「戦争法は廃止を」 憲法公布の日、京都で集会
憲法公布から69年となる3日、京都市内では「憲法ウォーク」が行われ、約2800人が参加した。9月に成立した安全保障関連法を念頭に、「戦争法は憲法違反」と市民が法の廃止や平和尊重を訴えながら、東山区の円山公園から中京区の市役所前まで行進した。
市民団体「憲法9条京都の会」と「京都96条の会」が毎年、市民に護憲を訴えようと行っている。
参加者は「世界に輝け憲法9条」と書いた旗などを手に歩いた。中にはドラムをたたきながら「戦争する国、絶対反対」とアピールする一団や、公布を記念して1946年につくられた「平和おどり」を披露するグループもあった。
「ウォーク」の前には、「11・3憲法集会in京都」が円山公園音楽堂で開かれ、岡野八代同志社大教授(政治学)が「市民の力で民主主義をとりもどそう」と題して講演した。
【 2015年11月03日 23時18分 】