ほぼ日の塾
知りたい人には、伝えたい。
伝えることで、わかりたい。
わかりながら、出会いたい。
テーマ「ほぼ日のコンテンツと編集について。」
講師:永田泰大(ほぼ日刊イトイ新聞)

【第一期生募集 締切11月16日午前11時 受講料無料】



ほぼ日刊イトイ新聞がコンテンツを
どんなふうにつくっているか、
希望する人にお教えするという試みです。
「ほぼ日の塾」と名前をつけました。
少ない人数に、丁寧に、集中的に。
熱意や動機や素直さは重要ですが、
資格や年齢は問いません。
学びたい、という人と出会えることは、
ぼくらのよろこびでもあります。
どうぞ、よろしくお願いします。
「ほぼ日の塾」を、はじめます。

ほぼ日刊イトイ新聞がはじまって18年目になりますが、
はっきりと、これは、新しい試みです。
できるのかな、という疑問や不安よりも、
ここから広がる新しいことへの
期待や希望のほうが明らかに大きいので、
少し背筋を伸ばして、宣言します。

「ほぼ日の塾」を、はじめます。

どうしてはじめることになったのか、
少し、詳しく、説明しますね。

■知りたい人には、伝えたい。

数年前から、よく質問されるようになりました。
「ほぼ日」は、どんなふうにつくっているのですか?
「ほぼ日」には、どんな決まりがあるのですか?
「ほぼ日」みたいにやるには、どうすれば?

当初は、どちらかというと、
「風変わりな組織」というような
扱いをされていたのですが、
ここ何年かは、どうやら、
まっすぐな、本気の取材が増えてきました。
雑誌やネットで特集されることもありましたし、
あちこちのメディアで、
自分たちの同僚が「ほぼ日」の仕事を語るのを見ても、
驚かなくなってきました。

あるいは、
ほぼ日刊イトイ新聞に新しく入ってくる仲間たちが、
「ほぼ日」のやり方をとてもおもしろがり、
つぎつぎにいろんな質問を重ねる、
ということもしばしばあります。
目をきらきらさせながら、
ときどきびっくりしながら、
彼らは「ほぼ日」のやり方を
ぐいぐいと吸収していきます。
身内のことになってしまいますが、
教えるほうも、教わるほうも、
とてもたのしそうです。

ほぼ日刊イトイ新聞が、何年もかけて、
とくに特別だとも思わず、自然に
(あるいはそれ以外方法がなくて)
培ってきたやり方は、
どうやら、いつの間にか、人々の興味をひく、
おもしろいものになっているようです。

それを、短期的な「塾」というかたちで、
伝えてみたいと思いました。
押しつけるつもりはありませんが、
知りたい、と思う人がいたら、伝えてみたい。

■伝えることで、わかりたい。

「伝える」ということは、
「ことばにする」ということでもあります。

自分たちのやり方を、あらためて、
「伝える」ために、きちんと「わかる」必要がある。
曖昧に共有していることや、
なんとなくみんなが守っている約束や、
自分たちが一斉に拍手を送るもの、
できるだけ踏み入らないようにしている場所、
そういったものを、きちんと「わかる」こと。

それは、知りたい人に「伝える」だけでなく、
「いまの自分たち」をきちんと確認し、
「未来の自分たち」へ、
それを「伝える」ことでもある。

そして、自分たちを確認し、伝えながら、
それを受け取ってくださる人たちと、
たとえ短期間の「塾」だとしても、
通常ではあり得ないくらいの深さで
「わかり合える」のではないか。

■わかりながら、出会いたい。

互いにわかり合ったら、
「塾」での関係を超えて、
いつか、一緒に仕事ができるかもしれない。
そんなふうにも、思っています。

信頼できる仲間かもしれないし、
助けてくれる専門家かもしれない。
あるいは、「塾」というかたちのまま、
ちょっとした仕事だってできるかもしれない。

そこまで、ぼくらは、本気で考えています。
なんだか、これまでにない、
おもしろくて新鮮な出会いが
待っているような気がしています。
ですから、「できるのかな?」という
不安や疑問は一旦保留して、
これからはじまるたのしい広がりのほうへ、
向かっていくことにしました。

■あらためて「ほぼ日の塾」は、こんな「塾」としてスタートします。

◇スケジュール(全5回)

  • ・第1回目:11月25日(水)19時30分~21時30分
  • ・第2回目:12月2日(水)19時30分~21時30分
  • ・第3回目:12月9日(水)19時30分~21時30分
  • ・第4回目:12月16日(水)19時30分~21時30分
  • ・第5回目:12月21日(月)19時30分~21時30分

◇場所

東京糸井重里事務所(北青山)会議室など

◇受講料

無料
(ただし、おやつ代、1回につき約1000円)

◇受講資格

学歴、年齢など、とくに制限はありません。
素直な気持ちで、知りたい、学びたい、
と思ってらっしゃる方なら、どなたでも。
ただし、全5回の授業に出席できる方に限ります。

◇定員

12名

どうしても人数が限られてしまいます。
希望者多数の場合は、抽選ではなく、
こちらで選考させていただきます。
なんとなくのコンセプトとしては、
二十代、三十代の、
まだ自分のやり方や、
社会での評価が固まっていない、
若い人たちと出会いたいと思っています。
まずは、こういう規模ではじめますが、
将来、もっと多くの人に出会える
よい形を見つけていきたいとも思っています。

◇エントリーと締切

当ページ最下部にある「申込ボタン」をクリックし、
エントリーフォームに記入することにより、
お申し込みください。
締切は【2015年11月16日午前11時】です。
応募いただいた方には
選考の結果を、こちらから、
2015年11月19日までにご連絡いたします。

◇テーマと講師

テーマ「ほぼ日のコンテンツと編集について。」
講師:永田泰大(ほぼ日刊イトイ新聞)

永田泰大よりご挨拶

↑こちらからどうぞ

■糸井重里から「ほぼ日の塾」について。

前からやりたかったことでしたが、
理想を考え続けているより、
まずは、はじめようと思いました。

個人技を身につけるのは、個人ががんばればいい。
でも、チームのやり方をおぼえるのは、
チームで学びあう必要があると思うのです。

まずは、「永田さん」がやって、道を拓きます。
むろん、ぼくも手伝いますし、
これからいろんなテーマでの塾を
やることにもなると思います。

腰を軽く、すっとはじめて、
「なかなかたいしたことができそうだね」と、
あとで言いあえるようなことにしたいです。
厳しいかどうかはわかりませんが、
「そうとう真剣」な場にしましょう。

2015年11月

ほぼ日刊イトイ新聞主宰 糸井重里

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