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2015年11月09日 08時47分 UPDATE

「児童ポルノ無法地帯」 アプリ「写真袋」、小遣い稼ぎの女子中高生続出で問題に (1/2)

画像共有アプリ「写真袋」運営会社の社長が逮捕。未成年のわいせつ画像がやり取りされたり、援助交際の温床になったりするなど「無法地帯になりつつあった」という。

[産経新聞]
産経新聞

 スマートフォン愛用者らの間で知られるインターネットサービスに捜査のメスが入った。警視庁と京都府警が7日までに児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)幇助(ほうじょ)の疑いで、画像や動画の共有アプリ「写真袋」運営会社の社長を逮捕したのだ。手軽さなどから若者を中心に人気を集めたが、未成年のわいせつ画像がやり取りされたり、援助交際の温床になったりするなど「無法地帯になりつつあった」(専門家)という。ハレンチすぎるその中身は…。(夕刊フジ)

画像 トップページはほのぼのとしているが…

 警視庁によると、逮捕されたのはインターネット関連会社「AIRCAST」(東京都千代田区)の社長、大野光明容疑者(55)。

 大野容疑者は昨年3月、同社が運営する「写真袋」で投稿者が児童ポルノ画像などを公開しているのを知りながら放置し、公然陳列を手助けした疑いがある。

 問題となっている写真袋は、投稿者が画像・動画を無料や有料でアプリ上に公開。設定した「合言葉」と呼ばれるパスワードを入力すれば、誰でも画像・動画を共有できる。「会員登録などの面倒な手続きが不要で大量のデータがやり取りできる」(利用者の1人)手軽さが受け、若者を中心に人気を集めていた。

 現在までに利用者はのべ400万人に上るとされ、「特にダンサーの間では、容量が大きな動画も共有できて『LINEより便利』と評判だった」(同)という。

 だが、トラブルも相次いでいた。

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