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水樹奈々さんの歌の表現力にはいつも感動させられる

こないだ、水樹奈々さんがNHKの「ザ・カバーズ」に出ていて、中森明菜さんの「セカンド・ラブ」と美空ひばりさんの「悲しき口笛」を歌っていたんですよ。

すっげーうまかったね。ちょっと感動したもんな。

録画したのを実家で親と見ていたんだけど、水樹奈々という名前くらいしか知らないという親も、歌唱力に感動しきりでした。


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水樹奈々さんってのは本当に歌がうまい人だなって思いますね。歌手なんだから歌がうまいのは当たり前、って話じゃなくて、プロの歌手の中でもずば抜けているカンジがするんだよな。

本人の持ち歌も難易度が高くて、ライブなんか大変そうだな、と思うんだけど、余裕も貫禄もあるし。曲によってキャラクターや雰囲気が違って面白いんですが。



それに、何より自分の曲じゃない曲を歌うときにもね、ちゃんと曲の世界観に合わせて歌い方や声のトーンをガラリと変えてくるんですよ。歌を、根っこの世界観からしっかり歌いこなす感じなんです。でも、全部ちゃんと水樹奈々としての個性もあるんですよね。


水樹奈々 新・演歌メドレー ‐ ニコニコ動画:GINZA


スゴイなって思います。この表現力という点で、日本人でこんなに「歌上手い人だ」と思ったのは女性ボーカルでは始めてかも知らん。水樹奈々さんは演歌歌手を目指していたから特別歌が上手いってのは有名な話ですが、もしかして演歌の人ってみんなこれくらい歌えるんだろうか。

紅白に出てる人にこんなこと言うのもおかしいけど、もっと評価されて良い歌手だと思うな。まだまだアニソンや声優枠ってことで敬遠している人がいるのかな。それでも……意味のない過程だけど、もしCDバブルの90年代に出て来ていたらB'z並みだったんじゃないだろうか。


前に自伝である「深愛」を読んだんだけど、



演歌歌手を目指していたというだけあって(?)全体的にエピソードが昭和なんだね。父親が歯科技工士で、ドリルの音がする横で歌の練習をしていたなんて、母が機織りをする横で歌の練習をしていたという都はるみみたいじゃんか。

あと、子供の頃からお小遣いをもらったことがなくて、おひねりで好きなモノを買っていたとか。おひねりなんて言葉リアルで使わないよ(笑)

オレより2つ歳上なんだけど、同世代とは思えないな。メイクとか声が若いせいもあるんだろうけど、年齢不詳だよね。



もともと「水樹奈々のスマイルギャング」ってラジオ番組をよく聴いていて、面白い人だなと思ってファンになったんです。この番組はラジオ玄人向けのバラエティって感じでとっても好きです。

かなりおふざけな番組なんだけど、いくらぶっ飛んだことをやっても、水樹さんはなんか上品さがあるんですよ。根っこにある上品さが崩れないというか。そこが好きですね。


オレは昔からラジオ好きなせいで、アニメはまったく見ないのに声優の名前をいっぱい知っているのです(笑)アニラジって無茶苦茶で面白い番組が多いですよ。



あと、どうでもいいんだけど、冒頭の「ザ・カバーズ」で、司会のリリー・フランキーさんが高橋由美子の「友達でいいから」の歌詞について「真夜中の二時でも駆けてゆくからね」ってフレーズの「二時」を「虹」だと思っていて歌詞カードを見てガッカリした、って話をして夏菜さんと水樹奈々さんをキョトンとさせていたでしょ。

この話前に何度か聴いたことある。リリー・フランキーさんはよほど気になるんだろうな。なんで真夜中に虹なんだよ。


でも、最後にレコードにサインとメッセージを入れるとき、その話をちゃんと拾ってた水樹奈々さんは素敵だと思ったね。


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