食欲の秋芸術の秋。
でもこの方は…。
健康の秋なんだとか。
萩本欽一さん今年5月で74歳になりました。
吸って吐いてフゥー!まだまだ頑張って頑張ってまだまだまだまだ…。
あと4秒頑張ります。
欽ちゃんったらこの秋なぜか突然「全身の健康状態をチェックしたい」って言いだしたんです。
「検査だ検査検査だよ」なんだか楽しそうですが人は努力次第で若返る事が出来ると聞いて俄然やる気になったみたいです。
なんと脳の画像診断まで受けるんですって。
いってきます!いってらっしゃい!欽ちゃん脳ドックを体験。
きっと脳も若いんでしょうね。
なんてったって欽ちゃん皆さんもご存じのとおり現役の大学生。
駒澤大学仏教学部の1年生です。
今は仕事より学業を優先。
難しい仏教の歴史からドイツ語そして体育まで20代の若者に交じって青春を謳歌してるんです。
そんな欽ちゃんの健康状態を徹底的に診断してくれるのが白澤卓二先生。
長寿医学の研究を長年続け著書もこんなにある専門家です。
まず欽ちゃんの脳室はすごく小さいんで…。
小さいっていうか拡大してないのでまず脳の萎縮がないっていう事がこの像でわかります。
ないの?普通は年取ってくると小さくなってくるの?
(白澤先生)小さくなってくる…。
脳が小さくなってくると溝が開いてくるんだけども溝はほとんど開いてないです。
すごくシャープなんです。
ちょっとちょっと…。
欽ちゃんの脳はやっぱり若かった。
高齢になると脳が萎縮してしまうんですが30代の脳とほとんど変わらないそう。
長年脳をフル回転させてきたからですかね。
更に欽ちゃん脳の認知機能を調べる検査ではほとんどの項目で平均以上。
特に記憶力が優れている事がわかったんです。
大学行って…だから脳がなんか動いたのかな?このペースでいけばですね…。
うちのお母ちゃんね101歳まで…。
(白澤先生)ああじゃあやっぱりそういう少し家系もあるのかもしれない。
お母ちゃんからもらった?100まで生きるっていう脳を…。
そうそう欽ちゃんのお母さんトミさんは101歳まで元気に生きて大往生だったんです。
という事は…。
欽ちゃんも100歳まで元気に生きる素質あり。
そこで…。
今日はですねどういうわけか萩本欽一さんに…。
長年の仲よし歌手の前川清さんと女優長山藍子さんと一緒に健康長寿の秘密を探る事に。
(白澤先生)スタート。
足腰の丈夫さも元気で長生きするためにはとっても大事。
そこで欽ちゃん元気でピンピンしている町のご長寿さんたちにその秘訣を聞き出そうと言いだしました。
簡単じゃないのこれ。
簡単でしょ?健康法も欽ちゃんにかかるとなんだか楽しくなっちゃう。
参考になる事いっぱいあります。
食べて笑ってなぜか涙して…。
爆笑健康珍道中始まります!東京都世田谷区にある駒澤大学。
欽ちゃんはこの大学の仏教学部に今年の春から通っています。
先生オンリー?ハハハハッ…!あら?随分ご機嫌じゃないですか。
先生欽ちゃんはどんな生徒ですか?すごい真面目だよね。
えー?宿題もきっちりですか。
おや?なんだか人だかりが。
あれ?あの後ろ姿は?来た?先生紹介する。
はじめまして。
どうも本当に萩本がお世話になりまして…。
お世話しておりますしっかり。
本当そうでしょう。
(長山)欽ちゃん私の方も見て1回。
こんにちは藍子です。
女性ね俺すごい照れるの。
それで恥ずかしいんで間に恥ずかしくない人をお願いしますっつったら前川君だった。
あっなるほど。
僕はそういう立場ですね今日は。
ああなるほど…わかりました。
会ったの!1回しか会った事ないの…。
実は欽ちゃんと長山さん映画で一度共演しているんです。
見ちゃった見ちゃった。
ずるいわ欽ちゃん。
しずちゃんの父ちゃん怖いからな。
ウフフ…!バカみたい。
私鹿児島の高校に入るわ。
高校出たらどうするの?そうね…。
少しお勤めしてそれから結婚するわ。
えっ結婚?どうも本当にお久しぶりで。
こちらだよ言うのは…。
いや本当そうですよ…。
お長い事…。
本当に欽ちゃんたちの映画に出させていただいただけなのにこうやって時が経って時が経って…。
本当にありがとうございます。
うれしいです。
いやいや…私がうれしいって。
うれしいよね?「いいえ」じゃない…!僕は「うれしいよね?」って…。
でもまあホッとしたのはやっぱり…。
ここで立ってるのもあれだよ。
どこかへ…。
ああ行きますか?どこか行った方がいいよ。
難しいですよ。
覚えられないだろ?アウフ…。
(南先生)簡単なのにしましょう。
チュース?
