開運!なんでも鑑定団【畑から無傷で現れた焼物…驚きの正体!?】 2015.11.08


こんばんは!
(2人)こんばんは!さぁ「鑑定団」でございます。
あれあきませんねネットの…amazonとか。
あかんわあれもう最近クセになってきてなんでも買えるから。
昨日も家で料理もせえへんし何の予定もないのにめんつゆ買ってしまったんです。
え〜!俺そうめんすら湯がけへんのに家で。
3,100グラムの大きな男の子でした。
しかし意外なことに小さいころは病弱だったためいつも牛乳を飲まされていたそうです。
野球を始めたのも丈夫になることが目的でしたがみるみる上達し中学時代ボールのスピードは優に100キロを超えていました。
名門東北高校に進学すると3度甲子園に出場。
3年生のときにはエースにして4番打者を務めチームを春夏連続ベスト8に導きました。
その後東北福祉大学ではフォークボールを覚えたこともあり…
輝かしい成績を残しました。
その活躍がスカウトの目にとまり
2年目にストッパーに抜擢されると150キロを超える速球と落差のあるフォークボールを武器に次々とバッターを打ち取り…
その大きな体と相手を圧倒する威圧感からいつしかハマの大魔神と呼ばれるようになりました
最終的には…
日本一達成に大きく貢献しました。
ちなみにこの年に記録した22試合連続セーブは今なお誰にも破られていません
2000年にはFA権を行使し
するといきなり
更に3年目には初登板から160試合目で100セーブを達成。
これはメジャー史上最速でそれまでの記録をなんと32試合も更新しました。
2004年横浜ベイスターズに復帰したものの度重なる故障に泣かされその翌年惜しまれつつ引退。
そして去年その功績が認められ依頼人の登場です。
東京都からお越しのお願いします。
どうぞ。
大きいな!いや〜大きいな!でももうメジャー行ったの15年も前なんですね。
やっぱ日本のバッターとは全然違いますか?全然違いますね。
パワーがすごすぎて。
誰が今まででいちばんすごかったですか?アレックス・ロドリゲスっていう…。
何がちゃうんですか?顔かっこいいし。
顔かっこいいし…。
性格いいし。
あっ性格いいんですか。
性格めちゃくちゃいいですアイツ…。
メジャーの一流になる人ってやっぱりサービス精神っていうか性格ええ人多いですね。
そんなことないですよ。
そうじゃない人もいるんですか?たくさんいますよ。
どんななんですか?嫌な人って。
イヤミくさいです。
イヤミ?チェッ!みたいな感じで言ってくる奴もいるし…。
お前打たれやがってみたいな?日本やとまだちょっと気遣うところありますけど…。
でも今の選手は仲いいですよね。
そうかやっぱ昔のがピリピリしてました?怖かったですよ。
だってふだん見かける野球選手ってスポーツマンに見えないですもんね。
あれパンチパーマ…。
昔そうですよねパンチパーマとかね。
でっかいケツにね…。
派手なセーター着て。
派手なセーター金のネックレス…。
セカンドポーチ持って…。
だいぶ金利上がってまっせって言うとるような…。
さぁお宝ですけれども拝見させていただきましょう。
こちらです。
あら…ウソ!?エディ・マーフィのもしかしてこれは…。
ビバリーヒルズコップ2のときの警察手帳。
うわっ!すごい!めっちゃ好きやったんですよ俺もエディ・マーフィ。
僕も大好きなんです。
特に1と2はね…。
おもしろいですよね。
ほんとおもろかったですもんあの映画。
うわっすげえデトロイトや。
なんで手に入れたんですか?これは知り合いの方が持ってて飾ってたんですよね。
でいいないいなって言ったらじゃあユニホームと交換しようって言われて…。
それがあるねんなぁ…。
交換しよう交換しようってそれで交換したんです。
もうすぐに?持ちたいな!ハロウィーンのときに黒に塗ってヒゲつけてね…。
でここだけは本物みたいなね。
はい。
えっわかったんですか?早いですね。
ちょっと怪しくないですか?大丈夫ですかね!?どうでしょうご本人はおいくらくらい?僕は100万くらい。
おっ100万くらい!大ヒット映画ですからね。
そうですね。
100万でオープンザプライス。
おぉ〜!125万!!ありがとうございます。
本物です。
よしよしよし…。
偽物につかないですよ。
(笑い声)映画のなかでは本物の警察手帳を使用する場合もございますがこれは映画用に作られた小道具です。
