22日投開票の大阪府・市長ダブル選挙に向け、大阪市24区が1日発行の広報紙11月号で、投票を呼び掛ける告知記事を掲載。24区のうち20区が1面に取り上げた。写真やイラストを活用しているほか、投票箱を前面に出して視覚に訴えるなど工夫を凝らしている。
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投票を呼び掛ける大阪市各区の広報紙 |
「どうも、投票箱です。投票所でお待ちしております」と淀川区は1面に掲載。編集後記には「いきなり私の顔のアップで驚かれたことと思います」と“投票箱”がコメントし「市政・府政の方向を決める大切な選挙ですので、必ず投票に行ってくださいね」と訴えた。
西成区は臣永正広区長のイラストを付けて「投票に行こう」。大正区は左手の人さし指を立てた筋原章博区長の写真を別刷りのチラシに掲載し、一票を投じるよう呼び掛けた。東淀川区も金谷一郎区長がコラムで言及するなど区長が率先するケースもある。
2011年11月の前回市長選の投票率は60・92%、今年5月の「大阪都構想」住民投票の投票率は66・83%。いずれも阿倍野区が67・34%、73・97%と最高を記録し、最低はいずれも浪速区の48・87%、52・82%だった。
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