(南先生)チュース。
チュース。
チュース。
(長山)チュース…。
先生ありがとうございました。
さあ3人そろったところでまずは腹ごしらえ。
学食へ向かいます。
(長山)あっ選ぶの?いいにおい。
(長山)こっちもいろいろある。
500円だ。
駒澤大学の学食は老舗ステーキ店銀座スエヒロの味が楽しめるんです。
うわゴージャス!というわけで前川さんが選んだのはステーキ。
鉄板の上でジュージューおいしそう。
じゃあ行きましょうか。
どこへ…どこへ行こう?欽ちゃんが頼んだのはスエヒロカレー。
74歳という事で半分にしてもらいましたが普通はこの倍の量で270円です。
そして前川さんが頼んだのは数量限定のスエヒロステーキ。
なんとこれで500円ですよ。
長山さんはこちら。
ご飯の上にミソカツと温泉卵が。
食欲旺盛ですね。
どう?学生の食堂。
おいしいですよね。
(長山)私初めてだけどおいしい。
お米もおいしいしお味付けもおいしいし。
あなたさスプーンがないの?カレーなのに。
(長山)持ってこようか…?いやいやいいのいいの。
いいのいいの。
いただきます。
箸…。
箸はダメですよ。
やっぱり一応スプーンで…。
ダメダメダメ。
箸の方がね…。
(長山)箸がいいの?年取るとね…。
あのね前からね食は立つ方じゃないんですよ。
(長山)でもあのさ「年取る年取る」ってさっきからおっしゃってるけど同い年だからね。
えー!?16年でしょ?同級生ですよ。
同級生…ビックリしたね。
長山さんの方がしっかりしてますよね。
女の人の方がしっかりしてるよね。
しっかりしてないってば。
この中に何が入ってるんですか?これ教科書だよ教科書。
見せてもらっていいですか?教科書みたいのはないのよ。
教科書みたいのはないのよ。
これ欽ちゃん書いたんですか?そうそうだから…先生が黒板に書いて。
こういう風に黒板に書くんだけどこっちはしゃべってるわけ。
黒板に書く事を書いてしゃべってる事を…。
大事な事を書いておかないと。
仏教学部1年生の欽ちゃん。
今は仏教の成り立ちを基礎から学んでいます。
更に仏教経典を理解するために漢文にも取り組んでいるんです。
ノートには難しい言葉がずらり。
ノートの取り方にも工夫が。
先生が黒板に書いた事を左のページに。
言葉で説明してくれた事を右のページに書くんです。
こうすると復習する時に思い出しやすいんだとか。
という事は「大衆部」っていうのがありますよね。
「大衆」っていうのは大衆酒場みたいな…。
違う…!それじゃないんだよ。
仏教でねお釈迦様がねいい言葉を言ってるでしょ。
それを受け継いだ人が2つに分かれちゃったの。
こっちじゃないといけないっていうんで…。
上座部っていうのは「上」の…。
「座」だよね。
(長山)200たってから分裂したんだって。
分裂して上座部が出来た。
そう…!でも欽ちゃん「200」っていっても200年か200日か200月かわかんないじゃん。
あとからわかるんですね。
だから復習しないと…。
きっちり復習する事で仏教漢文ではなんと100点満点を取ったそうです。
それにしてもどうしてこの年齢で大学に?年取るとさどんどん荷物置いていくじゃない。
下ろしていくじゃない。
ああ終わった終わったって。
普通の人って定年でほらああ終わったって…。
サラリーマン終わったら60は60で定年を迎えて次の人生ってありますけども。
一番大きい挑戦。
いつでもなんか挑戦ってさでっかい方が…。
欽ちゃんらしいお言葉。
去年大きな舞台を引退すると言いだした時は本当にビックリしました。
だってこんなに元気なんですよ。
でも舞台裏では…。
引退を決意した理由は体力の衰えでした。
本当に辞めなければいけないのかとなんか…。
(拍手)まだまだ会場が揺れるほど爆笑を生んでいたんです。
でも完璧主義の欽ちゃん「100パーセントの力を出し切れないのなら辞める」。
そう言って涙ながらに花道を去っていきました。
(拍手)あの涙の引退からわずか1カ月後。
突然今度は「大学に入学する」と言いだした欽ちゃん。
認知症予防のためだと言っていました。
まさかと思っていましたけどこれが本気。
猛勉強を始めたんです。
そして1年後の今年4月。
社会人入試を経て見事駒澤大学に合格。
70歳過ぎてからの大学1年生。
いやあすごいです欽ちゃん。
でも孫のような同級生とうまくやっていけるのでしょうか?とっても心配だったので今回密着取材しました。
4月11日初めての登校。
(スタッフ)おはようございます。
やっぱり俺ね忘れ物するんじゃないか…。
なんかねえかななんかなって思ったら…。
(長山)「眼鏡って近眼鏡?」「いや老眼だと思うんですよ」教室に入るなんて高校を卒業して以来。
年の差50歳以上。
学生さんたちも欽ちゃんに興味津々です。
(長山)「いいな偉いな…」おはようございます。
教授じゃないです。
最初のお友達は入学式でお隣だった仁保君。
お寺のご子息です。
時間割は仁保君とほとんど一緒。
というわけで欽ちゃん仁保君を勝手に「教授」と呼んで頼りにしてるんです。
友達も出来て順調な滑り出し。
でも悩みも…。
先生に質問されるとつい面白い事を答えようとしちゃう欽ちゃん。
コメディアンですからね。
でもまあそこは慣れれば大丈夫でしょう。
先生来てる…?仕事ならスケジュールを管理してくれるマネジャーさんが付いていますが学校はそうはいきません。
もちろん登下校も1人です。
「変わらないね手がほらほらほら」「もう手がね…」
(長山)「アハハハ…!」欽ちゃんの覚え方は独特。
英単語はイメージと関連付けて覚えます。
「慣れている」という意味の「usedto」は「ゆずの料理食べ慣れている」と覚えたんだとか。
「上品な」という意味の「polite」は吉永小百合さんのイメージと一緒に覚える。
「無礼な」という意味の「rude」は見栄晴さん。
工夫してますね。
そして入学から3カ月。
そろそろへこたれてもおかしくない時期です。
でも…。
なんと欽ちゃん授業が始まる20分前には教室へ。
お友達と宿題の答え合わせをするためです。
(長山)「宿題の答え合わせですって。
偉い」一緒に習ってるんで…。
これだろ3だろ?3?ほらまた違うよ…。
なあ俺な。
俺が大体違うんだよ。
なんでだろう?ああこれ…この野郎。
(古田さん)それでオーケーです。
「ドイツ語ですか?これ」マル付いてますよ。
あっ…。
