「ワンピース」新作アニメ12・19放送 「悪魔の実」が効かないオリジナルストーリー
2015年11月9日10時0分 スポーツ報知
- 12月19日にフジテレビ系で放送される人気アニメ「ONE PIECE」の完全オリジナル新作「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
人気アニメ「ONE PIECE」の完全オリジナル新作「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」が、12月19日にフジテレビ系(後9時)で放送されることになった。これまで夏を中心に「エピソードシリーズ」が放送されてきたが、冬の「アドベンチャーシリーズ」としても今後、定着できればと制作者側は考えている。
ラテン語で「霧の島」という意味のネブランディアを舞台に、新世界にある「悪魔の実」の能力を封じる、この「能力者封じの島」で、麦わらの一味が絶体絶命の危機に陥る。かつて、主人公のルフィに大敗した強敵・海賊のフォクシーが、手下3人を率い報復を仕掛けてくる。能力者が力を発揮することが出来ないという霧の島で、フォクシーたちと麦わら一味がどう戦うか。また、フォクシーの手下の1人、コーメイの正体は―。原作でも描かれていないアニメだけのオリジナルストーリーだ。
監督は、初代のアニメ版ディレクターや、映画「―デッドエンドの冒険」などを手がけた宇田鋼之介氏が務める。また、劇場版「イナズマイレブン」「ポケモン」シリーズなどで活躍する冨岡淳広氏が脚本を担当するほか、スペシャルな声優も参加するという。企画する同局の狩野雄太氏は、実写では出来ない非常識で面白い空間を家族で堪能できる機会を増やすために、新たに冬の「アドベンチャーシリーズ」をシリーズ化したいと語り、「宇田監督が作るド派手な映像も久しぶりです。そしてキャスト・スタッフ一同これまでにない気合を込めて物語を作っております」と意気込みをみせている。