アイドル×ホラーの新機軸
朝倉加葉子 (ホラー監督)
『ねらわれた学園』、『呪怨』など、いつの時代もアイドルとホラー映画は相性がいい。そんな名作に負けず劣らず、この秋、新感覚のガーリーホラー映画が誕生する。6人組アイドルグループ“ゆるめるモ!”の映画初主演作となる『女の子よ死体と踊れ』だ。
監督は、長編デビュー作『クソすばらしいこの世界』が評価され、新世代のホラー監督と期待される朝倉加葉子さん。
「ゆるめるモ!は、いわゆる一般的なアイドルの枠には収まらない、ゆる~い感じの女の子たち。アイドルの出るホラー映画というと、キャーッて叫ぶようなものを想像しますが、そこは彼女たちらしいゆるいホラーになっています」
清掃会社で勤務する5人の女の子が、美しい少女の死体を見つけ物語は動き出す。ホラーのお約束あり、ダンスありと盛り沢山の作品となった。
「彼女たちの身体を使っていろいろなことを試しました。踊らせてみたり、人体損壊してみたり(笑)。でも最後には、観た人の心を震わせる作品を作りたかった。大好きな『悪魔のいけにえ』もそうですが、ホラー映画って登場人物が必死に生き延びようとする、青春映画でもある。観た人に、彼女たちの姿がエモーショナルに映れば嬉しいですね」
『女の子よ死体と踊れ』
10月31日~シネマート新宿にて、以降全国順次公開
http://ymm-film.com/