大学に合格した時「欽ちゃんすごいね」とみんなが言いました。
でも欽ちゃんが本当にすごいのはこういうところ。
「fa」に点々…。
だって…。
18歳の時家庭の事情によって大学進学を諦めざるを得なかった欽ちゃん。
すまなさそうにしていたお母さんの顔が忘れられないと言います。
一生懸命勉強するのは天国のお母さんへの親孝行でもあるんです。
(長山)「仲よくしてるんじゃないんですか?」「こうやって歩いてるとわかんない」そんな欽ちゃんを学生たちはどう見ているんでしょうか?正直言って…。
(スタッフ)出席率は?出席率は…。
(長山)「偉い」そしてもちろん大学生ですから体育の授業もあります。
週に1回向かうのは世田谷区の二子玉川にある玉川キャンパス。
野球がいいのはねちゃんと交代に…。
ですから必ず「ゴルフ上手だったんですよ」
(長山)「あっそうなの?」「なんで50でやめちゃったの?」「それがわからないんですよ」「いきなり辞めたりいきなり何かを始めたりする人なんです」
(長山)「大学に入ったりね」「ほらうまいんですよ」
(長山)「芝生がある」「教えてるんだ?」
(長山)「教えてるのね」「本当に上手なんですゴルフは」「本当に。
いや上手なんですよ」
(長山)「上手だから教えてらしたんだと思うけど…」
(長山)「ホールインワン?」「ホールインワンってホールインワンって…」学生と一緒に楽しんでましたがちょっと頑張るとこのとおり。
「あれ?」
(長山)「アハハ…!」更に4階建ての玉川校舎にはエレベーターがないんです。
「この階段がきついでしょ。
大丈夫かな?」
(荒い息遣い)雨にも負けず風にも負けず大学に通う欽ちゃん。
7月に入り気分は試験モード。
表情が締まってきています。
なので出席が…。
でそのあと…。
受けて当然?笑いの世界では100点満点でなくては気が済まなかった欽ちゃん。
学校のテストも100点を目指しているようです。
そして迎えた土曜日のドイツ語の試験当日。
いつもは20分前に登校している欽ちゃんの姿がありません。
どうしたんでしょう?「なんでですか?」駒澤大学仏教学部に通う74歳の大学1年生萩本欽一さん。
今日は一生懸命勉強してきたドイツ語の試験なんですがなぜか時間になっても試験会場に現れません。
「受けなかった?なんでですか?」マジですか。
「体調を崩したのでは?」と心配するお友達。
翌月曜日。
登校した欽ちゃんに欠席の理由を聞くと…。
だからほら…。
「何がもうちょいだったんですか?」100点が取れないなら受けない方がいい。
欽ちゃんなりのこだわりです。
でもそんな事通用するんでしょうか?…と思っていたら案の定学生部の先生から呼び出しがかかりました。
心配してお友達の仁保君も付き添ってくれます。
こちらがいつもお世話になっている学生部長の長谷部先生です。
ちょっとね…。
いやいやいやあの…。
みんなね試験でね…。
えー…あの…。
必修っつってなんか単位を取るのに…。
(長谷部先生)必修科目?ええ。
だから試験…全部出てるから10点取れば…あと20点取れば単位取れるよって。
私はあのよく仲間の生徒に私…。
「それは欽ちゃん…」。
(長谷部先生)それはねちょっと間違ってたと思う。
理解が。
いやいやですからえー…。
つまりね…。
そうですよね。
うんだから取れるも取れないもそれがその…。
俺どの単位も…。
それしか…それでそれと自分の人生はですから何年でもいればいいじゃない。
でも2年かかったら100点…。
次はもう100点取れるってわかりましたよ。
なぜかって言うとやり方がわかったから。
今までわからないんだもん。
なるほど。
結局前期は1つの単位を落としてしまった欽ちゃん。
そんな姿を心配した仁保君が…。
(仁保さん)自分としてはやっぱり
(仁保さん)いけますいけますいけます。
ですからまあ…。
欽ちゃん友達の言葉に少し心が動いたようです。
それにしても大学生になってからますます若返っているように見える欽ちゃん。
やっぱり勉強に挑戦した事がよかったんでしょうか?そこで大学生活が健康長寿にどのように役立っているのか専門家の白澤卓二先生に見ていただきました。
(白澤先生)やっぱりあのキャンパスに通っているのでウォーキングをしなきゃいけないっていう事もありますし若い人と一緒のクラスに入りますよね。
そうすると体だけではなくて精神面でもですねグーッともう自分を若返らせてると思いますね。
でも1つだけ気になる事があるようです。
(白澤先生)年には勝てない部分というのがあってやっぱり欽ちゃんの目標は元気な100歳。
だとすれば息切れの原因もちゃんと調べておかねば。
というわけで欽ちゃん精密検査を受けました。
すると…。
(白澤先生)これを…。
えー!74歳の大学1年生萩本欽一さん。
脳の検査では30代と変わらないくらい若いと褒められたんですが心配なのは肺機能。
息遣いの荒さを先生に指摘され今回は肺機能の検査を受診する事になりました。
するととんでもない事実が明らかになったんです。
この機能からいくと…。
欽ちゃんの肺の組織は破壊が進み今では半分しか機能していないというんです。
黒く風船状になっているのが破壊が進んだ部分。
本来酸素を取り込み二酸化炭素を吐き出す肺胞という器官は小さなブドウのような形をしているのですが肺気腫になると粒同士がくっつき機能が低下してしまうんです。
(白澤先生)もう進行してるのでタバコをやめないと在宅酸素療法っていって酸素ボンベを担いで大学通いしなきゃいけないっていう。
とんでもない事が今起きてるっていう。
ショックを隠せない欽ちゃんに白澤先生が紹介してくれたのはかつてご自身が研究をしていた東京都健康長寿医療センター。
近年高齢者に増えているのが体力や認知機能の低下が原因で要介護になってしまう…。
その予防と研究のためにこちらではさまざまな検診を行っています。
吐いて。
吐いて吐いて…。
前川清さんと長山藍子さんも付き添ってくれました。
というわけで身体能力を見詰め直す5つのテストに挑戦です。
グーッと力入れて。
はいもっともっともっと!もう30以下だったらちょっと落ちたな。
はい20キロ…。
(大渕先生)もっともっともっと。
はいいいです。
先生血圧高くなりません?なりますね。
もういいですよ。
あっ俺よりいいじゃん。
あらー!走るのはお手のものでしょう。
はい。
3.57ね。
3.57…。
はい!