小道具は紛失したり破損したりする場合がありますので3つ作られるといわれております。
これはそのうちの一つだと思います。
警察ものは通常あまり人気がないんですけどもこれはエディ・マーフィの代表作…世界的にヒットした映画なのでとても人気がありますすばらしいものです。
大事になさってください。
どうもありがとうございました。
番組も最後まで楽しんでいってください。
早速ご自宅におうかがいしました。
次なる依頼人は大きな黒猫を抱きしめているこの方…
クロといいます。
もう14歳のおじいちゃんです。
特に趣味もないのでクロと遊んでいるときがいちばん幸せです。
しかしひとつだけ悩みがあるそうで…
夜中になるとですねクロが外に遊びにいくといってですね…。
それは大変ですね…
70年ほど前のこと父達男さんが原野を開墾し畑を作っていたところ…
鍬を引き上げたらですね土と一緒に土をはらったらですね…。
そしたらある日ですねそれを見た近所の人から…。
そのため大急ぎで箱を作りこれまでずっと大事にしてきたのですが…
親父がですね今年90歳になって…。
どれくらいの価値があるものか知りたいと思います。
鑑定よろしくお願いいたします。
依頼人の登場です。
佐賀県からお越しのお願いします!どうぞこちらのほうへ。
はい…大きい猫ちゃんでしたね。
はい。
このドアから出たいっていう…。
そうです。
で呼ばれるんですか?はい。
わがままな子ですね。
うるさいから奥さんも吠え出して…。
はい。
いつも吠えてます。
いつも吠えてる…。
頑張ってくださいね。
さぁ今日土の中から出てきたお宝拝見しましょう。
え〜!これが出てきたんですか。
はいそうです。
絵唐津という唐津焼なんです。
よくこんな状態で…割れてないですもんね。
掘ったらコロコロって転んできてですね…。
コロコロって転がってきたんですか!?この状態やったもんですから父もびっくりしてですね家に持って帰ってきてそして…たんすの中にしまっとったんです。
へぇ〜!もう90になってですね…。
お父さんが。
はい。
売って…。
いいものだったらもう売って今生きているうちにみんなで分けようやないかと。
もめるってテレビでよう見ますもん。
取り合いになってね…でまた奥さんがささやいたりするんですよねあなた長男なんだから。
あなたに権利があるんじゃないのみたいな…長男もその気になったりなんかしてね。
佐々木さん「鑑定団」もいつも見ていただいてるということで。
見てますので…。
どうですか推理。
だいたい欲ある人っていうのはダメなんです。
ほんとそうですよね。
これはただ掘って出てきたっていう…。
そうです欲じゃないんですよ。
子供たちを食わせてあげたいみたいな感じでね純粋に掘ってるから昔話だったら完全に高いですよこれ。
筆のおもむくまま奔放に描かれた絵…。
絵唐津は日本で最初に絵付けを施した焼物である。
かの北大路魯山人はこう語っている…
唐津焼の歴史は16世紀の末朝鮮から渡来した陶工たちが肥前の国岸岳山麓に窯を開いたことに始まる。
彼らはそれまでの日本になかった蹴轆轤や燃焼効率のよい登り窯を導入し当初は日用雑器を作っていた
しかしその後文禄・慶長の役により更に多くの朝鮮人陶工が渡来すると唐津焼は日本の陶芸に一大転機をもたらすまったく新たな焼物として脚光を浴び飛躍的な発展を遂げたのであった。
特にその素朴な味わいは当時流行していた侘び茶の精神にぴったりだったため茶人たちに珍重され楽萩と並び称された
この頃できた窯は200あまり。
そのほとんどで作られた絵唐津は当時から鑑賞性が高い器として人気を博した。
鉄絵具で絵付けされた文様は一つとして同じものはなく質素でありながら遊び心にあふれ力強く奔放である。
斑唐津は藁灰釉をかけたもので焼き上げると表面にほのかに青い斑が現れる。
その偶然性がなによりの魅力である。
奥高麗はその名のとおり高麗茶碗を模したもの。
その多くは絵付けされておらず枇杷色や青褐色の釉がかけられている。
素朴ではあるが大きな魅力を秘めており唐津の茶碗の中でも特に評価が高い。
朝鮮唐津は藁灰釉の濁った白と鉄釉の黒飴色の対比が美しく唐津の中ではひときわ斬新である。
彫唐津は大ぶりの茶碗の胴にへらなどで彫文様をつけ長石釉をかけたもの。
削ったところにできる美しい梅花皮が見どころのひとつである。
