女子高生の物乞い？その正体に誰もがあ然―中国

2015年11月4日、中国広東省梅州市の街頭で、不幸な身の上話をタネに物乞いをしていた女子高生の身柄が警察当局によって確保された。驚くのはその身の上話の内容ではなく、女子高生の実年齢だった。中国メディア・観察者が伝えた。

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「28歳の姉が亡くなり、生活に困窮している」として道行く人に助けを求めていたこの女子高生。制服姿にリュックを背負った色白の美少女だった。高校の学生証や、今年6月にガス爆発事故に巻き込まれて亡くなったという姉の死亡診断書を持っており、これらをちらつかせながら金銭の援助を募っていた。彼女の境遇をふびんに思ったある市民が警察に通報し、詳しく確認したところ、彼女の境遇はまったくのうそだということが判明。詐欺行為を働いていたものとしてそのまま身柄を拘束された。所持していた学生証の類もすべて偽造だった。

驚くべきはここから。この女子高生は内陸の貴州省にある農村の出身で、実は32歳の既婚者であることがわかった。子供もいるという。インターネット上に出回っている女性の画像は制服姿があまりにも似合っていて、どう見ても学生にしか見えない若さだと話題だ。なお、中国の学校制服は一般的にジャージである。（翻訳・編集/愛玉）