(大渕先生)はい。
3.93。
遅いじゃない。
遅いね。
これ3.2だ。
3.57。
同じじゃない?同じだよ。
(大渕先生)同じですね。
続いては両目を開けたまま1分間片足で立つテスト。
筋力とバランス感覚が試されます。
あっダメだ!あっあっ…。
あれ?早い方遅い方どうなんですかね?いや知らない。
長山さん余裕です。
あれ?
(大渕先生)はいオーケーです。
はい1分。
(長山)1分ならなんなの?今度は歩行。
あらら…欽ちゃん走りになってますよ。
2.48。
(長山)こっちから面白かった…。
そして最後はガムを使う咀嚼力の検査。
唾液がちゃんと出るかガムの色の変化でチェックするんです。
ピンクが濃ければ正常です。
結果発表。
長山さんと前川さんは歩行速度以外は満点の5。
でも欽ちゃんの結果は…。
あれれ?5点満点は立ち回りの1つだけ。
筋力が落ちてるんでしょうか?とりあえず…。
だから「変ね」?前川さんと私はここがちょっとずれてるだけで同じような形。
同じ形ですね。
同じ形…。
確かに3人を比べてみるとその差は歴然。
どうして欽ちゃんこんな結果になってしまったんでしょうか?実は例の肺機能の低下と関係があるようなんです。
どうしたらいいのか健康長寿のエキスパート白澤先生に教えてもらいましょう。
実はねこの肺というのは全身の…。
どうしてかというと…。
だから…。
(白澤先生)欽ちゃんがだんだんだんだん筋力が落ちてきたり握力が落ちてきたりするのは今度は…。
すごい話だね。
なるほど。
肺の機能が低下するとそれに見合った筋肉しか維持出来ないため筋力も落ちてしまうんだそうです。
先生は肺の機能を向上させるために横隔膜を鍛えているんだそうです。
で僕は50になった時から実はある事をやってこれをトレーニングしてるんです。
なんだと思いますか?横隔膜…。
歌じゃないかい?歌関係ない?白澤先生が自ら実践している肺のトレーニング法。
一体何をやっているんでしょうか?
(白澤先生)これです。
(長山)あー!
(前川・萩本)フルート?
(白澤先生)ええ。
これは横隔膜がちゃんと鍛えられてないと音が出ないんですよ。
そう白澤先生が始めたのはフルート。
実は健康のために楽器を始める中高年が増えていてフルートも人気なんだそうです。
そこで急きょフルートの先生をお招きしました。
高木綾子さんです。
どうぞ。
横隔膜…。
国内外で活躍するフルート奏者高木綾子さん。
(フルート)栄誉あるコンクールで数々の受賞歴を誇りCDもリリース。
現在は東京藝術大学の准教授として後進の指導にも当たっています。
(フルート)まずはお手本を披露していただきました。
(フルート)
(拍手)あんなに息…あんなに息って続くの?まずはこのおもちゃの笛で息を長く吐き続ける練習をする事に。
(白澤先生)はい大きく吸って…スタート。
欽ちゃん早くも脱落。
どうしたの?はあ…。
さすが先生まだ続いています。
笑わなかったから。
これでセーフ。
それではフルートで横隔膜の使い方を学びましょう。
(高木さん)歌と同じなんですけどここら辺にこう…。
へこまさないような感覚で。
そう漏れていかない方がいい。
(フルートの音)長く…。
(フルートの音)そういう感じです。
(フルートの音)
(息を吹き込む音)ちょっと弱いですね。
(フルートの音)
(高木さん)あっ鳴りました。
(フルートの音)おお音が出ました。
(高木さん)このまま手を向こうの方に伸ばしてください。
では欽ちゃん。
…でかぶせないでくださいね。
はいはい。
(息を吹き込む音)
(高木さん)空気は入ってるので…速く長く。
(高木さん)ここをなんとなく外側に押し出すような感じですね。
(息を吹き込む音)
(高木さん)そうですね。
いっぱいたくさん空気入れてもらっていいですか?あっ今ここが上がっちゃうじゃないですか。
こっちに上がらないでこっちを広げるようなイメージで。
(息を吹き込む音)先生もちょっとてこずっているようですが…。
(フルートの音)あっ出た。
(高木さん)出ました出ました。
(フルートの音)空気がずっと長く…。
そうですそうです。
(フルートの音)おおいい感じ。
(フルートの音)
(高木さん)あっいい音鳴ってきました。
すばらしい。
キレイな…キレイな音が鳴ってました。
わかりましたよ。
先生結果的には
(白澤先生)皆さんね気管支の中の圧を一定に保たないと音が続かないんです。
でその圧を保っていくと欽ちゃんの場合は特に潰れないんです。
気管支が。
閉塞しないのでガス交換が出来るようになるんです。
そうすると本格的なフルートはちょっと…という方でもこんな簡易版もあるそうです。
(ファイフ)全然…同じ。
失礼ですけどいい唇してますよね。
ありがとうございます。
本当ですか?先生ご指導ありがとうございました。
そして続いては94歳のこの方。
94歳ですか!50代と変わらぬ脳を持つ94歳。
その秘訣を教えてくれます。
健康長寿の専門家白澤卓二先生が続いて紹介してくれたのは50代と同じ元気な脳を持つ94歳のおじいちゃん。