しかし江戸時代に入り有田で白く美しい磁器の生産が始まると唐津焼は急速に衰退。
わずか数十年で姿を消してしまった
改めて依頼品を見てみよう。
絵唐津の茶碗で口径はおよそ11センチ。
胴には奔放な筆づかいで鳥のような文様が2つ描かれている
ご本人の評価額ですけどもおいくらくらいでしょう?50万。
じゃあ50万で。
それじゃまいりましょう50万でオープンザプライス!きた…150万!すごい。
いや〜。
なかなか畑からこれ出てこないですよ。
400年以上前の桃山時代に佐賀県の岸岳山麓で焼かれた古唐津なかでも最も古いとされる絵唐津ですね。
よくね無傷に近いかたちで出たと思います。
ザクッとしたねかたい土なんですよ。
そこに長石釉と灰釉を調合した透明なくすりをかけますから下のかたい土がくすりを通してこう見えてますね。
ところが全体に細かい貫入がありますからそれがやわらかく包んで温かみを感じるんです。
高台を見ますとね唐津のかたい土をね竹べらで削って削り出すときに縮れる。
これを古唐津の縮緬皺と言ってね鑑賞のポイントになってるんです。
かたちがすぽっと手に入りますよね。
そして茶碗の中を見ますとね茶だまりが深い。
なぜか目跡がないんです。
ということは皿小鉢のように重ね焼きをしたものではなくて京都大阪の茶人の注文によって抹茶の茶碗として制作されている。
だから窯の中で平らに焼いて丁寧に一段格の高い作品として作られたんですね。
ただね残念なことに発掘したままの粗削りの状態なんですよ。
ですからこれはこれからはお抹茶を毎日召し上がって茶碗を育ててください。
そうしますと落ち着いてね200万円300万円っていう値段をよぶようになると思います。
ぜひぜひそうして使ってください。
どうもありがとうございました。
貴重なものどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
お宝列島日本縦断…
日本三景の一つ宮島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島でいにしえから神の島として崇められてきた。
そのシンボル嚴島神社は593年の創建で1168年平清盛により威厳と風格に満ちた寝殿造りの社殿が造営された。
満潮のとき海に浮かんでいるかのごとく見えるその姿は実に幻想的で竜宮城にも例えられ1996年世界遺産に登録された。
一方こちらは瀬戸内海に棲息する海洋生物を中心に350種およそ1万3,000点が展示されている。
展示方法にもさまざまな工夫が凝らされており例えばこの水槽では水中の牡蠣筏の様子を間近で観察できるがこのような例は全国でも極めて珍しい。
またこの地は古くから木材の集積地として発展したため木工業が盛んでノミで華麗な模様を施す宮島彫りが高い人気を集めてきた。
その技法を生かし
1970年代の最盛期には全国生産量のおよそ7割にあたる年間40万個を製造していた。
その後一時衰退したものの近年アメリカの若者たちの間で再びブームになり去年からはこの地で
本日の…
早速行ってみよう
出張!なんでも鑑定団IN廿日市!
まずは乳がん検診に力を入れている
乳がんを早期発見するには乳房をX線撮影して調べるのだが…
正常の乳腺は伸びて薄くなるんで白い写真が黒くなるんです。
一方がん細胞は硬くて伸びないためX線撮影すると白く写る
これ先生!先生じゃなくても僕でもわかるんですけどなんか。
しかしもっと小さながんを発見するには細心の注意を払って写真を見る必要があり…
だからものを見る目はありますよね。
あると思います。
お宝はバラを描いた林武の油絵である。
四十数年前父が160万円で購入したもの
お父さまが?ええ。
以来ずっと居間に飾られていたが実を言うと…
トゲがねありますでしょ。
トゲありますね。
うちの母バラをつくってたんでよくバラの下にボールが入っちゃったりしてですね取りに行くときにやられたんですよ。
しかし大人になり改めてじっくり見たところとてもいい絵に思えてきた。
例えば…
絵の具がねかなり何重も何重も塗りたくってるんですよね。
微妙な色合いが出てましてですねなんか厚みもあってですね…。
本人評価額は今ならこのくらいかなぁと200万円。
妻はお宝と言うからには100万円以上の価値がなければならず我が家には絶対ないと断言したが…。
果たして結果は!?
