよね。
体は全く衰えていませんね。
上半身だけでなく下半身太もものあたりもかなり盛り上がって見た感じとしては全く問題ないなと思いました。
先々場所は白星を挙げてからこれだけ白星から遠ざかっているのは初めての経験です。
きょうは相当気持ちを引き締めてなみなみならぬ決意で土俵に上がるんじゃないかなと思います。
早い時期に先場所は休場を決断したことで体のケアをするというか治療する時間はたっぷりありましたね。
そうですね。
体の動きを見ていますと土俵入りの姿ではありますが影響はないように感じられます。
あとは序盤ということになります。
白鵬ですが先ほどは体の状態を中心に白鵬の声をお聞きいただきましたが九州場所に向けて横綱白鵬の声です。
稽古がある程度納得できたんでしょうか表情を見ていますと。
そうですね。
余裕も感じますしただね、稽古はできたと言ってもやっぱり不足は不足だと思うんですよね。
その辺は経験でなんとかという気はあると思います。
何度も言うようですが序盤を乗り越えれば本来の白鵬に戻って優勝は十分、狙えるじゃないかと思います。
ことしの初場所の優勝に始まりしっかり九州も締めくくりたいという思いを持っている白鵬です。
序盤が大事です。
もう1人2場所連続の休場明けでの出場の日馬富士です。
今場所3横綱がそろいました。
日馬富士は名古屋場所の初日の相撲で右肘を痛めて先場所は新十両に洗礼ということで休場明けなりました。
横綱になって優勝というとおととしの九州場所以来遠ざかっています。
日馬富士が今置かれている横綱としての状況をどう考えればいいですかね。
絶体絶命という状態ではないと思いますけれどもね。
今場所しだいでは身体うんぬん進退うんぬん出てきてもおかしくないです。
2桁の白星は出ておりますが優勝戦線に最終盤まで残れない場所が多いですね。
それもありますね。
今場所ということをそれなりの成績を残さないと。
厳しい状況であるんですね。
日馬富士にけがの回復具合を含めて日馬富士に場所前に聞いています。
今月の3日、尾車部屋に姿を見せた日馬富士このときには嘉風と稽古をやりました。
この次の日には鶴竜との稽古がありました。
両横綱ともに調子のいい嘉風をつかまえてという言い方は失礼かもしれませんが稽古に乗り込んだという形になりました。
巡業中からずいぶん稽古をやってきまして本人も稽古しすぎたかな疲れが出なければいいなと笑顔で帰ってきました。
体自体はすごくふっくらしているように見えます。
そうですねちょっと体重が増えたかな。
この場所前は計量はないんですけれども右の肘、右を差すよりは左四つになる相撲がこの日が多かったんですが出し投げを打ってみたり右でついてみたり右を十分稽古場では使ってました。
そうですね突き押しになった場合立ち合いで突き放していく日馬富士はほぼ半年ぶりの土俵です。
この辺りも序盤です。
それまでの成績が振るわなかったこともありますしいろいろな意味で白鵬よりも重圧というのは大きいでしょうね。
日馬富士の場合は1つ相撲が取れますと勢いに乗ってくるタイプですからね。
最近成績が挙がっていないからね苦しい場所が続いての休場です。
日馬富士がそろったことでこの九州場所初日3横綱はすべて顔を見せるということなりました。
日馬富士と並んだところに名前が見えます。
2015/11/08(日) 15:05〜16:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 初日[字]

【解説】正面(十両)若松(元朝乃若),【アナウンサー】正面(十両)戸部眞輔 〜福岡国際センターから中継〜

詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)若松(元朝乃若),【アナウンサー】正面(十両)戸部眞輔 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)若松(元朝乃若),【アナウンサー】正面(十両)戸部眞輔

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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