どうも。にんじ報告です。立場によって意見が分かれそうですが・・・・・・

11月9日に放送されたNHKの番組「NHKニュース おはよう日本」で、資生堂ショックという現象が特集されました。

資生堂が子育て中の社員の制度に対する改革を断行したというものですが、ネットでは批判の声もあがっています。

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番組によれば

・資生堂は出産後の育児休暇や短時間勤務をいち早く導入してきた

・ところが去年4月に大きく制度を転換した。子育て中の女性社員にも平等なシフトやノルマを与えるものになった

・全国のデパート等にいる「営業部員」1人当たりの営業ノルマは1日18人の接客。短時間勤務制度を利用する女性は、夕方の忙しい時間帯に不在となってしまう

・子育てをしていない美容部員に遅番や土日勤務の負担が集中

・短時間勤務を利用している美容部員は1万人中1100人ぐらい。短時間勤務利用者は近年増えたが、その分会社の国内売上は減った

・その原因の1つは美容部員が書き入れ時に店頭にいないこととされた

・子育てをしていない社員から「不公平」「プライベートの時間がない」と不満があがった

・資生堂は子育て中の美容部員にDVDを配布。そのDVDでは役員が「制度に甘えるな」と発言している。土日勤務や遅番での勤務をしてほしいという内容も。ノルマはフルタイムと同じ18人の接客

・会社は、夫や家族の協力を得られるかを聞き取り調査しながらシフトを決定している。育児サービスや子育て支援サービスの補助もしているようだ

・会社は子育て社員にも「会社を支える立場に」なってほしいと考え、子育て社員の中にも「チーフやマネージャーを目指したい」と考えるようになった人もいるようだ

・資生堂は、子育て社員も会社の戦力にしたい。会社も社員も成長したいと説明

・専門家は、今後多くの企業が資生堂と同じ問題に直面すると指摘。法政大学の佐野嘉秀教授は「配慮しつつも、通常社員の働き方に負担が生じないように平等化、公平化を図ることが必要」と述べた

このようにNHKは概ね「資生堂ショック」を肯定的にとらえて報道。しかしネットでは


「ひどいな。時短勤務如きで不公平感とか大人が言ってるほうがおかしいだろ。」
「育児中の社員の労働時間を減らす事で他の社員に対する負担が高まると言うなら、社員の数を増やせばいいのに」
「資生堂売り上げさがるで、これ」
「ブラックすぎる。こんなんを素晴らしいものと称賛して報道するNHKも資生堂もやばい」
「資生堂って女性向けメーカーなのに女性敵に回してどうする」

などという声があがっています。 ネットの声を聞いてみましょう。