どうぞジャカジャン!
これはすごい!
誰がもらうかとかね。
大変ですね。
大変すばらしい作品です。
いいところが全部出てるんですけれどもまず林武といえばバラ。
サイズもいいですよね。
一般家庭にもほんとに掛けやすいそしてなんといってもこの油絵の具の重厚な描き方ですよね。
非常に力強いタッチで原色を生かしながら絵の具が盛り上がってくる。
一見大雑把に描いているように見えますけど非常に計算されて描いているんですね。
これ真似ようとしたらほんと絵がグチャグチャになっちゃってですね絵にならないんですね。
いろんなバラが咲き乱れるさまがこの絵の中にも想像できますし非常に深くて…。
もう亡くなってから40年経過してますけど今でも人気が衰えない。
これからも楽しみな作品です。
続いてはアロービックダンスが趣味のどういうダンスなんですか?これは。
アメリカ生まれのどういうふうに踊るんですか?これ。
例えばですね…。
うわ…わっ!わっ…かわいらしい。
かわいらしいですね。
かわいらしい踊りですね。
小学校の頃父と家族みんなでデパートに買いに行ったお人形なんですけれども…。
当時はバービー人形が大人気だったがテレビで流れていたコマーシャルソングの影響でフランシー人形が欲しくなってしまった。
どんな歌だったかというと…
っていう感じの…。
今のCMですよね?
実はつい最近箱にバービーのいとこと書かれていることに気づきびっくり。
そのためこの人形にもプレミアがついているかもしれないと思うようになった。
本人評価額は期待を込めて3万円。
正直に打ち明けると1体では寂しいと思いもう1体をわざわざ富山の妹から借りてきたが果たして結果は!?
はい!
やった〜!
フランシーはですね1966年から作られたんです。
メーカーはアメリカのマテル社なんですけどメードインジャパンです。
箱つきのものが8万円。
それでもう一つのほうが3万。
いいのが外国仕様と日本仕様というのがあってこれ日本仕様なんです。
それで特徴は手足が曲がらないんです。
それからまつげが植毛されているんです。
実はですね高いのは人形より服なんです。
バッグだとかハイヒールだとかネックレスがないんですけどそれがあったらその衣装だけでも10万くらいするんです。
本当にこれからも大事に。
続いては子供の頃父のことが大嫌いだったうん借金作ったはいはい。
え〜!
お宝は…
6年前に他界した父がとても大事にしていたもの
こっちに出てくるときに何も遺産ももらわずに来たからこれは明治時代に作られたもので絶対黙っとけよと。
そうなんです。
でも兄弟の方も
しかし当時はまったく信用していなかったので適当に聞き流していたがいざ亡くなってみると
あんなに嫌いだったのにいいところばっかりが思い出されてきて。
そこで父に成り代わり応募したしだい。
本人評価額はとりあえず父の言葉を信じ300万円。
いいかげんだった父のことなので十中八九がらくただろうがこの番組に出演したことがきっといい供養になるはず。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
う〜ん残念
近代になって作られた新しいものですね。
古いものはいくつかの型でもって成形してそれを合わせてるんです。
これは一つの型にミルクのように溶かした泥しょうを流し込んで作ってますね。
古いものはたてがみとかしっぽの先の毛先ねそういうものが一本一本へらでちゃんと彫り込んである。
これを見ますとやっぱり型でとってるんでなんとなく全体がのっぺりしておりますね。
そしていちばん大きな違いは獅子が持っているてまりがありますね。
これが古いものは透かし彫りになってるんです。
ただ獅子というのは健康でそして富の象徴ですから大切になさってください。
続いては船釣りが趣味の釣りのだいご味は何ですかね?仲間で船乗って朝出てって。
すぐ酒飲むんですか?酔っぱらって。
竿だけ垂らしておく。
はいはい。
お宝は…
2年前カネに困った友人から買ってもらえないかと頼まれたもの。
聞けば20年ほど前アルバイトで山口県の旅館の不用品を仕分けすることになり
当時責任者の方にゴミなので持って帰っていいですかと聞いたらオッケーが出たのでその友人が持って帰ったらしくて。
書簡はその後額の裏から出てきたもので梅原がそばをいただいたお礼としてこの絵を贈ると書かれていたため友人が額装したとのこと。
絵心はまったくないがこんな書簡がついているからには本物に違いないと思い買ってあげた
おいくらでお買いになったんですか?それは。
いいじゃないですかなかなか。
しかし自分はそんな大金持っていないので親に借りた
奥さまに相談は?いやしてません。
たぶん知らないと思います。
えっ!えっ奥さま知らないで?今。
はい知らないです。
実はそのカネはまだ返していないのでもし高ければ
スケールがでかいですね。
本人評価額は買ったときと同じく120万円。
とりあえず控えめに書いたがもし本物なら親に借金を返し船を買っても十分余るはず。
果たしてどうなるのか…
2年前カネに困った友人から買ってもらえないかと頼まれたもの。
絵心はないが書簡がついているからには本物に違いないと思い親に120万円借りて買ってあげた。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
あちゃ〜!