(白澤先生)今日はどうもありがとうございます。
94歳ですか!そう。
(長山)すごい。
木村圭助さん94歳。
特技はけん玉なんですがこれが普通のけん玉じゃないんです。
(白澤先生)木村さんは…。
え?『うさぎとかめ』ほい。
(ハーモニカ)ほい。
(ハーモニカ)イエーイ!あーすごい。
すごい。
(白澤先生)木村さんの脳はMRIで見るとほとんど萎縮がないんです。
それで手をコントロールしてる部分とそれから口を使ってますよねハーモニカで。
で見てわかると思うんですがひざを使ってるんですね。
手と足とこの顔面っていうのはすごく大きな領域を動員しないと出来ないんですこの事は。
けん玉とハーモニカ。
2つの事を同時にする事が脳を若々しく保つのではと白澤先生は言います。
こうしながらやるとねやわらかくのるの。
なるほどなるほど。
こうやって…。
こうやると…。
(長山)欽ちゃん上手。
落とし…。
だからこういう事でしょ。
お父さん教え方うまい。
可愛いもんだって。
形が可愛いもんだって。
絵になる。
では木村さんの1日をのぞいてみましょう。
朝6時15分近所のお寺へ向かいます。
境内でけん玉の練習を15分。
そのあとは仲間たちとラジオ体操です。
「1234…」そして家に戻ると…。
「何?これ。
これなんかいいんですか?」
(白澤先生)「これ背筋真っすぐにするために壁に向かって…」
(長山)「ああやっぱりすごい」更に足上げの運動を30回ずつ。
「欽ちゃんは絶対やってないですよ」「足上げ?」「欽ちゃん跳びをやってるから…」「こういうね何かに努めるっていうのはやってないね」
(白澤先生)「これだからけん玉の基礎トレなんですよこれが」「ひざ使うから」
(長山)「すごいわよ」「あれまた…」
(白澤先生)「これ2回目ですよね」「買い物に散歩」料理も自分でやります。
(白澤先生)「料理をね組み立てて作るっていうのは重要ですね」「献立立てますから」「ああ…」「考えたりするっていうのがいいんですか?」この日の夕飯は豚肉と野菜のオリーブオイル炒め。
オクラやモヤシニンジンなどたっぷりの野菜は歯応え十分。
これがポイントなんだとか。
(白澤先生)「かなりかんでますよでも」「これは相当咀嚼力がある」「なるほど」
(長山)「本当だ」「ああかむね」3食しっかり食べて規則正しい1日を送っています。
すばらしい。
自分の…。
(白澤先生)自分の生活だからね。
なるほど。
手を抜いてるところがないのがね私無理だなと思いました。
例えば雨降ったらイヤだなとかあるじゃない。
え?雨イヤだもん。
(白澤先生)やっぱり…。
(白澤先生)ウォーキングが基礎になっていると思います。
というわけで欽ちゃん94歳の木村さんを見習って歩く事に。
前川さんと長山さんも誘っちゃいました。
欽ちゃんの通う駒澤大学周辺はお散歩にピッタリの場所。
いざ健康ウォーキングです。
しかし大将あれですね。
何よ?長生きのために歩くわけでしょ?そうね。
だからこうして今散歩というかウォーキングしてて例えばお年をお召しになったいきなり100歳ね。
ですよね。
元気な100歳。
だから元気な80。
「元気な」っていうのが付かなきゃよね。
大将あのしゃべってる時…。
あっ…。
まずはね年を取る前に…。
おかしいね。
ちょっとねこうやるとね…。
さあ歩きましょう。
長山さん。
(長山)あららら…はい。
果物屋さんですよ。
(長山)本当だ。
あれ?並んでますね人が。
どうしたの?これ並んでるよ。
(長山)すごいわ。
安いんでしょ。
はいどうぞ。
(長山)あらら…。
そうかもしれない。
うれしいね。
なんか八百屋さんで並んでるよ。
あっどうも。
八百屋さんで並んでるってうれしいね。
だからね学校の帰りにね果物屋さん寄ってる俺って想像付かないよね。
寄ったらいいじゃない大将。
今から果物というものを…。
(長山)一番いいじゃない?だから決め付けるからダメなんですよ。
買ってくださいよ。
そうだね。
本当ですよ。
そこまで来てるんだから。
でもご主人。
お年をお召しになってる方というのは…。
みんな還暦過ぎ。
100歳近い方とかいらっしゃいます?あそこのお姉さん…。
お姉さん!はーい。
(海賀さん)社長のお姉さん。
70過ぎてるんですよ。
(望月さん)欽ちゃんじゃない。
(長山)70は私たちも過ぎてる。
あら元気だ。
元気ね。
100近いわけじゃないですよね?そう。
おいくつですか?120歳。
コラ!こういう…。
こういう冗談言える年の…。
年取り方はいいですよね。
そう。
そういう年の取り方しなきゃダメ。
朝何時に起きてるの?朝5時。
寝るのは?寝るのは12時頃かな。
5時間…。
そうよ。
ミカンでいいじゃん。
大将なんかつまんでみる?何かつまんでみますか。
つまんでくれって。
つまんでくれってさ俺…。
じゃあ欽ちゃん何がいいわけ?俺これ見ただけでつばが出てくるんだよ。
欽ちゃん食べます。
嫌いなミカンを食べます。
食べた事ない。
どうですか?
