(圭吾)小百合もお茶飲むか?
(小百合)飲む。
小百合がアイロンかけてるのいいよな〜。
ありがとう。
俺好きなんだよな〜。
はい。
何?何か言いたいことあるんでしょ?言って。
言ってってば。
お父さん大事な人ができたんだ。
店にもよく来てくれる人でさ。
それって再婚するってこと?…するってことです。
(ゆい)ありがとうございます。
・
(圭吾)小百合ちょっといいか?
(まどか)こんにちは小百合ちゃん。
(ゆい)こんにちは。
ちょっとどういうこと?
(圭吾)まあ取りあえず紹介します。
まどかさんとゆいちゃん。
ゆいちゃんはえーっと二十…。
21です。
(圭吾)小百合と3個違い。
(圭吾)まあ小百合ひとまず座ろう。
なっ?ちょっと私用事あるんで。
ハァー。
何ですか?私お姉ちゃんとかいらないんで。
私はあなたと暮らすの嫌じゃない。
(ゆい・まどか)おはよう。
おはようございます。
(まどか)おはよう。
あっありがとう。
こっち圭吾さん。
おはよう。
(まどか)おはよう。
(一同)いただきます。
(まどか)あ〜いい匂い。
ゆいいつもだしは小百合ちゃんが取るんだって。
(圭吾)ゆいちゃん。
小百合はいいだし取るだろう?はい。
(圭吾)俺は料理しか教えてやれないし。
なっ?ゆいちゃんは写真は誰かに習ってるの?いいえ。
大学を辞めてからはプロのアシスタントをしています。
私もプロになりたくて。
(圭吾)いいね21歳で。
大したもんだ。
ゆいも高校生のときはふらふらしてたんだけどね。
(圭吾)ふ〜ん。
(直)小百合志望校どうした?だからまだ決まってないって。
(未来)小百合の偏差値だと慶應の文学部とかぎりぎり行けるんじゃない?うん。
(直)お前文学とか興味あんの?そういうことじゃないんです。
取りあえず大学名が一番大事なんです。
大人になって大学名は聞かれても学部まで聞かれることってまずなくない?不純。
(葵)いいじゃん不純でも。
(葵)それでも受かったら大したもんだよ。
うん。
私なんて受験したくなくて留学だよ。
(未来)直君はどこの医学部がいいの?逆に俺は医学部だったら大学にはこだわらないけど。
それはそれでバカっぽくない?
(直)おい。
(未来)直君のお父さんは何科?
(直)脳外科。
でも俺は小児科になりたい。
直って子供好きだったんだ?
(直)好きとか嫌いとかじゃないんだよ。
1つでも多くの子供の命を俺が救いたいみたいな。
昔からそのスーパーマン体質変わんないね。
「俺が世界を救う」みたいな。
おいバカにしてんのか?ごめんなさい。
(直)おまんじゅうって呼ぶぞ。
ごめんなさいごめんなさい。
(葵)ねえ直。
(直)うん?この辺の問題1つも分かんないんだけど。
(直)どれ?
(葵)ここ。
ああこれはたぶんシュワルツの公式を使うといけるやつ。
直先生さすがです。
お前留学するのに数学なんて使うの?
(葵)えっいらないの?あっこっち。
ごめん先行くね。
じゃ。
(直)はっ?
(葵)付き合うことにしたんだ小百合。
(直)えっ?猛君前から小百合のこと気に入ってたもんね。
猛はそうでもあいつ猛のこと好きだったの?