なんとも間の抜けた絵なんですね。
もし本物なら1,000万以上するんですよ。
梅原龍三郎といえば日本の代表作家ですからねいちばん目につくのがその輪郭線なんですよね。
形でとってるだけでですね肝心の花の中身とかね壷の量感とか質感とかねそれがまったく抜けちゃってるわけです。
この絵が身近にあるとですねちょっと目が汚れます。
続いては昔マツダの部品工場で働いていたなんか自分が携わった車とかあるんですか?思い入れ深い車とか。
オート三輪!はいはい。
フロントのところにですねこんなんがあるんですよメッキをした。
フロントのところにこんなのがある。
はい。
そのこんなのを作ってたんですか?そうです。
ほ〜!
お宝は…
すべてマツダの車ばかり。
40年ほど前工場で働いていた頃マツダの車はあまり人気がなかったため
ぼちぼち買いだして。
買い続けた?はい。
もともと保存しておくために買ったので子供や孫には指1本触れさせていない。
なかでもいちばん思い出深いのはこのR360COUPE。
友人がこの車をオープンカーに改造する際手伝ってあげたところ一日貸してくれ
はぁいい話じゃないですか。
しかし妻はそんなことはすっかり忘れたらしくがらくた扱い。
本人評価額は1台1万数千円として10万円。
自分の職場に対する思い入れが強くマツダの車だけを集めてきた。
それが吉と出るといいのだが。
果たして結果は!?
どうぞジャカジャン!
やった〜
バンダイの赤箱シリーズという実車タイプ。
それが4台とあとアサヒ三橋というメーカーのものですね。
当時の値段がだいたい250円前後なんです。
いちばん値段のつくというのはD1100というやつでそれがこのなかではいちばん珍しい。
車のおもちゃって子供遊んじゃうんですよ。
そうするとさびたり傷ついたり。
だからこのようにそのまま外にも出さないで入れてあるというのは珍しいんです。
カタログだとか道路標識だとか買ったときは中に入っているんですよ。
それ入ってたらもっと高いです。
最後は中学校の同級生と結婚したということは中学生からつきあいが始まったんですか?いえいえそうじゃないんです。
二十歳すぎて私の自動車で主人とすれ違ってそうしたら愛想がいいからいいと思ったかどうだかお手紙がきてそれからつきあうようになって。
こっちはそんな気なかったんですもんね。
まぁ1票で。
お宝は父が遺したもの
バブルの最中に山が売れてそれで買いたい放題にいろんなもの買った。
最後の1個。
当時はカネが有り余っていたのできっと高かったはず。
しかし父の死後借金があることがわかりほとんどの骨董は処分してしまったが
これだけは記念に残しておいたんです。
その後知り合いの骨董商に300万円なら買うと言われたがなかなか決断できなかった。
本人評価額はとりあえず骨董商の言葉を信じ300万円。
もし高ければこの際思い切って売り払い兄弟4人とその子供たち全員で豪華な旅行に行きたい。
果たして結果は!?
どうぞジャカジャン!