(海賀さん)おいしいでしょ?
(長山)はいおいしい。
大将あのねまず言っておきます。
おかしいです。
何が?これで酸っぱい顔するのがおかしい。
これ甘いです。
甘いですよね?新鮮な普通のおミカン。
ちゃんとお金払っていかないとさ。
お父さん…。
いいよ。
いやいや…。
ダメだよ。
なんかもらっては帰らないよ。
(望月さん)ここでさいらっしゃいいらっしゃいって…。
ダメだよ。
こんな…。
これ置いて…ダメだよ。
元気な八百屋さん。
お邪魔しました。
お母さんお母さん。
お母さんおいくつですか?
(長山)うわー!こんにちは。
98歳。
毎日大体散歩?散歩してるんですか?買い物も毎日来てる?ええ。
買い物も自分で?自分で。
1人っきりで?1人で。
いいですね。
1人っきりでちゃんと…。
前川清と…。
あららこの前ね演芸に行った時に…。
会ったんですか?
(長山)よかった。
ショー見られたんですか?ありがとうございます。
うわーよかった。
おばあちゃんは今好きな食べ物っていうのは自分ではなんですか?そうね。
なんでも食べますね。
意外とお年をお召しになると肉を食べると聞きますけど…。
やっぱりそう?お肉はもう毎日。
ほとんどそのスーパーへ買い物に行くのね。
(長山)ああそう。
98歳の塚田フミさん。
白澤先生いわくお肉を食べると咀嚼力が強くなり認知症予防にもつながるそうです。
元気をもらうために握手をさせてくださいませ。
どうもどうも。
ありがとうございました…。
ありがとうね。
(塚田さん)ありがとうね。
(長山)元気でね。
じゃあお気を付けて。
(塚田さん)ありがとう。
4人で散歩してもいいんじゃない?ここは…これお茶。
お茶屋さん?あらここ随分なんかにぎやかな。
何?これ…なんかこれお茶屋さんでさここでお茶飲み話。
もう…お母さんまた随分お茶飲むのにオシャレして。
買い物に来た。
買い物に寄らしていただいて。
今八百屋さんすごい混んじゃってるから。
ここでお茶飲み話してから行くの?そう。
あれ…1つ気付いたんだけどさ。
買い物行くのにお母さんお化粧してるでしょ。
(伊藤さん)そうよみんな。
お母さんなんてだってこれから銀座でもお買い物っていう…。
八百屋さん行くんだって。
もう80過ぎておりますけどね銀座なんか年中歩いております。
でしょ?八百屋さんに行くためのそれお召し物ですか?えっ?
(伊藤さん)そうなのお母さん…。
(長山)91でらっしゃるって。
91…。
(伊藤さん)社交ダンスもなさってるのこちら。
今もご主人様と。
社交ダンスを。
すみませんけども今まで一番楽しかった年っていうのはいくつぐらいでしたか?そうですね…。
例えば。
はいはいはい…。
まあ若い時はあれですけど…。
70過ぎてからが楽しい。
すばらしい。
なるほど。
すばらしい言葉。
欽ちゃんは一番…。
今までの生きた中でどの時が楽しかったですか?私はねだから学校にも行くんですね。
そうです。
なんかあるだろう。
もっと楽しい事があるだろうと思って。
社交的な方は認知症の発症リスクが低いそうです。
家にこもらずこうやって仲間とおしゃべりするのも大事なんですね。
もうやっぱり秋めいてきましたね。
東京ってなかなか秋は…。
四季を感じませんもんね。
こんにちは…。
さあどんどん歩いていきましょう。
お野菜とか本当においしいですよ。
おいしいですよ。
もうそれはそこにしかないおいしさ。
そりゃそうですよ。
お米屋さんって…。
もう米屋っていって懐かしいね。
古いんですか?もう。
(克幸さん)そうですね90年…。
ほらやってますよ。
今はだってお米屋さんってないもん。
90じゃないでしょ?ですよね?っていう事は何代目ですか?ちゃんと継いでるんだ。
(長山)ああそうか。
頑張れ。
笑ってる笑ってる。
あれ好きな顔ちゃんと見てる。
俺の顔見たらさ怪しげな顔してるよ。
そりゃそうですよね。
アハハ…。
笑った笑った。
ああよかったよかった。
この街で90年続くお米屋さん三田精米店。
店内のショーケースにはおいしそうなおにぎりが並びます。
4代目の大輔さんがお米のおいしさを知ってもらおうと3年前から始めたそうです。
毎日違ったお米を使っておにぎりを作るそうで欽ちゃんたちこの日は何を使っているのか当ててみる事に。
選んだのはサケと昆布と塩むすびです。
おいしそう。
さあ…コシヒカリ…コシヒカリじゃなかった?これコシヒカリなんですか?どこですか?わかりました。
「これなんとかね」って言ったらすごいね。
お米は詳しい方ですか?お米…。
お米大好きだけど…そんな当てた事はないけど。
(大輔さん)今日は山形のつや姫。
何?山形県つや姫ですって。
遅いな。
ブーです。
遅いじゃないの。
これさなんか…。
そうじゃないのよ。
なんの番組なんですか?今日。
これはだから年を取った方の健康とかそういう…。
まあ100歳っていうのがメインですけどね。
だからお父さんにそれ聞かないと。
あっご主人に…。
お若いよ。
ご主人は健康法っていうのありますか?なんか。
えーっとね大体毎日夜…。
(長山)やっぱりね。
歩かれるの?歩いて。
2周?仲間で…。
(長山)いいわ。
こういうのがいいのよ。
ただ歩くだけじゃなくて仲間だから。
しゃべりながら。
しゃべりながら。
だってすごくピカピカして…。
ツヤツヤして。
コシヒカリっぽい顔ですよね。
そうですか?
