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ソーシャルメディアコミュニティー(Facebook Google+ etc)

相手に取って重要なことを話題にする:関係性と影響力

私たちは、現代社会に住んでおり、現代社会
では壁を作ります。

ソーシャルメディアのやりとりにも巨大な壁、
”ウオール”が存在します。

それは、人間関係の外側に、ある程度の影響力
を生み出すかもしれませんが、友達ではなく、
フォロワーへの影響力です。

その最も気がかりな点は、見せかけの安心感です。

友達とファンは、違います。

ファンは関わる意欲が薄く、関心度も低い。

忠誠心は、ファンという一方の端から友達という
もう一方の端に至るまで、どのレベルにも
あります。

確かな持続する影響力を持てるのは、友達という
端の方だけです。

フォロワーの人数が必ずしも影響力とイコールで
ないことを知らなければなりません。

それには、適切な分析論と基準がなければならない
と考えます。

『真の影響力』を勝ち取る(人数を増やすこと
ではなく)、ブランドは、生身の相手と本当の
対話をしている人間がいるからこそ、勝ち取れる
のです。

ビジネスにとっては、そういう機会を活用して
人とつながり、真剣な関わり合いを持つことを
考える方が人数を集めるようとするよりは、
はるかに実際的で現実的であると思います。

 

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意味深い、意味のある関わりという『意味論』
その『解釈』について考えてみると

『意味論』とは、言葉の意味を言葉そのものの
意味だけでなく、それが使われた文脈、解釈の
学問です。

対立が発生する主な要因は、言葉が使われた時の
誤解によるものがほとんどです。

Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグが、
Facebook上のあらゆる人間を『友達』と呼ぶこと
に決めたとき、誤解されやすい意味論的解釈を
したことになります。

人間の心は勿論のこと、脳は何百人の友達を
処理しきれません。

私たちの脳のサイズは、社交的かどうかに
かかわらず、せいぜい150人ぐらいの友達の
社交的サークル・グループを管理するのが、
精一杯との研究報告があります。

親密な友人関係は、深い結びつきと同時に
大きなリスクを孕んでいます。

しかし、他人の人生に影響を与えたければ、
そのリスクは、喜んで受け入れられなければ
ならないことになります。

どれだけ自分自身を与えられるかは、どれだけ
親密な関係を求めるかによるが、普通の交流を
超える影響力を持てるような友人に変える過程
には、必ずリスクが伴います。

自分の大事な事は、暫しお預けにして、彼らの
大事なことに集中するのが、真に相手と関わる
唯一の道だと考えます。

真の影響力は、個々の相手と繋がり、その人間
関係を育て、彼らの人生に本当に価値あるものを
もたらし、彼らのためになることをすることから
生じると考えます。

その結果、自分が何かを依頼する際に、手を
貸してくれる誰かがいる。

どれだけ多くの人間と繋がるかは、気にしなくて
もよく、大いに気にするべきは、誰と繋がるかが
重要なことです。

その人が、どんな人間で、その人を大事にし、
尊重するのに、自分に何ができるかが問われて
いると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2015年11月
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