よかった〜
鹿児島県で作られた本薩摩間違いございませんね。
作られたのは今から140年くらい前の明治時代の初期です。
ヨーロッパに輸出されたものでしてね。
正面に鳳凰の丸紋があって真裏に徳川家の葵の紋が描いてありますね。
当時のヨーロッパの人たちが大名のマークというのをたいへん喜んだんでそれにあやかってゴージャスにしたんです。
全体を金彩でもって埋め尽くしてその間に花鳥とか竜とか鳳凰とか珍しいものを全部入れてます。
そしてその唐子の金魚をあけようとしてる絵とか貴人がじっと見てるその目線が全部合ってる。
手抜きがないですねこの絵もね。
ヨーロッパに行ってもこんないいもの残ってません。
大切になさってください。
出張鑑定IN廿日市はこれにて無事閉幕。
「鑑定団」は…
お伺いしました。
次なる依頼人は
表具師の主な仕事は古くなって傷んだ掛軸や屏風などを修復し新たに仕立て直すこと。
清水さんは18歳のときこの道に入り以来ひと筋47年。
当然貴重な文化財を扱うことも多く1998年には長野市・長谷寺に古くから伝わる…
とにかくその作品に傷をつけない。
また作品に似合った表具をするっていうことは心がけております。
失敗が許されない仕事ですから常に緊張しっぱなしですね。
なかでも最も神経を使うのが
その作業を見せていただきました。
まず本紙を水に浸し汚れを洗い流します。
そして一度乾かし余分な水分を拭き取ったのち酸性の薬品を使いハケで丁寧にカビを落とします。
このとき注意しなければいけないのが濃度の調整で濃すぎると絵の具や印が剥がれてしまうため長年培った経験と勘だけが頼り
そしてアルカリ性の薬品で中和させたのち水で薬品を十分に洗い流し乾かせば出来上がり。
見てくださいこちらが修復前。
清水さんの手にかかるとなんとカビがすべてなくなったどころか絵の具の発色も鮮やかになり見違えるほどきれいになりました。
いや〜これぞ匠の技。
ところでお宝はなんですか?
亡き祖父が遺したものです。
戦前東京目黒で漆工房を営み多くの職人を抱えとても繁盛していました。
その一方で膨大な骨董を収集しており戦時中は戦火を逃れるためその一部を疎開先の長野の蔵にしまっていたそうです。
祖父亡きあと家族は皆関心がなかったため忘れ去られていたのですが今年の5月たまたま蔵の整理をした際長持ちのなかから今回のお宝を発見
まさかあんなすごいお宝があるとは思ってもみませんでびっくりしました。
これは大発見だと思います。
鑑定よろしくお願いいたします。
スタジオで拝見しましょう
依頼人の登場です。
長野県からお越しのよろしくお願いしますどうぞこちらのほうへ。
いい仕事されてますね。
すごいですねあんなきれいになるんですね。
色まできれいにね。
いろんな方法がございます。
じゃああれですかものによっては汚れによってはその洗い方も変えたりとか。
お店お店の企業秘密で。
そして今回のお宝も拝見しましょうこちら。
あら。
佐久間ゾウザン全国的にはショウザンですけれども地元ではショウザンなんていったら怒られます。
1839年に神田のお玉が池で書かれた象山記。
これでも見つけたまんまですか?表装直したりとか。
ええあのね軸先がなかったんです。
それだけちょっと付けて。
佐々木さん「鑑定団」のパターンからいって。
危ないですよね。
掛軸系はちょっと。
掛軸系。
結構危ないですよね。
そして順番もお一人目が大物でしたからね。
これは自分の故郷の情景とかとてもいいところ…簡単にいえばそんなもん…。
それをわ〜って書いてあるんですか?ええこのなかに1,350文字は入ってますね。
今日はVTRいらないような。
5尺8寸の堂々たる体躯にふくろうのごとき鋭い眼光。
常に黒の紋服をまとい自らを日本のナポレオンと称した自信家
愛弟子吉田松陰はこう評している
その威圧感たるやすさまじく黒船で来航したペリーは象山を目にし思わず一礼したとの逸話が残されている
多くの塾生が集い江戸名家一覧に名を連ねるまでになった。
アヘン戦争に敗れた清がイギリスに不平等条約を突きつけられたのは1842年のことである。
老中にして松代藩主の真田幸貫はこれに衝撃を受けやがて日本にも影響が及ぶと懸念。
そこで象山を顧問に抜擢し最新の海外事情を研究させた。
その結果象山は海防の急務を説いた「海防八策」を提出。
高く評価されることとなった。