(長山)キレイ。
夜のウォーキングは夕食後がオススメ。
血糖値を下げる効果があるそうですよ。
(長山)元気でねバイバーイ。
バイバイ。
面白い…。
年取ると昆布好きになるんだよ。
子どもの時昆布食べなかった。
そういうのがありません?小さい時食べなかったけど年取ってから食べて…。
おいしいとかね。
何があんの?はい?だからそういう時にあれがおいしい…。
子どもの時ってあるの?ありますよ。
えーっとねまずね…梅干しであるとか。
大人になって食べて?そういう…酸味である塩分。
そういったものも汗をかく…とらなきゃいけないなというもので。
ちっちゃい時なんか梅干しは大嫌いでした。
そうでしょ食べなかったでしょ?やっぱり体の事を考えてラッキョウ食べたらいいとか。
はあ…。
ねえ酢のもの血の流れをよくするからそういった…。
昔は考えてなかったけど今は考えるようになりましたね。
ちょっと待って。
(長山)ドイツ語!はいドイツ語ですから。
もうね…。
はいここ読んでみましょう。
「ウィーア」ですからね。
あっ「ウィーア」って読まないんだよ。
これ「ヴィーア」っていうんだよね。
「ヴィーア」。
「ヴィーア」…。
あっ「ヴィーア」っていうんですか。
だから「我々は」っていう意味ね。
あっそうなんですか。
フッスバー…「フッスバル」。
これフットボールですよね。
え?「フッスバル」でフットボール。
フッスバルウエ…。
まあそれなりに書いてあるわな。
なるほど。
勉強の成果が出ましたね。
「私たちはサッカーワールドカップを楽しみにしています」と書いてあるそうです。
こちらは3年前にオープンしたファインシュメッカーサイトウ。
本場ドイツの製法を学んだご主人が本格的なソーセージとハムを作っています。
タイミングが合えば作りたてを試食出来るかもしれません。
ハムやソーセージがセットになったワンプレートメニューもあり店内でいただく事が出来ます。
ウォーキングの休憩がてらいいかもしれませんね。
欽ちゃんの健康ウォーキング。
さてお次は…。
こっち。
(長山)神社じゃん。
面白いねこれって。
神社なのかな?
(長山)あら何?これ。
参道なの?あらーここは…。
(長山)すごいわね。
人様のお家の道路が参道になってるの?ここ。
でしょうね。
おかしいでしょうね。
これ先ずっと行ってさ突き当たりに神社がないっていうの。
あるんでしょ?鳥居があって神社がない。
あるんでしょ?いや知らない。
そこ行くんじゃないの?神社。
いや知りませんけどただこっち来てしまったんですよね。
(長山)でもすごい素敵と思わない?なんか。
公民館って…公民館って何?ちょっと待ってください大将。
(琴)お琴の…。
行ってみましょうよ。
普通の家じゃないの?いや違うんですよ。
公民会館です。
こんにちは。
急にちょっと。
上がって…。
あれ?失礼してのぞいてみると…。
ん?何をやってるんでしょう?健康ウォーキングの途中で欽ちゃんたちが見付けた公民館。
美しい音色に誘われて入ってみると…。
(長山)あっあっ…。
素敵。
(琴)
(拍手)すばらしい。
(拍手)どうも。
どうも。
ちょっと待って。
これなんの集まり?これ…えっ?
(女性)砂会っていう老人会。
失礼いたします。
どうも。
これなんの集まり?老人会なの?わかった。
これ弾ける人と弾けない人?
(一同笑い)違うでしょ。
違う…?弾ける人が弾いて出来ない人が聴いてるんだよ。
違う違う…。
何?それは違うよ。
それは違うんですよ。
あっ!あんただけ…。
あんただけ違う行動してるでしょ。
だってさ違う…。
この日は大正琴の発表会。
毎週1回公民館に集まりさまざまな活動をしています。
皆さんは世田谷区で一番古い老人会砂会のメンバー。
今年でちょうど60周年だそうです。
それにしてもお元気ですね。
「恋の都」おいくつ以上とか決まってるんですか?ここは。
(女性)いえいえ…。
別に決まってないんですか?だからあの…自分でなんかくたびれたなって方が。
いやいやいや…。
くたびれてはない人もいるんでしょうけども。
あっ歌?あっいや…。
「歌って」って何を?