(葵)でも小百合の気持ちも分かるような。
(未来)うん。
(葵)自分の家なのに急に居心地悪いみたいな。
(未来)小百合のママ亡くなってまだ2年だしね。
(葵)自暴自棄とかそういうのじゃないといいけど。
何だあいつ。
直君は小百合のことどう思ってるの?どうって…。
あいつは家が隣で幼なじみ。
それだけだよ。
何とも思ってない?何とも思ってない。
フフッ。
え〜いいね。
(猛)すごいね。
えっ何?これ。
(猛)帽子の上に帽子してるってこと?これも帽子だけどこれも帽子。
(猛)これも帽子なんだ?暑そう。
(猛)絶対暑いでしょ?これ。
ねっ。
お〜。
いいねこの2人。
(猛)ねえ俺らも撮っちゃう?えっ?撮っちゃわない撮っちゃわない。
いいじゃん。
付き合った記念撮ろうよ?え〜大丈夫ホントに。
いいいい!結構油ギッシュだから今口。
いいじゃん。
ホント大丈夫。
大丈夫だよ。
いい!大丈夫大丈夫…。
ただいま。
どうも。
お茶入れるね。
あっジュースの方がいい?あっ何でも。
おい小百合。
あの奇麗な人誰?知らない。
おはよう。
もう何?何か食ってこうぜ。
バスケしてたら腹減っちゃってさ。
今食べたら太る。
どうせおまんじゅうだろ?うるさい。
あっじゃうちで勉強するのは?あさって英語のテストだろ?こないだ95点だったから大丈夫でーす。
小百合。
痛いんだけど。
あっごめん。
あの色々あると思うけどさ。
はっ?好きでもないやつと付き合うってどうなの?誰が好きじゃないって言った?じゃどこが好きなんだよ?何でそんなこと言わなきゃなんないの?好きじゃないから言えないんだろ?直に関係ないから言わないだけ。
(直)待てって。
もう!小百合らしくねえよ。
はい?
(直)俺話だったら何でも聞くしさ。
何?それ。
いや家隣同士なんだし。
だから…。
何かあったら俺に話せ。
もうやめた。
えっ?猛と付き合うのやめたって言ってんの。
何かめんどくさくなったっていうか。
そっか。
じゃ何か食い行こうぜ。
(直)ラーメンは?え〜半分ずつならいいよ。
(直)やだよ。
おなかすいてるもん。
じゃ1個と半分食べればいいじゃん。
(直)いいよ。
えっいいの?
(佐伯)はい。
ありがとうございます。
(直)鼻で笑ったな?鼻で笑ってないよ。
(直)笑ってたじゃん。
はなが出そうだったの。
(直)ハハハ。
お姉さん?じゃあね。
(直)おう。
(佐伯)ニューシスター?イエスです。
・
(ノック)ちょっといい?誰が入っていいって言いました?佐伯さんっていうのさっきの人。
よろしくって。
そんなことわざわざ言う必要あります?用が済んだら出てってもらっていいですか?見ないで。
私何か悪いことした?お父さんの再婚気に入らない?お父さんに幸せになってほしくないの?出てって!いっつも何でも分かったような顔して。
そういう態度全部ムカつく!私のことはほっといてください。
出てって!出てってって言ってるんですけど。
2015/11/07(土) 23:50〜00:15
関西テレビ1
[新]トランジットガールズ #01[字]
親同士の再婚で義姉妹になった2人の女の子が、反発しながらも惹かれ合っていくという、女の子が好きになったのが女の子だった、だけのよくあるラブストーリー。
詳細情報
番組内容
高校3年生の葉山小百合(伊藤沙莉)は、2年前に母を亡くしてから、父の圭吾(Mummy−D)と2人で暮らしている。
ある日、圭吾が再婚することになり、葉山家にやってきたのは、義母の志田まどか(霧島れいか)、そして、義姉となるゆい(佐久間由衣)。
突然の出来事を受け入れられない小百合は、ゆいに暴言を吐くが、ゆいの口をついて出たのは、意外な一言だった…。
出演者
葉山小百合(18): 伊藤沙莉
志田ゆい(21): 佐久間由衣
深澤直(18): 健太郎
門脇未來(17): 吉田里琴
倉田葵(18): 渡辺恵伶奈
・
佐伯柳太朗: 尚玄
志田まどか: 霧島れいか
葉山圭吾: Mummy−D(マミー・ディー)
スタッフ
【編成企画】
太田大(フジテレビ)
【プロデューサー】
松本彩夏(イースト・エンタテインメント)
関友彦(コギトワークス)
【脚本】
加藤綾子
【演出】
前田真人(イースト・エンタテインメント)
【音楽】
降谷建志(Victor Entertainment/MOB SQUAD)
【制作】
フジテレビ
【制作・著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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