これを機に蘭学の必要性を痛感した象山は蘭学者黒川良安から本格的にオランダ語を学び更に最先端の科学技術や医学砲術などを積極的に吸収
やがて時代を切りひらく若き逸材が次々と門を叩いた
藩の軍議役となり海軍の創設と育成を説いた「急務十条」を提出した。
しかし翌年ペリーが再航した際弟子の吉田松陰が海外密航を試み失敗
蟄居生活は実に9年に及んだがもしこれがなければ日本の歴史は大きく変わっていたであろう。
ようやく赦免となった1864年象山は一橋慶喜の命を受け上洛。
その際勤王派と佐幕派が対立するよりもむしろ挙国一致をもって西欧列強に対峙すべしとの思いから公武合体と開国を説いたが攘夷派の強い反発を招き7月11日暗殺された。
辞世の句は…
改めて依頼品を見てみよう。
佐久間象山が書いた漢詩象山記である。
象山が江戸に遊学していた29歳の折故郷の松代を懐かしみよんだもので…
象山の名の由来となった山の記述に始まり松代の自然や歴史について生き生きと綴っている
ご本人の評価額ですがおいくらくらいでしょう。
100万円でお願いいたします。
100万円で。
まいりましょうかじゃあ。
はい。
100万でオープンザプライス。
おっあら…。
400万!本物だ!本物だすげえ。
ああすげえ。
自筆の象山記間違いございません。
真筆でございます。
風光明美なあるいは険しいその山や谷水の清らかな流れというものがずっと記されているのがこの象山記なんですね。
後半のところに己亥という年が出てきます。
天保10年1839年なんですけどもこの29歳のときに江戸に出て自分は故郷の風景が忘れられず夢に見るほどであると。
のちにこれを思い出しては書いたのがこれであると。
ですからもうちょっとあと晩年になってから書いたもんじゃないかという気がいたします。
千数百字のこの漢文を一字違わず書くということはこれはたいへんなことでございまして集中力っていうかこれは並大抵なもんじゃないと思いますよ。
非常に細かい字で書いてあるんですけどもたっぷりとした大きな墨の含まれる書が配置されまして全体としての単調さを感じさせないような見事な書になってると思うんですね。
めったにこれだけの大作でるものじゃございません。
ただ折れ目がちょっと2〜3か所見えますので…。
すぐ直します。
表具し直して大事に保管していただきたいと思います。
ありがとうございました。
もう表具のし直しはお任せください。
いやおめでとうございます。
ありがとうございますどうも。
ありがとうございました。
「鑑定団」また来週ですさようなら。
2015/11/08(日) 12:54〜14:00
テレビ大阪1
開運!なんでも鑑定団[再]【畑から無傷で現れた焼物…驚きの正体!?】[字]

山林を切り拓いて畑を作っていた所、土の中から傷一つない美しい茶碗が!ひょっとすると桃山時代の幻の焼物か!?▽幕末屈指の豪傑「佐久間象山」渾身の書が出現!?

詳細情報
番組内容1
【山を耕したらお宝がコロコロ!?】
戦後間もない食糧難の折、依頼人の父が家の近くの山林を切り拓いて畑を作っていた。すると、鍬の先に何かが当たったので、掘り出してみると傷一つない茶碗が姿を現した。
とても綺麗なので、大切に持ち帰り、棚に飾って楽しんでいたのだが、ある時近所の人から「これは桃山時代の幻の焼物では?」と言われてびっくり!以来、専用の箱を作り大切に保管してきた。果たしてその正体は!?
番組内容2
【幕末屈指の豪傑!佐久間象山渾身の書】
掛け軸の表装を専門とする依頼人が自信をもって持参したのは、幕末屈指の豪傑、自らを日本のナポレオンと称した“佐久間象山”自筆という掛軸。だがゲストの佐々木主浩は「危ないのでは…?」と予想。はたして驚きの結果は!?

出演者
【司会者】石坂浩二、今田耕司
【アシスタント】吉田真由子
【ゲスト】佐々木主浩
【出張リポーター】松尾伴内
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
阿藤芳樹(「阿藤ギャラリー」代表取締役)
永井龍之介(「永井画廊」代表取締役)
増田孝(愛知東邦大学教授)
藤井龍幸(「マイクカンパニー」代表取締役)
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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