(女性)『故郷』。
『故郷』って?
(女性)みんなで歌おうじゃあね。
じゃあ一緒に。
大将一緒で3人で歌いましょうよ。
というわけで突然ですがみんなで歌う事になりました。
(琴)うわーすばらしい。
すばらしいですね。
私はねクール・ファイブっていう人たちで歌ってましたけれども…。
(一同笑い)上手です。
お上手でした。
「弾いてみませんか」?次から次へと欽ちゃんも言われるがまま。
左の手で。
左の手で…。
(女性)指とこれと同時にやる。
これは難しいわ。
うわーなるほど。
あっ同時にやる…。
(琴)こういう風に。
ああなるほど。
これでこうやって…こうやってやるの?
(女性)『故郷』だったら55…。
123…。
(女性)134…。
そうそう。
44…2…1…。
簡単じゃないのこれ。
簡単でしょ?えっお一人の方が多いんですか?ああお母ちゃんお父さんは?
(内田さん)いません。
あれ?いません。
そう。
もう何年ぐらい前から?私はもう…。
それで1人でお子さんを育てて。
(内田さん)はい。
ほら。
やっぱり女性の方がお元気のようで。
ちなみにこの中の最高齢は?
(内田さん)93歳。
93歳の方が一番ご高齢?どの方ですか?
(長山)まあお若い…。
お若い事。
正直申しまして93歳どなたかなんてわかりませんでした。
品がありますよね。
品があります。
じゃあこっち品がないみたい…。
また違う品が。
砂会最高齢は93歳の柏木起与子さん。
ご主人が定年を迎えてからは週に1度夫婦でハイキングを楽しんでいたそうです。
夫の啓佑さんは100歳までお元気で昨年お亡くなりになったそうです。
それにしても93歳とは思えない身のこなしです。
健康法はどういう風なんですか?うーんやっぱり…。
それが大事ね!それなの。
ねえ。
僕なんか歌ってる時笑顔をまいた事ないですもん。
表情って…。
唇をうんってこう下げると怒ったようにムッとするんだけれどもちょっと口角の筋肉をグッと上げると…。
(一同笑い)「あなたひとりにかけた恋」
(拍手)お父さんが亡くなった時にお父さんに言った…。
その時言った言葉は何?お母さん。
最後に…。
なんて言ったかしら…。
お母さんなんて言った?「お父さんありがとう。
いってらっしゃい」って言ったの?また帰ってきますので。
「また帰ってくる」って…。
種田さんはその時の言葉って覚えてます?そうですね…。
ああすごいね。
ちゃんと自分が任せてくださいと。
心配しなくてもいいからと。
昔の人ね。
「あんたっておかしな人だったね」って…。
今考えないと…。
でも皆さんたち…。
そうでしょ?なんだか皆さんにすっかり元気をもらっちゃいました。
笑う門には福来る。
いつまでもお元気で。
そうそう赤い鳥居に誘われてこの路地に入ったんでしたよね。
神社に向かいましょう。
ここは400年以上の歴史があると伝えられています。
このお二人がいつまでも長生きするように…。
そしておみくじを引く事になったのですが…。
(萩本・前川)ジャンケンポン。
(長山)あっ勝った人…。
負けた人ですよ。
負けた人って言ったじゃん。
負けた人のもの…。
(萩本・前川)ジャンケン…。
(長山)イヤだ私怖いから。
怖い事ないですよ。
イヤだ。
なんでですか?そういうのはイヤ。
遊びでは出来ない。
お正月にいつも…。
イヤだ!うう…。
あの言い方はね…。
違う。
そういう風に…。
引いちゃっていいですか?
(長山)知らない。
結局前川さんが引く事に。
泣くような事なんですか?これは。
この人変わってるんだって。
ですよね?前川君の分だから大丈夫。
僕の分です。
(長山)うんそうよ。
あっこの顔…。
ハハハ…。
運勢は…。
はい。
はい!大吉。
取ればよかったのに。
(長山)いいじゃないの。
3人とも末永く仲よくいられますように。
もうこうしてね大将から欽ちゃんから声をかけられて…。
そうそう…。
100まで生きようと。
いや本当に…。
頑張ってください。
ありがとうございます。
本当に。
でも100に近いのはお二人ですからね。
はいありがとうございます。
お二人が100まで迎えられる事…。
大将がいつまでもやっぱり元気でいてくれないと。
はい。
3人はそれぞれ元気な100歳を目指して努力する事を誓いました。
果たして欽ちゃんはどこまで若返るのか?これからも注目してますよ。
2015/11/08(日) 13:55〜15:20
ABCテレビ1
欽ちゃんの100歳まで生きてみよう![字]
74歳の大学生・萩本欽一が「100歳まで生きてみよう!」を合言葉に、“健康で長生き”の秘訣を楽しく学ぶドキュメント・バラエティー!
詳細情報
◇番組内容
現在74歳にして元気はつらつコメディアン・萩本欽一。今年4月には社会人入試を経て駒澤大学に入学するなど、ここへ来て誰もがうらやむ“若返り”の道を進み始めている。専門家も「さらにお勧めの健康法を実践すれば、100歳まで元気に生きるのも夢ではない」とも!そこで、この番組では欽ちゃんが旧知の仲である歌手・前川清と、同い年の女優・長山藍子と70歳からでも間に合う“健康で長生き”の秘訣を、楽しく学んでいく。
◇出演者
萩本欽一、前川清、長山藍子
ジャンル :
バラエティ – その他
趣味/教育 – 生涯教育・資格
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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