スマートフォンにはプライベートなデータがたくさん詰まっているため、iPhoneのロック解除時にはパスコードを入力するのが基本です。iOS 9で4桁から6桁へと文字数が増えましたが、強度を高めるために、アルファベットや記号を併用し、任意の文字数のパスコードにすることも可能です。これを使い、誕生日や電話番号などから類推が不可能で、まずバレる心配のない、文字数の少ないパスワードを設定できます。
パスコードの文字数を変更し、類推しにくいパスワードを設定するには、まずは以下のように行います。
この技のメリットは、カスタムパスコードにすることで文字数や文字種の選択肢がほぼ無限に増え、解読側にとって著しく不利になることです。一方、入力する側は通常表示されない1文字だけ覚えておけばいいので、もし入力する場合でも簡単に入力できます。
ただし、この技を使っていることがバレてしまうと、逆に使える文字数が少ないため、容易に絞り込まれてしまうという欠点もあります。くれぐれもパスコードを入力している手元は見られないように気をつけましょう。